晴夜「仮面ライダービルドであり、てぇんさい科学者の卵 桐ヶ谷晴夜は、拐われたマナ達を探すために色んな町を巡って廻っていたが、突然プリキュア達が襲い掛かってきた!」
龍牙「そんな晴夜の前に、エボルトと同じブラッド帝国の一人である伊能賢也が仮面ライダーブラッドへ変身した!そして門矢士によって別の世界へと送られた晴夜は、そこで仮面ライダークローズ、万丈龍我と出会い。彼に案内されるがままに別世界の仮面ライダービルド、桐生戦兎とも出会ったのだった」
士「復活した桐ヶ谷晴夜は仮面ライダーパルロをぶっ飛ばすが、仮面ライダーブラッドこと伊能賢也はパンドラ城という建設物を生成した。そして仮面ライダーとプリキュア達は最終決戦に向けて準備を進めるのだった」
龍牙「それはそうと晴夜、お前が持ってきたあの黒い時計ってなんだよ!ボタン押しても全然動かねぇんだけど!?」
士「それが知りたかったら『仮面ライダージオウ』をビデオショップで買うか、このSSの原作者が書いた『HUGっとジオウ!』を見ることをオススメする」
晴夜「ここで布教しながらメタい話をしないでください⁉︎おい龍牙!早く第9話始めて!」
絶望の底から蘇り、新たな覚悟を決めた晴夜。桐生戦兎に託されたビルドドライバーを持ちプリキュア達と戦う覚悟を決め、ビルドに変身し、仮面ライダーパルロを退けさせた。
その後、撤退したパルロはパンドラ城へと戻っていった。
パンドラ城、城内ではブロス兄弟と伊能達三人がいた。
「ああ、ビルドにコテンパにされたみたいやな・・・」
「うるさい!油断しただけだ!」
「でも、あなたはあの偽物君に負けた。本物の仮面ライダーが聞いて呆れるわね」
「くぅ!」
斗賀野と岸波に痛いところを突かれ、ぐうの音も出なかった。
「しかも、ビルドはハザードトリガーも使わずにあなたに勝ったと・・・」
「大口叩いた割には、このザマとはな」
「うるさい!・・・次は勝つ・・・」
ユウヤはブロス兄弟にそう言い返し、次は勝つと宣言した。
「期待してるよ・・・パルロ。さって・・・」
伊能が椅子から立ち上がると外を見る。
「いよいよ仮面ライダーと残りプリキュアがここに来る。その為に万全の準備を取ろう。
そして・・・世界の滅亡を始めよう。このパンドラボックスで!」
部屋の台座には、王国から奪ったパンドラボックスが置かれていた。
その頃、大使館へと戻った晴夜達は門矢士から伊能達の計画とその狙いを明かされた。
「世界の滅亡・・・」
「つまり、彼らは世界の滅亡を求めてるいると・・・」
「あぁ、だいだいそんな感じだ」
士はコーヒーを手に取り、計画の内容を話している。
「だいだいって・・・なんかいい加減だな。あんたの説明」
「奴らの国は一万年前にあるきっかけで滅び、残った奴らは秘めた力を手に入れたとされている。
それで世界を滅亡をさせる為に、色々企んでいるらしい」
コーヒーが苦かったのか砂糖を入れ、話を続ける。
「でも、どうやって世界の滅亡させるの?」
「パンドラボックスを使うんだとさ」
「パンドラボックスを?」
「元々、パンドラボックスは奴らの国が作った物らしい。ニガッ・・・」
パンドラボックスのことを話しながらコーヒーを啜ると苦いと呟き、またさらに砂糖を入れる。
「奴らは箱の力を自由に使えるらしい、だが、実際にはまだそうするには時間がかかるらしい」
「つまり、まだその時までには、時間があるってこと・・・」
「まぁ、そう言う事だ」
「その時が来るのはいつかね?」
ブルーはいつ計画が始まり、世界の滅亡が始まるのかと尋ねる。
「奴らの予定していた計画では、明日だとさ」
「明日⁉︎」
「たった明日しかないの?」
「それで準備が完了するだとさ」
明日と言うとみんな驚いてる中、門矢士は冷静にコーヒーを飲む。
「マジかよ・・・」
「明日・・・」
「そんな・・・先輩の皆さんは敵になっちゃうし・・・」
