シャングリラ・フロンティア ~Side:Alinoiyu~ 作:ゆくゆく
調子に乗ってブレグラ周ってました。
うーん、それにしてもなんというテンプレ。まだ14年しか生きてないけどここまでのテンプレ的存在に出会ったのは初めてだよ。
「なぁ、いいだろー。俺たちこう見えても結構強いし、手取り足取り教えてやるよ?」
うわぁ・・・何と言うかこれで行けると思われてるあたり悲しくなってくるよね・・・でもどうやって断ろう。これだけ見てる人がいる中で変な断り方すると、掲示板とかで晒されそう・・・っていうか周りの人助けてよ。と、そう思っていると
「すみませんがお嬢様とご友人は一緒に遊ばれるのであなたがたの介入する余地はありません。どうぞ、お引き取り下さい。」
め、めちゃくちゃ声が良い・・・!って違う違う。執事・・・メイド・・・執事?の人が仲裁に入ってくれた。でも大丈夫なのかな。執事さんだってシャンフロ初心者だろうし、戦闘になったら私が頑張らないと!
「おいおい、ネカマかよ!」
「いやいや、俺はネカマでも行けるぜ・・・?って言うわけでメイドちゃんも一緒に遊ぼうぜ〜?」
うわぁ・・・(2回目)常識ないって怖いなぁ・・・
「?聞こえなかったのでしょうか。あなたがたと戯れている暇はお嬢様にはございません。お帰りください。」
執事さんもちょっと怒ってるらしい。口調が強くなっている。
「もういいよ、セバス。」
「・・・ですがお嬢様・・・」
えっ、ザーイド君がここで仲裁に入るのは良くないんじゃないかな、余計に酷いことになりそう。というかすごい落ち着いて見えるけど何にも思ってないのかな・・・私はせっかくザーイドくんと遊べるってなったのにこんなことになって微妙にイラついてるんだけど・・・
「おっ、一緒に遊んでくれる気になった?いいねぇ、じゃあ早速・・・」
「何言ってるの?君たちと遊ばないって言ったじゃん。っていうか迷惑なんだよね、さっきから。せっかくのシャンフロデビューが最悪の気分だよ。目障りだからさっさとどっか行ってくれない?」
ガチギレでした。でもキレてるザーイドくんもいいかも・・・・・・はっ、ちょっと思考がアブナイ方向に・・・
私がそんなアホなことを考えている間に事態は急変していた。
「あぁ!?ガキが!下手に出てりゃつけ上がりやがって!ぶっ殺してやる!」
これはさすがに不味い。対人はあんまりやった事ないけど2人を守らないと・・・!そう思い、前に出ようとしたが、
「大丈夫ですよ、アリノイユ様。ここは私におまかせを」
執事さんに止められてしまった。いやいや、おまかせを、って言われても君たち初心者なんやが・・・?
「ぶっ殺してやらぁ!!」
「ぐえっ!」
え、待って。今何があった? えーと?暴漢Aが執事さんに襲いかかって?そのまま地面とキスした?うーん、分からん。
「ひ、ひいっ!」
「あなたも遠慮せずにかかってきていいのですよ?」
いやー、さすがに相方のあの姿を見てかかっていく奴はいないんじゃないかなー。
「ちっ、ちくしょー!覚えてろー!」
あ、良かった。死体がまたひとつ増えるとこだった。
「あのー、執事さん。ちなみに何したかって聞いても・・・?」
「そんな変なことはしてないですよ?こう軽く骨を。」
そう言って何かを折る動作をする。えええ、怖っ・・・執事、怖っ・・・
「うん、ご苦労さま。セバス。」
「勿体なきお言葉にございます。それよりお嬢様、アリノイユ様。早急にこの場を離れた方がよろしいかと。」
あ、忘れてた。思いっきり
「よし、逃げよう!」