晴夜「仮面ライダービルドであり、てぇんさい科学者の卵 桐ヶ谷晴夜は、拐われたマナ達を探すために色んな町を巡って廻った」
龍牙「そんな時、初代から5gogoまでのプリキュアが明らかに洗脳された感じのコスチュームで現れ、ビルドに襲いかかってきたのだった!!」
和也「そしてそのまま、晴夜はプリキュア達のハーレムを築き、あんな事やこんな事といったToラブる展開を向かえるのだった!」
晴夜「向かえてねーわ!何いってんだお前は!?」
幻冬「トランプ王国の政治家の中から敵の幹部が出てきたりしましたけど、ああいう人達って大体のことを金で解決させたり、保身の為に他者の足を引っ張り合ったりしてるんでしょうか?」
龍牙「知らねぇよ。それよりも早く第4話始めようぜ!」
いきなりプリキュアのみんなに襲われたビルド。だが、一斉に来たために溢れかえり、ビルドは下を潜り抜けていた。
「なんで、こんな事に・・・」
みんなの足元を必死に潜り抜けようと腕を使って前へと進む。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
ようやく、潜り抜けて群れの中から脱出した。
「晴夜、大丈夫シャルか?」
「あぁ、色々とツッコミたいことがあるけど・・・」
起き上がって群れの様子を見ると、まだ脱出した事には気づいてないみたいだ。
「今のうちに・・・」
逃げようとすると、いない事に気づかれみんながこっちへと振り向く。
「うそぉぉぉぉぉぉぉーーー!!」
こっちに振り向かれて急いで逃げ出す。
「「「「待てーー!ビルドォー!」」」」
プリキュア達は一斉にビルドを追いかける。
「なんで逃げるはめになるシャルか!」
「僕たち、みんなを探していた方なのにケル!」
「どうしてランス〜!」
「とにかく今は、逃げるぞ!」
四人は必死に逃げることしか頭になかった。
プリキュア達から逃げていると今度は上から何か放たれた。
「今度はなんだよ・・・」
走りながら上を見上げると、上にはフレッシュプリキュアとスマイルプリキュアがの姿があった。
「うそ・・・」
「マーチシュート!」
「ピースサンダー!」
「うそ!打ってきたし!」
それを見たビルドは走りながらフルフルボトルを外し、もう一度振りながらラビットの赤いランプが光った瞬間にキャップ栓を回す。
『ラビット!』
フルフルボトルを半分に割り、もう一度ドライバーにボトルを差し込んだ。
『ラビット&ラビット!ビルドアップ!』
『ガタガタゴットン!ズッタンズタン!ガタガタゴットン!ズッタンズタン!』
『Are you ready?』
ラビットラビットアーマーが出現し、ラビットのユニットが空中へパージされ、タンクタンクアーマーのユニットがビルドの体からパージされた。
「ビルドアップ!」
宙へとパージされたラビットユニットを飛びならから装着し、地面へと着地した。
『オーバーフロー!紅のスピーディージャンパー!ラビットラビット!ヤベーイ!ハエーイ!』
ラビットラビットフォームのスピードと脚力を活かしピースサンダーを交わすと、フルボトルバスターで追ってくるマーチシュートを落とす。
「仕方ない、こうなったら・・・」
走りながらフルボトルバスターにボトルを一本差し込む。
『スパイダー!』
スパイダーボトルを差し込んだフルボトルバスターのエネルギー弾をみんなに向けて放とうとする。
『フルボトルブレイク!』
そしてフルボトルバスターからエネルギー弾が放たれた。
「ビートバリア!」
しかし、フルボトルバスターのエネルギー弾をビートのバリアで防がれた。
「シルバーフォルテウェイブ!」
「スーパクリング・シャワー」
ムーンライトの銀色のエネルギー弾と、ミューズの金色のシャワーがビルドに向けて放たれた。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
フルフルボトルを外し、別のボトルに差し替える。
『忍者!コミック!ベストマッチ!』
レバーを回し、前後から黄色と紫のスナップライドビルダーが出現させた。
『Are you ready?』
「ビルドアップ!」
ファクトリーから生成されたアーマーがビルドの体と重なった。
『忍びのエンターティナー!ニンニンコミック!』
『分身の術!』
ニンニンコミックへとフォームチェンジし、四コマ忍法刀を操作し数人に分身した。
