Re.ドキドキ&サイエンス   作:yu-ki.S

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前回までのあらすじ!

晴夜「仮面ライダービルドであり、てぇんさい科学者の卵 桐ヶ谷晴夜は、マナ達ドキドキ!プリキュアの六人とその他大勢のライダーと協力し、ブラッド帝国の暗躍によりキングジコチューとなった国王を救い、世界を滅ぼそうとしたエボルトを撃破し、トランプ王国を復活させて世界を救った」

龍牙「そんな俺達の前に、世界征服を目論むテロリスト集団・ダウンフォールが現れた。奴らはファントムリキッドと呼ばれる成分を駆使した兵器を用いて、ホワイトパンドラパネルの強奪を企んでいた」

和也「そこから……まぁ、うん。なんやかんやあって、ありすが……ハァ……」

龍牙「オイかずやん、元気ねぇみてぇだけど……牛乳飲むか?プロテインも入ってるぞ」

和也「いや、何でそこで牛乳なンだよ。そもそも今の状況でテンション高くあらすじ紹介してたら、ありすがダウンフォールに攫われたにも関わらず上機嫌なクソ野郎みてェに映っちまうじゃねぇか」

晴夜「そもそも牛乳飲むのはイライラしている時だからな?元気ねぇ時に牛乳飲むなんて話聞いたことねぇぞ。
ちなみに牛乳に含まれるカルシウムには、脳神経の興奮を抑える働きがあって。骨に貯蓄されたカルシウムが溶出して血液に送り込まれる仕組みになっているから、すぐにイライラの症状に結びつくわけじゃないけど、そこから“カルシウム不足=脳神経の興奮=イライラ”って連想されたという話があるらしい」

龍牙「へぇ〜……よくわかんねぇけど、要するに毎日牛乳飲んだ方がいいって事だな!」

ありす「そうですね〜。はい、そういう訳で。仮面ライダーグリス&キュアロゼッタ編 その3、どうぞご覧下さい」


仮面ライダーグリス&キュアロゼッタ!不滅の心火! その3

──今から一年前、沢田ファームにて。

 

「ガイ君。ライ君。こっちの収穫手伝っておくれ!」

 

「「はい!」」

 

「皆さーん!差し入れです!」

 

ガイとライの二人は、和也の実家の仕事で、一緒に働く農家の人達と上手く接していた。収穫のペースも上がったと評価も良く、よく差し入れを持って来ている真直郎とも打ち解けていた。

 

「このペースなら、今週のうちに収穫と次のシーズンの栽培も始められそうだな」

 

「……なァ親父。俺、やりたい事を見つけたんだ」

 

和也の父親が野菜の入った籠を持って喜んでいる中、突然和也がそんな事を言い始めた。父親は、息子が何の話をするのか気になりながらも、笑顔で聞き返す。

他の仕事仲間達も同じだったようで、興味津々といった表情をしている。

 

「俺、プロのフローリストなる」

 

その一言に、和也の父親や周りの農家達は驚きを隠せなかった。農家の長男である彼が、まさかフラワーデザイナーになるとは思わなかったからだ。

だが真剣な表情を見せつける和也に、父親はどうしてそう思ったのかと疑問を投げかける。

 

「前から思ったんだ。野菜を作って届けんのも良いけど、もっと他にも人の心を癒す事が出来ることはねェかって……」

 

「それで、フローリストか?」

 

「あぁ。花は確かに食えるもんじゃねえが、そこにあるだけで人の心に安らぎを与えて、笑顔することだって出来るってな!」

 

あの日バザーでありすの夢を聞いた時から、元気をなくしていた人達がふと花を見ていた時に浮かべたあの笑顔を目にした時から、自分がなりたいと思い描いていた夢。

だからこそ和也は、家の農家の仕事以上に大切だと思った夢を叶えたいと、反対される事を覚悟に親へ語り続ける。

 

「カシラ。私は、あなたを応援します」

 

すると和也の肩に手が置かれ、後ろを見るとガイが笑みを浮かべながらエールを送りだした。

 

「俺も!ここのファームは、俺達で守ります!」

 

「兄貴なら、世界中の人の心を動かす作品を作れる筈です!」

 

続く様にライや真直郎も、和也の夢を嘲笑うことなく、純粋な気持ちでエールを送る。

そして話を聞いていた人達もまた、和也の夢を応援してくれた。

 

「──和也」

 

父親だけは、ただ名前を呼んだだけだったが、和也はそれに応えるように真っ直ぐ見つめ返し、返事を待つ。

 

「やるなら、責任と覚悟がいるぞ」

 

暫くして嬉しそうな表情をして息子の背中を押してくれた和也の父親に、和也は頷いて感謝の言葉を伝えるのであった。

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

「もうじき、この世界は変わる。俺が支配する世界へとな」

 

和也達をいとも簡単に倒した浦賀は、拘束し縛り付けたありすとランスを政府官邸のとある部屋へ連れ込むと、その部屋の中央へに伏せさせる。

床に倒れ込んだ衝撃で意識を取り戻した二名は、すぐに立ち上がろうとするが、

手足を縛られた状態ではまともに動けず、無様に転んでしまう。

 

「前の世界では、俺の才能は活かされなかった。

──だが、今は違う。俺がNo. 1だ!

