新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版 作:うさぎたるもの
香月副指令がアムロ大佐から貰った、A5サイズのブックの中身に書かれている契約書の内容は以下の通りである
一【火星軍ならびに政府に地球上の一般常識の情報を提供すること】
ニ【この契約書を持っているものは・・・火星軍が有している一部の機動兵器の情報と兵器が与えられるが・・・それはあくまでも貸し出すだけであり、解析・改造・解体をしてはならない】
三【契約が完了した者にはそのニで渡される情報と兵器が与えられるが・・・同時にその情報は地球上の国家または一般人にも与えられるようにしなければならない・・・一部の国家が独占的に独裁することは認められない】
四【機体・兵器の情報を独裁した国家は・・・または団体には今後は火星軍・政府は一切援助ならびに・・・その国、団体に属している人間は問答無用で排除される、これは同じ国家の契約者にも影響される】
五【契約者は問題行動を起こさないこと、起こすと四条に引っかかり強制排除する】
六【契約者は各国の階級に縛るが、人権またはその国家の中での上下関係など・・・国家の厄介ごとを持ち込まないこと】
七【契約者が入手したこちらの情報すべては一度こちらが解析したうえで、各国に平等に配ること】
八【粒子兵器の情報を入手をしてもいいが、それを外に持ち出すことは厳禁である、これを破った国と契約者は即座に契約を打ち切られることとなる】
九【契約者は契約中はこちらの指揮系統に組み込まれるために、仮に元の階級があったとしても、腕が悪ければパイロット養成場に送り込むことがある】
十【契約者の搭乗する機体はこちら側で適正を見て決めるため上にそのデータは基本所属している国にも一切非公開になる】
十一【契約者は以上の契約を守る義務が生まれる、祖国から命令で契約者が載る機体をそのまま国に持ち帰ることは基本出来ない、するとしても専属の整備士などがついてくるが、危害などを加えるその国は二度と情報も技術も与えないこととする】
十二【契約者がいる国・臨時政府に対しては通常物資であればある程度の値段によって売ることができる、逆に契約者自身の給料で物資などを買い取ることができる】【ただし火星軍の機動兵器は一部を除いて売ることが一切できないが】【通常兵器は売買可能になる】
これを読み終えた時に、香月夕呼は頭を抱えるしかない、それ以前に明確にあの化け物過ぎる粒子兵器を何回も佐渡島ハイヴに射撃した機体性能など動力源など、色々と仮説は立てられるが、ただ一ついえることは、香月夕呼は自らの子飼いであるヴァルキリーズ達と白銀武を含めた訓練兵と親友の神宮司まりもをここ19階層に呼び出すことにする、
当然冥夜の護衛をしている月詠 真那中尉達にも呼び出す連絡を入れるしかない。
一手でも間違えれば即座に、日本は・・・・世界中は火星軍の支配下になるのは目に見えている。もはやBETA大戦なんて、眼中にはない、戦後の話になってくるのは明白であるからだ。
当然日本帝国側にはさっさと極秘通信やいつものつてで呼び出した、とある人物にこの資料をコピーした物をそのまま届られるように手配する。
そして10分後、【白銀 武】【御剣 冥夜】【榊 千鶴】【彩峰 慧】【珠瀬 壬姫】【鎧衣 美琴】【神宮司 まりも】【月詠 真那】【神代 巽】【巴 雪乃】【戎 美凪】【伊隅 みちる】【宗像 美冴】【風間 祷子】【涼宮 遙】【速瀬 水月】【涼宮 茜】【柏木 晴子】【築地 多恵】【臼杵 咲良(うすき さくら)】【イリーナ・ピアティフ】以上のメンバーがここに集まっている他のメンバーもいるにはいるが、流石にすべての手ごまを契約者にするリスクは、香月夕呼にないと言える、
「以上がアムロ大佐から貰った資料よ、大体の事は、コピーにも書いてあるけど、明日はあなたたちは私共に演習場に待機している火星軍の船から連絡船がくるらしいから、それに乗って向こうで交渉することになるわよ」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」」」」」」