しかし、放たれた攻撃は分身したビルドに直撃した。しかし・・・
『ドローン!』
当たったのは全て分身だった。本物の方は何処にも姿がなかった。
その頃、ビルドは四コマ忍法刀でなんとか難を逃れ、身を隠していた。
「はぁ〜なんで、こんな事に・・・」
いきなり追われて訳が分からないが、取り敢えず一休みと思い、一息つく。
すると、ビルドフォンから父からの着信音が鳴り出す。
「父さん。どうしたの?」
『お前の読み通り。やはり議員の中に犯人がいた』
「それは知ってる。先そいつに会ったから」
『それだけじゃない、トランプ王国の博士の研究員にも犯人グループの一人がいたんだ!』
「えっ?」
ジョーの一言を聞き、敵が議員だけで無いと知ってかなり驚く。
『その所為で、王国から追われた為にこちらとしても、今は逃げるのが精一杯だ・・・』
「・・・だったら、今から俺が言う場所に行って欲しい!」
晴夜は二人にある場所について話すと、電話を切る。
「はぁ〜、これからどうしよう・・・」
晴夜が下を向きながら、これからどうすればいいのかと呟く。
「おっ!?」
振り向くとそこには二匹の子犬がいた。
「あ〜あ、天使ちゃん」
ビルドフォンのカメラ機能で子犬の写真を撮る。疲れた晴夜の心を癒しとなる。
「こっちおいで、いいよ俺が行くよ。撮るよ・・・あっ」
写真を撮ろうとするとゴミ箱の影から顔が出たため、探していたプリキュアのみんなにばれてしまった。
「俺ってバカ・・・」
隠れていたゴミ袋をみんなに投げつけ、晴夜は起き上がる。
「もう〜いい加減にしてくれーーー!」
叫びながら言う。癒しから一転また逃げるハメとなる。逃げながら晴夜はもう一度ビルドとなる。
「ああぁーー!助けて!」
悲鳴を上げながらプリキュアのみんなから必死に走り逃げ続ける。
そのまま走り続けるとどこかのサッカースタジアムへと来てしまった。
ビルドは自慢の高い脚力を使い高くジャンプし、そのままスタジアムの観客席へとジャンプした。だが、振り向くとまだみんなはしぶとく追いかけてくる。
「どこまで、付いてくるんだよ」
「ふふ〜ん」
耳元から何かに囁かれたのに気づいて。見るとそこには和也、幻冬、レジーナに他の妖精達がいた。
「俺達に内緒でなに楽しいことしてるだよコラっ!」
「かずやん達なんで、ここに」
「晴夜さんのお父さんから連絡があったんです」
「みんな、晴夜を狙ってるって!」
「はぁ?なんで?」
言ってる間に二人はスクラッシュドライバーを装着する。
『ロボットゼリー!』
『デンジャー!クロコダイル!』
二人がドライバーにスクラッシュゼリーとクラックボトルを差し込み、レンチを下ろすと、三人は高々と叫ぶ。
「「変身!」」
「プリキュア!ドレスアップ!」
「きゅぴらっぱ〜!』
和也と幻冬の下から巨大なビーカーが現れ、和也の方には黄色い液体を纏い、幻冬には紫の液体から巨大なワニの口のようなものまで出現し、その後二つのビーカーが割れ、姿を変えた。
レジーナはアイちゃんから放たれた緑色の光から、パレットにラビーズをセットし、手順を取ると緑色の光が包まれ姿を変える。
『流れる!潰れる!溢れ出る!ロボットイングリス!ブラァ!』
『割れる!食われる!砕け散る!クロコダイルインローグ!オラァ!〈キャー!〉』
「運命を変える切り札!キュアジョーカー!」
仮面ライダーグリス、仮面ライダーローグ、キュアジョーカーへと変身し、プリキュアのみんなへ向かっていき、抑える。
「皆さん、どうしたんですか!」
「目を覚まして!」
「まこぴー以外になびくわけにいかねぇ!」
だが三人が説得すらみんなに届かず、後ろにいるビルドにしか目に写っていない。
「邪魔しないで欲しいわね」
その時、スタジアムの階段から一人女性が近づいてきた。
「誰だ?」
「岸波涼香、元はあなたのお父さんの研究員の一人よ」
その名前を聞いて、拓人とジョーさんを襲った犯人の一人だと思い出した。
「これは、お前達の仕業か、なんでこんな事をした!」
「ビルド殲滅は私達の計画は大事な事なのよ!」
涼香はそう言うと、黒いシザースのロストボトルを取り出し、栓を回した。
すると、涼香の体が液体状化し、ボトルと一つとなった。そして、シザースのロストスマッシュへと姿を変えた。
「マジかよ・・・」
ビルドは涼香が、ロストスマッシュへとなったことに驚く。
「行くんだ!」
グリスがビルドに行けと叫ぶ。
「なんでこんな事になったか原因を調べろ!」