もはや、俺に敵うやつはいない。例えプリキュアだろうと、仮面ライダーだろうとブラッド帝国の力を持つ者だろとな」

 

そう言って高笑いする浦賀は椅子に座りながら、メタルタンクボトルとファントムクラッシャーへの変身に使用するメタルボトルを手に取り、愉悦そうに眺め始める。

 

「いえ、あなたは私達に敵いません」

 

「そうでランス!みんなは負けないでランス!」

 

そんな彼へ水を差すように、ありすとランスが浦賀に向かって叫ぶ。

その言葉にカチンときた浦賀は、二名の諦めの悪い視線と言葉に苛ついたのか、ボトルを握る手に力が込められる。

 

「例え、あなたがどんなに強くても……私達は負けません。和也さんもきっと立ち上がり、あなた達の前に現れます!愛と平和を守るヒーローなので──」

 

「図に乗るな小娘が」

 

ボトルを机に置いた浦賀は、ランスをまるでサッカーボールの様に蹴り上げて、壁に叩きつける。

 

「ランスちゃんッ!!」

 

「まだ、自分の立場がわからんようだな……」

 

蹴り飛ばされたランスをありすが悲痛な声で呼ぶ中、浦賀は倒れた彼女の髪を掴んで無理矢理立たせると、そのまま腹を殴り付ける。

 

「ぐぅっ!?」

 

「ありすッ!! やめるでランスっ!!!」

 

痛みに苦しむ彼女を見て、ランスは必死に声を上げる。

だが浦賀はありすの髪を掴んだまま、床に何度も顔を叩きつけ、それでも飽き足らず、彼女を壁まで投げ飛ばして強く打ち付けてしまう。

 

「──ッ!? あ…が、げほっ」

 

「ヒーロー……そんな奴はいない。そしてお前達は、俺には敵わない」

 

全身を強打しながら倒れ込んだ彼女が鼻から血を流しながら倒れる様を見下ろす浦賀は、自分の強さを誇示するように鼻で笑い、これから己の手に納まるであろう天下に酔い痴れるのだった。

 

 

 

その頃、六花達の処置が済んでベットで横たわるライ達三人を見つめる和也は、未だに目を覚まさない彼らに不安を覚えていた。

彼らの容態を見た総一郎曰く、幸いにも今はまだ息はあるが、いつ目覚めるかわからない状態らしい。

 

「──グリスのパワーアップアイテム。その名も……グリスパーフェクトキングダム!」

 

そこへ、和也達のいる部屋を訪れた晴夜は、赤い城の左右にそれぞれ黄色いフクロウ、青いクワガタが模されている強化アイテム『グリスパーフェクトキングダム』を見せつける。

 

「凄いでしょ!最高でしょ!天才で──なんてな……コイツは、まだ完成していない」

 

テンションを上げながらそう叫ぶ晴夜だったが、和也の様子を見て途中で言うのをやめ、まだこのアイテムは完成してない事を告げる。

「どういうことだ?」と問う和也に対し、彼は少し言い辛そうに答え始めた。

 

「こいつを完成させるには、ファントムリキッドの成分がまだ足りないんだ」

 

「だったら、俺の『それでも足りない』……」

 

言葉を遮る様に切り捨てる晴夜の一言に、和也は思わず表情が強張った。

 

「少なくとも、あと三人分……」

 

「ッ! こいつらを、見捨てろって言うのかよッッ!?」

 

そう言ってベットで横たわっている三人を見つめるのを見た和也は、怒りの形相を浮かべて勢い良く立ち上がるとコートの襟を掴み、壁に叩きつけながら問い詰める。

何故なら今の負傷した三人からファントムリキッドを強制的に抽出する行為は、彼らの命を危険に晒すだろう事を意味しているからだ。

 

「こいつらはな………本当に、最高の馬鹿野郎共なんだよ……」

 

そう語る和也の脳裏に過るのは、傷心旅行で三人と無人島に遭難してしまった時の記憶──

 

 

 

 

「さ、寒ィよ……あ、兄貴……」

 

「お、お前ら……簡単に、くたばるんじゃ……ねぇぞ」

 

和也達は当時、温泉へ入った際に摂取していたファントムリキッドの副作用によって酷い倦怠感と寒気に襲われており。その所為で何日も体を動かせず、何も口にしていない事もあり、声を出すのがやっと状態だった。

それでも四人は体を寄せて身体を温め合い、和也は舎弟三人に声を掛け続けて、何とか生き長らえようと頑張った。

 

