Re.ドキドキ&サイエンス   作:yu-ki.S

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前回までのあらすじ!

晴夜「仮面ライダービルドであり、てぇんさい科学者の卵 桐ヶ谷晴夜は、拐われたマナ達を探すために色んな町を巡って廻っていたが、突然プリキュア達が襲い掛かってきた!」

龍牙「そんな晴夜の前に、エボルトと同じブラッド帝国の一人である伊能賢也が仮面ライダーブラッドへ変身した!そして門矢士によって別の世界へと送られた晴夜は、そこで仮面ライダークローズ、万丈龍我と出会い。彼に案内され別世界の仮面ライダービルド、桐生戦兎とも出会ったのだった」

マッドローグ「だが復活した桐ヶ谷晴夜の前に、仮面ライダーブラッドこと伊能賢也はパンドラ城という建設物を生成した。そして遂に、ブラッド帝国との最終決戦が始まるのだった」

晴夜「えっ!マッドローグ!?レジーナとキュアエースとの戦いでエボルドライバーが破損したから、もう登場しない筈では・・・?」

マッドローグ「残念だが、僕はトランプ王国の研究所に残っていたエボルドライバーの設計図を盗んで、ドライバーを修復した。かなり手こずったが、今は僕の物だ」

龍牙「レジーナじゃないなら、お前は誰なんだ!!」

マッドローグ「そんなネタバレあらすじ紹介で言えるわけねぇだろ!
さぁ! どうなる第10話!」


第10話 引き裂かれるコンビ…ビルドVSクローズ

ついに始まったパンドラ城で行われる最後の決戦。五人の仮面ライダーと五人のプリキュアがまさに世界の命運をかけて戦っていた。目指すは、全ての元凶である。

仮面ライダーブラッドを倒すため、パンドラ城の中へ入ろうと外の敵を応戦していた。

 

「はぁ!ヤァ!」

 

ビルドは向かってくるクローンスマッシュやガーディアンをドリルクラッシャーで迎え撃つと、一度、距離を取る。

 

『タカ!ガトリング!ベストマッチ!』

 

タカとガトリングのボトルを取り出しキャップを回すとドライバーに差し込む。

 

「ビルドアップ!」

 

『天空の暴れん坊!ホークガトリング!イェーイ!』

『ホークガトリンガー!』

 

ホークガトリングへとフォームチェンジを完了し、ホークガトリンガーを出現させ、翼を広げ高く飛び上がる。

ビルドは翼で飛びながら地上のスマッシュを放ちつづける。

 

「ハァ!」

 

すると、宙を飛べるスマッシュがビルドに向かってくる。

 

『テン!トゥエンティ!サーティ!フォーティ!フィフティ!シックスティ!セブンティ!エイティ!ナインティ!ワンハンドレッド!』

 

空中でホークガトリンガーのシリンダーを回すと、ビルドの宙の周囲が球体のフィールドが形成され、スマッシュをその中におびき寄せる。

 

『フルバレット!』

 

ホークガトリンガーの百発の攻撃がフィールドの内に繰り出され、スマッシュを全て破壊した。

そして、クローズとグリスも二人で応戦している。

 

『『シングル!シングルフィニッシュ!』』

 

二人のツインブレイカーが放たれた砲撃がガーディアンを怯ませる。

 

『シングル!ツイン!』

 

今度はクローズが二本のボトルを差し込むとガーディアンへ走っていく。

 

『ツインブレイク!』

 

「オラァァァァァァァァァ!」

 

ツインブレイカーでガーディアン達を頭上へと上げる。

 

「かずやん!」

 

「おお!」

 

『ディスチャージボトル!潰れない!チャージクラッシュ!』

 

クマボトルの力によりグリスの手が巨大なクマの手となった。

 

「くらえ!」

 

巨大なクマの手の攻撃が、ガーディアンを両手で挟みガーディアンが爆破した。

 

「しゃあ!」

 

「この調子で行くぜ!」

 

二人は更にスマッシュやガーディアンへと向かっていく。

そして、ローグとジョーカーも・・・

 

「こんな所で、足止めされてたまるか!」

 

「みんながアタシを助けてくれたように、今度はアタシがみんなを助ける!」

 

ジョーカーがミラクルドラゴングレイブの矛先を向ける。

 

