我が名は我王神太刀。紅蓮の炎に抱かれろ!漆黒の雷に溺れろ。掌握解放紅蓮の炎雷!   作:ノーブンサイ

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世良祭と我王は、先輩後輩の関係で気に置けない後輩という今までにない存在になっていた。我王の中の人はただ鈍感だった。


第6話カラオケに集う者達

あの配信から週末、今日は世良祭さんと黒猫燦のオフコラボの日らしい。前日の夜に世良さんからメッセージがあった。相談内容は黒猫燦とどう接したものかということ。共通点を探して話しかけたらいいと恐れ多いけどアドバイスした。「ありがとう」と返信があった。

 

カラオケ屋にて、いつものように接客しているとどえらい美人が二人やってきた。

 

「いらっしゃいませ。こちらの利用は初めてですか?ではこちらに書いてください。あっー、出来れば本名でいいですか?

 

 

黒猫火

 

黒猫とか絶対に中二の始めだろ。背ぇ小さいし、小学生か?

 

俺はじっと少女を観察する黒いワンピースに黒髪ロング、俯いた顔、ウォオ。デケェ。谷間の主張がすごい。

 

 

「はい、冴島、交代、女の子びびってんじゃん。ごめんね。怖いお兄ちゃんで、ここに本名書いてね。」

 

下がって気付く、連れの美人が俺をキッと強く睨んでいるのだ。彼女のお姉さんだろうか!あとで謝らないと。

 

 

 

 

黒猫燦と書きかけの字を消して黒音今宵と記入する

 

女の店員さんは「へぇ」と笑った。

 

 

「末永く本店をよろしくね。」

 

 

私は背筋が凍る。女の店員さんは私を見て微笑んでる。急にお腹痛い。祭さんは男の店員さんに部屋に案内されてる。私は女の店員さんにこの店のシステムを説明されている。

 

 

 

「あの、すみませんお腹痛いです。トイレどこですか?

 

 

 

まさか、こんなとこで黒猫燦に会えるなんて、邪魔な世良祭は冴島使って引き離せたし、一気に黒い欲望が私を染め上げるが職務を一番にすることにした。

 

「お客様、おトイレはこちらです。良ければお腹に効くもの持ってきますよ。お連れ様は私の部下に伝えますので。」

 

「はーいい、お願いします。ポンポン冷たいです。冴島さんって黄金騎士ですか?」

 

「正真正銘の黄金騎士なんでお連れ様に手を出すことは無いです。」

 

黒音今宵の冗談に冗談で返す。ボイスレコーダーに録音済みだ。

 

 

世良と黒音が案内された部屋にて

 

「連れの子、遅いですね。何かあったんですかね?」

 

俺を警戒して距離を取られてる。先程ほどではないが俺から視線を外すことはない。

 

 

「別に貴方と話すことなんてない。」

 

 

うわ、厳しい。ルカと初めて会った頃より厳しい。

 

インカムから桜先輩から業務連絡が入る。

 

「お客様、お連れのお客様がその。」

 

俺が手元に来るように手で誘導する。渋々、近付く女性に小声で他の部屋に聞こえないように

 

「お腹壊してるみたいです。先輩がお薬と温かい飲料を飲ませて様子を見てるんで安心してください。」

 

 

ほっと腰を下ろす女性。「ごめんなさい、貴方のこと誤解してたみたい。」

 

 

「安心してください。よくあることです。五分後にはこちらに来られるようです。お二人の思い出をゆっくりご過ごしください。」

 

お連れのお方が柔らかな笑みを俺にくれた。頭に手を置き、持ち場へ戻ると年上には見えないルカさんが怒っていた。

 

 

 

「忙しいんだけど、殺す気?いい度胸ね、黄金騎士?」

 

 

ごめん、ごめんと平謝りする俺。今日から台帳は鍵付き、桜先輩とルカ、あるいは女性従業員が管理することになった。解せぬ。

 

 

 




黒音今宵と会うには会ったが、運命の悪戯(桜先輩)に翻弄される冴島。どうなる黄金騎士。
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