「早く行ってください!」
「みんなを早く元に戻す方法を見つけて!」
「わかった!」
ここは三人と妖精達に任せて、ビルドはマシンビルダーでこうなった原因を調べるために一度横浜の現在のアジトへと戻る。
「どうしたシャル?」
「調べたいことがあるんだ!もしかしたら、犯人についてもわかるかもしれない」
外に設置された新たな研究室へと向かう。すると、そこにローブ被った三人の姿があり、晴夜を見るとローブを脱ぎ捨てた。
「亜久里ちゃん!」
「六花!」
「ありす!」
それは、同じように黒い服へと染まったダイヤモンド、ロゼッタ、エースの三人だった。ラケルとランスが近づこうとする。
「待つシャル!」
「ダイヤモンドシャワー」
いきなり、四人に向けてダイヤモンドシャワーを繰り出してきた。
「最悪だ・・・」
呟くといきなり三人が同時に襲ってきた。
晴夜はそれを避けると急いで研究室の中へと入るが、三人も研究室の中へと入ってきた。そのままダイヤモンドが晴夜に殴りかかる。
「ちょっ、六花・・・タイム!」
晴夜は避けながらダイヤモンドに呼びかける。
「ビルド殲滅!」
今度はエースが晴夜に攻撃してくる。
「おわっ!亜久里ちゃんもストップ!」
エースの攻撃を避けると、今度はロゼッタが関節技で晴夜を掴み、地面へと叩きつけて拘束した。
「ギブ、ギブギブギブ!ありすギブ!」
晴夜はギブと言いながら必死に床に設置したスイッチを起動させた。
すると、部屋からガスが流れ出た。それにダイヤモンド達が驚いた隙に関節技から逃げ、研究室の外へと脱出した。
「どうなってんだよ・・・」
疲れ果てた晴夜がドアへともたれつく。
その頃、晴夜が追われていることなんて知らない龍牙とDBはトランプ王国へと訪れていた。
「久しぶりね、この感じ」
「あぁ」
トランプ王国の中を回ると、本当に全部が元通りになっているのがわかる。
「本当に全部取り戻せたんだな」
「ええ、貴方達が取り戻したのよ」
DBが言うともう一度賑やかなトランプ王国を見回す。
「龍牙君?」
すると、一人で何人もの子供連れの女性が龍牙に話しかける。
「シスター!」
龍牙がその女性の事をシスターと呼ぶ。
「龍牙、お兄ちゃん元気」
「おお!毎日が大変だけどな」
龍牙は話しかけてきた子供達と応答する
「真琴お姉ちゃんは一緒じゃないの?」
「違うだろ、今はソードだろ!」
「いいでしょうどっちでも!」
子供達がそんな会話をしていると、シスターと呼ばれた女性はある事が気になり、龍牙に問いかける。
「真琴ちゃんはどうしたの?」
「あっ、それは・・・」
しばらくして、龍牙とDBはシスターと子供達が暮らす孤児院へとやってくる。
ここは、小さい頃に龍牙と真琴がお世話になった場所でもある。
「ここが龍牙と真琴がいた施設なのね」
「えぇ、あの二人はここで育ったたんです」
龍牙は子供達と一緒に外の庭で話をしていた。
「龍牙お兄ちゃん、今何やっての?」
「今やりたいことが決まったから、それに勉強中なだよ」
「龍牙お兄ちゃんが勉強、似合わない!」
「本当にやってんだよ。凄え面倒くさい科学バカに教えられてるんだよ」
「「「「科学バカ?誰なのそれ?」」」」
龍牙は子供達に晴夜のことを話す。
その後、龍牙は孤児院の外に置かれた慰霊碑の所へとやってきて、そこへ手を合わせていた。
「ただいま。母さん、父さん」
「ここ、龍牙の家族の慰霊碑なの?」
後ろからDBが近づいてきて、龍牙の家族の慰霊碑だと気づく。
「あぁ、俺が生まれて4歳頃には亡くなったんだ」
慰霊碑の上から龍牙が水をかける。
「俺の両親、二人共もトランプ王国の警備兵らしくてな・・・
そん時、任務の事故で亡くなったって聞いたんだ。
俺は、ガキだったからその時の事は口でしか聞かされなかった」
子供の頃、龍牙は家族を早くに亡くしたと、ここにくる前に話していたことを思い出す。
「身寄りの無い俺は、ここに引き取られた」
「周りが知らない奴ばっかで、誰も信用できなかった」
初めてここに来てからは、いつも一人で誰にも心も開くことがなかった。
「でもよ・・・ここであいつの歌を始めて聞いたんだ」
孤児院の庭の方を見つめると、ここにいた事を振り返る。
いつも一人でいた時、偶然聞こえた声に龍牙は惹かれた。
孤児院の庭でいつも歌っていた真琴を見て、家族を失った心が癒されるのを感じでいたと話す。
