Re.ドキドキ&サイエンス   作:yu-ki.S

58 / 93
前回までのあらすじ!

和也「かつてトランプ王国を滅ぼしたキングジコチューが遂に復活、人間界の侵略を開始した。キングジコチューの野望を阻止するために仮面ライダービルドとキュアハート達はジコチュー達の前に立ちはだかった。
その道中、なんとレジーナがキュアジョーカーに変身したのだった!」


第55話 王様を救え!ハザードの真の力

キュアハートがマナだった事に、大貝第一中の生徒達は驚きを隠せないでいた。

 

「う、嘘でしょ⁉︎」

 

「あの子、生徒会長だったんスか⁉︎」

 

「道理で見覚えがあるハズだ・・・!頑張れマナー!俺がついてるぞー!」

 

「俺も応援するっス!」

 

「僕も!」

 

学校にいた生徒達が、ハート達を応援し始めた。

 

一方、避難所となった四葉邸では。

 

「これはもはや、四葉財閥の力を持ってしても隠し通す事は不可能・・・」

 

タブレット端末を見て、隠し通す事は不可能だと判断する。

 

「隠す必要など無い」

 

「旦那様!奥様も一緒で!」

 

「一応聞くが、セバスチャンで間違い無いな?」

 

「はい、その通りです」

 

「プリキュアと仮面ライダーはこの世界を守るために必死で戦っているのだ、応援しよう。みんなで」

 

 

町の人達から、頑張れとエールを受け取る。

その声が聞こえると、キングジコチューが胸を抑える。

 

「何だこの不愉快な声は・・・胸の奥がムカムカするでないか・・・!」

 

「違う・・・これは、みんなが望む・・・」

 

「友達を、家族を、この世界を愛するみんなの声!」

 

みんなの声だと二人が叫ぶとキングジコチューはさらに苦しみだす。

 

「愛を見失った悲しい王様!このキュアハートがあなたのドキドキ、取り戻して見せる!」

 

「さあ、王様!実験を始めようか!」

 

「黙れ!貴様達の声など全て消し去ってくれるわ!」

 

キングジコチューはそう言うと雷を作り出してビルド達に向けて放たれた。だが、ビルド達は雷を躱すとキングジコチューの元へと飛び立つ。

 

「マナ、晴夜、お願い!パパを助けて!」

 

「あぁ、必ずお前のお父さんの心を取り戻す!」

 

必ず助けると言ってビルド達が向かうと、大量のカラスジコチューが囲むようにして現れ、更にベール達も現れた。

 

「まだいたのか!」

 

「しつこい人達ですね」

 

「俺はキングジコチュー様の忠実なしもべ」

 

「キングジコチュー様に立て付く者は、一人残らず排除してあげる」

 

立ちはだかるベール達に対し、ビルド達は大量のジコチューに立ち向かって行った。

 

「ソードハリケーン!」

「はぁ〜はぁぁぁぁーー‼︎」

 

クローズがマグマのエネルギー波を、ソードがソードハリケーンをジコチューに放ちキングジコチューへの道を作る。

 

「集合!」

 

ハートがラブリーパットを出現させるとラビーズをセットし、ビルドはフルボトルバスターのグリップを曲げ、ボトルを差し込む。

 

『タンク!』

 

ハートがハート型のエネルギー弾にジコチューを閉じ込め、掛け声と共に全てのジコチューを巨大なハート形のエネルギー体の中に集結させると、ビルドはフルボトルバスターに青いエネルギーを溜めていき、トリガーを引く。

 

「ハートダイナマイト!」

『フルボトルブレイク!』

 

フルボトルバスターが発射された中でジコチューに攻撃が決まるとハートは両腕を左右に開いた瞬間、エネルギー体を爆破させるハートダイナマイトを放った。

 

「ジョーカー!」

 

エースがラブリーパッドにラビーズをセットすると、前に三つの鏡が現れる。

更にジョーカーがドラゴングレイブに力を溜める。

 

「プリキュア!ドラゴンズウインド!」

 

そしてミラクルドラゴングレイブから竜の姿をした竜巻、ドラゴンズウインドを放った。

 

「エースミラーフラッシュ!」

 

エースミラーフラッシュによってドラゴンウインドが増幅反射され、大量の鳥ジコチューを一掃した。

 

「すげえな!レジーナ!」

 

「今はジョーカーよ!おバカさん」

 

「なっ⁉︎お前までバカって言うなよ!」

 

「うふふ!えっ、何?」

 

ジコチューが一掃してクローズのことをバカと小馬鹿していて、隙を突かれたジョーカーが、マーモの鞭に縛られてしまう。

 

「アンタ達!何すんのよ!」

 

「あらあら、何様のつもりかしら?」

 

「キングジコチュー様の娘と思い媚びへつらって来たが、それも今日でおしまいだ!」

 

ベールがジョーカーに向けて指から光線を放つが、前に出たロゼッタがロゼッタリフレクションで防いだ。

 

「お友達には、指一本触れさせません!」

 

「てめえは引っ込んでろ!コラっ!」

 