「戦力的にもこっちが不利・・・」
いおなの言う通り、数からしたらここにいるメンバーと門矢士を合わせても十人。
対して向こうはドキドキプリキュア以降のプリキュアオールスターが全て敵と言う、かなり不利な状況にある。
「あたしは諦めない!」
「めぐみ・・・」
「だって、先輩達も世界を救えるのも私達しかいない!それに、ここにいるみんなとやればいける気がする!」
だがそれでもめぐみは諦めず、ここにいるみんなとならいけると言う。
「そうね。めぐみの言う通り」
「うん」
「確かに、ここでやらないと先輩の皆さんも世界を守れないわ」
ハピネスチャージプリキュアの四人は、明日の戦いの覚悟はあるようだ。
「和也さん」
「言わなくてもわかるさ。俺もマナや六花やありす、まこぴーも取り戻すさ」
「僕もです。亜久里ちゃんを絶対に!」
和也と幻冬も、不利とわかっていても戦う覚悟を決意した。
「・・・あれ?晴夜は?」
レジーナが辺りを見回すと、晴夜と龍牙がいないことが気づいた。
一方、大使館のとある部屋を研究室へと変え、晴夜は龍牙が貰ったと言うボトルを調べていた。
「なんか、わかったのか?」
龍牙が聞くと、晴夜が机に置かれたボトルを掴む。
「このボトルは、ハザードレベル7のボトルだ」
龍牙が海東から貰ったボトルはハザードレベル7のボトルであると言う。
「それって・・・俺達の龍と兎の・・・」
以前、何度か晴夜と龍牙のボトルが金色と銀色へと変わった現象、その時のボトルと同じだと言うことだ。
「あぁ・・・けど、今の俺達のボトルはハザードレベル7には達成していない・・・」
ハザードレベル7ボトルは稀に起こる奇跡のボトル。だが今の二人のボトルはまだその域に達していない。
「もう一度・・・ハザードレベル7になれって事か・・・」
龍牙はかつて銀色になったドラゴンボトルを思い浮かべながら、まだ青いドラゴンボトルを見つめる。
「・・・とにかく、このボトルを最大限に生かす、クローズの新アイテムを作る」
「そんなの出来るのかよ・・・」
龍牙がそう言うと晴夜はパソコンを操作し、新型ガジェットの設計図を見せる。
「クローズドラゴンをベースにした新ガジェット。これを開発する」
「・・・新しいドラゴン」
設計図を見る限り、クローズドラゴンとは形がかなり違う新ガジェットだった。
「なんとか明日までには、間に合わせる」
晴夜はすぐに作業にかかる。
「晴夜。その開発は私が引き受けよう」
そこへ拓人が現れ、新型ガジェットの開発を引き受けると言う。
「お前、明日のために体力を回復させることが大切だろ」
「でも・・・」
「今は、ゆっくり休みなさい」
「・・・わかったよ」
晴夜はそのまま椅子から離れ、部屋から出て行く。
「おい?どこ行くんだよ?」
龍牙も後を追うと、晴夜はそのまま大使館の外へと出て行く。
「おいってば!」
「ちょっと行きたいところがあるんだ・・・後で戻ってくる」
晴夜はそう話すとビルドフォンを取り出し、ライオンボトルを差し込む。
『ビルドチェンジ!』
愛用のバイク『マシンビルダー』を出現させると、そのまま乗り込み何処かへ走っていていた。
「あいつ・・・」
「龍牙・・・晴夜どこ行ったの?」
エンジン音に気づき、レジーナも出てきた。
それから、マシンビルダーを走らせると晴夜は大貝町へと到着し、いつもの場所へと到着した。
「・・・ごめん・・・俺がまた、今回も引き起こして・・・」
「やっぱここか?」
すると声が聞こえ、晴夜は咄嗟に後ろを振り返る。
「龍牙・・・レジーナ」
「お前、いつも何があるとここに来るような」
二人は、晴夜がここにいるのだとわかっていたようだ。
「あ〜〜やっぱいいよな。ここから見える景色!」
龍牙が体を伸ばして呟く。
「何一人で謝ってんだよ・・・」
「・・・」
「今回の事件が自分のせいだと思ってるの・・・ふざけないで!」