「それが、貴方達の最初の出会いだったのね」
「あぁ、あいつの歌が、一人ぼっちだった俺を助けてくれたんだ」
真琴の歌のお陰で親を亡くした悲しみから助けてくれたと話す。
「でも、あいつはキュアソードになって、俺より凄え存在になっていた」
「でも、貴方は真琴をサポートするためにクローズになったんでしょう」
「最初は、そんなつもりはなかった」
クローズになる気は最初はなかったと話す。
「でも、今は違うぜ!俺は仮面ライダーになった事をよかったて思ってるぜ!」
龍牙は仮面ライダーになった事がよかったと言う。
「晴夜にマナ、かずやんに六花、ありすにも出会えて俺、仮面ライダーになった事を感謝してるんだ!」
持っていたビルドドライバーとドラゴンボトルを取り出して見つめる。
「一人ぼっちだった俺にこれだけ仲間が・・・友達が出来たことに感謝してるんだ」
仮面ライダーへとなった事が自分の世界を広げられるきっかけになった。
「あっ、でも俺が仮面ライダーになれたのはエボルトの遺伝子のおかげもあるんだよな」
龍牙の身体は生まれる前にエボルトの遺伝子が組み込まれ、普通の人間とは遺伝子構造の違いがある。だが、その遺伝子がエボルトに全て奪われ変身出来なくなった事があった。
「でも、貴方はエボルトの力に頼らず、自分の力で成長してきたはずよ」
DBの言う通り、龍牙はエボルトに奪われた遺伝子から構成されているエボルドラゴンボトルを奪い、自分の力でエボルトとは違う新たな力を手に入れた。
「そうかもな・・・」
これまでのクローズの成長も、エボルトの遺伝子だけのおかげじゃないかもしれない。俺の誰かを守りたいって思いが、俺を強くさせてくれたんだと感じる。
「その事を教えてくれたのは、あいつだ」
最初はただ、真琴を守ることしか頭なかった。
でも、ここで晴夜と出会って誰かを守る優しいさを教えてくれたおかげでもある。
「さぁ〜て、続き行くか?」
「えぇ!」
「その前に向こうでも何か掴んだか、聞いてみよぜ」
龍牙が携帯を取り出し、晴夜に電話をかける。
『龍牙か!』
その声を聞いた時、晴夜の声がかなり焦っている様子を見せた。さらに電話越しから何か騒ついている声が聞こえた。
「どうした、なんか騒がしい声が聞こえるけど・・・」
『みんながいきなり俺達の前に現れて襲ってきた』
「はぁ?何言ってんだよ?」
『こっちが聞きてぇよ・・・』
しばらくすると、ざわつき音が聞こえなくなった。
『六花にありす、亜久里ちゃんまでおかしくなって・・・』
「待ってろ、俺も直ぐに・・・」
その時、施設の庭から爆発音が聞こえた。
「なんだ・・・悪い、また後でな!」
『おい、龍・・・』
電話を切って庭の方へと走っていく。
庭に入って行くと、そこにはスマッシュが二体おり、暴れまわっていた。
「スマッシュ!どうしてここを!」
「龍牙君、これって・・・」
「シスター!早くみんなを!」
「ええ!」
龍牙はシスターに子供達を任せる様に言うと、スマッシュのもとへと走ってドラゴンボトルを振るとスマッシュを殴り飛ばし、逃げ遅れた子供達を守った。
「逃げろ!」
龍牙に逃げろと言われ、子供達は急いで逃げていく。
「龍牙!」
「ダビィもみんなを頼む!」
「わかったわ、みんなこっちへ!」
DBとシスターが孤児院の子供達を外へ逃がそうと誘導する。
子供達が居なくなると龍牙はビルドドライバーを腰へと装着し、クローズドラゴンガジェットにドラゴンボトルを差し込む。
『ウェイクアップ!クローズドラゴン!』
そしてドライバーにガジェットに差し込む。そしてレバーを回すと、スナップライドビルダーからアーマーが形成された。
『Are you ready?』
「変身!」
拳を手に当ててから構えるとビルダーから形成されたアーマーは龍牙の体に重なり装着され、煙が吹き荒れると音声が流れた。
『Wake up burning!Get CROSS-Z-DRAGON!Yeah!』
クローズは施設を破壊するスマッシュに向かって走っていく。
「ハッ!ヤァ!」
得意の格闘戦で二体のスマッシュを押していく。
「この場所を、絶対傷つけさせねぇ!」
ビートクローザーを取り出し、グリップを二回引く。
『ヒッパレー!ヒッパレー!ミリオンヒット!』
ビートクローザーで前、後ろとスマッシュに攻撃し、それを受けたスマッシュは爆発した。
「よし!」
スマッシュを倒した龍牙はドライバーを外し、変身を解除した。