「もし……俺達が、死んだ時は。俺達の肉を食ってでも、カシラは……生きていて、ください」

 

そんな中、ライはもし自分達が死んだ場合の事を考えて、首からネックレスの様にぶら下げていた青いドッグタグを取り出して、和也へ見せ付ける。

同じ様にガイと真直郎も、それぞれ赤と黄色のドッグタグを出し、名前が刻まれた金属光沢を輝かせる。

そのドッグタグは、和也という男に惚れた証であり、和也の仲間として供に居たという確かな証明だった。

 

「ふざけんな……そんなもん、食えるかよ……ッ」

 

彼らの遺言を聞いた和也は当然、自分が生きる為に彼らを犠牲にする様な選択を取る事など出来る訳もなく、弱々しく返事をして首を横に振る。

 

「それでもッ。あなたには……生きていて、ほしいです」

 

だが三人にとって和也は、永遠の憧れであり、命の恩人でもあった。

真太郎はかつて、故郷で祖母と不良に絡まれているところを和也に助けられた。その時目にした背中に漢を感じ、それ以来ずっと彼に憧れて役に立ちたいと願っていた。

ライとガイはかつて、伊能達ブラッド帝国の為に多くの人々を傷つけてきた。だが今までのツケを払うかの様に無様な完全敗北を晒した二人は、自分達を負かした和也らにトドメを刺す様に懇願したが、和也はそれを拒否。それどころか逆に彼らの為に居場所を作り、償いの機会を貰った。

 

もし兄貴と出会わなければ、自分は恐らく不良達に搾取されてただろう。

もしカシラと出会わなければ、自分達はきっと後悔したまま地獄へ落ちていただろう。

だからこそ彼らは和也へ感謝し、和也の為なら死ねると思っていた。

 

「カシラなら、きっと…たくさんの、笑顔を……作れます」

 

だからこそ、三人とも和也に生きてほしいと思った。

それは、彼の目指す夢を実現出来る手助けをしたいという、ガイ達の強い想いが込められた、単純明快で純粋な願いだった。

 

 

 

 

「こいつらのいねぇ明日なんて……俺には理解できねェ」

 

故に和也は、この三人を失いたくないと強く思っている。

例え強大な敵に勝つ為だとしても、例え大切な幼馴染を助ける為だとしても、彼は彼等を失う事が怖かったのだ。

だが同時に、彼らと彼女を助けられてなかったのは、自分の責任だと強く感じてもいた。

もっと早く駆け付けていれば、こんな事にはならなかったかもしれない。

だが現実は違う。自分がウダウダと悩んでいた所為で、舎弟達はメタルビルドにやられてしまい、ありすも攫われてしまった。

その事実が和也を追い詰め、どうしようもない程に苦しめていた。

 

「……どこ、行くんだよ」

 

「帰るンだよ...」

 

和也はコートを力なく離し、扉のノブに手を伸ばして部屋から出る。

 

「かずやん……」

 

すると彼の目の前には、小さい頃からの幼馴染である、いつも元気に周りを和ませてくれるマナと、しっかり者でマナのブレーキ役になってくれる六花が、自身を心配そうに立っていた。

そんな二人の姿を見た和也は一瞬だけ、此処に居ないはずの少女…いつもはおっとりしているが、夢の為にひたむきな努力を続けるありすの姿を幻視してしまい、瞳が潤んでしまう。

 

「マナ……六花……悪ぃな」

 

だがそれを悟られない様に顔を背けながら、大切な幼馴染の一人を助けられなかった事を謝罪。彼女らに背を向けながら、その場を立ち去った。

マナ達はかける言葉が見つからずに黙り込んでしまい、ただ見送るしか出来なかった。

 

「ホント……不器用、ですよね……」

 

だがそんな中、さっきまで和也がいた部屋から声が聞こえた。

声の主は、ベットで横になっていた筈のガイだった。彼は負傷部分を手で押さえており、ふらふらとした足取りで立ち上がっていた。

 

「無理するな!まだ寝てないと……」

 

「俺たちのファントムリキッドが、必要なんだろう…?」

 

「なら、さっさと準備しようぜ……!」

 

慌ててベットに戻そうとガイの肩を掴む晴夜だったが、更にそこへ今にも倒れそうなライと真直郎が、互いに支え合いながらそう言って立ち上がった。

 

「お前ら……」

 

それを見て思わず言葉を失ってしまった晴夜に、真直郎は優しく微笑みかける。

 

「晴夜さん……兄貴は、“俺逹のいねぇ明日なんか理解出来ねェ”なんて言ってたが……俺達だって、兄貴のいねぇ明日なんざ、理解したくもねぇよ」

 

「だから、俺達は……カシラを絶対に助ける」

 

「あの人の夢は、私達の夢です……カシラに拾われたこの命、カシラの為に使う時が来たんです」

 

