Re.ドキドキ&サイエンス   作:yu-ki.S

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前回までのあらすじ!

晴夜「仮面ライダービルドことてぇんさい科学者の卵 桐ヶ谷晴夜 とキュアハートこと相田マナは、キングジコチューの娘であるレジーナと友達になる」

龍牙「しかし、トランプ王国を滅ぼしたジコチュー達の仲間であるレジーナをキュアソードこと 剣崎真琴 は許す事が出来ずにいた…(グリス『ちょっと待った〜!』うわっ、なんだよお前!!」

グリス「今回の話では遂に!この俺、仮面ライダーグリスが登場するぜ!(晴夜『ちょっと!?何勝手に出てきてんだよ!』良いじゃねえか、どうせタイトルで俺が出てくるのわかってんだから」

龍牙「いいから早く持ち場に戻れよ!!」

グリス「しょ〜がね〜な〜、分かったよ。後はよろしく頼むぜ、じゃあな…」

真琴「あれ?龍牙、そこにいるのって…」

グリス「むむむっ!!そっ、そこにいるのは(晴夜『ハイハイ、時間無いから早くしような〜』ちょ!ちょっと待ってくれ!せ、せめて話だけでも…あぁぁ〜〜〜〜」

真琴「・・・えーっと、第18話、始まるわよ?」


第18話 三人の幼馴染への帰還、現れる黄金のライダー!

ジコチューのアジトにある総一郎の部屋では、総一郎が机に自分の使っているコブラボトルと同じ色をしたボトルがいくつか置かれていた。

 

「さあって、ビルドとクローズも強くなったところでこいつを試してみるか?」

 

そして、城とクワガタ、フクロウの絵柄が描かれている3本のボトルを手に持って掲げた。

 

「これで、また面白くなるな」

 

総一郎は、何かを楽しんでいるかような口調でそう呟くのだった。

 

 

 

 

その頃、晴夜達はソリティアに集まり、三つのクリスタルを眺めながら話し合っていた。

 

「クリスタルは今は三つ……」

 

「あと、いくつクリスタルがあるのかしら?」

 

あといくつクリスタルがあるのかと六花が呟くと、みんなが考える。

 

「なあ、まこぴー、クリスタルってトランプ王国でいくつあったか覚えてないのか?」

 

「ごめんなさい、私と龍牙も一度しか見てないからよく覚えてないの」

 

「そうか……」

 

真琴と龍牙も一度しか見てないから正確な数がわからないと言って、またみんなが悩むと、ダビィがDBへと変身した。

 

「真琴、そろそろ時間よ!」

 

「わかった、ごめん。これから撮影なの」

 

「そんな……じゃあ今日の夜。家にご飯食べにきてよ!」

 

「わかった。必ず行くね!」

 

真琴がマナに今日の夜ご飯を食べに来ると言って、DBと共に仕事へと向かった。

 

「真琴さん、最近少し忙しくなりましたわね」

 

「あいつの分まで、俺達が頑張るしかねえな!」

 

「そうだな」

 

龍牙が言うと全員が頷いた。

 

 

一方、メモを見ながらソリティアへ向かって歩いている一人の少年がいた。

 

「えっ〜と、ソリティアって店が確かこの辺りに……?」

 

少年がソリティアに近づくと、少年が仕事に向かう真琴の車が目に入る。

 

「あれは、まさか……気のせいか」

 

先ほど見たのは気のせいだと思い、それからしばらくして、少年はソリティアの前に到着した。

 

「ここか……」

 

「あれ、お客さんかい?」

 

「アイー!」

 

出かけていたジョー岡田とアイちゃんがソリティアの前にいた少年に話しかける。

 

「あんたは?」

 

「ここの店のオーナーのジョー岡田です、よろしく。で、この子はアイちゃん」

 

「アイー!」

 

ジョーとアイちゃんが自己紹介する。

 

「俺は別に客じゃない、ただ、この店に友達がいるからって聞いたから来ただけだ」

 

それに対して少年は客じゃないとジョーに言う。

 

「そうか、まあ、とりあえず入ってよ」

 

ジョーが少年をソリティアに入れる。

 

「あ、お兄さん、アイちゃんお帰りなさい。

……って、あれ?」

 

「どうした?ん?」

 

「誰だあいつ?」

 

上にいた晴夜達がジョーが帰ってきたのを確認するが、晴夜と龍牙は隣の少年の方が気になっていた。

すると…

 

「「「かずやん(和也さん)!」」」

 

