牽制しあう少女達   作:黒巛清流

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前回の続きです。
キャラ崩壊かもしれない…

後全く関係ないけど主人公の名字は元々『幡ヶ谷』って名前でした


第四話 幼馴染とお出かけ

時間はちょうどお昼頃、一回家に帰り洋服に着替えた。

朝とは違いまさかの温度低下、寒くなってきてしまったので首元までありぴっちりとしたタイプのトレーニングウェアと同じぴっちりとした人差し指と親指だけ出ている手袋を付けて、その上からTシャツとパーカーを羽織る。あと乾燥しているっぽいのでマスクも付けてみた。

僕はファッションセンスとかよく分からないのでいつも無難と言うか普通の服を着ているつもりなんだけど。今日に限って何故かチラチラ見られている。

どちらかというと男性からの視線が多いが女性からも視線が送られている…

変な格好はしてないと思うけど…

 

そんなことを思いながらも待ち合わせ場所に向かう。すでにみんな集まっているようで蘭と巴が凄く目立つのですぐに分かる。僕は手を挙げながら二人に近づいて行った。

 

「みんなお待たせ、早かったね」

「…」

 

みんなに声をかけてこちらに振り向いた瞬間、全員の動きがぴたりと止まった。

蘭や巴は硬直したように固まり、ひまりとつぐみは顔を真っ赤にし。モカはいつもと変わらないように見えるが僅かに動揺が見て取れる。

 

「え…あれ? どうかした…?」

 

僕がそう言うとひまりはジト目を向けながら僕へと向かって注意するような口調で言う

 

「あ、飛鳥くん。そういうフェチ味が凄いのはダメだと思うよ!」

「なんというかー、えっちだねー」

「え、えぇ…」

 

服装を確認しても特に変なところはないと思うけど…とマスクを手で動かしながら話を聞いていたらひまりから「それっ! それだよ!!」と指をビシッと差しながら言われた…えっちとかフェチ味って何…?

とりあえずマスクを外してと言われてしまったのでマスクを外した、するとずっと視線を僅かに逸らしていた蘭もこっちを見てくれるようになった。いったいなぜ…全く分からない…

 

 

 

ギターの弦を買うのは割とあっさりと終わりそのあとは皆の買い物に付き合うことにした。

女の子って服だけで凄い時間かかるからすごいよなぁ…僕は大体決まっているからすぐに終わっちゃうし、蘭と巴はカッコいい系、ひまりとつぐみは可愛い系、モカは割とボーイッシュな物を着ているイメージ。でも衣装は凄いのを着ていたりする。前にライブを見に行った時につぐみがへそ出しの衣装を着ていた時は凄い驚いた。僕を見た時にスッとさりげなく隠していたけど。

 

「どう?」

「うん、とても似合っているよ」

 

蘭が試着室のカーテンを開けて意見を求めた。いつものようにクールな大人っぽいタイプの服装、蘭にとても似合っている。蘭はあまり可愛い系の服着ようとしないからなぁ。

その瞬間その隣のカーテンが開かれる。そこには確かつぐみが…

 

「ど、どうかなっ!?」

「・・・」

 

そこから出てきたつぐみは普段とは全く違う格好、分かりやすく伝えると太ももがガッツリ出ているミニスカートにへそ出しオフショルダー。それにニーソックスというセクシーすぎる格好である。間違いなく普段のつぐみはしない格好であり何なら今は顔真っ赤である。ついでに僕の顔も赤くなっていた。いやだって幼馴染のこんな姿なんて見ることないしそれをしているのがよく近い衣装を着る蘭やひまりじゃなくてつぐみというのが凄くて…しかも変じゃないと言うのが

 

「に、似合ってっ! いるとは思うけど…ちょっと…見るのは恥ずかしいかな…!」

「う…あ…す、すみません…」

 

つぐみはするすると試着室へと戻った。流石に恥ずかしかったのだろう。僕も顔の赤みが取れずに手でパタパタと仰ぐ。するとひまりが息を飲み手に持っていた服を大きく握った。

 

「ひまり、行きます!」

「「待て待て待て!」」

 

試着室に行こうとしたひまりを蘭と巴が肩を掴んで止める。ひまりが持っていたのは胸しか隠れていないようなチューブトップに横に大きくスリットが入ったミニタイトスカートの服である。ひまりのスタイルでやられると本当に大変なことになるので流石に僕も止めた。