「プリキュア!ドラゴンズウインド!」

 

巨大な竜巻を生み出し、スマッシュ達の動きを封じる。

 

『クロコダイル!ファンキーショット!』

 

トドメにローグが“ファンキーショット”を放ち、スマッシュを撃破する。

 

「先輩達を利用して世界を滅亡だなんてさせない!」

「ラブリー!パンチングパンチ!」

 

そしてラブリーがパンチングパンチを連続で繰り出して怯ませた所に、拳から一撃を放ちスマッシュを爆破させる。

 

「プリンセスカッター!」

 

今度はプリンセスがプリンセスカッターを放ち、スマッシュとガーディアンを斬り裂く。

 

「フォーチュン!スターバースト!」

 

フォーチュンが手のひらから星形のエネルギー弾を放つ。

 

『ATTACK RIDE!BLAST!』

 

ディケイドはブッカーをガンモードと変え、銃口を分身し発射されると、弾丸のエネルギー弾の掃射を浴びせてスマッシュを破壊した。

すると、後ろからガーディアンが不意打ちで砲撃を放つ。

 

「ちっ、面倒な奴らだな」

 

『ATTACK RIDE!SLASH!』

 

今度はソードモードへ変わり。刀身にエネルギーを纏わせると分身し、一振りで数太刀の斬撃を浴びせ撃破した。

 

「やはり、スマッシュやガーディアンでは、無理なようですね」

 

「やっぱ、あいつらの方がいいか〜」

 

すると、ブロス兄弟の後ろから何十人ものの黒い影が現れた。

 

「やっぱ来たか・・・」

 

「みんな・・・」

 

それは黒い色へと変わったプリキュアオールスターズだった。

 

「六花、ありす・・・」

 

「亜久里ちゃん・・・」

 

「先輩・・・」

 

「やるしかないの・・・」

 

「でも・・・」

 

「やっぱり・・・」

 

「おい、来るぞ」

 

『⁉︎』

 

グリスやローグ、ラブリー達が戦いたいくないと思っているとディケイドに声をかけられ、一斉に向かってきた。

 

「サニーファイア」

「ファイアストライク」

 

最初はビルドにサニー、ルージュの二人が攻撃を仕掛ける。

 

『ハリネズミ!消防車!ベストマッチ!』

 

「ビルドアップ!」

 

『レスキュー剣山!ファイヤーヘッジホッグ!イェーイ!』

 

二人の炎の攻撃を見て、ファイヤーヘッジホッグと変わった。

 

「炎のなら、消化だ」

 

消防車のアーマーの左腕のホースを発射し、二人の技を消化すると、ボトルを取り替える。

 

『ローズ!ヘリコプター!ベストマッチ!』

『Are you ready?』

 

「ビルドアップ!」

 

『情熱の扇風機!ローズコプター!イェーイ!』

 

新たなアーマーが装着されてローズコプターとなり、背面から取り外したバトローターブレードを掌に装備すると、ドライバーのレバーを回す。

 

『Ready go!』

 

レバーを回し終えるとバトローターブレードが回転する。

 

『ボルテックフィニッシュ!』

 

そのまま突撃しようとする。しかし、ロゼッタ、ミントがバリアを作りビルドの攻撃を跳ね返す。

 

「なら、これで!」

 

『トラ!UFO!ベストマッチ!』

『Are you ready?』

 

「ビルドアップ!」

 

『未確認ジャングルハンター!トラユーフォー!イェーイ!』

 

今度はトラとUFOがモチーフとなったトラユーフォーとなり、再びドライバーのレバーを握る。

 

『Ready go!』

『ボルテックフィニッシュ!』

 

巨大なUFO型のエネルギーを出現させ、UFOに乗ったまま突撃し、バリアを破壊し地面へ着地した。

しかし、今度はアクア・ベリー・ビューティ・ダイヤモンドの四人がビルドを囲んでいた。

 

「サファイアアロー」

「エスポワールシャワー 」

「ビューティーブリザード」

「トゥインクルダイヤモンド!」

 

四人が同時にビルドに向かって技を放つ。

 

『クジラ!ジェット!ベストマッチ!』

『Are you ready?』

 

「ビルドアップ!」

 