グリスがベール達の前に現れ、ドライバーのレバーを操作した。

 

『シングルアイス!Ready go!』

 

グリスは左腕のロボットアームを向ける。

 

『グレイシャルアタック!バリーン!』

 

巨大化したGBZデモリションワンでベールとマーモを捕まえて壁に叩きつけ、二人を気絶させると、ローグがスチームブレードでジョーカーを拘束していた鞭を切る。

 

「ジョーカー、大丈夫?」

 

「さぁ、行きましょう」

 

「うん!」

 

 

その一方で、ダイヤモンドのダイヤモンドシャワーとイーラの光線がぶつかり合う。

 

「お願いイーラ!私達を先に進ませて!」

 

「キングジコチュー様はジャネジーの塊だぞ!その中に入ったらどうなるかお前でも分かってるだろ⁉︎」

 

「分かってる。だけど、晴夜君とキュアハートが行くって言うんだから、私も行かなきゃ」

 

ダイヤモンドシャワーの威力が上がっていき、イーラの光線を押していく。

 

「マナと晴夜君は、私の大切な友達だから!」

 

「友達・・・?」

 

ダイヤモンドがラブハートアローの先端部を打ち鳴らすと同時に光線が凍り、粉々に砕け散った。

 

「困った時には手を差し伸べる、それが友達。あなたなら、分かってくれるハズよ」

 

イーラに告げてダイヤモンドはビルド達と共に先へ進んだ。

 

「何が友達だ!もうどうなっても知らねぇぞ!」

 

イーラはそれだけを叫び、ビルド達にこれ以上何もしなかった。

 

そのままビルド達はカラスジコチューを協力し合いながら一通り片付け、キングジコチューの傍まで辿り着いた。

 

「さあって、ここからだな」

 

「キングジコチューの体に入るには―――」

 

「口からしかありませんわね」

 

「でも、あの口からどうやって中に入れば・・・」

 

みんながどうやってキングジコチューの中に入るのか悩む。

すると、ロゼッタが何か策があるようにみんなに告げる。

 

「わたくしが隙を作ります!」

 

ロゼッタがキングジコチューの隙を作ると叫ぶ。

 

「ロゼッタバルーン!1!2の!3!」

 

巨大なロゼッタバルーンが出て来ると同時にロゼッタが手を叩くと、巨大な何かが出て来て、こちらへと歩み寄って来た。

――それは、巨大なランスだった。

 

「きょ、巨大なランス⁉︎」

 

「「「「ええ~っ⁉︎」」」」

 

「で、デケぇ・・・!」

 

「あれアリなの!?」

 

みんなが巨大ランスも見て驚いている中、一人だけテンション上がっている人もいた。

 

「おお〜!何これ凄いんだけど!こんなのことも出来たの!?テンション上がる〜!」

 

ビルドは頭を抑えながらテンションを上げながら叫ぶ。

 

「せ、晴夜?」

 

まぁ、驚いてもしょうがない。ジョーカーはビルドのこの悪い癖を知らなかったようだ。

 

「あれは、晴夜の悪い癖なんだ」

 

「新しい物を見ると、テンションが上がっちゃうのよ」

 

クローズとソードが新しい物を見てテンションが上がってしまうのは、初めて見たジョーカーに説明した。

 

「な、何事シャル⁉︎」

 

「ら、ランスが・・・!」

 

「お、お、大きくなったケル!」

 

「び、ビックリでランス~!」

 

「「「いるし!」」」

 

「ほう、この私に立ち向かおうと言うのか。よかろう、来い!」

 

巨大なランスバルーンがキングジコチューに向かって走り出す。

 

「行っけぇーっ!」

「パンチケル!」

 

シャルル達がそう言うと、ランスバルーンがキングジコチューにパンチをかまそうとする。

 

「「届かない・・・!」」

 

だが動きを抑えられてしまい、その上リーチが短過ぎたので、攻撃が届かなかった。

 

「「あれは・・・!」」

 

「ビームだビィ!」

 

今度は額からビームを放とうとしたが、何も出なかった。

 

「「「出ない!」」」

 

「全然役に立たねぇじゃねぇか!」

 

グリスが突っ込みを入れるとチャンスを見つけたキングジコチューが、ランスの耳を噛みついて来た。

 

「「「耳は!耳はダメ~!」」」

 

気持ちを察した三匹が同時に叫ぶ。

 

「さっ、今の内に!」

 

「ありがとう!ロゼッタ!」

 

しかし、ロゼッタとランスに引きつけられている間にキングジコチューに隙が出来た。

ビルド達はキングジコチューの口の中へ入って行く。

ビルド達は無事に中に入ることが出来た。

 

「よし、行くぞー―――ぐわぁ!」

 

潜入するといきなり、ビルド達に向けて光線が飛んできた。

 

「なんだ!」

 

光線が飛んできた方向を見ると、そこにはロストボトルから生まれたキャッスルロストスマッシュがいた。

 

「スマッシュ!なんでここに!」

 

スマッシュが体内にいたことに驚くと今度はフクロウとクワガタのロストスマッシューースタッグロストスマッシュとオウルロストスマッシュまで現れ、ビルド達に攻撃しようとする。

