Re.ドキドキ&サイエンス   作:yu-ki.S

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前回までのあらすじ!

晴夜「仮面ライダービルドことてぇんさい科学者の卵 桐ヶ谷晴夜 と キュアハートこと
相田マナ は、彼女の幼馴染である 菱川六花 に俺と彼女が仮面ライダーであることとプリキュアであることをカミングアウトした!」

クローズ「なあ、俺は何を喋ればいいんだ?」

晴夜「ちょっと!何勝手に出て来てんだよ!負け犬は引っ込んでなさいよ!!」

クローズ「負け犬じゃねぇし!」

晴夜「まったく……新たに六花を仲間に加えた俺達は、ジコチューとスマッシュ達から市民を守るのでした」

クローズ「どうなる!第3話!」

晴夜「おい!それ俺のセリフ!!」


第3話 誕生!ダイヤモンドなプリキュア

大貝第一中学校の理科室。

 

そこでは六花が顕微鏡で、マナのキュアラビーズと晴夜のボトルを調べていた。そこには晴夜もおり、マナも理科室に入って来た。

 

「お待たせ、何か解った?」

 

マナが六花に聞くと六花は答える。

 

「詳しいことはわからないけど、このキュアラビーズってのは、地球上の物質には存在しない物だとわかったわ」

 

「何ですと⁉︎」

 

(……やっぱりか)

 

マナは驚き、晴夜は自身の想像通りだと思っていると、六花はボトルを手に持ちながら話を続ける。

 

「それと晴夜君、このボトルって生き物と機械モチーフなの?」

 

「有機物と無機物な!実際の所よくわかんないんだ。家の地下室のケースに入っていたんだ」

 

「地下室!晴夜君の家に地下室なんてあるの?」

 

「まぁな、そのケースにドライバーとボトルが入っていたんだ」

 

晴夜はその時、ケースに入っていたドライバーと二本の赤と青のボトル、そして沢山ある白いボトルと“とある資料”が入って合ったことを思い出しながら、マナにそう語る。

 

「そうなんだ……後、あたしの変身時に出たのともう一つはクローバータワーの露店のお兄さんに貰ったの」

 

「ふぅ〜ん……あなた達は何か知ってるの?」

 

六花はシャルル達に問いかけたが…

 

「さあ?」

 

「僕達は生まれてすぐにこっちに来たら、よく知らないケル」

 

「え?お前たちって子供なのか?」

 

「「うん」」

 

シャルル達が答えると、六花が晴夜に聞いて来た。

 

「ねぇ、晴夜君」

 

「ん?なに?」

 

「このボトルってどうやって作るの?」

 

「あ、それあたしも気になってた!」

 

マナと六花がボトルについて知りたいと聞くと、晴夜は黒板に文字の他、スマッシュやボトルの絵を書き、説明を始めた。

 

「とりあえず、これ読んで‼︎」

 

「えっ〜と、ボトルの作成。

まずスマッシュになった人間を元に戻す、倒してエンプティボトルでその成分を抜きとる、成分を採取したボトルを浄化すれば、仮面ライダーのボトルとして使える。更にビルドの戦闘データからでもボトルは精製できる!」

 

「あの、スマッシュって怪物から抜き取ればこのボトルが作れるんだ。で、晴夜君は今いくつボトルを持っているの?」

 

「ボトルの数は………あれ、いくつだっけ?」

 

「ちょっと、晴夜君しっかりしてよ!」

 

「ごめん」

 

そんな感じで晴夜達が話していると、理科室のドアが開き先生が入ってきた。

 

「ん?何だまだ残っていたのか?」

 

「あっ、はい!ちょっと調べたい物がありまして!」

 

マナはすぐに先生を誤魔化し、シャルル達は慌てて晴夜の後ろに隠れた。

 

「……早く片付けないと、校門閉めるぞ?」

 

先生がそう言うと晴夜達は急いで器具を片付け、シャルル達を鞄の中に入れ、すぐに校舎に出た。

 

 

帰り道、晴夜達はさっきの話の続きをした。

 

「それにしても、マナに渡したキュアラビーズをくれたお兄さんが気になるわね」

 

「確かに。一体誰なんだろうな?昨日は会うことなかったから…ってあれ?マナは?」

 

マナがいない事に気付いた二人はマナを探すと、マナは真琴のポスターに見惚れていた。

 