『天駆けるビッグウェーブ!クジラジェット!イエーイ!』

 

今度はクジラジェットとなり、地面へ向かって腕を叩いて水の障壁を作り、四人の技を無効化した。しかし、それでもビルドの周りは彼女達に囲まれてしまう。

 

「仕方ない・・・」

 

ラビットタンクスパークリングを取り出して数回振り、缶のプルタブを開けるとビルドドライバーに差し込む。

 

『ラビットタンクスパークリング!』

 

音声が鳴り響き、ドライバーのレバーを回し、前後からランナーが現れビルドマークのスナップライドビルダーが出現し、アーマーが形成された。

 

『Are you ready?』

 

「ビルドアップ!」

 

ビルドの体にアーマーが装着され、無数の泡が弾けると、音声が響く。

 

『シュワッと弾ける!ラビットタンクスパークリング!イエイ!イェーイ!』

 

スパークリングへとフォームチェンジし、カイゾクハッシャーを手に持ちビルドが構える。

その一方、ディケイドが初代プリキュアのブラックとホワイトと交戦していた。

 

「ほぉ〜こいつらが初代プリキュアか〜」

 

ディケイドがブラックのホワイトの攻撃を避けるとカードを取り出す。

 

「なら、これで行くか」

 

『KAMEN RIDE!KUGA!』

 

「なんだよ・・・あれ・・・」

 

「他のライダーに変わった・・・」

 

赤いライダーで、古代の力を使い戦う仮面ライダークウガとなるのを見て、別の姿となったディケイドにビルド以外全員が驚く。

 

「初代には、初代の力ってな〜」

 

そう言ってるとブラックとホワイトがクウガとなったディケイドに襲いかかってきた。

しかしディケイドは簡単に躱す。

 

「やはり、操られているならこの程度か・・・」

 

二人の攻撃を避けると新たなカードをいれる。

 

『FORM RIDE!KUGA RISING!』

 

するとディケイドは、マイティフォームの強化した姿『ライジングマイティフォーム』となった。

 

『FINAL ATTACK RIDE!KU KU KU KUGA!』

 

「ダァァァァァァ!」

 

ブラックとホワイトに力を溜めた右足でカウンターキックを放ち、二人を吹き飛ばした。

 

「「ハァァァァァ!」」

 

今度はブルームとイーグレットがクウガに向かってダブルキックを放とうしたが、ギリギリで躱しした。

 

「次は2世代目か、ならこっちは・・・」

 

また違うカードを取り出しドライバーに差し込む。

 

『KAMEN RIDE!AGITO!』

 

「また、変わった・・・」

 

「なんでもありなの・・・」

 

今度はクウガとは少し似た金色のライダー、仮面ライダーアギトへとなり、ブルームとイーグレットに応戦する。

ビルドがカイゾクハッシャーを振り回し、寄せ付けないようにする。

 

「やっぱり、スパークリングじゃあこの数はきついか・・・」

 

ハザードトリガーがないからラビットラビットとタンクタンクは使えない。それにスパークリングだと決定打がない。そんなことを考えていると、後ろからピーチ、ブロサッム、メロディ、ハッピーの四人が不意打ちを受ける。

 

「うわぁ!」

 

攻撃を受けビルドが倒れる。それを好機にプリキュア達は、さらにビルドに攻撃を仕掛ける。

 

「⁉︎」

 

『隠れ身の術!』

 

その時、周囲の煙幕がビルドを隠すと、一つの影がビルドを守った。

 

「ッ⁉︎父さん!」

 

守ったのは、ニンニンコミックフォームのビルドへ変身した父:拓人のビルドだった。

 

「晴夜!ここは私達に任せ、お前は行くんだ!」

 

「でも・・・」

 

すると、さらに黒いコウモリの姿をした人物が四人に突撃し、ビルドから遠ざける。

 

「お前は・・・」

 

「ナイトローグ・・・」

 

それは、かつて敵として現れたナイトローグだった。

 

「誰が・・・」

 

クローズは、誰が変身しているのかと考え込む。

 

「久しぶりだね。晴夜、龍牙君」

 

「その声・・・」

 

「もしかして・・・石動叔父さん」

 

ナイトローグから聞こえたのは、エボルトに体を乗っ取られていた叔父の石動総一郎の声だった。

 