だがグリスとローグが前に出て、ビルド達をスマッシュの攻撃から守る。

 

「どうして、スマッシュが・・・」

 

「おそらく、黒いパネルを取り込んだ影響だろ、それが防衛システムのような形で現れたんだ」

 

ビルドが推測したことを説明すると、ロストスマッシュが三体集まり、今度は何体ものクローンスマッシュが現れ、ビルド達の道を塞ごうとする。

すると、グリスとローグが前に出る。

 

「ここは、俺達に任せろ」

 

「皆さんは、先に進んで下さい」

 

二人がスマッシュを引きつけビルド達に先に行けと言う。

 

「けど、この数は二人だけじゃあ・・・」

 

予想以上にスマッシュの数は多く、二人では危険だった。

 

「心配すんな、これくらい問題じゃねえよ」

 

「それに、王様が戻ればこれも消えるってことですよね」

 

「幻冬、かずやん・・・」

 

しかし、二人はスマッシュから引くつもりはなかった。

 

「わかった・・・頼むぞ」

 

「お願いね。かずやん、幻冬君」

 

「幻冬、どうかご無事で」

 

ビルド達はスマッシュをグリスとかローグに任せ、先に進んでいくと、二人はスマッシュの方へと体を向ける。

 

「さぁ〜って、幻冬・・・覚悟は出来てるか?」

 

「前にも同じこと言いましたよね」

 

ローグは初めて二人で一緒に戦った時と同じ会話だと思い出す。

 

「覚悟なら既に出来ています!」

 

あの時と同じ回答を迷わず叫ぶ。

 

「よく言った・・・行くぞぉーー!」

「はぁぁぁぁーー!」

 

グリスとローグはスマッシュの群れに二人で立ち向かっていく。

 

 

グリス、ローグ、ロゼッタのおかげでビルド達はキングジコチューの体内に入った。

 

「きゅぴ!」

 

「「「「「アイちゃん!」」」」」

 

ビルド達だけでなく、アイちゃんも一緒にキングジコチューの体内へと入って来た。

 

「アイちゃんも一緒にパパを助けたいのね!」

 

アイちゃんは笑顔で返すと後ろからカラスジコチューが向かって来た。

 

「ダイヤモンドスワークル!」

 

動きを止めたダイヤモンドがダイヤモンドスワークルを壁のように展開し、そこへと通過したジコチューが浄化される。

 

「幸せの王子と王女を助けるのがツバメの役目!ここは任せて先に行って!」

 

「分かった!」

 

向かって来るカラスジコチューをダイヤモンドに任せ、ハート達は先へ進んだ。

 

 

中央部へと到着し、ビルド達が着地する。

 

「王様はあっちだよ」

 

ハートがマジカルラブリーパッドで国王の位置を確認し、先を指差す。

 

「急ごう!」

 

すると、体内にもジコチューはおり、その数は多く、ビルド達を囲むようにして現れた。

 

「こんな所にまでジコチューがいっぱい・・・!」

 

「それだけお父様はジャネジーに蝕まれている事です!」

 

王様の心が蝕まれていると推測すると、エースはラブキッスルージュを取り出した。

 

「エースショット!ばきゅ~ん!」

 

前方に向けてエースショットを放ち、道を作る。

そして先へと進むが、ジコチューが追いかけて来た。

 

「しつこいのよ!ドラゴンズウィンド!」

 

ジョーカーがミラクルドラゴングレイブを地面に突き刺すと、そこから竜巻を放ちジコチューを吹き飛ばす。

だがそれでも数は多く、やられていないジコチューが追いかけて来た。

 

「このままついて来られては厄介です!」

 

追いつかれそうになったその時、クローズがジコチューに向かっていき、ナックルを手に装備する。

 

『ボルケニック ナックル!アチャー!』

 

クローズがボルケニックナックルを繰り出し、追ってきたジコチューを吹き飛ばすと、ソードもジコチューに振り向く。

 

「ここは俺達が引き受ける!晴夜達は早く王様のところに行けえ!」

 

「龍牙、ソード」

 

「大丈夫。私達も後から必ず追いかける!さっ、早く!」

 

クローズとソードが前に出て、ビルド達の道を切り開こうとする。

 

「みんな!行くよ!」

 

「頼むぞ、龍牙!ソード!」

 

この場をクローズとソードに任せ、ビルド、ハート、エース、ジョーカー、アイちゃんの五人は先へと進む。

 

「ここから先は、一歩も通さない!」

「通りたかったら俺達を倒して行くんだな!」

 

クローズとソードは追ってきたジコチュー達に向かっていく。

 

 

 

先に進んだ五人は、クローズ、ダイヤモンド、ロゼッタ、ソード、グリス、ローグの助けもあり、遂にキングジコチューの心臓部へと到着すると、ビルドはドライバーからボトルを外し、変身解除した。

 

「ここが、キングジコチューの心臓・・・」

 

「このどこかに王様の本当の心が・・・」

 

晴夜達はキングジコチューの心臓部を見回す。

 

