ほんとあの作画すこ。
「あー、暇だな」
唐突にボヤいたのは私だ。
暇だったとしても刺激を求めているわけでは無い。
意味のない独り言だ。
自分の部屋にてスマホで小説サイトをを漁っていた。
そんな状態でも時間を有効活用して勉強をすることも可能だ。
だが、そんな事はしない。
まだまだ読み終わってない作品や、過去の見てないアニメを見る必要があるからだ。
自分としてもたまに小説サイトに作品を投稿したりもする。
だが、1話につき約1200文字という少なさだ。
いつまで経ってもスマホの文字打ちは慣れないもので、1800字とか打ったら1時間半はかかる。
途中で嫌気がさしてきてアイデアや創作意欲が消えていくのだ。
私としてはBluetoothのキーボードを買いたくてたまらないのだ。
まぁ、そんな事はさておき。
私の名は『時城 立花』という。
これでも男子だ。
何?無理矢理すぎる名前だと?
これは、そういう設定の話だからなんら問題はない。
先程言った通り外出自粛で外に出れないせいで小説のアイデアが浮かばないのだ。
高校生の頃は重要ではなさそうな授業の時間に小説専用ノートでひたすら板書を写すフリをして原稿を書いていた。(一番前の席で)
現在時刻は午前2時だ。
そろそろ寝るとしよう。
ベッドに寝転がってスマホのアラームをセットしてから目を瞑る。
すると意識は睡眠の底へと誘われ、朝に浮上する。
そして起きた。
窓から差す光がいつもと違う方向なことに気づいた。
よく見ると部屋の内装も違う。
自分の部屋という事に間違いは無いが、同時に初めて見た感覚もある。
「まさかのファンタジー展開か?いや、んなわけ...なんだこの声色は」
自分の声が少し低めの声からアニメの美少女キャラを彷彿とさせる可愛さ満点の声になっていた。
よく見ると自分の髪は日本男児の誇りと言える黒から薄いピンク色に変わっていて、ツヤツヤでサラサラしているロングヘアになっていた。
筋肉がないくせに骨格だけはしっかりしていた自分の体が全くの別物となっていた。
胸に膨らみがあって、ムスコの感覚があって、その下に謎の感覚が...って!?
色々とおかしい気がしたので洗面所に駆け込む。
鏡には二次元がいた(混乱)。
童顔だが瞳はエメラルドグリーンの輝きがあって、顔の造形は三次元の可愛さのカケラも無い顔では無く、尊さ溢れる二次元キャラである。
※作画はうららのアニメ版をイメージして下さい。
身長は多分縮んだと思う。
15cmぐらい縮んで165cm程になった。
現在の格好はダサいと言える青半袖Tシャツに緑のチェックのパジャマズボンだが、この姿だと可愛いの一言に尽きる。
これでわかった事は
・あさおん状態(バベルの塔有り、多摩さん行方不明)
・顔がどストライク
・お山は手に収まる素晴らしいサイズ
という事だ。
つまりどういう事何ですかね?
おのれ5sめ