「わあ〜まこぴーだ〜!」

 

そんなマナを六花は呆れながら見て、マナは二人の方を向きながら真琴について話した。

 

「ねぇねぇ知ってる?今度、四葉スタジアムでやるまこぴーのコンサート!6万枚のチケットがたった3分で売り切れたらしいよ!あ〜私も行きたかったなー!」

 

「3分で⁉︎すごい人気だな」

 

「二人共、浮かれている場合じゃないでしょ?」

 

「そうだケル!」

 

「マナを助けたプリキュアの正体も分かっていないシャル!」

 

「そういえば、キュアソードは何者なんだろうな?」

 

シャルル達と晴夜が言うと、マナはソードの事を考える。

 

「マナ?」

 

六花がマナを呼ぶと、彼女のお腹からぐぅ〜と鳴った。

 

「よーし!お腹も減って来た事ですし、家で晩御飯でも食べながら対策を練るとしましょうか!」

 

「異議なし!」

 

「「おー!」」

 

「じゃあお言葉に甘えて!」

 

晴夜達もマナの意見に賛成し、六花は「それじゃあ、今連絡しないとね」と言って、鞄から携帯を取り出し、電話をし始めた。

 

「何をしているケル?」

 

「六花のお母さんはお医者さんで夜お家にいない事が多いのよ、だからああやって連絡しているの」

 

「そうなの?大変だな。まぁ、俺の母さんもだけど」

 

「え?晴夜君のお母さんも医者なの?」

 

「いや、俺の母さんは研究者なんだ。今アメリカいる!」

 

「アメリカ⁉︎」

 

マナは晴夜のセリフに驚愕した。

 

 

 

場所が変わりマナの家『ぶたのしっぽ亭』では、マナの父特製のオムライスが用意されていた。

 

「どうぞ、召し上がれ!」

 

「「いただきま〜す!」」

 

マナと六花は前にあるオムライスを食べ始め、二人は喜びながら「おいし〜!」と頬を触れる。

 

「やっぱりお父さんの料理は美味しい〜!」

 

「やっぱりマナのお父さんの料理は最高です!」

 

「それはよかった」

 

「流石はあたしのお父さんだよ!」

 

マナ達が言っていると、「うほん!」と咳き込む声が聞こえて横を見ると、マナの祖父の宗吉が健太郎の料理を食べながら口を開いた。

 

「ワシに比べたら半人前だかな」

 

「なら勝負してみますか?お義父さん」

 

「望む所だ!」

 

「いつまでも昔の私と思ったら大間違いですよ!」

 

「何のまだまだ!」

 

闘争心を向き出す二人。そんな中ドアが開き、そこに晴夜が入って来た。

 

「よ!遅くなってごめん!」

 

「いらっしゃい晴夜君、何やってたの?」

 

マナがそう聞くと、晴夜はポケットから黄色と紫、2本のボトルを出した。

 

「これって、新しいボトル?」

 

「ああ!次はどんな技使えるのか楽しみだ!」

 

それから晴夜もマナの家で御馳走になり、マナは晴夜と六花を見送るために外に出て、晴夜達はお礼を言った。

 

「御馳走さまでした‼︎」

 

「お粗末さまでした」

 

そのまま二人は家に帰ろうとすると、ラケルがキュアソードとラビーズの話を思い出し、六花に自身のアイディアを伝える。

 

「いっそのこと、六花もプリキュアになったらいいケル‼︎」

 

「えっ⁉︎私がプリキュアに?」

 

それを聞いた六花はおもわず驚いてしまう。

 

「僕は六花ならいいと思っているケル!」

 

「それいい‼︎六花がいれば百人力だよ‼︎」

 

「いいんじゃないか!それに同じ秘密を持つ者同士なんだし」

 

マナ達はそう言うが、六花は乗り気でないようだった。

 

「あたしには、無理だよ。マナみたいにスポーツ万能じゃないし、人前に出るのも苦手。

あんなヒラヒラの服、私には似合わない!」

 

そう言って六花は自宅へ帰っていった。

 

 

 

 

そして場所が変わり、どこかのクラブのような雰囲気を醸し出すボウリング場。そこでボウリングをしているイーラを、マーモは飲み物を飲みながら見ていた。

 

「随分荒れてるわね〜」

 