「ねぇ、晴夜。どうやってパパを助けるの?」

 

どうやって助けるのかと聞かれた晴夜はドライバーからハザードトリガーを外した。

 

「これで王様の心を救う」

 

ハザードトリガーで王様の心を取り戻すと言い出す。

 

「ハザードトリガーを・・・」

 

「でも、それ晴夜の作ったボトルがないとただの暴走装置でしょう」

 

ジョーカーの言う通り、フルフルラビットタンクボトルを使わなければハザードトリガーはただの暴走装置であることは事実だ。

 

「そんな事はない」

 

しかし晴夜は、ハザードトリガーはただの暴走装置ではないと言う。

 

「晴夜?」

 

 

 

――それは、昨晩の夜のことだった。マナに会った後、晴夜はそのまま四葉病院へと向かい父に会いにいった。

 

『父さん、白いパネル見つけたよ』

 

晴夜は白いパネルを拓人に見せる。

 

『そうか、ハザードトリガーを使ったのか』

 

拓人が言うと晴夜は椅子に座って頷く。

 

『それで、聞きたいことがあるんだ』

 

聞きたいことがあると言うとハザードトリガーを取り出した。

 

『ハザードトリガーには、まだ別の機能があるんじゃないの?』

 

白いパネルの出現を見て、晴夜はハザードトリガーにはまだ他にも何かあると察していた。

 

『流石だな・・・確かにハザードトリガーにはただの暴走装置ではない』

 

拓人はハザードトリガーには別の使い道があると伝えた。

 

『本来ハザードトリガーは暴走装置ではない。人の心を浄化することが出来るんだ』

 

『人の心を・・・それってプリキュアでもその心を浄化するのは、難しいってこと?』

 

『あぁ、おそらくハザードトリガーとお前のジーニアスボトルなら、それであの人の心を救えるはずだ・・・』

 

『あの人・・・?』

 

拓人の言うあの人の心・・・それがわからなかった。

 

 

 

あの時、誰の心を浄化するのかわからなかったが、今ならわかる。父さんがハザードトリガーで取り戻したかった人、それはキングジコチューとなった国王だと。

 

「父さん、貴方が取り戻したかった心を俺が取り戻す!」

 

『マックス! ハザードオン!』

 

晴夜hトリガーを起動させドライバーに差し込むと、ジーニアスボトルを取り出した。

 

『グレート!オールイェイ!』

 

音声が鳴ると同時にキャップを正面に回してビルドドライバーに差し込む。

 

『ジーニアス!』

 

「くぅ!」

 

『イェイ !ガタガタゴットン!イエイ!ズッタンズタン!イェイ!ガタガタゴットン!イエイ!ズッタンズタン!』

 

レバーを回すと、僅かながらも電力が出るがそれでも回し続け、特殊加工設備プラントライドビルダーGNが精製されていった。

 

『Are you ready?』

 

「変身!」

 

音声が流れ、白いボディーになると同時にボトルに成分が注入され、プラントビルダーから射出された60本のボトルが全身に装填される。

 

『オーバーフロー!完全無欠のボトルヤロー!ビルドジーニアス!ヤベーイ!スゲーイ!モノスゲーイ!』

 

ハザードトリガーをドライバーに付けたまま、ビルドはジーニアスフォームへと変身した。

 

「さあ、実験を始めようか!」

 

五人は再び飛び立ち、国王の心を探そうとする。

 

「お父様!」

「パパ!」

 

その黒く染まった巨大プシュケーの中に国王は取り込まれていた。

 

「ジャネジーが強まって行く・・・!気を付けて!」

 

すると、大量のキングジコチューの姿をしたジコチューが、五人を取り囲むようにして現れた。

 

「何者です!」

 

「我々はジコチュー細胞。キングジコチューの体に入り込んだバイキンを排除する!」

 

自らをジコチュー細胞だと名乗ると、口から五人向けて光線を放った。

 

「させるか!」

 

ビルドが前に出てダイヤモンドのシールドを展開した。

 

「失礼ね!誰がバイキンよ!」

 

「お父様を返しなさい!」

 

「ハッ!そいつは無理だな!」

 

ビルド・ハート・エース・ジョーカーの四人が攻撃を仕掛ける。

 

「たぁーっ!」

 

ミラクルドラゴングレイブから巨大な光線を放ってジコチュー細胞を一掃する。

 

「随分と物騒なものを持ってるじゃねぇか」

 

すると細胞が集まって巨大化し、咆哮で四人を地面に叩きつけた。

 

「無駄だ無駄だ。ジャネジーで満たされているこのキングジコチューの体内で我々に勝てると思ってるのか?」

 

「勝つさ!」

 

「何⁉︎」

 

ビルドがジコチュー細胞に勝つと叫ぶ。

 

「そのためにここまで来たんだ!俺達は国王を助けて!みんなの明日を作る!」

 

ビルドの発言にハート達も頷きジコチュー細胞へと向かって行く。

 

 

その頃、グリスとローグはキングジコチューの口の入り口ではロストスマッシュとクローンスマッシュの群れに挑んでいた。

 