マナと六花、ありすが少年をそれぞれ『かずやん』、『和也』と叫ぶ。

 

「よう!」

 

「えっ!知り合いなのか?」

 

晴夜が少年について聞くと…

 

「彼は沢田和也。私とマナは『かずやん』って呼んでいて、小学校の時からの私達の幼馴染よ。でも、2年くらい前に家の農家の事情で引っ越しちゃたの」

 

六花が和也の事を紹介してくれた。

 

「へぇ〜、農家なんだ」

 

「なあ、農家って何だ?」

 

「野菜を栽培して店とかに売ったりしている仕事を農家と言うのです」

 

ありすが農家について、龍牙に説明した。

 

「うちもかずやんの家で取れた野菜をよく使ってたの」

 

「そうだな……所で、お前ら二人知らねえ顔だな」

 

和也が晴夜と龍牙の方を見る。

 

「自己紹介がまだだったな、俺は桐ヶ谷晴夜。この春に引っ越してきたんだ。で、こいつは上城龍牙、俺の助手」

 

「誰が助手だ!」

 

「だって、お前うちの居候だろ」

 

龍牙と晴夜のいつものやり取りが始まった。

 

「面白い奴らだな。沢田和也だ、よろしくな」

 

二人のいつものじゃれ合う姿を見て、面白いという和也が彼らに自己紹介する。

 

「和也さん、どうしてこの町に戻ってきたんですか?」

 

「ああ、じいちゃん達とこれから一緒に仕事するって事になったから、この町に戻る事になったんだ」

 

大貝町に戻った理由をありすに説明した。

 

「でも、なんでここに私たちがいるってわかったの?」

 

「さっき『ぶたのしっぽ亭』にいったら、みんなここにいるってあゆみさんから聞いてな、ここに来たんだ」

 

和也がソリティアにきた理由を話す。

 

その後、和也とマナ達と小さな頃の話や自分の家の仕事の事などを話してくれた。

しかし和也はこれから用があると言って、ソリティアを後にして出ると、入れ替わるようにセバスチャンが入ってきた。

 

「皆さん!大貝町の南区で、スマッシュが三体現れました!」

 

「えっ⁉︎」

 

晴夜は急いでビルドフォンを見る。確かにスマッシュの反応はある。

更に…

 

「大変でランス〜!」

 

「同じ所からジコチューの闇の鼓動も聞こえるシャル!」

 

「え!」

 

「急ぐぞ!」

 

晴夜が言うと、マナ達も頷き急いで立ち上がってソリティアを出てジコチューとスマッシュ達の元へと急ぐ。

 

「……あいつら、あんなに急いでどこに行くんだ?」

 

ソリティアを出て、まだ近くにいた和也が急い出て行く晴夜達を見て、疑問に思う。

 

 

 

その頃、町の方ではジコチュー……ロボットジコチューと三体のスマッシュが暴れていた。

 

「いいぞ!もっとやれ!」

 

急いで町へ向かった晴夜達が到着し、連絡を受けた真琴も合流した。

そこではジコチューと三体のスマッシュが、町の人たちを襲っていたのが見えた。

 

「何?あのスマッシュ、今までとは姿が違う!」

 

六花の言う通り、相手は城とフクロウ、そしてクワガタがモチーフのスマッシュで、今までのスマッシュとは違う感じがした。

 

「とにかく、スマッシュから成分を取ってジコチューを止めるぞ!」

 

「うん!みんな!行くよ!」

 

晴夜とマナが言うと、晴夜と龍牙がビルドドライバーとスクラッシュドライバーを装着し、マナ達四人はコミューンに変身用ラビーズをセットした。

 

『ラビット!タンク!ベストマッチ!』

『ドラゴンゼリー!』

 

「「変身!」」

「「「「プリキュア!ラブリンク!」」」」

 

晴夜と龍牙にアーマーが装着され、マナ達四人の体が光に包まれると、プリキュアへと姿が変わり、皆んなの変身が完了した。

 

『ラビットタンク!イェーイ!』

『ドラゴンインクローズチャージ!ブラァ!』

 

「みなぎる愛!キュアハート!」

「英知の光!キュアダイヤモンド!」

「陽だまりポカポカ!キュアロゼッタ!」

「勇気の刃!キュアソード!」

 

「「「「響け!愛の鼓動!ドキドキプリキュア!」」」」

 

「愛を失くした悲しいロボットさんとスマッシュさん達!このキュアハートがあなた達のドキドキ、取り戻してみせる!」

 

ハートが胸にハートマークを作りジコチューとスマッシュ達に言う。

 