「わかっていると思うけど、表向きは護衛となるわ、当然イスミ達は護衛用の武装はしてもらうけど、銃弾や火薬類は一切持ち込めないから、見せかけの【ハリボテ】装備をしてもらうわよ」
「それは・・・・・わかりますが、・・・・・交渉事にも、護衛が武装をもちこめないとは」
「わかっていると思うけど、軍事力も科学力もなにもかも、圧倒的に向こうが上よ、その手の相手に武装して交渉した結果なんて、歴史書を調べればどうなるか、散々書かれているでしょう」
実際に武力も・国力も何もかも上の国とそれを下回っている国が交渉する際には、強い国は護衛を置かないことが多い。これは交渉役が仮に死んだとしたら、その交渉する国はこちらとは一切交渉する必要がない国と判断された上で、宣戦布告された上で、力の限り蹂躙された上で占領される。
だからこそ交渉役は可能な限り、護衛にも極力武装はない状態にしたうえで色々と交渉する。
そして月読達近衛所属になんでこんなものをみせたのかというと簡単であった。
「わかっていると思うけど、【御剣 冥夜】を【日本帝国全権代理政威大将軍煌武院 悠陽殿下】の影武者として使うなんて愚策はないから、いくら血を分けた姉妹といえ、選択を間違ったらなにもかもおわりよ、今は国連軍の訓練兵なんだから、今回の事を最大限生かすわよ」
「ですか・・・・・これを今、ここで言う必要はなかったと思いますが」
「どのみち、明日の交渉は私達だけではないわよ、当然日本側も参加してくるわよ、その時に同じ人間が二人もいれば、向こう側にしてみれば、騙されたという印象が残るわよ、それで満足かしら、近衛としてみれば」
「それは・・・・・」
もはや月読中尉は黙るしかない。そしてそんな重大なことを暴露されたメンバーも同じく言葉にすることはできない、なんでここで会議をすると言ったのか、ようやくこの場にいるメンバーは納得するしかない。
「というわけで、昼の一時に降りてきた、向こう側の土産品の船のスペックも次のページに乗せているわよ、これで【量産可能なただの輸送船】なんて火星軍の軍事力、私たちを300年以上先を言っているわね、なによ量産型の艦艇に普通にこれほどの大型の動力炉でおまけに【核融合炉】ね、確かに無理に解体しない方がいいわね、おまけにこれの発電能力は2艦で帝都とここ横浜基地を養えるほどよ」
確かにそうなのだ、普通に宇宙世紀の時代で作られているコロンブス級改を若干手直しした程度あり、動力炉は殆どいじっていない、装甲素材もこの世界では圧倒的に上であり、対レーザー塗料もバッチと塗っているために、理論上重レーザー級の最大照射×30まで余裕で持つようにできていた。
つまりこのコロンブス級改を多少手直しすれば戦術機は余裕で200機程度は一度に戦場に運べる巨大空母に早変わりする
そんなものを迷惑をかけたことや、明日の交渉を火星側が有利にするために、相手側に送り出したプレゼントでしかない。
それを知って、余計にここにいるメンバーはなにも言えない。
「わかったわね、明日の向こうの出方次第だけど、貴方達は契約者となって、向こう側は渡す予定の機動兵器に乗ることになるわよ、イリーナは引き続き私と向こうのパイプ役になってもらうから、場合によっては遥もはいるから、その辺は明日まであなた達個人で決めなさい、どのみちこれが私から最後になるかもしれない命令になるから」
確かにそうであった契約者となれば、事実上彼女達の軍籍は火星側に移ることになる、つまり国連軍に所属している者達が彼女達に対して命令をすることは一切できなくなる。
指揮権も何もかも火星側に移るのだから当たり前であった、だが同時にそれで香月夕呼はあきらめたわけではない、向こう側がら流れてくる科学技術や様々な物を使って、国連軍や各国にたして、ブラフとしての手札を使って彼女自身が第4計画を進めるきっかけになると考えていたからだ。