「はぁ、はぁ・・・ようやく、クローンスマッシュが終わったな」

 

「でも、まだロストスマッシュが・・・」

 

二人でクローンスマッシュは全滅することは出来たが、まだキャッスル、フクロウ、クワガタの三体のロストスマッシュが残っていた。

だが、グリスとローグはここまでの連戦でかなり疲弊していた。

しかし、三体のロストスマッシュは容赦なく二人に襲い掛かる。

 

「ちょっとは、休ませろよ」

 

「もう、泣き言ですか、和也さんらしくないですね」

 

「へーん!言うようになったな!あの時は、すぐに弱音を吐くガキが!」

 

グリスはちょっと前までエボルトの強さに怖気付いた奴がここまで強い気持ちになったと感心していた。

 

「幻冬、まだ行けるか?」

 

「もちろん行けます!」

 

二人が再びスマッシュに目を向けると、三体のロストスマッシュは二人を囲む。

キャッスルロストスマッシュが頭部の砲撃ユニットから二人に向けて光線を放つ。

だが、ローグのマントがグリスを守るとオウルロストスマッシュに向けて跳ね返し、オウルロストスマッシュはキャッスルロストスマッシュまで飛ばされる。

 

『シングルアイス!Ready go!』

『グレイシャルアタック!バリーン!』

 

グリスは巨大化した左腕のアームでスタッグロストスマッシュを捕まえ、キャッスルロストスマッシュに向けて投げ飛ばした。

 

「行くぞ!」

 

「はい!」

 

二人はドライバーのレバーを回し、高く飛躍した。

 

『『Ready go!』』

『グレイシャル フィニッシュ!』

『プライムスクラップ ブレイク!』

 

グリスとローグはロストスマッシュにライダーキックを繰り出し、三体のスマッシュは二人の攻撃を受けきれず爆破した。

すると、スマッシュを倒した途端、二人は倒れこむ。

 

「やったぜ、まこぴー」

 

「晴夜さん、エース・・・のお父さんをお願いします」

 

二人は力を使い果たし、そのまま倒れこんだのだった。

 

 

一方、ダイヤモンドがカラスジコチューを抑えようと一人で戦っていたが、突破されてしまった。

 

「キュアダイヤモンド!」

 

「大・・・丈夫よマナ達の所へは・・・行かせない!ラケル!」

 

「おうともさ!僕は、六花と一緒に最後まで頑張るケル!」

 

「見せてあげましょう、私達の底力!」

 

ダイヤモンドとラケルは決死の思いで立ち上がりジコチュー達に立ち向かおうとする。

 

「「プリキュア!ダイヤモンドブリザード!」」

 

カラスジコチューを引き寄せ、自分達をも凍らせるダイヤモンドブリザードを放った。

 

(マナ・・・晴夜君・・・後は任せたからね・・・)

 

 

更にソードとクローズの方もジコチューと必死に立ち向かう。

 

「閃け!ホーリーソード!」

 

『ミリオンヒット!』

 

大量のイカジコチューの触手を手刀で斬り裂き、クローズがミリオンヒットを、ソードがホーリーソードを放って浄化させた。

だが、それでもジコチューは消える様子もなくさらに増援が来るように二人に向かってくる。

クローズはビートクローザーにボトルを差し込み、ソードはラブハートアローにラビーズをセットする。

 

『スペシャルチューン!ヒッパレー!ヒッパレー!ミリオンスラッシュ!』

「オラァァァァァ!」

「プリキュア!スパークルソード!」

 

次に襲い掛かって来たカラスジコチューの羽根をスパークルソードで撃ち落し、ミリオンスマッシュが全て直撃し浄化させる。

 

「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

「くそっ、まだいるのかよ・・・」

 

流石に疲労も蓄積し、二人とも限界に近づいていた。

その隙にゴリラジコチューがソードに殴ろうとした。

だが、クローズがソードの前に出てジコチューの攻撃の盾となった。

 

「こいつは、アイドルなんだ!傷つけさせねぇ!」

 

「龍牙・・・」

 

「力がみなぎる!魂が燃える!俺のマグマがほとばしる!」

 

クローズは自分のフレーズを叫ぶとレバーを回し、高く飛躍した。

 

『Ready go!』

 

「もう誰にも!止められねぇーー!」

 

『ボルケニック アタック!』

 

八体のマグマの竜がクローズの足へと収束されたライダーキックを繰り出し、最後のゴリラジコチューを倒した。

 

「はぁ、はぁ、はぁ・・・やったぜ」

 

「龍牙、大丈夫!?」

 

力を使い過ぎて倒れかけたクローズをソードが肩を貸して介抱する。

 

「あぁ、早く晴夜達のところに」

 

「えぇ!」

 

ソードはふらふらのクローズを支えながら、ビルド達を追いかける。

 

「いつも、守ってくれてありがとう」

 

「・・・お前を守るのは、当たり前だろ」

 

クローズの一言を聞いてソードの顔から笑顔が溢れる。

 

 

そして外では、ロゼッタがキングジコチューの猛攻をランスバルーンで抑えていた。

 

「これ以上はラブリーパッドが・・・!」

 