「あんたが、なんで・・・」

 

あのエボルトとの戦いの後、目を覚ましたと聞いていたが、正直ここに来たのは驚いた。

 

「・・・俺には、お前達に謝らればならない」

 

「「え?」」

 

その言葉を聞いたビルドとクローズは何故かと思った。

 

「エボルトに支配されていたとは言え、君達二人を利用した・・・だから、ここで君達二人の役に立ちたいんだ」

 

「・・・叔父さん」

 

「さぁ、行くんだ!」

 

ビルド(拓人)とナイトローグが二人を守ろうと前に出る。

 

「ありがとう」

 

ビルドが起き上がると城への扉へと走る。

 

「行くぞ、龍牙」

 

「おお!」

 

ビルドとクローズの二人が先へと走り出す。

 

「行かせない」

 

「「六花!」」

 

ダイヤモンドがビルドとクローズを追いかけ殴りかかろうとする。

すると、ダイヤモンドの前にまた誰かが現れた。

 

「お前は・・・」

 

「よぅ、久しぶりだな」

 

「「イーラ!」」

 

現れたのはかつてビルド達の敵として何度も戦ったジコチューのイーラだった。

 

「てめぇ、なんで・・・」

 

「まさか・・・あんた・・・」

 

また、誰かをジコチューにしに来たか、それともブラットに手を貸していると全員が警戒する。すると、イーラはダイヤモンドの方を振り向く。

 

「こいつには、借りがあるから早く行け」

 

「えっ?」

 

なんと、ビルドと戦うのではなくダイヤモンドと戦おうとする。すると、イーラは何かを取り出した。

 

「お前それ・・・⁉︎」

 

「あぁ!それ、アタシの!」

 

それはかつてキュアジョーカーになる前までにレジーナが使っていた二つ目のエボルドライバーだった。

 

『エボルドライバー!』

 

そのエボルドライバーを自分の腰へと装着した。

 

『コウモリ!発動機!エボルマッチ!』

 

ボトルを二本差し込むと、レバーを操作し、ドライバーから無数のパイプ線――ペインライドビルダーが現れた。

 

『Are you ready?』

 

「変身!」

 

イーラの体にパイプ線が一瞬に集まり、姿を変える。

 

『バットエンジン!フッハハハハハ ハハハハハ!』

 

そしてイーラは、紫・白・黒の3色。 額のコウモリ状の角や胸・肩より煙突の如く伸びるパイプなど、ナイトローグを彷彿とさせる意匠が各部に見られる姿・・・仮面ライダーマッドローグに変身した。

 

「マッドローグ・・・」

 

「早く行けえ。後、手を貸してやるのは今だけだ」

 

「サンキューな」

 

「ふん!」

 

「邪魔よ」

 

だが、ダイヤモンドはすかさずビルドに向かっていく。だが、マッドローグがダイヤモンドの拳を掴む。

 

「お前の相手は僕だ」

 

マッドローグはダイヤモンドを止め、ビルドから離す。

二人はそれを見て、急いで城への扉へと走り出す。それを見たエンジンブロスがスチームブレードを持って、ビルドとクローズに振りかかる。

 

「させるか!」

 

グリスのツインブレイカーが攻撃の盾となった。

 

「晴夜!龍牙!お前は中に行け!」

 

「かずやん!」

 

「先輩達は私達が止めるから晴夜と龍牙は早く!」

 

「けど、この数は・・・」

 

「あなた達が早く倒せばそれだけ、こっちも早く終わるの!」

 

「だから、早く中へ入って!」

 

「私達だって、ただじゃあ、やられないわ!」

 

ハピネスチャージプリキュアがオールスターズのみんなを足止めし、二人を行かせようと道を作る。

それを見てグリスがエンジンブロスを振り払う。そして、ドライバーのレンチを下ろす。

 

『スクラップフィニッシュ!』

 

肩パーツから放たれエネルギー液が防壁となり二人の道を作る。

 

「今だ!」

 

「早く行ってください!」

 

「晴夜!龍牙!行って!」

 

ローグとジョーカーがリモコンブロスとエンジンブロスを抑える。

 

「わかった」

 

「頼むぞ!」

 

二人は急いで扉の前へと走る。

 