そう言って三人は首元を漁るとドッグタグを取り出して、強く握り締める。

三人の名前が彫られたドッグタグは、彼らの決意を表すかの様に、その文字は少しだけ光り輝いていた。

 

「だから、私達にもしもの時があったら……これをカシラに、託してください……」

「頼む……ッ」

「お願い、します……ッ」

 

「……あぁ、分かった……だけど、今は休め。ファントムリキッドの抽出は、明日やるから。今日はゆっくりしてろ」

 

それを聞いた晴夜は、ゆっくりと三人からドッグタグを受け取ると、それをコートのポケットに仕舞い込む。

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

『平和ボケしている世界中の皆さん!今日より我々、ダウンフォールがこの世界の支配者となる!』

 

翌日。世界中の電波をジャックしたダウンフォールは、宣戦布告と全世界の支配者となる事を宣言する。

 

『まずは手始めに、この国を支配する』

 

同じ頃、兵士達が民間人にメタルボトルを見せつけながら現れ、ファントムクラッシャーへと変身する。

彼らはガーディアンと一緒に辺り一面へ爆撃と無差別攻撃を行い、街中をパニックに陥らせ始めた。

 

 

一方で、新アイテムの開発を進めていた晴夜達にも、トラブルが発生していた。

 

「晴夜、大変!」

 

「ホワイトパネルがないの!晴夜君が修理したばかりのブリザードナックルも⁉︎」

 

「……和也の奴か」

 

部屋に駆け付けたレジーナと六花から、ここへ持ってきた本物のホワイトパンドラパネルと、先日のキルバスの戦いで破損した部分を修復したブリザードナックルが無いと聞き、直ぐに和也の仕業だと理解する。

 

「晴夜、かずやん一人じゃ……!」

 

「……ファントムリキッドの成分を管領すれば、いつものグリスブリザードよりパワーは上がってる筈だ……けど、一人で乗り込むなんて危険すぎる」

 

ファントムリキッドの力でいつもよりパワーアップしているとはいえ、今の和也にはいつもの余裕は無いという事も、晴夜には分かっていた。

昨日ありすをダウンフォールに攫われた事で、精神的にかなり追い詰められているはずだ。

 

「彼らは、助かるのか……」

 

晴夜の傍にいた総一郎は、ガラス越しに戦いの負傷とファントムリキッドの強制抽出で苦しむガイ達三人組を見て、不安げな表情を浮かべて呟く。

 

「……正直ギリギリ。けど、あの三人じゃなきゃ、このアイテムは作れないんだ」

 

三人の体から伸びるケーブルはグリスパーフェクトキングダムともう一つ、小さなアクセサリーの様な物に繋がれており、それがダウンフォール攻略のカギを握っているだろうと、晴夜はそう考えていた。

 

 

 

所変わって、首相官邸に訪れた和也は建物内部へ入って行った。

中にはガーディアンと二人の外国人兵士が程待ち構えており、その後ろの映像には浦賀の姿が映し出されていた。

 

『持ってきたか?』

 

「あぁ……でも、お前達に渡せねぇ」

 

和也は約束通りに持って来たホワイトパンドラパネルを見せるが、すぐにパネルを仕舞うと、代わりに修理が完了したブリザードナックルを取り出す。

 

「どうしても欲しければ、俺を倒してからにしな」

 

『ふん。威勢がいいな』

 

和也の挑戦状を鼻で笑うと、挑発と言わんばかりに捕まっているありすの映像を見せながら、待ち構えていた二人の兵士に指示を出してファントムクラッシャーへ変身させる。

 

「心火を燃やして……お前達をぶっ倒す……LOVE&PEACEの為にッッ!」

『ボトルキーン!グリスブリザード!』

 

ビルドドライバーを装着した和也は、ノースブリザードフルボトルを一振りしてボトルのキャップを正面に合わせた後、グリスブリザードナックルに差し込む。

ナックルをドライバーに装填させてレバーを回し始めると、ナックル状の坩堝『アイスライドビルダー』から冷気が一面に漂い、和也の足を膝上まで凍結させる。

 

『Are you ready?』

「……変身!」

 

ぶち撒けられたヴァリアブルアイスを頭から被り、氷塊状態になった和也をアイスライドビルダーが押し割る。

 

『激凍心火!グリスブリザード!ガキガキガキガキガキーン!』

「かかって来いや!コラッ!」

 

映像の先でグリスブリザードが、たった一人でダウンフォールへと立ち向かおうとする場面を見ていたありすは、思わず悲痛な声を上げながら、何も出来ない自分への悔しさに歯を食い縛っていた。

 

 

 

 

視点は変わり、総一郎の研究所ではファントムリキッドに対応した薬が完成していた。

 

「完成した。これで君達は変身できる筈だ」

 

総一郎の前に(和也の分を除いた晴夜達が飲む用の)抗体薬が入った瓶が3本用意され、龍牙はその内の一本を手に取る。

これでようやくライダーの変身能力を取り戻せる。真琴達がそう安堵していると、薬を飲もうとしていた龍牙がふと何かを思い出した様に口を開く。

 