だが、ロゼッタの方は限界が近づこうとしていた。

 

「いいえ、この世界を守るために私達は!」

 

「負ける訳には行かないでランス~!」

 

「「プリキュア!ロゼッタリフレクション!」」

 

ロゼッタリフクレションを発動させてキングジコチューに向けて飛ばした。

 

「ぬんっ!」

 

キングジコチューの拳がロゼッタリフレクションを貫き、割れるが、そこにロゼッタの姿は無かった。すると上から、ランスバルーンが降下しながら頭突きを放って、キングジコチューの頭に命中させてよろけさせた。

 

「マナ・・・ちゃん・・・」

 

キングジコチューが倒れると同時にランスバルーンが消え、ロゼッタがマナの名を言って気絶した。

 

「お嬢様!」

 

セバスチャンは巨大なマットを地面に敷き、落ちてきたロゼッタを救った。

 

「お嬢様、あなたはよく頑張りました」

 

セバスチャンは彼女に頑張ったと告げ、ロゼッタを横にさせる。

 

 

 

その頃、キングジコチューの心臓部ではビルド達はジコチュー細胞に必死に抵抗し、国王のところまで行こうとする。

 

「お父様!」

 

「お願い!目を覚まして!」

 

エースとジョーカーが必死に呼びかけようとする。

 

「呼びかけても無駄だ。国王の魂は既に無い!」

 

「そんな事無い!あたしには王様の愛の鼓動が聞こえた!王様の魂は、確かにそこにある!」

 

ハートがハートシュートを放ちながら叫ぶ。

 

「国王は王女から病を助けるために魂を、プシュケーを闇に捧げた。貴様らが何度呼びかけようと、二度と目を覚ますような事は―――無い!」

 

そう叫び、ハートシュートを握り潰した。

更に他のジコチュー細胞が集中して光線を放った。

するとその時、愛の鼓動が聞こえ、キングジコチューのプシュケーの色がピンク色になった。

 

「私の・・・家族に・・・手を出すな・・・」

 

「国王が目覚めた・・・⁉︎笑わせるな。貴様が娘の命を救いたいと言うワガママを言わなければ、トランプ王国の国民達は平和に暮らせていた!王でありながら、どこまでも家族にこだわる貴様は、この世で一番自己中な人間!全ては自分で撒いた種では無いか!」

 

「違う!親が子供を助けたいって気持ちは、当たり前だ!そんなの、自己中でもなんでも無い!」

 

「何っ⁉︎」

 

ビルドがフルボトルバスターをジコチュー細胞に放つ。

 

「家族ってね、凄いんだよ。どんなに落ち込んでる時も、励まし合ってキュンキュン出来る」

 

ハートが家族の凄さを語り始める。

 

「だからね、あたしはレジーナと亜久里ちゃん、アイちゃんをお父さんに会わせてあげたい。そのためなら、この命が燃え尽きるまで、あたしは絶対に諦めない!なぜならあたしは・・・!」

 

すると、ハートの胸が光り輝き出す。

 

「感じるシャル!キュアハートの鼓動がキュンキュン高まってるシャル!」

 

「あたしはみなぎる愛!キュアハートだから!」

 

ハートの愛の鼓動が高まった事によって放たれたピンク色のエネルギーが巨大化し、ジコチュー細胞を消滅させた。

 

「さあ!晴夜達は今の内に国王様を!」

 

「ああ!」

「はい!」

「ええ!」

 

ビルドとアイちゃんを抱えたエースとジョーカーが国王の元へと向かう。

ハートの目の前にジコチュー細胞が再び一つに集まった。

 

「家族の愛だと・・・?笑わせるな。娘一人の命を救うために、国を滅茶苦茶にされたトランプ王国の民が、許すと思うか・・・!」

 

ジコチュー細胞がハートを呑み込もうとしたその時、横から攻撃を受けた。

その攻撃を放ち、ハートを救ったのはソードだった。

 

「愛に罪は無い。悪いのは、人を愛する心を利用したあなた達よ!」

 

ジコチュー細胞を指差して叫ぶと同時に、ジコチュー細胞が消滅した。

そして、ついに国王の黒く染まったプシュケーの前へとビルド達はたどり着いた。

 

「いいか・・・」

 

準備はいいかとビルドが後ろにいるエースとジョーカー、アイちゃんに尋ねる。

 

「はい・・・」

「晴夜・・・」

「きゅぴ」

 

三人は迷わず首を縦に振る。

 

「わかった。勝利の法則は決まった!」

 

ビルドが決め台詞を叫ぶとドライバーのレバーを何度も回しだす。

 

『ワンサイド!逆サイド!オールサイド!』

 

ビルドの60本のボトルが全て輝きだした。

 

『Ready go!』

 

ビルドの右手にエネルギーが収束されていき、ビルドは右手に収束されたエネルギーを基に国王の黒く染まったプシュケーにライダーパンチを当てる。

 

「くぅ!」

 

だが、あまりにも巨大な黒いプシュケーにビルドが押されそうになり、ビルドのライダーパンチを跳ね返されそうだった。

 

「「「晴夜ーー‼︎」」」

 

(ハザードトリガー、お前はただの暴走装置じゃない・・・本当の力を見せろ!)