「あったり前だろう⁉︎ 僕のジコチューを2回もやられて……ぐぬぬぬ!」

 

イーラは2回もやられたことにとてもイラ立っていた。すると、

 

「熱くなったらゲームに勝てないぞ?イーラ」

 

カウンター席に座っていたグラサンをかけている男がイーラに言った。

 

「『ベール』⁉︎」

 

「あ〜ら、あなたも来ていたの?」

 

「上からの命令でね?様子を見に来た。お前達、小娘一人に何手こずっているんだ?」

 

「一人じゃない!」

 

「増えたのよ!プリキュアは二人に……それに仮面ライダービルドっていうのが現れたのよ!」

 

マーモがベールにビルドの名を言うと、聞き覚えのある名だと思い、記憶を探る。

 

「ビルド?……あぁ、『スターク』が言っていた奴か」

 

「あら、知ってたの?」

 

「名前だけだがな。とにかく厄介になる前に潰すか?」

 

「フン、ビルドもプリキュアなんか僕が倒してやるさ!」

 

イーラはそう言いながらボールを投げ、ストライクを取ると、そのまま出て行った。

 

 

 

 

翌日 、六花は手紙をポストの中に入れていた。

 

「らぶれちゃ〜?」

 

「マナ⁉︎それに晴夜君も⁉︎」

 

そんな六花の背後に二人が現れ、話しかけてきた。

 

「ラブレターなの⁉︎青春してるな六花!」

 

「お父さんです!返事を書かないと拗ねるんだもの……」

 

「手紙を貰ったら誰だって嬉しいもんですよ〜。ましてや実の娘からともなれば!」

 

「だったらマナや晴夜君も書いてあげれば?」

 

「ウチのパパは六花のお父さんのように海外に行かないし……家の中でやり取りをしても意味ないしね」

 

「俺も母さんとは、ビデオ電話でやり取りしているから問題ないよ」

 

「ほら、マナのお父さんは料理で人を感動させられる素敵な人じゃない?晴夜君のお母さんも研究者として頑張っているし、そういうパパとママは素敵って所を手紙にしたら?」

 

「写真のコンクールで賞を取っちゃう六花のパパほどじゃありませんよ〜」

 

とマナ達は笑いながら話していると、シャルル達は三人に早くしてと言った。

 

「三人共早く行くシャル!」

 

「ラビーズをくれたお兄さんに話を聞きに行くケルよ!」

 

「はいはい、今行きます」と、マナは言いながら歩くと、途中誰かとぶつかり尻餅をついた。

 

「いったーい!」

 

「ごめんね、怪我はないかい?」

 

そう言いながら青年はマナに手を差し伸べる。

 

「あ、どうもすいません…」

 

マナを青年の手を取り、立ち上がって青年の顔を見て、驚いた。

 

「あっ、こんにちは!」

 

「知り合い?」

 

「さっき言ってたマナにキュアラビーズをくれたお兄さんだよ」

 

そう、彼こそがマナ達が探していた、マナにラビーズを渡したお兄さんだった。

 

「やぁ、また会ったね、レディ、そして少年君。こんな所で再会するなんて運命が呼んだかの様だよ。

そう言えば自己紹介がまだだったね?僕はジョー岡田、好きに呼んでいいよ」

 

「今日はどうしたんですか?また何処かに露店をしてるんですか?」

 

「違うよ。僕はここで新しい店を開店したんだよ」

 

「へぇ、店をやるんだ!」

 

「かわいい〜!」

 

マナは呑気に言ってると、六花がジョーに聞く。

 

「あなたに聞きたい事が山程あるんですけど、いいですか?」

 

 

 

その頃、別の場所。二人の少女がポストの前で話をしていた。

 

「早く出しなよ!ラブレター!」

 

「で、でも……返事をもらえなかったらどうしよう……」

 

そう会話をする二人の少女を、一人の青年が見ていた。

 

「ちっ、なにがラブレターだ?俺なんて女子から年賀状さえ貰ったことねえぞ?」

 

ラブレターを貰うであろう相手への嫉妬心からそう呟く青年。すると青年のプシュケーが少し黒く染まった。

 

「手紙なんて届かなければいいんだ!」

 

吐き捨てるようようにそう答える青年は、ふと視線を感じ振り返ると二人の少女が青年の方をジト目で見ており、「いこいこ」と言ってその場から去って行った。

 