「……どうして、協力してくれたんだ。アンタはただの、アイツの被害者だろうが」

 

龍牙は、気になっていた。エボルトに長い間憑依され続けた被害者である筈の総一郎が、何故ここまで自分に協力して、ファントムリキッドの対抗薬を開発してくれたのかを。

すると総一郎は、少し困った様な笑みを浮かべた後、静かに語り出した。

 

「どんな形であれ、前の世界で俺は君達に迷惑をかけた。それは紛れも無い事実。

だからこそ俺は、どんな事でもいい、ヒーロー達の役に立ちたいんだ」

 

「……サンキュー」

 

彼の話を聞いた龍牙が抗体薬を飲もうしたその時、沈んだ表情を浮かべた晴夜が、パーフェクトキングダムと三個のドックタグを手に持って現れた。

 

 

 

 

「足りねぇな……全然足りねェな!」

 

アドレナリンを爆発的に分泌させながら奮闘を続けるグリスは、ガーディアンやファントムクラッシャーの攻撃を捌き、いつも以上の動きで反撃しながら叫ぶ。

 

「オラァ!どうしたッ!こんなもんかッ!」

『シングルアイス!グレイシャルアタック!バリーン!』

 

ガーディアン達の頭上を飛び越えながらレバーを一回転させたグリスは、巨大化した左腕のロボットアームでガーディアン達を捕まえて地面に叩きつける。

 

「誰がッ!俺を満たすんだコラァッッ!」

『ボトルキーン! グレイシャル ナックル!』

 

次にボトルをナックルへ再度差し込み、ナックルにあるボタン『ロボティックイグナイター』を押し込む。

吹雪に荒れるブリザードのようなエネルギーを纏った攻撃を繰り出し、ファントムクラッシャーを殴り飛ばした。

 

「はぁ、ハァ……」

 

周りの敵を戦闘不能にさせたグリス。だが流石に疲れが見え始めたのか、肩で息をしだす程に体力を消耗していた。

しかしこの程度でダウンする訳にはいかないと、己を鼓舞する為に目を閉じて深呼吸をする。

大丈夫……まだ行ける。そう呟き目を見開いて進もうとしたグリスの前に、ビルドドライバーを持った浦賀が現れた。

 

「よく来たな。俺が相手をしてやる」

『ハザードオン!』

 

浦賀はそう言ってビルドドライバーを装着し、ハザードトリガーと二本のメタルタンクボトルを差し込むと、レバーを回してハザードライドビルダーを出現させた。

 

『Are you ready?』

 

「変身……」

 

『アンコントロールスイッチ!ブラックハザード!ヤベーイ!』

 

漆黒の金型が浦賀の体と重なり、仮面ライダーメタルビルドに変身。ファントムクラッシャーとガーディアンとの連戦で体力も限界に近い筈のグリスに向かって歩き出す。

 

「上等だ!行くぞォォーー!」

 

でもそんなの関係ねぇと言わんばかりに雄叫びを上げたグリスが走り出し、二人の拳がぶつかり合った。

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

「このぉ!」

 

「どうだ、抜けそうかね」

 

グリスとメタルビルドが戦っている中、幻冬は自分達を拘束する縄を解こうと奮闘していた。

拓人はそんな彼を見ながら、冷静に話しかけると、幻冬の顔に疲労の色が浮かぶ。

 

「いえ、ダメです……」

 

結局解くことが出来ずに落ち込んでいると、扉の方から何かが倒れ込んだ音が聞こえ。慌ててその方向を見ると二人の視線には、此処を監視していた筈のガーディアンが倒れていた。

 

「幻冬!拓人さん!」

 

「えっ、亜久里ちゃん⁉︎」

 

「レジーナ!なんで…!?」

 

更にそこには亜久里とレジーナが、首がもげて火花を散らす別個体のガーディアンの頭を飛び越えながら現れる。

 

「これを飲んでください!」

 

「これを飲んだら変身出来るから!」

 

彼らの元へ駆け寄って縄を解いた二人は、幻冬にファントムリキッド対策用抗体薬が入ったドリンク瓶を渡すと、すぐに飲む様に促す。

しかし瓶の中身にある液体の色を見た幻冬は、顔を露骨に顰めて拒否感を示していた。

 

「……え?これを、ですか?………いや、僕そういう色の飲み物は飲まない主義でして……というかどう見ても不味そうだ『『いいから飲む!!』』ぐぼッ!?」

 

表で街破壊と大量虐殺を行っているダウンフォールをすぐにでも止めようと、難色を示す幻冬の口を無理矢理こじ開けて抗体薬を流し込む二人。

 

「おげっ、うっぷ……やっぱ不味い………そう言えば、二人はどうやってここに……?」

 

「「それは、聞かない方がいいわ」」

 