「調子良さそうだな。上城龍牙」
「誰だお前・・・?」
龍牙の前に黒い服を着た少年が近づいてくる。
「俺の事を覚えてないようだな!」
「俺はユウヤ・・・ファレノ・ユウヤ」
少年は自分の事をユウヤと名乗った。
「お前、あいつを探してるんだってな・・・剣崎真琴を」
「真琴を・・・なんで、お前がそんな事知ってるだよ!」
「なんで、知ってるんだろうな」
「まさか・・・お前が・・・」
「へぇ〜、以外と察しがいいんだな」
龍牙は目の前にいる少年がが真琴達を拐った敵のメンバーだと察すると、ユウヤと名乗る少年は余裕そうな顔で笑いながら呟く。
「そうだ、俺がドキドキプリキュアを倒した、仮面ライダーだ。本物のな」
「本物・・・なんだっていい!真琴達は何処にいる」
「さぁな、そこまで話す義理はない」
「てめぇ・・・!」
龍牙を無視し、ユウヤは辺り見る。
「しかし、こんな所を守るために力を使うなんてな」
「何が言いてぇんだ!」
「仮面ライダーの力をまるでわかっていない。そうゆう事を言ってんだよ」
「てめぇ・・・許さねえ!」
龍牙はもう一度ビルドドライバーを腰へと装着し、グレートエボルドラゴンボトルを取り出し、ガジェットに差し込むと、クローズドラゴンはグレートクローズドラゴンガジェットへと形状を変えた。
『覚醒!』
龍牙はグレートクローズドラゴンの起動スイッチを入れ、ドライバーに差し込む。
『グレートクローズドラゴン!』
グレードクローズドラゴンと音声が鳴ると、龍牙はドライバーに差し込みレバーを回す。
『Are You Ready?』
龍牙の前後にビルダーが出現し、クローズの体へと重なる。
『Wake up CROSSーZ!GET GREAT DRAGON!Yeah!』
「この時をまってたんだよ。上城龍牙!」
ユウヤもクローズに変身した龍牙を見て、歓喜しながらビルドドライバーを装着した。
『マックス!ハザードオン!』
ハザードトリガーを取り出しトリガーを起動させ、サソリ型のガジェットのスコーピオンガジェットが手に置かれた。
『パルロスコーピオン!』
ガジェットにスコーピオンロストボトルを差し込み、ドライバーのレバーを回す。
『Are you ready?』
レバーを回し終えると前後にハザードライドビルダーが現れ、更に後ろから緑色のユニットが出現した。
「変身」
ビルダーが重なってハザードフォームへとなり、パルロスコーピオンアーマーが装着された。
『オーバーフロー!真縁の一撃!パルロスコーピオン!ヤベーイ!』
両腕のアームに鋭い爪を模したライダー、仮面ライダーパルロが現れた。
「うぉぉぉぉぉぉーーー!」
「ふん!」
お互い変身を完了し、同時に走り出す。
「オリャャャャャャャ!」
「ハァァァァァァ!」
二人の拳がぶつかり合い、火花を散らす。
その頃、アジトから出てきた晴夜がマシンビルダーに乗り込み、どこかへ向かおうとしていた。
「龍牙の奴、どうしたんだ?」
いきなり電話を切られ、もう一度龍牙へと掛け直そうとする。すると、いきなり足元から火花を走った。
「まさか・・・」
後ろを振り向くと、さっき催涙ガスで眠らせたダイヤモンド達三人がもう起き上がり、晴夜を追いかけてきた。
「「「ビルド・・・殲滅・・・」」」
「やべぇ!」
晴夜はマシンビルダーのエンジンに火をつけて急いで三人から逃げる。
「なんで、こうも追われるんだよ!」
マシンビルダーを飛ばし、必死になって逃げる。
その一方で、クローズとパルロの戦いがお互いにパンチやキックを繰り返しながら攻撃している。
「おいおい、こんなが実力しかないのにエボルトを倒したなんてな〜」
パルロはまるで余裕な発言をする。
「うるせえ!」
クローズが一回、パルロから距離を取るとドライバーのレバーを握る。
「オラオラオラオラ!」
レバーを回し続けると、後ろから青い龍『グレイブドラゴン』が出現した。
『Ready go!』
クローズの右手の拳に青い炎のエネルギーが溜まっていく。
『グレートドラゴニックフィニッシュ!』
グレートクローズの青いエネルギーを纏ったライダーパンチを受け、パルロが後ずさせる。
「ふん、この程度か!」
だがクローズのライダーパンチを受けてもパルロから余裕は消えなかった。
「てめぇ、真琴をなんで拐った!」
クローズがパルロになぜ真琴を拐ったのかと聞く。
「お前が悪いんだよ!上城龍牙!」
「んだと・・・!」