レジーナは自分を責めている晴夜に、そう叫ぶ。
「こうなったのは、お前の所為じゃねぇよ・・・あいつらが勝手にやってるだけで、それを俺達が止める。だろ?」
「龍牙・・・」
「お前、あの時・・・エボルトが最後に言ったこと、わすれてねぇだろな?」
それは、二つの世界の裂け目で戦っていたエボルトと決戦…
『・・・新世界が出来ても、俺のような奴は消えないぞ・・・!』
あの戦いでエボルトは最期に、自分のような存在は消えない二人に向けて告げる。
『そん時は、また戦ってやるよ!みんなを守るためにな!』
『ああ!俺たちは誰かの笑顔と明日を創る・・・仮面ライダーだ。
例え、それが辛い道でも俺は・・・俺達はみんなを守り続ける!』
そう晴夜と龍牙は告げて、エボルトは『チャオ〜』と名残惜しそうに言いながら消滅していった。
「俺達はみんなの明日を創るために・・・プロトジコチューをエボルトを倒したじゃねえか・・・それは間違っていたと言うのかよ?」
「そうよ。晴夜がいなかったらパパだって助けられなかったわ」
二人に言われる。そのまま晴夜は前へと進み、手すりに手を置いて「はぁ〜」と軽く溜息を吐く。
「最悪だ・・・」
口癖の最悪だと言う。これを聞いて二人が笑う。
「二人の言う通り、俺が仮面ライダーになったのは、エボルトや伊能達のおかげかもしれない・・・けど・・・」
晴夜はそう呟きながら、ラビットとタンクのボトルを取り出す。
「みんなの明日を守りたいって思いで俺は仮面ライダーになる事を決めたんだ」
あの日、叔父から・・・エボルトから渡されたドライバーを握った時から決めたんだ。
「例え、偽りだとしても・・・この力で俺はみんなを元に戻す。だから、一緒に戦ってくれ」
「おお!」
「うん!」
二人が手を伸ばし重ねる。晴夜もその手に重ねる。
「お前ら覚悟は決まったか?」
覚悟が決まったかと後ろから門矢士が現れた。
「士さん……あなたに聞きたいことがあるんです」
それに気付いた晴夜が、士に聞きたいことがあると尋ねる。
「あなたは、この世界の人間じゃない・・・パラレルワールドから来た。違いますか?」
「なんだよ。アパレルワールドって・・・」
アパレルワールドと言い、晴夜がガクッとなる。偶然にも、龍牙の言葉はあっちで万丈が言っていたのとおんなじ台詞だった
「パラレルワールドよ」
「はぁ〜・・・ったく」
やっぱり、まだまだバカだと思い、髪をかくとパラレルワールドについて話す。
「この世界には、パラレルワールド。平行世界と呼ばれるものがいくつか存在している」
「平行世界?」
「例えば、俺や龍牙は出会ったこの世界があれば、中には俺や龍牙が出会うこともない世界もある」
「どいうことかわからねぇ……」
晴夜の説明を聞いても龍牙とレジーナにはさっぱりわからなかった。
「その通りだ」
「「マジ!?」」
「俺はこの世界の人間じゃない」
この世界の人間じゃないと聞き、二人は驚く。
「何故、そう思った」
「あなたが俺を別の世界に送れたのと、鳴滝って人からだいだいの事を教えてもらいました」
「なるほど・・・ああ、俺は世界を自由に行くことができる」
「じゃあ、どうしてこの世界に二度も来たんですか?」
「最初にお前に会ったのはこれのためだ」
一枚のライダーの記されているカードを見せる。
「ビルド?」
そこに記されているのは仮面ライダービルドだった。
「そして、今回はこの世界を見定める必要があると思ってな」
「見定める・・・」
「ちょっと、なんであんたがそんなことする権利があるのよ!ジコチューなの!」
「だいだいあんた何者だよ?」
レジーナと龍牙がそう尋ねると、士はその問いに答える。
「俺か?俺は世界の破壊者だ」
「世界の・・・破壊者・・・」
「明日の戦いにお前らが負け、この世界が滅亡した時は、俺はこの世界を破壊する」
明日の戦いに晴夜達が負ければ世界を破壊すると言う。すると、晴夜が士に近づく。