「えぇ……」

 

薬を飲み終えた幻冬が噎せながらも疑問を口にするが、笑顔でそう答えた二人を見て、これ以上聞くのをやめた。

 

 

 

「おいビルド。僕のドライバー、直してくれたのか──」

 

「おっ、来てくれたか」

 

同じ頃、晴夜家の地下研究所に戻った晴夜と六花が椅子に座って待っていると、誰も居ない空間から突然人影──イーラが出現する。

 

「……なんでキュアダイヤモンドも、此処に居るんだよ」

 

「そんな事より、大変な事が起きてるの。力を貸してくれない?」

 

「あん?」

 

晴夜以外に六花までもがいる事に納得していないイーラだが、六花はそんな事気にせず、彼に協力を求める。

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

「オラァッ!」

 

「ハァ!」

 

グリスブリザードとメタルビルドによる戦いは、譲ることのない互角の戦いを繰り広げていた。

互いに一歩も引かない拳と拳による激しい攻防に、周囲の空気がビリビリと震えているような気さえする。

しかしそんな激戦の中で、グリスのロボットアームから放たれた連続攻撃が決まり、メタルビルドがダウンした隙に、ドライバーのレバーを2回以上回転させる。

 

『シングルアイス!ツインアイス!』

 

メタルビルドの足を冷気で凍らせると、高く飛躍しながら脚に吹き荒れる吹雪のオーラを纏う。

 

『グレイシャルフィニッシュ!バキバキバキバキ! バキーン!』

 

「はぁ、はぁ……これで、終わりだ!」

 

冷気を纏ったライダーキックは、メタルビルドのガードを粉砕する程の勢いを繰り出した。吹き飛ばして壁に激突させると、その衝撃によって壁には亀裂が入るほどの威力であった。

しかしグリスは警戒を解くことはなくレバーを回し、必殺技を発動させようとした。

 

「──ふっ、どうかな……」

 

「はぁ?……ぐわぁッ!」

 

その時、背後から気配を感じ後ろを振り返るも、気づいた時には遅く。突撃して来たファントムクラッシャーの攻撃を喰らったグリスは、無防備な姿のまま宙に舞い上げられる。

 

『オーバーフロー!ハザードアタック!』

 

さらに追い打ちをかけるように、メタルビルドはエネルギーを蓄積させた膝蹴りで隙だらけのグリスを叩き落とし、履帯状のエネルギーで轢き潰しながら追撃を繰り出し吹き飛ばした。

 

「テメェ、汚ねェぞ……!」

 

懐からホワイトパネルを落としながら転がり倒れ込むグリスは、今まで隠れていたであろうファントムクラッシャーの不意打ちの救援を批判する。

だがメタルビルドは、本物のホワイトパネルを手にすると、余裕の笑みを浮かべながらこう言った。

 

「戦いに綺麗も汚いもない。“勝者こそが正義”。ジコチュー共やブラッド共から習わなかったか?」

 

その言葉に、油断と怠慢が生み出した結果だと自覚させられるグリス。

 

「遂に、手に入れた…!これで俺は、世界の覇者となる」

 

立ち上がろうとするグリスの前に、ファントムクラッシャーが立ち塞がって行く手を阻み。その間メタルビルドはあろう事か、自らの身体にホワイトパネルを挿入し始めたのだ。

するとメタルビルドを中心に、衝撃波のようなものが発生。居合わせた一人のファントムクラッシャーが分解され、メタルビルドへと強制的に取り込まれた。

 

「何だよ、アレ……」

 

ホワイトパネルを取り込むことにより、苦痛の叫び声を上げながら新たな強化形態へと変貌を遂げたメタルビルド。その姿を見たグリスは思わず目を疑ってしまう。

 

「これが、俺の最高傑作──『ファントムビルド』だ」

 

メタルビルド改めてファントムビルドは、取り込んだファントムクラッシャーの部品が各所に纏われており。上半身と両腕にファントムクラッシャーの飛行兵器を模した装甲が被せられ。細かなパーツが重なったマスクには、左目が戦艦で右目が戦闘機を模した左右非対称な複眼が装備されていた。

 

「くだらねェ………飾りがついただけじゃねぇか!」

 

グリスはそう言い放ちながら立ち上がると、ロボットアームを振り上げながら走り出した。だがファントムビルドは全く動じることもなく、ただその場に立ち尽くすだけだった。

そしてグリスのパンチが放たれた瞬間、ファントムビルドは姿を消して攻撃を回避した。

一瞬何処へ行ったのかと周囲を見渡すグリスだったが、背後からファントムビルドの気配を察知。動揺しながらも振り向く前に、背中に強烈な蹴りを喰らい、地面に伏せられると足で踏みつけられる。

 

「前の世界の記憶が戻った時、興奮したよ。科学の発展がどんどん広がり、多くの災いを生み出した事を!」

 