「日本側が300,000,000人分の物資と横浜基地は100,000,000人の物資を手に入れたわ、これで日本側は色々と政策もできることが増えるでしょうね、私はこの物資を使って色々と交渉もできる、つまりはAー01部隊を再び連隊規模にすることもできる」
確かにそうとらえることもできる、だからこそ今うちに火星側に恩を売るために、エースを含めた最新鋭部隊の人材の大半を契約者にすると判断がついた、
こうして香月夕呼副指令が話された真実を知ったメンバーは黙ったまま、自らの部屋に戻り何かしらの決意をすることになる、そして次の日火星側との交渉が無事に終わると、香月夕呼副指令の元には、「207B分隊」の人材が丸々残ってしまった、
元々ヴァルキリーズは特殊任務の性質上、香月副指令の命令は絶対であった、つまり、いくら自分達の部屋に戻ったとしても、その話を聞いてしまったら、ヴァルキリーズのメンバーも集めて、散々深夜の一時まで話し合った結果、呼ばれてないメンバーを副指令の護衛に残した上で、火星軍に出張という形に落ち着いた。
本体重量 9.5t 全備重量 22.5t 全長18メートル
推力 74,760kg(本体)66,540kg(バックパック装着時)これがトルネードガンダムМkーⅡのフルスペックであり、換装システムは元々戦術機側にもあったが、ヴァルキリーズの不知火よりも圧倒的にスペックも何もかも上であり、操縦性も整備性も優れていた。
だからこそ、特にとある青髪の女性はこんなことをつぶやいていた。
「あれが、あれば・・・・弟達が戦場に出なくて済む、それに火星軍に出張すれば逆に弟達にいい生活が送れるように色々と仕送りもできるからね」
「私も同じです・・・・・・イスミ大尉にある意味で助けてもらいました、それに故郷の佐渡島に建ったあのハイヴが砕けたことを見て、もし可能ならばあの兵器を扱った機動兵器に乗って、今度こそ私の手で佐渡島を奪還したいです」
「まったく・・・・そろいもそろって・・・・私についてくるとは、この部隊はあくまでも私の名前がついているが、私だって、移動してしまうこともあるというに、残った部下たちは全く」
「それはしかたがありません、イスミ大尉に鍛えてもらいましたから」
「そうですよ、この部隊の中心はイスミ大尉ですよ」
「私はヴァルキリーズのオペレーターですよ、私がいないと部隊に情報を伝達する人がいませんよ」
「だがな、それは残った者達もいえることではないか、残った方がヴァルキリーズのトップにも色々となれたというのに、早瀬お前は」
「だって、残ったメンバーで一番になったとしても、それは大尉を実力で倒したうえで№が変わるわけではないんですから、それにどのみちこんな地獄はさっさと終わらせたいですから」
確かにそうである、ある種の地獄が今の地球の状態である。
特に交渉の時に火星側は近衛軍と日本側と横浜基地にそれぞれ火星側に【戦術機】技術提供すれば、代わりに火星側が作った【戦術機】を無償で2,000機譲渡すると言っているのだから。
実際にこれほどまでに作れる生産ラインは火星側に存在している、だからこそ余裕で6,000機程度は無償で作ってもなにも問題ではない、実際に佐渡島ハイヴをほぼ攻略したときのマークが持っているポイントは十兆ほど稼げたのだ。
戦術機の生産ラインをふくめた専用のコロニーや軍事物資程度はたったの一兆で賄えてしまう、これはマークが昨日ドライストレイガーの自分の部屋に戻って色々と計算した結果である。
その後ゴップを含めた上層部と話し合った結果、このような形になった、日本帝国へのテコ入れはすでに決定事項であった、また横浜基地の隣に存在している莫大な廃墟を火星側に一時的に貸し出すことを日本側は飲んだ。
また国連側も本来であれば演習場を含めた様々な基地周辺が火星側に行くことになるがそれは、香月副指令との交渉術によって無事に解決した。
そして一週間が経過した、横浜基地周辺は綺麗に再開発された上に、ドライストレイガーを簡単に地下ドックにしまえるほどの巨大な軍事施設が誕生する。