するとパルロはクローズが悪いと言い出す。
「お前がクローズにならなければこんな事にはならなかったんだよ!」
「何言ってんだよ!」
パルロの言ってることがクローズにはわからなかった。
「俺は、トランプ王国で戦士の一人なんだよ!」
パルロはトランプ王国の戦士の一人だと言う。
「その中でも、俺の家はトランプ王国内でも有名な貴族の息子だ」
「貴族の息子なら、俺となんの関係があるんだよ」
貴族の息子であるパルロにクローズである龍牙と、どのような因縁があるのかわからなかった。
「忘れたか、プリキュアのサポートになる為の人材を見つける。ライダーテストがあった事を」
「それって・・・」
その事を聞いて思い出した。拓人とアン王女がプリキュアのサポートのする為の計画、それは、仮面ライダークローズの資格者を見つける為でもあった。
「俺はその中でもダントツのトップだった。あの時点では俺が仮面ライダークローズに相応しいはずだった・・・だが、クローズになったのは貴様だ!」
あの時、仮面ライダーになったのはユウヤではなかった。
そして、トップで無かった筈の龍牙が仮面ライダークローズに選ばれた事を酷く妬んでおり、彼はその事実が許せなかった。
「許さない。俺からクローズをキュアソードを奪ったお前を許さない!」
「俺は・・・クローズを真琴を奪ったつもりはねえ。俺はあいつを・・・守りたいからこの力を手に入れた。けど、今はあいつだけじゃねえ・・・もっと多くの人を守るためにこの力を使っている!愛と平和のためにな!」
「愛と平和を守る・・・プッ、ハッハッハッハッハッ!」
クローズが『愛と平和を守る』と口にすると、パルロが高々と大笑いする。
「何が、おかしいんだよ!」
「やはり、わかってないなお前は。仮面ライダーの力を!」
パルロが突如、クローズに向け仮面ライダーの力をわかってないと言う。
「仮面ライダーは他人を支配し、権力を手に入れ、全てを思うがままにする為の力だ!愛と平和なんてくだらないものためにあるじゃない!」
「お前・・・くだらねって言ったな。俺達が目指しているものを・・・」
『ビートクローザー!』
くだらないと言われるとクローズはビートクローザーを出現させ、強く握りしめる。
「絶対、許さねえ!うぉぉぉぉぉぉーーー!!」
ビートクローザーを振り上げ、パルロに攻撃しようとする。
「ふっ!」
パルロから声が溢れると上からローブを被った人物が現れ、クローズのビートクローザーの攻撃を何かで受け止めた。
「な!?この武器・・・」
ローブを被った者が持っていた武器を見て驚く、それは『ラブハートアロー』だった。
驚いてる間にローブ被った者はクローズを払いのけ、パルロから離す。
「お前・・・なんで、それを・・・」
何故その者がラブハートアローを持っているのか問い掛ける。
「パルロに手は出させない!」
「その声・・・お前・・・!?」
そう叫ぶとその人物はローブを脱ぎ捨てた。
その姿は他のプリキュアと同じように黒く染まった姿に目の色も変わったキュアソードだった。
「ま、真琴・・・お前」
「ホーリーソード!」
「!?うわぁぁぁぁ!」
クローズに近づくといきなり無数の剣の技、ホーリーソードがクローズに向けて放たれた。無防備だったクローズはホーリーソードをもろに受けてしまった。
「ま、真琴、お前どうしてそいつを・・・」
「クローズ、このパルロに捧げる愛の剣があなたを断ち切てあげるわ!」
クローズが起き上がるとソードが胸にスペードマークを作り、決め台詞をクローズに向けて言い放つと、クローズが心配になったDBが戻ってきた。
「キュアソード!?何を言ってるの!」
「どうしたんだよ・・・俺だ、龍牙だ!わかんねぇのか真琴!」
クローズが必死に語りかけるが、キュアソードの手刀がクローズの顔へと向ける。
「仮面ライダークローズは私達の敵・・・上城龍牙、あなたは私達の敵よ!」
「嘘だろ・・・」
クローズが動揺していると後ろからパルロがソードの隣へとよる。
「これでわかったか、上城龍牙、キュアソードは俺のモンだ!」
「お前・・・真琴に何をした!」
「何もしてない、彼女が自分の口で言ったんだよ」
「ふざけるな!真琴はこんな事を言うわけねえじゃねえか!」
「馴れ馴れしく知ったような事を言わないで偽物の仮面ライダー!」
「えっ!?」
「真琴!今の発言は絶対言っちゃいけない!」
「うるさわね!」