「そんなことはさせません」
そんなことさせないと晴夜がホークガトリンガーを向ける。
「みんなの心を取り戻して、伊能達の計画を止める・・・そして、もしあんたがこの世界を破壊しようした時は、俺があんたを倒す」
「ほぅ〜、おもしろい」
しかし、晴夜はすぐにホークガトリンガーを下ろす。
「けど、伊能達を止めるにはあなたの力も必要です。だから・・・明日の戦い手を貸して下さい」
「いいだろう。お前らの覚悟を見せてもらうか〜」
「それに、あなたは世界を破壊しない」
「何故、そう思う?」
「あなたは通りすがりの仮面ライダーだから」
「・・・会えたか?もう一人のビルド・・・桐生戦兎に」
「えぇ、会いましたよ。戦兎さんが俺が忘れかけていた事を・・・信じるものを思い出させてくれました」
「そうか」
「晴夜・・・」
士は今の晴夜を見て、自分よりでかく見えた気がした。一瞬だけだが。
「お前はどうだ・・・こいつのように戦う覚悟は出来ているのか?」
「俺は・・・俺は・・・真琴とは・・・戦えねえかもしれねえ・・・」
だが龍牙は、真琴とは戦えないと言う。
「あいつは・・・俺にとって晴夜と同じくらい大事な相棒なんだ・・・だから・・・」
「なら、お前の思いをぶつけて見ろよ」
迷いが見えていた龍牙に、士はそう伝える。
「思いを・・・」
「お前の伝えたい思いを、どうやったら伝わるのか考えたらどうだ?」
「俺の思い・・・」
「まあ、あとは自分で考えな。お前のやり方を見つけてな」
(俺のやり方・・・)
「そうすれば、意外と伝わるかもな」
士はそのまま一人で先に帰って行く。
それからしばらくし、晴夜達も大使館へと戻る。
そして、晴夜は拓人の元に現れ、手伝おうとした。
「父さん」
「休めと言ったろ」
「明日まで時間がない。二人でやればすぐに出来るよ」
道具を取り、一緒にクローズの新アイテムを作る。
「それに、このガジェットに改良を加えたいんだ」
操作し、ガジェットの設計図から改良の部分を見せる。
「なるほど・・・確かにこれならボトルの力を限界まで引き出せる。
・・・だが、一か八かの勝負だぞ」
「龍牙ならこのクローズの新アイテムを使えるはずだ・・・俺はあいつの可能性を信じている」
このクローズの新アイテムは龍牙が使えると信じていると、晴夜は話を変える。
「ねぇ・・・父さん。聞きたいことがある・・・どうして俺達は仮面ライダーになれたの?」
「何故・・・そんなことを・・・」
「もう一人のビルド・・・桐生戦兎さん達は、スマッシュの成分のネビュラガスによる人体実験で仮面ライダーになれたって言うんだ・・・」
「だから、もしかして俺達四人の体にも・・・ネビュラガスが・・・」
「それは違う」
かつてジコチューゲームの際にエボルトに言われた事と、戦兎の世界での話を聞いて、ネビュラガスが自分たちの体にあると晴夜が推測すると、拓人は人体実験とは違うという。
「晴夜・・・お前や巧、和也君、幻冬君が仮面ライダーなのは、人体実験を受けたからではない。
パンドラボックスの光を浴びたからだ」
「えっ?」
「四年前の実験室で近くにいた君達四人はパンドラボックスの強烈な光を浴び、人間のハザードレベルがライダーシステムに順応出来るほどになったんだ」
あの事件に実験室の外にいた晴夜と兄の巧、そしてその時偶然、和也と幻冬もあそこにいたと語る。
「じゃあ、四年前の実験場でのエボルトの事件があそこにいた。俺や兄さんだけでなく・・・和也や幻冬君を巻き込んだ」
「あの二人には、申し訳ないと思ってる・・・」
あの事故が息子だけでなく、和也と幻冬を巻き込んでしまった事を後悔していると…
「それは違うぜ。晴夜の親父さん」
「和也、幻冬君」
拓人は声が聞こえた方を向くと、ドアの入り口に和也と幻冬が立っていた。
「僕は仮面ライダーになれて良かったと思っています」