新たなる力を得た喜びと興奮で感情的になりながら、エボルト達が体現していたトランプ王国による最悪の厄災を知り、自らの心に喜びを感じていたと語り出す。

 

「だから決めたんだ。今度は俺が、この世界も!平行世界も!火の海にしてやる!」

 

ファントムビルドの野望を聞いたグリスは、自身を踏む足を掴みながら視線を向けて口を開こうとする。

 

「悲しい奴だな……お前、ずっと一人だったんだろ?」

 

「…………悲しい、だと。ふざけるなッ!」

 

ずっと一人で、自分の事を見てくれる奴がいなかったのだろう。

誰かと一緒にいる大切さを、知ることが出来なかったのだろう。

そんなグリスの憐れみの言葉に対して、ファントムビルドは怒りを露わにする。

 

「“仲間”だ、“友情”だ、“愛”だのほざく、お前達ガキ共とは違う次元に、俺は居るッ!」

 

ファントムビルドは怒りに任せてグリスを投げ飛ばすと、彼を強く殴りつけることで壁に巨大な亀裂とクレーターを作り出す。

 

「お前達では到底敵わない強さを、俺は手に入れたんだァ……!

テクノロジーこそ……!全てなんだよォッ!!」

 

狂った様な高笑いを上げながら更なる攻撃を繰り出し、グリスは壁をぶち抜かれて外へぶっ飛ばされる。

外に投げ出されたグリスは何とか受け身を取るも、ファントムビルドの圧倒的な力を前に、なす術もなく変身解除に追い込まれてしまう。

 

「これで終わりだ」

 

和也はもう一度戦う為に立ちあがろうとするが、ファントムビルドが仲間を引き連れて、終わりだと告げながらゆっくりと歩み寄る。

最早これまでか。そう思って、これまでの三人の舎弟達との思い出や、仲間達との戦いの記憶、そして幼馴染達との思い出を振り返ったその時であった。

 

「勝手に終わらせないでよ!」

「あぁ、まだ終わってねぇ!」

 

トドメを刺そうとしたファントムビルドが声の聞こえた方へと振り向いた先には、二人の男女が並んで立っていた。

 

「龍牙……まこぴー……」

 

龍牙がビートクローザーをぶん投げると、ファントムビルドは自身に向けられたそれを避けるために和也から距離を離す。

 

「……和也。何も言わずに、受け取って」

 

その間に真琴は和也の元へ駆け寄って手を取り立たせると、懐から取り出したある物を見せつける。

彼女の手には見覚えのある、それぞれ赤と青、黄色のドッグタグが握られていた。

 

「あの三人が……お前の為に、命をかけて作り上げたもんだ」

 

それに続くように見せ付けられた龍牙の手には、完成には舎弟達三人組のファントムリキッドが必要だとされていた“グリスパーフェクトキングダム”があった。

 

「──あいつらは……」

 

グリスパーフェクトキングダムと三つのドッグタグを掴むと、ライ達はどうなったのかと聞く。だが二人はそっぽを向き、無言の回答を与える。

 

「……あいつら、勝手な事を・・・」

 

その姿を見て、和也は察した。

三人が自分の為に命を投げ捨てて、このアイテムを作った事を。

そして同時に、自分の命を大切しなかった彼らへの、悩んで迷った所為で彼らを助けられなかった自分自身への怒りが、全身に湧き上がった。

 

「けどなァ……!」

 

だがそれ以上に、彼らの死が無駄にならない様、ここで死ぬ訳にはいかないと強く思う。

どうしても倒さなけばならない敵と、助けなきゃならない人達がいるから。

 

「お前らの想い……確かに受け取った……」

 

パーフェクトキングダムとドッグタグを握り締め、ライとガイ、真直郎の意志を汲み取った和也は、この戦いを終わらせるために再び立ち上がって行く。

 

「俺に、力を貸してくれ……!」

『ウェルカム!一致団結!グリスパーフェクト!』

 

前もって晴夜から受け取っていた、グリスのライダーズクレストのデティールが刻まれた黄金のボトル『グリスフルボトル』をガジェットに差し込み、起動スイッチを押した。

龍牙もビルドドライバーを腰に装着しながら、取り出したマグマナックルにマグマボトルを差し込み。真琴はコミューンと龍牙から預かったクリスタルボトルを、クリスタルラビーズに変えて構える。

 

『ボトルバーン!クローズマグマ!』

「クリスタルラビーズ!セット!」

 

和也と共にビルドドライバーへ変身アイテムを装填した龍牙はレバーを回し続け、真琴はクリスタルラビーズをコミューンへセットして『L・O・V・E』と操作する。

 

 

 

「ここまでよ!おとなしくしなさい!」

 

同じ頃、ダウンフォール構成員達が暴れている街中に、晴夜とマナ、六花、イーラの四人が現れた。

 

「念のために言っとくが、変な気おこすなよ?」

 

「……チッ、今回だけだからな」

 