ソードはそう叫ぶと手刀の斬撃をDBに向けて放った。
「ダビィ!やめろ真琴!」
ダビィに攻撃し終えると、ソードは冷たい殺気をクローズへと向ける。
「これが真実だよ、上城龍牙。所詮、お前とあの桐ヶ谷晴夜は偽物の仮面ライダーに過ぎないんだよ。お前らはエボルトのおかげで仮面ライダーになれただけの、ただの作り物に過ぎないんだよ」
エボルトのおかげで仮面ライダーなれた作り物。
ーーその通りだ。あいつの遺伝子のおかげで仮面ライダーになれたのは事実だ。
けど・・・
「俺の事は、いくらでもバカにしてくれても構わねえ。エボルトのおかげって言うのも間違ってねぇ・・・」
下向きながらもクローズは、エボルトのおかげでライダーになれたと言うのを否定しなかった。
「けどよ、あいつを・・・晴夜を偽りって言った事は許せねえ!」
クローズはそう啖呵を切ると、ドライバーのレバーを回す。
『Ready go!』
『グレートドラゴニックアタック!』
後ろから現れた龍がクローズの拳に向けられたと同時に、蒼いオーラを纏った拳がパルロに向けて放たれ、パルロを吹き飛ばした。
「あいつは・・・桐ヶ谷晴夜は偽りじゃねえ!」
晴夜は偽物じゃない。そう叫んで起き上がったパルロにパンチを何度も繰り出す。
「いつも、他人ために必死になって戦って、敵だった奴にも手を差し伸べる。本物ヒーローなんだよ!」
クローズが叫び続け、次のパンチを決めようとする。その時、横からキュアソードが現れパルロを守る。
「なっ!?真琴!?」
キュアソードを目の前に現れた事で、クローズは攻撃を止めた。
「バカだな」
「スーパクルソード!」
今度はほぼ至近距離でスーパクルソードを放ち、クローズにかなりダメージを与えた。
「真琴・・・」
起き上がろうとすると、攻撃してきたキュアソードを見つめる。
「待ってろ、絶対助けてやる!」
クローズはビートクローザーにロックボトルを差し込む。
『スペシャルチューン!ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!』
ビートクローザーのグリップを三回引っ張り、エネルギーが溜まる。
『ギガスラッシュ!』
「うぉぉ・・・オリャャャャャャャ!」
ビートクローザーから収束されたエネルギーがパルロに向けて放とうする。だが、またもやキュアソードがクローズの前へと現れる。
「真琴・・・」
クローズがビートクローザーを振ろうとしたその時、キュアソードとの思い出を振り返ってしまう。
「真琴・・・俺には、出来ない」
ビートクローザーをキュアソードの前で止めてしまった。
「なんだ、攻撃出来ないか!やはり偽物だな」
パルロがクローズを嘲笑うと、ドライバーのレバーを回す。
『Ready go!』
『ハザードフィニッシュ!パルロスコーピオンアタック!』
パルロの後ろの尻尾がキュアソードを巻き込んでクローズに攻撃しようとする。
「!?真琴!退け!ぐわぁ!」
今のは避けられた筈なのに、キュアソードを逃がそうとして避ける間がなかった。
「どうした?先まで威勢はどうしたんだ上城龍牙」
こうなると見越していたような感じで挑発し、口笛を吹いた。
「くぅ!真琴を盾にしやがって!汚ねえマネしやがって・・・」
「勘違いしている。俺のモノなんだから俺のために戦うのは当然だろ」
「真琴は、てめぇの道具じゃねえ!」
「黙れ、偽物が説教すんじゃねえよ!キュアソードやれ!」
パルロの命令にキュアソードが頷く。
「ソードハリケーン!」
マジカルラブリーパットから放たれたソードハリケーンがクローズを囲み、無数の剣を放ち続ける。
「くそっ!」
「これで、終わらしてやるよ上城龍牙!」
『Ready go!』
パルロのPSデスシザークローがかなり伸び始め、エネルギーが収束されていく。
『パルロスコーピオンフィニッシュ!』
パルロの伸びた爪から放たれた技がクローズの胸へと当たり、クローズを簡単に吹き飛ばされた。
「ぐわぁぁぁぁぁーー!」
吹き飛ばされたクローズがそのまま転がり込んで倒れると、クローズは強制変身解除されてしまった。
すると、倒れている龍牙にキュアソードが近づき、龍牙のドライバーを強引に外した。
ソードがそれをパルロに持っていこうとする。すると、ソードの足が止まる。
「・・・えせ、返してくれ・・・」
「何」
キュアソードに小声で叫ぶ龍牙の声が聞こえ、振り向く。
「ま、真琴・・・なんで」