この軍事施設が誕生することで、日本側は様々なメリットが受けられた、特に一番大きすぎるのが、日本の復興財源の確保と火星側に渡した戦術機が本当に2000機となって戻ってくるとは思わなかった、特に【不知火】は普通に火星側で作られているために、ОSなどもヴァルキリーズが使っているタイプXM3に元から換装されている。
それと同時に新型ОSになれるために火星側の不知火は機体でふつうにシュミレーションができるようになっている、またこの火星側の不知火は全てコクピット周辺が球体で作られており、360度モニターやそれ専用の椅子を合わせた技術【全天周囲リニアシート】のおかげでもあり、機動性が重視の第三世代機がより機動力が優れた物になっている。
それに伴い、戦術機試験に本来ならば落ちていた兵士の大半のこの戦術機であれば動かせることが判明した、旧式のコクピットよりも揺れがなく、2G程度までの加速や衝撃を打ち消す新型の技術であるからだ。
そしてなによりも不知火の拡張性も日本側が作った不知火よりも圧倒的に優れた物になっていた、この辺技術力の差でしかない。
これは近衛側にも言える事であり、月読中尉の武御雷が火星側に渡り、それを解析した上で、火星側の技術で拡張性や整備性・生産力に優れた上、渡された2,000機の性能は原型機より性能が上がっていた、どのぐらい上がっているというと、将軍専用機の武御雷より2割ほど性能が優れていたのだから。
結果として、近衛もまた決断をしたうえで、この新しい武御雷の導入を決定している。
ОSもXM3搭載していた、これは月読中尉が試験機に選ばれていたことも大きかった。
止めに横浜の国連軍でもXM3搭載型の火星制の不知火2,000機が無事に納入されている最中であった。
そんなこともあり、日本側と火星側の色々と交渉のすえに日本の再開発を火星側が主導で行っている最中であった。
現在の日本で人が住める場所は限られているが、それをどんどんと火星側の建築技術ですでに九州地方まで再開発が『ほぼ』終わっていた。
ここでミソなのは『ほぼ』であった、本来ならば三百メートル以上の建築物などは作れるが、未だに佐渡島にBETAが存在しているために、それの排除が完了したら、建築が始まる予定である。
また近畿付近の近くには、日本帝国が新たに作った軍事施設があり、その場所の警備は戦術機部隊が二百機以上存在していた、これはなぜかというと、火星側が渡された量産型ガンタンクの飛距離とその破壊力を日本側が目にしたことも大きい。
結果的に量産型ガンタンクは日本側に緊急に配備する必要性があるたに、三千機が日本に送られた、この機体性能はなんといってもその飛距離である、近畿地方から普通に佐渡島ハイヴを射撃できる高性能すぎる後方支援機である。
実際に佐渡島ハイヴは再びどこから集まったのかしれないBETA一万の手によって、ハイヴ上層部が再びつくり始めている最中であるために、日本政府としてもそれの阻止用として火星側に交渉した経緯がある。
そして【イスミヴァルキリーズ】は契約者として契約して、現在は火星軍横浜基地において、【トルネードガンダムМkーⅡ】の完熟訓練を行っている。
この完熟訓練においても、マークは一切手を抜いてはいなかった、彼女達が原作ではどのような扱いになるか知っているからでもある。
それに伴い、207B訓練兵達は基本的には白銀武を中心とした、新型ОSを搭載した戦術機の訓練を行っていた、多少ではあるが、ヴァルキリーズが残したMX3を搭載した戦術機のデータがあるために、それらの機動データや実戦データを統一した新型ОSではあったが。
白銀武の変態機動がより優れることになる、国連軍の格納庫に置かれたイスミ達の不知火を訓練用に使った方と、火星側が作った不知火では、共に同じОSを搭載しているが、移動や戦闘にかかる負荷が圧倒的に火星側の方がなくなっていることも大きかった。
とある某所の会議室では青年将校達の実質トップが集まり会議をおこなっていた。