「士さん!来てください!」

 

「やれやれ、しょうがないな!」

 

ディケイドも戦闘していた相手を振り払い、二人と共に扉へと向かう。

 

「扉があるぞ!」

 

「強行突破だ!」

 

ビルドはスパークリングを外し、ボトルを差し替える。

 

『ゴリラ!ダイヤモンド!ベストマッチ!』

 

「ビルドアップ!」

 

『輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド!イェーイ!』

 

ゴリラモンドへとなり、ドライバーのレバーを回す。

 

『Ready go!』

『ボルテックフィニッシュ!イェーイ!』

 

ダイヤモンドを作り、サドンデストロイヤーでダイヤモンドを砕くとチリとして放ち、扉へ攻撃すると最後にゴリラの腕で扉を壊す。

 

「行くぞ!」

 

三人は城の中への潜入に成功した。

 

「逃すか!」

 

「オラァ!ここから先は行かせねえ!」

 

グリスがエンジンブロスに後を追わさせようにする。

 

「ライ!邪魔を――!」

 

「ハァ!」

 

ローグがスチームブレードを振るい、リモコンブロスの前に出る。

 

「あなた達の相手は晴夜さんや龍牙さんじゃなく、僕達です」

 

「ラブリー達はみんなを頼む」

 

「こいつらは僕達に!」

 

「この前の借りを返すわ!」

 

「わかった!」

 

「二人共負けないで!」

 

ハピネスチャージプリキュアはプリキュアオールスターズを抑えに向かい、三人にブロス兄弟を任せる。

 

「邪魔すんなよ!負け犬の仮面ライダーが!」

 

「こんな間の俺達とは一味違うぞ!コラッ!」

 

「ほぅ〜、では見せてもらいましょうか?」

 

「ここで、貴方達と決着をつけます!」

 

「行くぜ、幻冬、レジーナ」

 

「もちろん。いつでも!」

 

「うん。いいよ!」

 

三人がブロス兄弟との戦いが始まる。

 

 

そして、現在、城の中では外と同じようにスマッシュやガーディアンが妨害として出現していた。

 

『各駅電車、急行電車、快速電車、海賊電車――発車!』

 

カイゾクレッシャーへとフォームチェンジしたビルドがカイゾクハッシャーを放ち、スマッシュを爆破した。

 

『スクラップブレイク!』

 

ツインブレイカーに蓄積したエネルギーを解放し、ガーディアンを倒す。

とりあえず一通り倒すと三人は変身を解除する。

 

「ここが、パンドラ城の中か・・・」

 

「なんか、前にエボルトが作った遺跡と似てるな・・・」

 

以前にもエボルトが作った遺跡のような感じに似ていた。

 

「士さん。伊能はどこにいるんですか・・・」

 

「おそらく、この城の一番広い部屋・・・王の部屋って所だな・・・」

 

おそらくそこに居ると言い、とりあえずそこへと向かう。

 

「とにかく、時間がない。早く上に行こう」

 

晴夜が上へと続く階段へと向かう。

 

「おい!待ってよ・・・あん?」

 

すると、龍牙が何かの機械を発見した。その機械にはエネルギーが溜まっており、今にも放たれようとしていた。

 

「ッ⁉︎晴夜!危ねえ!」

 

「えっ⁉︎うわぁ!」

 

晴夜に光線が放たれたのを見て龍牙が晴夜を押し、代わりに光線を受けてしまう。

 

「ぐわぁぁぁぁ!」

 

「龍牙!」

 

晴夜はすぐに起き上がり、龍牙に駆け寄ると光線を放つのが終わった。

 

「・・・」

 

「龍牙・・・大丈・・・ぐぅ!」

 

いきなり、龍牙が晴夜を殴り飛ばした。

 

「ビルド・・・殲滅・・・」

 

すると、龍牙の瞳が赤い色へと変わった。

 

「どうやら、さっきの光線を受けた影響だろ」

 

「そんな・・・」

 

自分の所為で龍牙はと思い込む。

 

 

その様子を伊能が見ていた。

 

「やはり、まだ体の中に眠るエボルトの遺伝子に反応したか。計算通りだ」

 

あの攻撃は最初から晴夜ではなく、龍牙を狙いエボルトの遺伝子に反応させるのが狙いだった。

 