「いかんいかん!そんな事ばっか言っているから俺はモテないんだよな〜」

 

反省する青年、プシュケーに染まっていた黒く部分も小さくなっていた。

 

「お前は悪くないよ?」

 

「誰だ?」

 

突然、声が聞こえ青年が振り返ると、ポストに少年が立っていた。その少年はイーラだった。

 

「お前の望み!叶えてやるよ」

 

イーラはそう呟いた後、指をパチンと鳴らす。それと同時に青年のプシュケーは全て黒く染まった。

 

「うわあああああああ〜!!!」

 

青年の胸からプシュケーが出てきた。

 

「暴れろ‼︎お前の心を解き放て!」

 

イーラがそう叫ぶとジコチューが生まれた。それは体がポストで顔がヤギのジコチューだった。

 

「手紙なんて届かなければいいー!」

 

そう叫んでポストを破壊するジコチュー。そして、イーラの後ろからワインレッドの姿の人物が現れた。

 

『よっ!イーラ、なかなか頑張ってるな‼︎』

 

「スターク⁉︎ 何しに来た!」

 

『おいおいそんな冷たいことを言うなよ〜?一応仲間なんだしな‼︎ それに今日は手伝い来たんだ』

 

スタークはジコチューの青年に短剣のようなものを向けガスを発射させた、すると青年はスマッシュへと変わった。

 

『んじゃ!頑張れよ!』

 

そう言うと煙を纏って、スタークは消えていった。

 

「まあいい、利用させて貰う。さあ!出てこいプリキュア!ビルド!今度こそお前らを墓場に……!」

 

そう叫ぶイーラだったがジコチューは「手紙うめーや」と言って手紙を食べ始め、スマッシュもその場から動かなかった。

 

「って!何やってんだ!もっと暴れろよ!」

 

ジコチューとスマッシュにキレるイーラ、しかしジコチューは「ハガキもうめー!」と言う事を聞かなかった。

 

「……」

 

スマッシュもジコチューの横で突っ立てるだけで何もしない。

 

「ったく自己中な奴だなお前ら!」

 

 

 

その頃、シャルルとラケルが何かを感じた。

 

「大変シャル!」

 

「どうしたの?」

 

「まさか!」

 

二匹の妖精を見る晴夜とマナ、六花はジョーと話していた。

 

「ジコチューの鼓動が聞こえるケル!」

 

ラケルからそう聞いて、晴夜とマナは驚く。

 

「やっぱりか!」

 

「六花!」

 

そしてマナは六花の名前を呼び、名前を呼ばれた本人は振り返る。

 

「お友達が呼んでいるよ」

 

そう言うジョーの事を、六花はかなり怪しんでいた。

ちなみにラビーズの事を聞き出そうとしたがはぐらかされ、その過程でラビーズを受け取っていた。

 

「すぐ戻ってきます!行こう!」

 

「うん!」

 

「それじゃ行くか!」

 

三人はジコチューがいる場所に向かい、それをジョーは微笑みながら見送るのであった。

 

 

そして三人は現場に到着する。

 

「よう!ジコチューさん!」

 

「手紙を食べている⁉︎」

 

と六花らがそう言っていると、ジコチューを止めるために晴夜はマナを見て口を開いた。

 

「行くぞ‼︎マナ!」

 

「うん!行くよ、シャルル!」

 

「わかったシャル!」

 

そう言って晴夜はドライバーを装着し。マナは構え、そしてシャルルはラブリーコミューンに変化し、ラブリーコミューンにキュアラビーズをはめ込んだ。

 

「プリキュア、ラブリンク!」

 

マナの掛け声とともにラブリーコミューンの画面に指で【L・O・V・E】と描く。

『L・O・V・E!』

すると髪が長くなり、頭頂部でハート型に結われ、金色になる。次に衣服がピンク色のコスチュームになり、アームバンドとブーツ、そして腰の横にリボンがついて、キャリーにシャルルが入り、彼女はポーズを決めながら叫ぶ。

 

「みなぎる愛!キュアハート!」

「愛をなくした悲しいヤギさん!このキュアハートがあなたのドキドキ、取り戻してみせる!」

 

手でハートマークを作り、ヤギのジコチューに叫ぶ。

 