幻冬がクロコダイルクラックボトルを取り出す。
「そりゃあ、戦いは辛いですけど・・・大切な人を守るためには、どうすればいいか学べたんです」
「俺は仮面ライダーになった事を宿命だと思ってる・・・」
「宿命・・・」
「最初は、なんでこんな力が俺にあるのかわからなかった・・・
けど、幼馴染のあいつらと再会して、戦ってる事を知ってわかったんだ。
この日のためにこの力が来たんだってな・・・
だから、巻き込まれだなんて思ってねえよ。寧ろ感謝してる」
「お前ら・・・」
二人が言うと晴夜が引き出しを開け、そこから二つのアイテムを見せる。
「これ・・・」
それは、この前の事件の後、故障した筈のブリザードナックルとプライムローグボトルだ。
「ブリザードナックル」
「プライムローグボトル」
「これを渡す前に俺からの頼み聞いてくれるか・・・最後まで、一緒に戦ってくれ」
「当たり前だ!」
「覚悟は出来てます!」
二人は迷わず答え、ブリザードナックルとプライムローグボトルを掴む。
「みんなの笑顔を取り戻しましょう」
「LOVE&PEACEの為にもな」
「あぁ!最高だ!」
「晴夜、時間もない。急いで完成させるぞ」
「うん!」
二人は急いでクローズの新アイテムの完成へと向かう。
そして翌朝、みんなが気持ちよく眠っていたその時・・・
〈ドカァーーーーン‼︎〉
朝からお約束の爆発音が大使館中に響きわたる。
「な、何、何、爆発⁉︎」
「桐ヶ谷君の部屋のところかよ!」
ひめ達は急いで晴夜がいる部屋に全員がやってくる。
部屋を見ると周りは数多くの方程式が書かれた紙が散らばっていおり、そこに晴夜が立っていた。
「完成した!クローズのパワーアップアイテム!その名も〜〜〜クリアドラゴンガジェット!」
クローズドラゴンと似た白いドラゴン型の新ガジェットを見せ、『クリアドラゴン』と名付けた。
「凄いでしょー!最高でしょー!天才でしょー!」
久しぶりにハイテンションでお決まりのフレーズを言う。
「久々に見たな・・・いつもの・・・」
「あれいつもやってるのか・・・?」
「何か完成するたびにやってるってマナから聞いたことあるけど・・・」
「テンションが昨日より数段上ねぇ・・・」
「本当に科学バカだね・・・」
ひめは晴夜を見て科学バカと言うと、晴夜が龍牙に近寄る。
「龍牙」
そして、龍牙に新ガジェットを渡す。
「お待たせ」
「サンキュー」
受け取るとガジェットを見ると一つ気になった。
「ん?これ?ボトル二本させるのか?」
クローズドラゴンと違い、ボトルを差すスロットが一つじゃなく、二つになっていた。
「あぁ・・・お前が貰ったクリスタルボトルとドラゴンボトルがハザードレベル7に達したらな」
晴夜はクリスタルボトルを見せ、説明する。
「ハザードレベル7・・・」
龍牙はポケットからまだ青いドラゴンボトルを取り出して見る。
「それで変身出来れば、クローズマグマを超えるかもしれない・・・どうする?」
それを使うかどうか龍牙に尋ねる。
「・・・わかった。やってやるよ」
新ガジェットクリアドラゴンを使うことを決めた。
「じゃあ行こうか!みんなを助けに!」
『あぁぁ‼︎(うん!)』
みんな大使館を出て、決戦のパンドラ城へと向おうとする――
「待て」
――前に、士が龍牙に待てと言う。
「そのボトル。誰から貰った」
「あぁ・・・海東って奴が俺に・・・」
「海東だと・・・あいつここに来ているのか・・・」
海東の名前を聞いた士は、その人物に対する良い思い出がないのか、思わず顔を顰める。
「知り合いなんですか?」
「・・・ただのコソ泥だ」
「コソ泥?」
「どうでもいい。行くぞ」
士が行くぞと言うと、二人もつられて一緒に向かう。決戦の地へと・・・
朝日が天まで登った正午、パンドラ城に十人の戦士達が現れた。
そこへ一体のドローンが十人の前に現れた。
『来たね。諸君』
「伊能・・・」