「龍牙!おい!目覚ませ!」

 

晴夜が叫ぶがm聞こえてる感じはなかった。

 

『さぁ、戦え、クローズ!』

 

伊能のその声が聞こえたのか、龍牙はスクラッシュドライバーを取り出す。

 

『スクラッシュドライバー!』

 

スクラッシュドライバーを装着し、ドラゴンスクラッシュゼリーを取り出し差し込んだ。

 

『ドラゴンゼリー!』

 

龍牙の周りに巨大なビーカー出現した。

 

「変身・・・」

 

レンチを下ろし、青い液体が注入されてビーカーが割れると姿が変わる。

 

『潰れる!流れる!溢れ出る!ドラゴンインクローズチャージ!ブラァ!』

 

龍牙はクローズチャージへと変身した。

 

「やるしかないようだな」

 

向かってくると思い、ディケイドドライバーを装着し、ディケイドのカードを取り出す。

 

「変し・・・」

 

ディケイドへ変身しようとする士の腕を、晴夜が掴み変身させるのを止める。

 

「あいつを止めるのは、俺の役目です」

 

「お前に救えるのか?」

 

「あいつは・・・俺がハザードトリガーで暴走した時やエボルトから俺を助けてくれた・・・だから、今度は俺があいつの本当の心を取り戻す」

 

龍牙を取り戻すのは、自分の役目だと言う。その晴夜の目を見て士はカードを下ろす。

 

「・・・いいだろう。任せたぞ」

 

晴夜に任せ、士は二人から離れる。

 

「龍牙・・・行くぞ」

 

スパークリングを数回振り、上に掲げるとビルドドライバーに差し込んだ。

 

『ラビットタンクスパークリング!』

 

音声が鳴り響き、晴夜はドライバーのレバーを回すと、前後からランナーが現れてビルドマークのスナップライドビルダーが出現。アーマーが形成された。

 

『Are you ready?』

 

「変身」

 

腕を広げ、構えると。アーマーが晴夜の体に装着され、無数の泡が弾け、音声が響く。

 

『シュワッと弾ける!ラビットタンクスパークリング!イエイ!イェーイ!

 

ビルドはスパークリングへ変身し、ドリルクラッシャーとカイゾクハッシャーを持つ。

 

「うぉぉぉぉぉぉ!」

 

「・・・」

 

ビルドのドリルクラッシャー、クローズのビートクローザーがぶつかり火花を散らし出す。

二人の武器の衝突は互角の展開だ。

 

「くぅ!」

 

一度ビルドが離れ、カイゾクハッシャーのトリガーを引っ張る。

 

『各駅電車!急行電車!快速電車!・・・』

 

それを見てクローズが二本のボトルをツインブレイカーに差し込む。

 

『シングル!ツイン!』

 

ツインブレイカーにエネルギーを溜める。

 

『海賊電車!発車!』

『ツインフィニッシュ!』

 

二人の武器から放たれたエネルギー弾がぶつかり合う。

 

「くぅ!」

 

「・・・」

 

二つの衝突に、二人が風圧で後ずさる。

 

「・・・強い・・・流石だな、龍牙。でも・・・!」

 

『スペシャルチューン!』

 

「⁉︎」

 

『ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!メガヒット!』

 

ビートクローザーにエネルギーを溜めるのを見てビルドは四コマ忍法刀の出現させ、ドライバーを回す。

 

『Ready go!』

『火遁の術!』

 

四コマ忍法刀に炎とスパークリングの泡を纏った。

 

『火炎切り!』

 

四コマ忍法刀とビートクローザーがぶつかり合う。二つのぶつかり合ったエネルギーにより二人の手から武器が飛ぶ。

二人が武器を落とすと、ビルドとクローズはドライバーのレバーを握る。

 

『Ready go!』

 

二人が高く飛び上がりライダーキックの態勢に入る。

 

『スパークリングフィニッシュ!』

『スクラップブレイク!』

 

二人のライダーキックがぶつかり合った。

 

「はぁぁぁぁぁーー‼︎」

 

「・・・」

 

だが、クローズの方がややビルドのキックを押していた。

 

「ぐわぁぁぁぁ!」

 