実際に12月5日にはマブラヴオルタ二週目の世界では、帝国軍の一部の将兵達が反乱を起こす準備も行っていたが、それは急遽取りやめになるほどの衝撃を受けているのは、彼等とて同じである。
「同士諸君よ、しばしの我慢だ、本来ならば我々がすでにクーデターを起こして閣下の全権を不詳の政府から取り戻す予定が、火星軍がきてから一週間の間に殿下回りの権力も大きく変わっている、その為に我々が行動を起こすのは閣下の為にはならないのだ」
「すでに火山の避難の件も帝国軍と近衛軍のみで火山が噴火する前に強制的に行われてしまったが、だが・・・・殿下も現場にいたことは我々も知っている、そして強制疎開された者達の多くは火星軍が都市開発計画で再開発した日本の各地に巨大航空輸送船で運び、そこで人らしい生活をおこなわれている事は我々が護衛と共に運んだことからも明らかである」
「この強制疎開が難民キャンプにも行われた上で、日本帝国内部にはすでに難民キャンプは存在してない、これも火星軍の力を日本の復興に尽力するように手配した、殿下の采配であるとはっきりと政府が認めている事からも、我々の力と組織力は、いずれ来るであろう・・・佐渡島ハイヴ攻略作戦に向けて、より精進するしかないのだ!!!!!!!!」
「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおお」」」」」」」」」
『これでは道化ではないか・・・・・・・日本の膿を出すために用意した組織ではあるが、建前が消えてしまい、大義名分が消滅してしまったことでは、力を振りかざしても意味はない』
「それにだ仮に、我々がクーデターを起こしたとしても殿下は火星軍の旗艦ドライストレイガーに入るだろう、そうなってしまえば、我々の組織力や戦術機部隊ではあの旗艦は絶対に落とせはしない、海軍の力があれば別だが、同志たちの多くは陸軍であるのは周知の事実であるのは間違いではないからな」
会議室のみんなが黙る中、一人の女性将校が手をあげて質問をする、それを冷静に代えるこの会議のトップはみんなに聞こえるように、また冷静に説明をしてくれる。
「それは・・・・そうでずか、果たしてそこまで火星軍は我々のクーデターに介入してくるでしょうか?」
「してくるだろうな、量産型ガンタンクの無償譲渡がそれだ、現在陸軍の戦車部隊の多くが量産型ガンタンクのパイロットになって、今も佐渡島ハイヴに向けて全力射撃中なのはここにいる者達も知っているはずだ」
「それに、同盟国に開発した機体をわざと弱くして、送るのはあたり前でないか、その武器を防げる自信もあるだろうが、その程度の武器や・武装で浮遊艦隊や旗艦は落ちない装甲をしているのだろう」
「そしてなによりもだ、佐渡島ハイヴをたった二機よる射撃をするだけ事実上佐渡島ハイヴをほぼ攻略した映像は未だに残っている、我らも見たはずだ、あの強力すぎる粒子兵装は・・・射撃能力は圧倒的に量産型ガンタンクよりも上であるのは間違いではない」
「では・・・・かの部隊が我等の同士になったとしたら・・・その砲すべてが彼らに向いたとしたら」
「あの粒子兵器の射撃で終わりだろうな・・・・富士教導部隊のエアボーン部隊も射撃されて終わりだろう」
こうして青年将校たちの会議は続いていく、それと同時に本来起きるはずのクーデターは未然に防がれることになる。
また同時刻、アメリカの第七艦隊に護衛されて巨大な補給艦隊を引き連れて、【珠瀬 壬姫】の父親も、同乗していたのだから、当然本来ならば、クーデターを阻止するために戦力としてラプターを一個中隊を運ぶ予定ではあったが、今ではこの艦隊には連隊規模まで膨れ上がっていた。
これはアメリカの力を見せることで、火星軍と火星政府との交渉をおこなえるように色々と準備をしていたのだ。
この補給艦隊はには香月副指令が第四計画のトップとして、命令していた極秘兵器の兵器が完全にばらした状態で最大で三機分作れる量を運んでいたのだから。
この辺はアメリカらしいといえることでもある、第四計画に恩を売ることで、火星側にも手見上げにするために一機分は火星側に技術的にプレゼントする予定である。