そこからパンドラ城の中にいる伊能の映像が流れる。
『ようこそ、パンドラ城へ。私はこのパンドラ城の最上階いる。ここまで来た前、そこで全て終わらせてあげよう。ただし・・・君達がここまで来れればだが・・・』
ドローンが高く上空すると、パンドラ城の入り口にはクローンスマッシュにガーディアン。そして、洗脳されたプリキュア、その先頭にブロス兄弟が立っていた。
晴夜達が来たのを確認した弟のライがネビュラスチームガンにギアエンジンを差し込む。
『ギアエンジン!ファンキー!』
今度は隣にいる兄のガイへとネビュラスチームガンを渡し、ガイはギアリモコンを差し込む。
『ギアリモコン!ファンキー!』
「「潤動‼︎」」
二人が同時に叫ぶと黒い霧が二人を包み込み、周りにギアが現れると二人に向かう。
『エンジンランニングギア!』
『リモートコントロールギア!』
二人はエンジンブロス、リモコンブロスへと姿を変える。
それを見て十人は自分の変身アイテムを取り出す。
『ラビット!タンク!ベストマッチ!』
『ドラゴンゼリー!』
『ロボットゼリー!』
『デンジャー!クロコダイル!』
『KAMEN RIDE!』
仮面ライダー達がドライバーにボトルやゼリー、ライダーカードを差し込み全員が構える。
『Are You Ready?』
「「「「「変身!」」」」」
「プリキュア!ドレスアップ!」
「「「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!」」」
「プリキュア!きらりんスターシンフォニー!」
晴夜達五人の体にアーマーとスーツが装着され、レジーナ達五人が光に包まれ姿を変える。
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!』
『潰れる!流れる!溢れ出る!ドラゴンインクローズチャージ!ブラァ!』
『流れる!潰れる!溢れ出る!ロボットイングリス!ブラァ!』
『割れる!食われる!砕け散る!クロコダイルインローグ!オラァ!〈キャー!〉』
『DECADE!』
「運命を変える切り札!キュアジョーカー!」
「世界に広がるビッグな愛!キュアラブリー!」
「天空に舞う蒼き風!キュアプリンセス!」
「大地に実る命の光!キュアハニー!」
「夜空にきらめく希望の星!キュアフォーチュン!」
「「ハピネス注入!」」
「「幸せチャージ!」」
「「「「ハピネスチャージプリキュア!」」」」
全員が変身を完了し、並び立った。
『やれ』
伊能の命令と共に、スマッシュとガーディアン、プリキュア達、ブロス達が一斉にビルド達に向かって襲いかかる。
「行くぞ!」
そして、ビルドの掛け声とともに全員が走っていく。
――今、最後の決戦の鐘が鳴る。
次回!Re.ドキドキ&サイエンス!last science!
第10話 引き裂かれるコンビ…ビルドVSクローズ
おまけ
伊能『やれ』
ビルド「行くぞぉぉぉぉォォォォォォ!!」
みかんの神様「ブラッドぜってえ許せねぇ!」
宝生永夢ゥ「敗者に相応しいエンディングを見せてやる!」
てつを氏「ブラッド帝国!ゆ"る"さ"ん"!」
天の道を行く男「おばあちゃんが言っていた、勝利は必ず俺の下にあると!」
アマゾン「アァァァァァァマァァァァァァゾォォォォォォンッッッッ!!」
孤独のゴリラ「ブラッド帝国は俺がひとつ残らずぶっ潰す!!」
伝説の超野菜人「ここがお前の死に場所だぁ!!」
団長「行くぞお前らぁ!」〈勝ち取りたい!ものはない!
伊能『待てやぁぁぁぁぁぁぁ!!!?なんか明らかにヤバいのがたくさん居るんだけどォォォォォォォォ!?』
ディケイド「俺が呼んでおいた」
伊能『おのれディケイドォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!』
勝てばよかろうなのだぁ!
完