クローズのライダーキックがビルドのライダーキックを押し退け、ビルドに直撃すると、地面へと落ち、ビルドの方が変身解除してしまった。

 

「あ・・・あぁぁ・・・」

 

『辛いな。相棒に裏切られるのは』

 

「伊能・・・」

 

アナウンスの声のように伊能の声が響く。

 

『無駄。君の力は所詮、桐ヶ谷巧のコピーに過ぎない』

 

伊能が晴夜は所詮、兄のコピーでしかないと言う。すると、晴夜は起き上がり何かを呟く。

 

「・・・うるせえ」

 

『何・・・」

 

「うるせえって言ったんだよ!」

 

晴夜がうるせえと言い起き上がると伊能が黙り込む。

そして、晴夜はクローズの方を振り向き、少し笑っていた。

 

「龍牙・・・やっぱ、凄えよ。俺の想像していた強さを超える・・・本当に、会った時から驚かされるよ・・・だからこそ、お前じゃなきゃいけないないだ・・・俺の相棒は・・・」

 

晴夜が言うとスパークリングボトルをドライバーから外し、ポケットからロイヤルとシャドウのボトルを取り出す。

 

「龍牙・・・お前が闇に堕ちたなら、俺も闇からお前を救う」

 

ロイヤルボトルをしまい込む。すると、ホルダーにあるタンクボトルに変化が現れた。

 

「ボトルの色が変わった・・・」

 

なんと、タンクボトルが青からブロンズ色のボトルへと変わった。

 

「ハザードレベル7ってやつか・・・」

 

どうやら、ハザードレベル7へとなったと見られるタンクボトルを握りしめる。

 

「龍牙・・・お前を取り戻す。この身を掛けて!」

 

晴夜はブロンズ色のタンクボトルとシャドウボトルを振る。すると、後ろから黒い文字で書かれた方程式が現れた。

 

「さぁ、龍牙・・・実験を始めようか?」

 

二本のボトルの栓を回す。

 

『タンク!シャドウ!ベストマッチ!』

 

ボトルを差し込みドライバーのレバーを回すと、スナップライドビルダーから黒と銅色のアーマーが形成される。

 

『Are you ready?』

 

「変身・・・」

 

その声とともに、アーマーが晴夜の体に重なった。

 

『深き闇パワーウォリアー!シャドウタンク!イェーイ!』

 

銅と黒が混じったような、ハザードフォームとはまた違った姿。複眼の銅色のタンクの様な複眼には緑色のラインが刻まれ、黒い鎧を纏ったビルドとなり、変身が完了する。

 


次回!Re.ドキドキ&サイエンス!last science!

 

第11話 お前じゃなきゃダメなんだ…

 

 




おまけ

教えて!エボルトせんせー!

エボルト「チャオ〜♪みんな大好きエボルト先生だよ〜!
さ〜て、今日の質問はエボルネーム『クローズビルドとクローズエボル、どっちが好き?』さんからのお便り。『前回の話でかずやんと幻冬君はブリザードナックルとプライムローグボトルを拓人に貰ってましたが、第0話で二人はナックルとボトルをフツーに出してフツーに使用していました。これってどういうことですか?瞬瞬必生ご都合展開ですか?』
・・・との事でしたが、お答えします。

えー、実はですね、あれって実は二人が『夢の中なら前の戦いで壊れた強化アイテムを出せんじゃね?』的な気持ちで念じてみたら、マジで出せちゃった☆という展開です。
なので決して、深夜テンション的な感じで二人がグリスブリザードやプライムローグに変身できないという内容を忘れていたとかそういうことじゃありませんので悪しからず。

それでは続きまして、エボルネーム『エターナル克己ちゃんDA☆I☆SE☆KI』さんからのお便り。『Re.ドキドキ&サイエンスシリーズのおまけ編はパロディばっかりでしょーもない、ちゃんとオリジナルのネタで勝負して下さい・・・・・・

――バリィ!!

はい、それじゃあ今日はこれでお別れだぜ!それでは最後にみんなにこの言葉を捧げよう!

『Hai abbastanza tempo per tradurre questo?Sono invidiabile, sembra essere libero.』

それじゃこのコーナーはこれでおしまい!来週も見てくれよな〜」

ちなみにこの文章はイタリア人なら読めるぞ!

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