「いけぇ!お前ら!」

 

イーラの指示でジコチューとスマッシュ達がビルド達に襲いかかる。

最初はフクロウタイプのスマッシュが飛びながら突進してきた。

全員避けるが、今度はクワガタがモチーフのスマッシュ――スタッグスマッシュが後ろから二本の剣『ラプチャーシザース』でソードとダイヤモンドに攻撃する。

 

「「うわぁぁぁぁぁ!」」

 

「ダイヤモンド!ソード!」

 

クローズが二人に駆け寄る。

 

「大丈夫か!このヤロー!」

 

クローズはスマッシュに攻撃しようとするが、スタッグスマッシュが避けるとその後ろでキャッスルスマッシュが頭部の砲撃ユニット『カタプルタキャノン』を構えており、エネルギー波をクローズに向けて放つ。

 

「何⁉︎ぐわぁ!」

 

クローズはエネルギー波を正面から受けてしまう。

 

「龍牙君!」

 

「余所見している場合か!」

 

「ジコ〜!」

 

今度はロボットジコチューがハートとビルドに襲いかかろうする。

 

「プリキュア!ロゼッタリフレクション!」

 

ロゼッタがロゼッタリフレクションを展開し、ロボットジコチューの攻撃を防ぐ。

すると、後ろから最初に突進してきたフクロウのスマッシュ――オウルスマッシュが後ろから突進してきた。

 

「まずい!」

 

『タカ!ガトリング!ベストマッチ!』

 

ビルドはドライバーにタカボトルとガトリングボトルを差し込み、レバーを回す。

 

「ビルドアップ!」

 

『ホークガトリング!イェーイ!』

 

ホークガトリングへとフォームチェンジし、ホークガトリンガーを構えてオウルスマッシュに放つがスマッシュの勢いは止まらず、ビルドとハートに体当たりし、ロゼッタと衝突するとロゼッタリフレクションが解除され、ジコチューの攻撃まで受けてしまった。

 

「何だよ、こいつら強え!」

 

「でも、諦めるわけにはいかないわ!」

 

「ええ、まだいけるわ!」

 

「ああ、ここからだ!」

 

ビルド達は諦めずスマッシュとジコチューに立ち向かう、心は折れていない。

すると、離れた所で泣いている少女の姿が見えた。

それに反応したキャッスルスマッシュが、少女にエネルギー波を放つ態勢に入ろうとする。

 

「まさか……!」

 

「早く逃げて!」

 

全員が少女に逃げるように叫ぶが、スマッシュは少女が逃げる前にエネルギー波を放つ。

すると、一人の男が少女を庇いエネルギー波を回避した。

 

「和也さん!」

 

少女を庇い、助けたのは和也だった。

 

「大丈夫か?」

 

「うん……ありがとう、お兄さん!」

 

和也にお礼を言った少女は急いで走って逃げ、和也が確認すると、スマッシュ達の方を向く。

 

「こいつらか、あの子を泣かせてるのは……」

 

突然、和也が何かを握ってジコチューとスマッシュの前に現れた。

 

「あの、ドライバー……まさか〜…!」

 

和也の手に握られていたものに全員の目が奪われる。それは、スクラッシュドライバーだった。

そのままドライバーを腰に装置し、音声が響く。

 

『スクラッシュドライバー!』

 

和也は懐から取り出したスクラッシュゼリーの栓を回し、ドライバーに差し込む。

 

『ロボットゼリー!』

 

和也はジコチュー達に指を指し向けながら高々と叫ぶ。

 

「変身‼︎」

 

和也がドライバーのレンチ型レバーを下げると、巨大なビーカーが出現し、黄色の液体が和也の体を覆う。そしてビーカーが割れると黄色の液体がスーツとなり、その後頭から黒いゲル状の液体が噴出し、それがアーマーとなって装着された。

 

『潰れる!流れる!溢れ出る!ロボットイングリス!ブラァ!』

 

「仮面ライダー……」

 

「マジかよ……」

 

「和也さんが……」

 

「変身した……!」

 

和也が仮面ライダーへと変身した事に全員が驚き、何を言えばいいかわからず、絶句していた。

 

「グリス、見参。テメェらを心の火……心火だ……心火を燃やしてぶっ潰す!」

 

和也が変身した姿は、金色のスーツを纏い。頭部・胸部はクリアブラックでより機械的な装甲になっており、自らグリスと名乗る。

 

「新しい仮面ライダーだと!?お前らやれ!」

 

