投資家による実力至上主義の学校   作:孤独なバカ

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平和な日常

「えっと。みんなも生活用品買いにいくのか?」

「うん。私が誘ったのせっかくだし探検ついでにいいかなって。」

「別にいいんだけど……多すぎないか?」

 

入学式が終わると帆波と日常品を買いにいく約束だったんだけどクラスメイトも一緒にいくことになったんだが、12人いるんだけど。

ついでに男子が5で女子が7。まぁ女子が多めなのは気になるけど。

 

「まぁ初日だからみんなで買い物もいいんじゃない?」

「いや単純に女子の買い物長いからな。つーか私服とかどうするんだ?」

「私は少しは宅配で寮に送ってあるからそれでいいかな。」

「今日は簡単に見て回って後は店の確認して後日来る感じでいいか。」

 

と予定を立てると嬉しそうに頷く帆波。

 

「そういや。みんなは東京出身なのか?」

「私たちは少し離れているよね?」

「離れているな。俺らは茨城あたりかな。」

「茨城?」

「あぁ。俺の両親がそこの電子メーカーで働いているんだよ。」

 

と本当に今日あったばかりなのかすぐに仲良くなっている帆波に俺は軽く苦笑してしまう。

俺はさすがに初日に話しかける勇気はないからなぁ。

 

「大江はなんか部活でも入っていたのか?」

「ん?俺はバスケ部だな。」

「そうそう。ナオくんバスケ部で一年からずっとレギュラーなんだって。確か夏の全国大会三連覇してたよね〜。二年生の春からキャプテンやっていたし。」

「……まじか?」

「スポーツ全般は得意だからな。基本的に運動は敵なしだと思っているけど。」

「これで勉強もできるんだから。全国模試毎回一位でしょ?

「……まじ?」

「マジ。勉強と運動は比較的できるからな。」

「その分家事は壊滅的だけどね〜。」

「お手伝いさんがいるから仕方ないだろうが。俺がやろうとしてもやらせてくれないし。てか自炊どうしようか。さすがに毎日のように外食は健康に悪い。」

 

実際料理、洗濯は一度もやったことがない。部屋の掃除くらいだろうか。まぁ調理実習で足でまとい扱いされたこともあり壊滅的であるのは間違いないだろう。

 

「お手伝いさんって。」

「ん?メイドとか執事のことだけど。」

「ガチの坊ちゃんかよ。いいな〜。」

 

と言っているがそこまで両親は金持ちでもない

 

「ううん。ナオくんが投資で稼いでるから。」

「……は?」

「株式やっているんだよ。確実に株価が上がるところを抑えておけば基本的に儲かるからな。」

 

俺がそういうと全員が絶句する。

 

「……ん?どうした?」

「いや。そんなことを当たり前に言われてもな。」

「にゃはは。ナオくんってそういうの目で分かるらしいんだ?」

「目?」

「基本的に相手が何を欲しいって思っているか分かるんだよ。基本的にどれが流行なのかどれが流行になりそうなのかを調べるんだよ。例えば、最近発売されたアクションゲームあるだろ。」

「あぁモンスターハントだろ?」

「あれは前作から毎回のように好評で人気シリーズとして毎回のように売れている。だからどれだけその弾のゲームが面白くなくとも最初は確実に売れるんだよ。芸能人だってそうだろ?好きな芸能人があったらその番組を見るし、芸能人が来ている服やアクセサリーが欲しくなったりする。」

「なるほど。確実に上がる株を買えばいいんだね。でも見極め大変そう。」

 

そこからどの株を買えばいいかを見極めてその株を的確に買う。また小さい企業であるのだが技術力や発想力がいい会社などは急に爆発的に株価があがる。リスクとリターンを考えて株を買うことが大切ってことは両親から習っている。

 

「まぁ。損する時も数千万規模で損する時あるしあんまりしない方がいいぞ。株主優待券とか美味しいものもあるのだけど。とりあえず株は卒業までできないのはちょっときついなぁ。感覚鈍りそう。」

「少しは自重してね?」

「はいはい。」

 

ケヤキモールをクラスメイトと一緒に歩いていたのだが結局俺と帆波の話ばかりで質問ぜめにあったことはいうまでもない。

ただクラスは俺たちを受け入れていることは確かだった。

 

 

あれから一週間が経ち俺たちは普通に日常を送っていた

先生の授業を聞きそれをノートに書き写す。

雑談や睡眠をとって生徒はおらず、授業に集中している。

 

……真面目だなぁ。

 

俺はそんなことを考えながらノートをとる。分かりやすく解説をつけながらノートを取るのに悪戦苦闘しながらも俺はまとめていく。

そしてチャイムがなる。これで今日の授業は全て終わる

 

号令が終わると俺は体を伸ばし体を伸ばす

 

「お疲れ様。大変そうだね。」

「全部お前のせいだけどな。ほら、コピーしてこい。」

 

と俺は帆波にノートを渡す。クラスメイトがある時俺のノートを見たことで始まったことだが結構分かりやすいと好評でコピーを取る生徒が多いというよりも全員がコピーするようになっていた。

このBクラスは一週間過ごしていて、基本的に俺と帆波を中心に回っている。

基本的に表のリーダーは帆波であり、今は委員長や帆波ちゃんなど気軽に呼ばれている印象だ。

そして俺は逆に裏のリーダーとして。戦略や考察。帆波に指示を出し動くといった形だ。ナオや代表と呼ばれることが多い。

基本的には個人的な能力が高いのがBクラスの特長でありよく言えば万能性がある。悪い意味で言えば器用貧乏な集団と言えるだろう。

 

「そういえば今日の放課後どうする?」

「どこかに遊びに言ってもいいぞ。俺はもう麻雀と遊戯部で稼いできたから。」

「相変わらず自分の得意のことだと強いね。」

 

というのも先生に確認をとり俺はすでに賭けによるプライベートポイントの獲得に成功していた。およそ40万ptは稼いでいる

 

「それじゃあ今日は何する?」

「お前今日も俺と一緒に来るのかよ。他の友達は?」

「昨日遊んだからね。ナオくんはこれから引っ張りだこだろうし。今のうちに遊んでおかないと。」

「お前も引っ張りだこだろうが。まぁ明日からプールだから先に水着買いにいくぞ。」

「うん。それじゃあついでに買い物も済ませよっか。ナオくん何食べたい?」

「……焼魚と味噌汁。」

「相変わらずだね。それじゃあついでに買い物もすませちゃおっか。」

 

と俺と帆波は並んで歩く。いつも料理については世話になっており俺が稼いだお金で生活費を払っている。

そんな平和な毎日で俺たちは学校生活を送っていた

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