そして晴夜は2本のボトルを数回振り、上の栓を開けた。

 

「さあ、実験を始めようか!」

 

そのまま2本のボトルをドライバーに差し込む。

 

『ラビット! タンク! ベストマッチ!』

 

レバーを回し、前後からプラモのランナーの様なビルダーが形成され、赤と青のアーマーができると叫んだ。

 

『Are you ready?』

 

「変身!!」

 

二つのアーマーが合体して、体から蒸気が流れると、音声が流れた。

 

『鋼のムーンサルト! ラビットタンク! イェーイ!」

 

そして晴夜は、科学の力の戦士『ビルド』へと姿が変わった。

 

「よし!行き…うわぁ⁉︎」

 

しかし突然、横から何者かが攻撃してきてビルドとハートはそれを避ける。

 

「なに⁉︎」

 

ハートは戸惑いの言葉を言い、ビルドも言葉をこぼす。

そこには積層模型の様な身体とプレス機を彷彿とさせる大きな両手、黄緑色のタレ目が特徴的な怪人・プレススマッシュがいた。

 

「スマッシュ!なんでこんな時に‼︎……ハート、お前はジコチューを頼む!」

 

「わかった!」

 

ハートはビルドの言うとおりにジコチューと、ビルドはスマッシュと闘い始めた。

 

「来るか!ジコチュー!あいつを片付けろ!」

 

イーラがジコチューに指示するが、ジコチューは今でも手紙を食べていた。

 

「少しは僕の言う事を聞け!」

 

イーラが怒鳴っているとハートは落ちてある手紙に気付く。

 

「これって、街の人達の手紙⁉︎六花のエアメールも‼︎」

 

落ちている手紙を急いで拾うが、ジコチューはその隙に彼女へ攻撃してきた。

 

「きゃああああ!」

 

「ちょっと!どうして闘わないの⁉︎」

 

「みんなが書いた手紙を食べられる訳にはいかないもん!」

 

一方、ビルドはプレススマッシュから放たれる巨大な手による攻撃に苦しめられていた。

 

「くそ!だったらこれでどうだ‼︎」

 

ビルドはボトルを抜き、紫色と黄色のボトルを取り出し、振り出してボトルの栓を開け、ドライバーに差し込む。

 

『忍者!コミック! ベストマッチ!』

 

「ベストマッチか⁉︎よし、いける!」

 

レバーを回し、前後から紫と黄色のアーマーが形成された。

 

『Are you ready?』

 

「ビルドアップ‼︎」

 

二つのアーマーが合体した。その姿は複眼に十字手裏剣と漫画のページとペンを用いており、アンテナは刃の一つとペンとなり、忍者衣装と手足にはペン先型のアーマー、肩部はコミックス型のアーマーが装着され、音声が流れた。

 

『忍びのエンターテイナー!ニンニンコミック!イェーイ!』

 

そして、ドライバーから刀のようなものが形成された。

 

『四コマ忍法刀!』

 

「勝利の法則は、決まった‼︎」

 

一方六花はハートの光景を見て、自分とマナが始めて会った事を思い出した。

 

(私はずっとマナがいてくれたから毎日が楽しかった……輝いていた)

 

六花は今までマナと過ごした事を思い出していると、さっきジョーから貰ったキュアラビーズを見た。

 

 

『その力をどう使うか……それを決めるのは君自身だよ』

 

 

ジョーから言われた事を思い出した六花は強く想う。

 

(私の力!)

 

その時。突然六花が持っていたキュアラビーズが強く光り出した。

 

「えっ⁉︎」

 

「この光は⁉︎」

 

「ハートの時と同じだ!」

 

六花を見ていたハートとビルドは驚き、ラケルはラブリーコミューンに姿を変えた。

 

「六花!その光を僕に渡すケル!」

 

「うん!」

 

「ラケル!」

 

六花はラブリーコミューンにキュアラビーズをセットし、掛け声を出す。

 

「プリキュア・ラブリンク!」

 

掛け声とともに六花はラブリーコミューンに【L・O・V・E】と描く。

『L・O・V・E!』

すると、六花は光に包まれる。髪は伸び、頭頂部に髪飾りが結ばれ、色は青色がメインとなっており、服装も青色のコスチュームに。髪飾りと耳飾りはダイアの形になり、そして変身が完了した時、彼女は名乗りを上げる。