イーラが指示を出すと、スマッシュがグリスに襲いかかる。

そのままグリスに攻撃するが、グリスには全然効いてない様子だった。

 

「こんなもんか、全然足らねぇな」

 

グリスが反撃に出て、スマッシュに拳を繰り出す。

 

『ツインブレイカー!』

 

黄色の液体が集まり、グリスの左腕からツインブレイカーが形成された。

 

『アタックモード!』

 

音声が鳴るとグリスはツインブレイカーでスマッシュにダメージを与える。

 

『ビームモード!』

 

グリスがモードを変えると、ビルドと同じフルボトルを出した。

 

「ボトル?」

 

ビルドが言うとグリスはボトルをスクラッシュドライバーの差し込む。

 

『ヘリコプター!ディスチャージボトル!潰れな〜い!』

『ディスチャージクラッシュ!』

 

グリスの右腕からヘリコプターのプロペラが形成され、そのプロペラが回り出し空中に浮きながら、ツインブレイカーでビームを放つ。

その後、プロペラを消して着地し、グリスはドライバーにスクラッシュゼリーをもう一度差し込む。

 

「これで終わりにしてやる」

 

そう言うとグリスはドライバーのレンチを下ろした。

 

『スクラップフィニッシュ!』

 

グリスの左右の肩のパーツである『マシンパックショルダー』から黒い液――ヴァリアブルゼリーが発射され、その勢いのまま三体のスマッシュに向かってキックの態勢に入った。

 

「オリャァァァァァァ!」

 

スクラップフィニッシュが決まり、三体のスマッシュに命中した。

 

「マジ、強え……!」

 

「それだけじゃない、あいつはスクラッシュドライバーの力を使いこなしている」

 

「あ〜!もう〜!ジコチューいけぇぇ!」

 

ロボットジコチューが襲い掛かろうとする。

 

「なら、俺たちはこっちを決めますか!」

 

ビルドはドリルクラッシャーを出してガンモードにし、ボトルを取り出すと、ハート達四人はラブハートアローを出現させる。

 

『Ready go!』

『クローズドラゴン!Ready go!』

 

ビルドはシリンダーを回したホークガトリンガーを右に持ち、左に持ったドリルクラッシャーにボトルを差し、クローズはツインブレイカーにクローズドラゴンを差し込む。

 

『フルバレット!』

『ボルテック ブレイク!』

『レッツブレイク!』

 

「「「「プリキュア!ラブリーフォースアロー!」」」」

 

ラブハートアローの弓を大きく展開させ、台尻部分の引き金を引き絞り、前面にハート形のエネルギー体を生成される。

相手にウインクし、ラブリーフォースアローを放った。

そのままビルドとクローズ、ハート達の技が命中し、ロボットジコチューは浄化され、プシュケーは元の相手の所に戻った。

 

「クソッ!覚えてろよ!」

 

イーラは捨て台詞を言って去っていった。

ビルドはグリスが倒したスマッシュから成分を採取しようとエンプティボトルの栓を回し、スマッシュに向ける。

しかし、スマッシュから成分は採取されなかった。

 

「ん?なんで、採取出来ないんだ?」

 

ビルドが悩むと、スマッシュから何か出て来て、それと同時にスマッシュは元の人の姿に戻った。クローズが出て来たものを拾うと、それはボトルだった。

しかし、普段ビルドが使うボトルと異なり、キャップ部が茶色になっていて、ボトルを保護する外装パーツは紫のクリア素材で構成され、成分を表すエングレーブは銀色になっている。

 

「ボトル?ぐわぁ!」

 

「龍牙!」

 

ビルドが何者かに攻撃されて倒れたクローズに駆け寄る。

 

『よう、久しぶり……でもないか』

 

「スターク!」

 

突然、スタークが現れ、先程クローズが拾ったスマッシュから出てきたボトルを奪う。

 

『おつかれさん、このボトルは回収させてもらぞ、俺の研究に必要だからな。

じゃあ、チャオ〜!』

 

スタークは黒い煙を纏い、消えていった。

 

「何を考えてるんだ……?」

 

スタークが消えると晴夜と龍牙、そして和也はドライバーからボトルとゼリーを抜き、晴夜は和也に近づく。

 

「そのドライバー、何処で手に入れた?」

 

晴夜がドライバーをどこで見つけたと和也に聞く。

 

「ああ、うちの家の畑の土の中にケースごと埋もれていたのを俺が見つけたんだ」

 

「埋まっていたのか!?」

 

「試しに使ってみたら、変身出来た。それだけだ」

 