「あなたは、邪魔なのよ。クローズ」
名前ですら呼んでくれない。その絶望感に追いやられ龍牙はそのまま気を失う。それを見てパルロがシザークローを龍牙に向ける。
「これで終わりだ。上城龍牙」
その爪で龍牙に突き刺そうとする。するとパルロの足元が火花を散らした。
「!?」
「へぇ〜、中々面白い事をしてるんだね〜」
飛んできた方を見ると、そこから右手に銃のような形をしたものを握った青年が近づいてくる。
「そこの君、そのお宝をこちらへ渡したまえ」
手の平を出して、青年は龍牙のビルドドライバーを渡せという。
「誰だ、お前は」
「僕のことを知らないとは悲しいね〜まぁ、あえていうなら通りすがりの仮面ライダーかな♪」
青年は通りすがりの仮面ライダーという。
「さぁ、そのお宝をこっち渡してくれないか?」
「いい加減にしろ、これは本来俺のものだ!」
「はぁ〜、仕方ないねぇ、実力行使と行くよ!」
そう言うと銃を一回転させ、一枚の絵柄のついたカードを取り出す。
『KAMEN RIDE!』
青年は手に持っていた銃にカードを差し込んで、銃を空の方へと向けた
「変身!」
青年――海東大樹が叫ぶと同時にトリガーを引いた
『DIEND!』
トリガーを引くと銃口から紋章を浮かばせて、3色のシルエットを体に重ねるとスーツに変化させた。更に10枚のプレートが頭部に装着されると、仮面ライダーディエンドへと変身した。
「何!?」
パルロが驚くと、ディエンドとなったライダーはまた違うカードを差し込む。
『ATTACK RIDE!BLAST!』
トリガーを引くと銃が一緒にいくつもの光弾が放たれ、キュアソードが持っていたビルドドライバーに当たり、ディエンドの元へと飛んだ。
「お宝は貰っていくよ!」
「なっ!?」
「ついでにこの少年君もね!」
ディエンドが気を失って倒れていた龍牙を担ぐ。
「させるか!」
『ATTACK RIDE!INVISIBLE!』
「じゃあね♪」
パルロが追おうとするが、ディエンドは龍牙を担いで一瞬で消えてしまった。
「ちっ!逃げられたか!」
「ですが、グレートクローズドラゴンガジェットは手に入れました」
キュアソードの手にはグレートクローズドラゴンが握られていた。
「まぁ、いいだろう。奴との力差を見せつけたからな」
パルロは変身を解除した。
「ざまぁみろ上城龍牙!俺こそが本物にして、最強の仮面ライダーだ!アッハッハッハッハッハッァァァァァーーー!!」
高々と龍牙に勝った事による喜びへと浸り、狂ったように笑いあげる。
「後は、奴の相棒の方か」
その後、トランプ王国の大統領部屋では、ブロス兄弟が現れていた。
「報告があります」
「パルロが上城龍牙からグレートクローズガジェットを手に入れたと報告がありました」
ガイとライが、クローズの変身アイテムグレートクローズドラゴンを手に入れた事を報告する。
「上城龍牙はどうした?」
「パルロによると謎の人物が現れ、上城龍牙を連れ去り逃げていったとの連絡があり、ビルドドライバーもその男の手に渡ってしまったと」
「そうか・・・だが、まずは、一つ目の鍵を手に入れたか。残るは・・・」
映像から流るビルドを見て変身解除した晴夜の姿を見る。
「彼の持つハザードトリガーのみか」
「ビルドドライバーはどうなさいますか?」
「彼から頂こう」
男は晴夜が持っているビルドドライバーを見て、それを頂くという。
すると、部屋から仲間の斗賀野光臣が現れた。
「あのガキの居場所わかりましたで」
晴夜の居場所を知らせると、男は感心したような表情を浮かべる。
「ほぅ…流石、桐ヶ谷巧の弟、感が鋭いな!」
それを見ていた男が椅子から起き上がった。
「さあって、では行こう。君の彼氏・・・いや、元彼氏かな?」
隣でローブを被った人物に話しかける。
「いえ、彼は・・・ビルドは敵です。勘違いしないでください」
「そうか、それならいい。では、最後のピースを持つ少年の元へと向かおう」
男とローブ被った一人が、晴夜の元へと向かおうとしていた。
次回!Re.ドキドキ&サイエンス!last science!
第5話 破滅を呼ぶライダーの降臨
おまけ
ソード「私は洗脳なんかに屈しない!」
数分後。
ソード「クローズ、このパルロに捧げる愛の剣があなたを断ち切てあげるわ!」
パルロ「ソードは俺の女だ!(笑)」
クローズ「お前ェェェェェェェェァァァアアアアアア!!」
即堕ち2コマ。
完