 

「英知の光!キュアダイヤモンド!」

 

名乗りを上げたダイヤモンドは、ジコチューとイーラに決め台詞を言う。

 

「人の思い踏みにじるなんて許さない!このキュアダイヤモンドがあなたの頭を冷やしてあげる!」

 

ダイヤモンドはそう言いながら手でダイヤの形を作った。

 

「キュアダイヤモンド!」

 

「新たなプリキュアの誕生か……なら俺も決めますか!」

 

それを見た後、ビルドはスマッシュへ四コマ忍法刀で攻撃しながら、刀のトリガーを押し、そこから音声が流れた。

 

『分身の術!』

 

すると、ビルドが分身し、四方からの攻撃でスマッシュを翻弄し、ビルドはさらに刀のトリガーを2回押した。

 

『火遁の術!』

 

ビルドの分身が一つとなり、刀に炎を纏った。

 

「はぁぁぁぁぁ‼︎」

 

スマッシュを一刀両断するような攻撃が直撃し、スマッシュは倒れた。ビルドは白いボトルの栓を開け、スマッシュから成分を抜き取リ、スマッシュは元の青年へと戻った。

そしてキュアダイヤモンドの方も戦いを終えようとしていた。

 

(私もマナと一緒なら飛べる!どこまでも高く!)

 

そしてダイヤモンドはラビーズを出すと、それをラブリーコミューンに装着し画面を指でなぞった。

 

「煌めきなさい!トゥインクルダイヤモンド!」

 

ダイヤモンドの掛け声と共に右手の人差し指から無数のひし形のエネルギーをジコチューに向けて発射する。トゥインクルダイヤモンドはジコチューに命中し『ラブラブ、ラ〜ブ!』と叫び消滅する。プシュケーはスマッシュから元に戻った青年の元に戻り、破壊されたポストも修復された。

 

「くそ!覚えてろよ!」

 

イーラはそう言ってその場から去っていく。

 

「晴夜君!キュアハート!」

 

「何?」

 

「ん?」

 

ダイヤモンドを見る二人、するとダイヤモンドは親指を立てた。それを見た二人も親指を立て応えるのであった。

 

 

 

その後晴夜達は変身を解き、公園でマナは六花がプリキュアに変身した事を喜んでいた。

 

「でも良かったよ〜!六花だったら絶対に変身できるって信じていたから!」

 

マナがそう六花に言うと、彼女はラビーズを見る。

 

「六花!これからよろしくケル!」

 

そう六花に言うラケル。

 

「うん!」

 

六花もそうラケルに返事を返す。

 

「ラケルのパートナーも見つかったし、後はランスだけシャルね」

 

「……あれ、そういえばランスは?」

 

ふと何かに気付く晴夜達、晴夜は頭を抱え込みながら思い出す。

 

「ランス⁉︎」

 

「どこに行ったケル⁉︎」

 

ランスがいないことに気付く一同、そこで晴夜はランスがいなかった事を思い出し、思わず髪をかく。

 

「最悪だ!そういえばあいつが居なかった!」

 

「「「大変!ランスがいない‼︎」」」

 

そう叫んで慌てる一同。

そこへ、公園に停まる一台の車が現れ、その車から一人の少女が降りてきた。

 

「お困りのようですわね?」

 

茶髪で左右に二段のお団子を作り、クローバーのアクセサリーをいくつか付けたその少女の言葉を聞いて、晴夜達は振り返る。

 

「誰?」

 

晴夜は突如現れた少女に何者なのか問いかけたが、マナと六花が少女の代わりに名をあげた。

 

「「ありす‼︎」」

 

そこに立っていた一人の少女、それはマナと六花の友達であり幼馴染の『四葉ありす』であったのだった。

 

「ごきげんよう、マナちゃん、六花ちゃん、それと初めまして、桐ヶ谷晴夜さん」

 

そう笑顔で挨拶するありす。

 

「誰………シャル?」

 

ありすを見てシャルルもそう呟くのだった。

 


次回!Re.ドキドキ&サイエンス!

 

第4話 ポカポカ!キュアロゼッタ登場‼︎

 

 




おまけ

ランス「ふぁ〜、よく寝たでランス〜…」

<誰もいない理科室でございます。腐☆腐

ランス「……ハァッ☆」

ランスルー

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