龍牙の突っ込みは置いといて、和也がドライバーについて話すと晴夜は「そのドライバーを見せてくれ」と頼む、和也は自分のドライバーを晴夜に見せる。

 

「どうなんだ?」

 

ドライバーを見ていた晴夜に龍牙が近づく。

 

「おそらく、これは父さんが作ったものだ」

 

晴夜はこのドライバーは自分の父:拓人が作った物だと言う。

 

「なんで、博士のだってわかるんだよ」

 

龍牙はなぜこのドライバーが晴夜の父が作った物だと尋ねる。

 

「父さんのデータにスクラッシュドライバーとロボットスクラッシュゼリーを完成させたと記載がされてある。おそらくそれがこのドライバーだろ。

……地面に埋まっていた理由はまだ分からないけど」

 

晴夜が説明すると龍牙達は納得し、晴夜は和也にドライバーを返す。

 

「そんな事はどうでもいいとして、マナと六花、ありす、その姿は何だ?」

 

「えっ?」

 

なんと、和也はハート達がマナ達――幼馴染三人組だと気付いていたようだ。

 

「何のことでしょうか?」

 

ロゼッタがそう言って誤魔化すが…

 

「とぼけるな、その声に喋り方、あと俺の名前を知ってる事、それとありす、お前の戦い方、一緒に柔道習っていた俺が知らないわけないだろ」

 

実は和也はありすと一緒に柔道をやっていたらしく、ロゼッタの戦い方がそれと同じだと思って確信になったと言う。

 

「仕方ないわ、この際かずやんにも話そう」

 

「そうだね」

 

ハート達は和也に全てを打ち明ける。自分達が今は伝説の戦士プリキュアである事、ジコチュー達やスマッシュと戦っている事、ソードとクローズの故郷のトランプ王国を取り戻すために今はロイヤルクリスタルを集めている事を話した。

 

「なるほどな。あんま信じられねぇが、こんなドライバーやあんな力を見せられた以上信じるしかねぇな」

 

「和也さん……」

 

マナ達がやろうとしていることはあまりにも過酷なので、もしかしたら協力してくれないかもしれないと全員が思っていたが…

 

「まぁ、でも幼馴染の仲として俺も協力するぜ!」

 

「本当!やった!これで仲間が増えた!」

 

和也が協力すると言ってハート達が喜ぶと、そのままハート達も変身解除した。

すると、和也が変身解除した真琴の方に目に写る。

 

「ん?んん!でヒィ!」

 

和也が真琴に近づき、自分の携帯のホーム画面と真琴を何度も見る。

 

「でヒィ!やっぱり間違えない!!」

 

和也が笑顔になった顔を手で隠し、その後自分の携帯のホーム画面の真琴の写真と見返す。

 

「まこぴーだ!まこぴーだ!!イェー!!!」

 

「……えっ?」

 

『えっ?』

 

「へっ?あ⁉︎ むむ!」

 

真琴を見てハイテンションになる和也。すぐに真琴を方を向いてピシッとなる。

 

「沢田和也!14歳!あなたのライブを生で初めて見た時から心火を燃やしてフォーリンラブでした!」

 

和也はどうやら真琴のファンのようだ。

 

「あ、握手して下さい!」

 

「は、はぁ〜……」

 

「やったぁぁぁぁぁぁ!!まこぴーに握手してもらったぜ!イェーイ!!」

 

真琴が和也が握手して、握手を終えた和也はさらにテンションが上がる。再び真琴の方を向くと…

 

「まこぴー任せて下さい!この沢田和也が心火を燃やして、あなたの故郷のトランプ王国を取り戻してみせます!」

 

「あ、ありがとう……」

 

和也が真琴に言うと晴夜やマナ達の方を向く。

 

「あ、これからよろしくな」

 

和也は笑顔でみんなに言う。

新たな仲間。仮面ライダーグリス・沢田和也が仲間になり、ジコチュー達と戦う仲間が増えたのだった。

 


次回!Re.ドキドキ&サイエンス!

 

第19話 狙われたクリスタルとジョーの正体

 

 




おまけ

かずやん「まこぴーこそ至上!異論は認めん!!」

かずみん「はぁ!?みーたんこそがこの世界の女神ダルォ!!」

かずやん・かずみん「「・・・」」

『『潰れる!流れる!溢れ出る!ロボットイングリス!ブゥゥゥラァァァァァァァ!!』』

Wグリス「「心火燃やしてぶっ潰す!!」」

晴夜・戦兎「「早く帰ってこい!!」」

ドルオタウォーズ、開幕!

完
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