「二人とも、行くよ!」

 

晴夜とイーラがビルドドライバーとエボルドライバーを腰に装着。マナと六花はコミューンを取り出し、マナはラビットボトルとロイヤルボトルから生み出されたロイヤルラビーズを手に持って構えた。

 

『グレイト!オールイェイ!ジーニアス!』

『コウモリ!発動機!エボルマッチ!』

 

「ロイヤルラビットラビーズ!セット!」

 

晴夜はジーニアスボトルを起動させ、イーラと同時にボトルを差し込み。マナと六花もコミューンへラビーズをセットする。

 

 

「お2人共、行きますわよ」

 

「「はい(うん)」」

 

そして研究所内では亜久里の声の下、ビルドドライバーを装着した幻冬がプライムローグボトルを取り出して二つに分ける。

 

『プライムローグ!』

 

ビルドドライバーと二つのラブアイズパレットが、操作される。

 

 

「「「「変身!」」」」

「「「プリキュア!ラブリンク!」」」

「「プリキュア!ドレスアップ!」」

 

そして各地で、仮面ライダーとプリキュアが、自らの姿を変える言葉と名乗り上げが轟いた。

 

『完全無欠のボトルヤロー!ビルドジーニアス!スゲーイ!モノスゲーイ!』

『バットエンジン!フッハハハハハ ハハハハハ!』

「みなぎる愛!キュアハート!」

「英知の光!キュアダイヤモンド!」

 

街中では、仮面ライダービルド・ジーニアス。仮面ライダーマッドローグ。キュアハート・ロイヤルモード。キュアダイヤモンド。

 

『大義晩成!プライムローグ!ドリャドリャドリャドリャ!ドリャー!』

「愛の切り札!キュアエース!」

「運命の切り札!キュアジョーカー!」

 

政府機関国立研究所内にて、仮面ライダープライムローグ。キュアエースとキュアジョーカー。

 

『極熱筋肉!クローズマグマ!アーチャチャチャチャチャ チャチャチャチャアチャー!』

「勇気の刃!キュアソード!」

 

政府官邸屋外には、仮面ライダークローズマグマ。キュアソード・クリスタルモード。

 

「変……身!」

 

『ファーマーズフェスティバル!グリスパーフェクト!ガキン!ゴキン!ガコン!ドッキングー!』

 

そして、キャッスルハードスマッシュとスタッグハードスマッシュとオウルハードスマッシュの姿を形作ったスナップライドビルダーが、和也に重なる。

金と銀をベースに配色された装甲に加え、肩部にはキャッスルのグランドランバードと同じような赤い盾、背部にはオウルの様な黄色い翼型ブースターユニット、両腕にはスタッグのラプチャーシザースを模した一対の青い剣を装着した。まるで戦隊モノに出てくる合体ロボの様に、カラフルで豪華な姿をしたグリス……仮面ライダーグリスパーフェクトキングダムへの変身が、完了した。

 

 

「これが、最後の……ッ! 祭りだァァァァァーーーッッッ!!」

 

 

──信頼出来る仲間と、自分をいつも慕って共にいてくれた三人の想い。

その全てを背負って再び立ち上がり、皆の明日を掴むグリス。

──信頼できる自分自身の思想と、役立たずを切り捨てながら得た暴力。

それらを胸に人々を支配し、苦しめようと目論むファントムビルド。

両者の全てを賭けた最終決戦が、再び火蓋を開ける。

 


Re.ドキドキ&サイエンス!After story

 

仮面ライダーグリス&キュアロゼッタ!不滅の心火! その4

 

 




おまけ

──カラーミソに、かつて全てを滅ぼすほどの
偉大な力を手にした火星人(嘘)が入っているのご存知でしたか?

ビルド「エボルトォォォォォォ!!」

〈バリィ!〉(壁からエボルトが飛び出てくる音)

エボルト「チャオお前らァ!今話題のエボルトゼミの愉悦部ご存知ですかァ?」

激辛麻婆豆腐「なにかなぁ〜?」

エボルト「しっかりおいしく曇らせもとりたい。
曇らせと愉悦の『完全なバランス』を追求した展開!それが!!」

完全メシ カラーミソ 人工英雄型オーグメント ラビットタンクハザードオーグ

エボルト「更にィ!」

完全メシ ジャマトグランプリ 鞍馬あかり2号誕生秘話

完全メシ カラーミソ エルリアル風フレッシュトマト

完全メシ ネズキノコウタチャン 180g
     トットムジカウタチャン 180g

完全メシ 宝生虚無とアークワンのゅぅゃ
     敵味方問わず地獄の靖子にゃん
     因果応報とドンブラ脳のヤクザ

完全メシ 曇らせ大好き某掲示板民

エボルト「ハッハッハッハ……これだから人間は面白い!」

完全メシ!完全メシ!!完全メシィィィ!!!

実験と記憶と成分を

HESHIN

日曜九時


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