 

ビルドは負けじと、さらに力を入れライダーパンチを当て続ける。すると・・・

 

『ハザード フィニッシュ!』

 

音声が鳴り出すとハザードトリガーのメーターが回りだし、トリガーから光が放たれた。

すると、国王の巨大な黒く染まったプシュケーがピンク色になろうとする。

 

『ジーニアス フィニッシュ!』

 

「はぁぁぁぁぁぁーーー!」

 

ジーニアスフィニッシュと音声が鳴り出し、ライダーパンチからエネルギーが注入されていくと国王のプシュケーは完全なピンク色になっていく。

そのまま、巨大な国王の黒く染まったプシュケーがピンク色へとなると、ビルドはそれから拳を離した。

 

「はぁ!はぁ…やった・・・」

 

ビルドがプシュケーをピンク色に戻すと、力尽きそうになり倒れこもうとする。

 

「晴夜!」

 

クローズが現れるとビルドを支える。

 

「亜久里ちゃん!レジーナ!アイちゃん!行くんだ!」

 

ビルドに行けと言われた三人は頷き、国王の元へと向かう。

 

「パパ!」

「お父様!」

「ぱーぱー!」

 

ジョーカー・エース・アイちゃんが国王に手を差し伸べる。

 

「アンジュ・・・」

 

国王の身体にヒビが入り、顔の一部が砕け、目が見えるようになると、アンジュの姿が国王の目に入った。その手を掴んだ国王は解放され、三人の手によって救い出された。

 

 

 

キングジコチューのプシュケーから光が放たれ、全身がハートに包まれ、完全に消滅した。

 

「き、キングジコチュー様が・・・」

 

「アイツら、ホントにやりやがった・・・」

 

同時にライダー達が戦っていたジコチューが消滅し、プシュケーとなった。

 

「一体何が起こったのでしょう・・・?」

 

「プリキュアが、キングジコチューのハートに火を付けたんですよ!」

 

巨大なクレーターとなった場所で、マナと六花が目を覚ます。

 

「パパ?ママ?おじいちゃんも」

 

その場には二人の家族がいた。

 

「よくやったな」

 

「マナ、見てたわよちゃんと」

 

頑張ったと家族のみんなが言うと、マナ達の前にクローズに支えられたビルドが着地した。

二人は地面に足が付くとビルドは膝を折り、ドライバーからジーニアスボトルとハザードトリガーを外した。クローズもマグマナックルをドライバーから外し、変身を解除した。

 

『桐ヶ谷君!上城君!』

 

そこにいた全員が二人がビルドとクローズだと知って驚いた。

 

「晴夜!」

 

マナが勢いよくが晴夜を抱きしめると、これまた皆が驚くが、あゆみは嬉しそうに見ていた。

 

「やったんだね晴夜!」

 

「あぁ、こいつのおかげでな」

 

晴夜はハザードトリガーを見つめる。

 

(やっぱり、暴走装置じゃなかったんだね)

 

ハザードトリガーの本当の力を引き出し、父の助けたかった心を取り戻すことが出来た。

 

「マナ!晴夜!」

 

すると、変身が解けたレジーナが晴夜とマナを抱き締める。

 

「約束、守ってくれてありがとう。マナ、晴夜、大好き!」

 

二人の事を大好きと高々と叫ぶと、

 

「桐ヶ谷晴夜君・・・」

 

真琴と亜久里に支えられて国王が晴夜に近づく。

 

「レジーナの心だけでなく、私まで救ってくれてありがとう」

 

国王はレジーナと自分の心を助けてくれた晴夜に頭を下げる。

 

「俺は、ただあなたの心を救うきっかけに過ぎません。本当のあなたの心を救ったのは三人の娘ですよ」

 

晴夜は亜久里、レジーナ、アイちゃんが国王の心を取り戻したと言う。

 

「それでも、君も私を救ってくれたありがとう」

 

国王はもう一度、晴夜に頭を下げる。

しばらくして、大貝第一中の生徒達が駆け付けた。

 

「みんな!」

 

「会長!よくぞご無事で!」

 

「大丈夫⁉︎ケガは無い⁉︎」

 

「このっ!心配かけさせやがって!」

 

「ゴメンゴメン」

 

生徒達はマナに駆け寄ると晴夜の腰に装着していたビルドドライバーに気づく。

 

「それって、まさか桐ヶ谷が!」

 

「仮面ライダービルドだったんですか⁉︎」

 

生徒達にも晴夜がビルドだったとバレてしまった。

だがその時、シャルルが闇の鼓動を感じ取った。

 

「馬鹿め。闇は永遠に消え去る事は無い」

 

上を見上げると、そこにはベールがいた。

 

「ベール、アンタまだ・・・!」

 

「いい加減諦めろ!お前達の負けだ!」

 

晴夜が言うがベールは諦めるどころか笑っていた。

 

「キングジコチュー様、一万年の時を経て蘇ったあなたが随分みすぼらしい姿になってしまいましたね」

 