 

「モカちゃんもこういうの着ようかー?」

「…下ろしなさい」

 

ちなみにモカが持っていたのは凄いシースルーの服だった。

 

 

 

 

その後、映画(ホラーは僕と蘭と巴が必死に拒否した)などを見て夕飯を取ることにして、近くのファミレスに入った。ここのファミレスはレパートリーが異常であり、本格的なラーメンやファミレスにしては凄い本格的な料理がある。というかここはファミレスなのだろうか…。

ちなみに席に座る時にも何故か牽制しあっており。右にひまり左にモカ、正面に右から巴蘭つぐみと言う風に座った。ひまりがガッツポーズをしていたが何故だろうか。

 

「うぐっ…!」

 

料理を食べていると隣にいたひまりが急に止まる。手元を見てみるとどうやらシイタケが丸々一個入っていたようでシイタケが嫌いなひまりは完全に箸が止まっている。仕方ないのでひまりに声をかけた。

 

「ひまり、それ食べてあげようか?」

「…えっ、いいの?」

「うん、無理に食べる必要はないし入っているの知らなかったんだよね? 残すのも忍びないし」

「よ、よかったぁ~…じゃあはい」

「うん、あー」

「・・・へ?」

 

僕はひまりに向かって口を開けた、所謂あーんの体勢である。僕の料理オムライスだしその大きさのシイタケはスプーンでは食べにくいのである。

ひまりは何故かぷるぷると手を震わせながら僕へとシイタケを差し出してきたのでそのままパクリとシイタケを食べる、うん中々大きくて食べ応えがある。

 

「・・・」

「どうしたのひまり、何かあった?」

「へっ!? なっ! なんでもないよぉっ!?」

 

箸先をずっと顔を真っ赤にしてみていたひまりは恐る恐るその箸をパクリと咥えてとても幸せそうな顔をする。どうしたんだろう、正面で凄い目をしている三人もどうしたのだろう。

 

「んーモカちゃんもーオムライス食べたいー」

「ん? いいよ。はいあーん」

「ふぇ…」

 

モカの前にスプーンを差し出すと変な声を出して固まる。あれ、食べたかったんじゃ…

しばらくもじもじしていたが意を決したのか勢いよく頬張る。頬張った後はずっとニマニマしている。いったいどうしたのだろうか…。ちなみに物欲しそうに見ていた三人にも食べる? と聞いてみたのだが恥ずかしそうに拒否された。

 

 

 

今日は楽しかった。

たまには楽器を弾かない休日もいいかもしれない、明日からはまた弾く予定だけどね。

明日はうちの学校が創立記念日だし、IGNITIONの曲を久し振りに弾いてみようかなぁ…まりなさんやスタッフさんは流石に僕の正体を知っている。流石に知らないで接するのは大変だしね。

ところで巴と蘭は何故僕と腕を組んでいるのでしょうか。あ、気にしなくてもいいのですかそうですか。

 

そのまま帰宅して姉と妹にただいまと言ってぽつり、両親は今日は遅くなるらしい。

お手伝いさんに夕飯は食べてきたと伝えているのでそのまま部屋へと戻る。

 

…あれ、そういえば何かそれらしい雰囲気なかったからスルーしてたけど五人とも彼氏がいるのに買い物に行くのはまずいのでは…これは処されてしまうのでは…?

…もし見られていたとしても女の子と思ってもらえるのかもしれない…今回はこの容姿であることを有利に生かそう…!

 

とりあえず…お礼のメッセージでも送っておこう…。




この作品の主人公の格好は表現すると本当にフェチ味が強いのでイラストで表現したい人生であった…。

ちなみに宇田川あこは飛鳥が男と言うのは知っていますが飛鳥姉と呼んでいます。何度か訂正したけどもう聞き入れてもらえませんでした…って感じです。
イヴちゃんとも面識はあるけど幼馴染とギターをしているぐらいの情報しかない。
喫茶店には和服を着て行ってないので多分着ていくと目をキラキラさせて絡みだす。

次は一気に知り合いを増やしたい…

それと花咲川女子学園生徒会なのですが
氷川紗夜、白金燐子、市ヶ谷有咲以外にいましたっけ…?
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