火星政府が日本側に六千機ほどの戦術機を無償で作りプレゼントしたことはすでに情報で入っていたが、それよりもだ、最初の火星政府が日本帝国側に送った、補給物資の方が目的である。
アメリカ側もすでに国内の難民や他国への支援で、政治的にも国内的にも結構限界に来ていたが、火星側がもしこの一機程度で、十億人程度の支援が引き出せるのであれば、ある程度は地球側が落ち着きを見せることになる。
現に火星政府も補給物資を地球側に無償でプレゼントするよりかは各国との交渉でこの位の補給物資を送る準備などはすでに終えている。
実際にラビアンローズ級二十隻やコロンブス級改千機ほど衛星軌道上に待機している。
これはアメリカも各国も確認している事でもある、ちなみにコロニーもルナツー要塞なども普通に見えていることもあり、だからこそ各国の上層部はより一層、火星側との交渉の場を用意してほしいと日本帝国や、横浜の国連軍基地に対して、色々な手札等を用意して交渉をしていたのだから。
ちなみに香月博士が元々用意していた捕獲済みのBETAはすでに極秘裏に火星軍の協力の元に完全に排除されている、これは火星側が作る巨大な横浜基地の一部の場所に捕縛済みのBETAを隠していたが、それが火星側にしてみれば、ジャマでしかない上に、変な誤解を日本側に与える印象や、火星側の誤解もあるために、香月博士がきちんと話したうえで、排除された。
これによりトライアルの日に神宮寺まりもを含めた多くの横浜基地の人材が失われることは無くなったが同時にやはり基地内部の緩んだ空気があるのは真実ではあったがその辺は火星軍と横浜基地の国連軍との足並みをそろえるために。
軍事演習がここ一週間の間ほぼ毎日行われていた。特に国連軍の横浜基地の襲撃ミッションは【イスミヴァルキリーズ】のメンバーが【トルネードガンダムМkーⅡ】の部隊運用や完熟訓練の並行して行われることになる。
つまりヴァルキリーズは自分達がいた基地に対して、最大で七回以上は襲撃している事にもなる、それが朝方・昼型・夜型・深夜なのかは不明ではあるがそれでも襲撃ミッションでおかけで12月8日までには完全に国連軍横浜基地は最前線の雰囲気になっている。
それどころか、火星制の不知火機にのる、207B分隊は正史よりも早い形で完熟訓練を終えるほどになっていた。
だからこそ、12月9日は207B分隊の解散式も行われることになっていた、これは207B分隊の政治的な利用もそうだが、やはり火星側のと軍事演習等を考えると、やはり、戦力の強化をはじめとする、正式な任官式後、神宮司まりもは同時に少佐になることが確定していたからだ。
新しいヴァルキリーズを作るとなるとどうしても指揮官とその部隊内部で部隊を鍛えられる人材は香月博士の中ではたった一人しかいなかった、その部隊名も【神宮司ヴァルキリーズ】となる予定が決定していた。
イスミヴァルキリーズは今では火星側に出張している、日本側の代表格となっている。
この辺は政治的な意味合いもある、近衛軍の中で比較的に移動しやすい、【白い牙中隊】
も契約者として火星側に登録されているが、近衛軍から出張になる。
イスミ達の戸籍は日本帝国軍から出張して、国連軍の教導隊へ、そして一度帝国軍に戸籍が戻ったうえで、火星側に契約者として出張していることになる。
これは非常にややこしいことではあるが、国連軍の教導部隊と位置づけが色々と危ないために、日本側の地位向上は同時に第四計画を誘致した国に力をつけてほしい、香月博士の思惑もある、それに殿下や日本政府としても日本国の代表として位置づけをするしかなかったのが現状である、
これはとある情報筋から、青年将校達の組織も名前があがったり、富士教導隊もいたが、クーデター同志をさすがに、契約者にするのはあり得なかった、こうして、日本帝国は色々と内外に対して、強国として地位を確保しつつあった。
こんなふうになりました 大体二千機程あれば、なんとかなるかなと思って書きました
佐渡島ハイヴを攻略するためにはこの位の前金が必須ですから。