その手には、小さくなったジコチュー細胞があった。

 

「ですが、ご安心下さい。あなたの意志は、この私が受け継ぎます」

 

そう言うとベールはジコチュー細胞を口の中に入れた。

 

「これで俺はナンバーワン。人間界もトランプ王国も全て俺のものだ!」

 

ベールはナンバーワンと叫ぶが、急にベールが巨大なジャネジーに取り込まれてしまった。

 

「ジャネジーを取り込もうとして自分が取り込まれちゃ、世話無いじゃない」

 

「マーモ!イーラ!助けてくれ・・・っ!」

 

「無理だ、もう遅いよ・・・」

 

ジャネジーが固まってヒビが入ると同時に爆発し、そこからキングジコチューより禍々しい怪物が出て来た。

 

「間違いない・・・!奴だ・・・!かつてこの宇宙を支配していた巨大な力・・・!

キュアエンプレスでさえ、消し去る事が叶わなかった闇の存在・・・!」

 

「いかにも。我が名はプロトジコチュー。一万年の時を経て、今蘇った!世界を再び闇で覆い尽くし、全ての命を思うがままに支配してくれるわ!」

 

その怪物はプロトジコチューと名乗り、この世界の命を全て支配すると宣言する。

 

「そんな事、絶対に許さない!」

 

「私達が居る限り!」

 

「あなたの好き勝手にはさせません!」

 

「この命が燃え尽きるまで!」

 

「全力で戦い抜いて見せる!」

 

「アイツとの決着は、ここで付けるわ!」

 

「命を支配するだなんて事、させはしない!」

 

「てめぇをぶっ倒す!」

 

「俺達が、お前を止める!」

 

「絶対にこの世界を守ってみせる!」

 

――マナが、六花が、ありすが、真琴が、亜久里が、レジーナが、幻冬が、和也が、龍牙が、そして、晴夜の十人がプロトジコチューとの決戦を望もうとしていた。

 

「しかし・・・」

 

「大丈夫。あの子達を信じましょう。晴夜君、マナ達をお願いね」

 

マナの決意の目を見たあゆみは晴夜達に任せる事にした。

 

「ジョーさん、セバスチャンさん、みんなを安全な場所へ」

 

「かしこまりました」

 

「さあ、急いで!」

 

二人が健太郎達を安全な場所へ誘導させた。

それを確認すると十人はプロトジコチューの方を向き構える。

 

「行こう。みんな!これがあたし達の最後の戦いだよ!」

 

マナが言うと五人はそれぞれラビーズをセットした。

 

「行くぞ!」

 

四人はドライバーを腰に装着し、変身アイテムを取り出してドライバーに差し込む。

 

『グレート!オールイェイ!ジーニアス!』

『ボトルバーン!クローズマグマ!』

『ボトルキーン!グリスブリザード!』

『プライムローグ!』

 

特殊加工設備プラントライドビルダーGN、マグマライドビルダー、アイスライドビルダー、プライムライドビルダーとワニの顎が下から出現。

四人の準備完了し、音声が流れる。

 

『Are you ready?』

 

「「「「変身!」」」」

「「「「「プリキュア!ラブリンク!」」」」」

「「プリキュア!ドレスアップ!」」

 

十人の体が光り輝き出し、姿を変えようとする。

 

『完全無欠のボトルヤロー!ビルドジーニアス!スゲーイ!モノスゲーイ!』

『極熱筋肉!クローズマグマ!アーチャチャチャチャチャ チャチャチャチャアチャー!』

『激凍心火!グリスブリザード!ガキガキガキガキガキーン!』

『大義晩成!プライムローグ!ドリャドリャドリャドリャ!ドリャー!』

 

「みなぎる愛!キュアハート!」

「英知の光!キュアダイヤモンド!」

「陽だまりポカポカ!キュアロゼッタ!」

「勇気の刃!キュアソード!」

「愛の切り札!キュアエース!」

「運命の切り札!キュアジョーカー!」

 

「「「「「「響け!愛の鼓動!ドキドキプリキュア!」」」」」」

 

ドキドキプリキュアと名乗ると十人はプロトジコチューを見据える。

 

「心火を燃やしてぶっ潰す!」

「大義のための犠牲となれ!」

「今の俺たちは負ける気がしねぇー!」

「この世界は、俺達が絶対に守る!さぁ、実験を始めようか!」

 

今、十人の仲間が究極のジコチュー、プロトジコチューに立ち向かおうとする。

 


次回!Re.ドキドキ&サイエンス!

 

第56話 光と闇を統べる二本のボトル!そして…

 

 




おまけ

ジコチュー細胞A「雑菌どこじゃぁぁぁぁぁぁ!!」

ジコチュー細胞B「雑菌ぶっ殺す!!」

ジコチュー細胞C「雑菌発見ンンンンッッッッ!!」

ジコチュー細胞D「雑菌供、お前らを殺しに来た」

ジコチュー細胞E「ジィィィコォォォチュゥゥゥゥゥゥ!!」

ビルド「何あれ怖っ!?」

はたらけ細胞

完
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。