新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版 作:うさぎたるもの
【先進戦術機技術開発計画】本来であれば反オルタネィティブ計画主導を中心とした、主に国連軍が主導でアラスカにあるユーコン基地で進めているが、各国間の情報・技術交換を主目的とした国際共同計画で、通称「プロミネンス計画」諸外国からの新技術流入による戦術機開発・改造のブレイクスルー、設計思想の硬化防止、世界的な技術水準の向上などのメリットがある一方で水面下では諸外国への情報流出・機密漏洩の危険性、対BETA戦後を睨んだ参加国の政治的介入や、利益獲得を優先させる企業同士の妨害工作などのデメリットも生じていた。
国連が掲げる「東西陣営の協調」「人類の大団結」という理想にはほど遠い。また、計画章には太陽と人類初の戦術機・F-4のシルエットをモチーフにしたデザインが採用されているが、今回の火星政府がこの計画と同じことをしたことで、XFJ計画に地球中の国々が参加を望んだことで、ユーコン基地の存在意義が失われようとしていた。
当たり前だが、もはや世界中の首脳部はすでにBETA大戦の戦後を考えて行動しつつある状態である、そこに火星政府が新たに作った自分達の基地で大体的に世界中の国々戦術機の新規開発並びに改造計画を国連以外からも普通に情報として知ってしまえば、どうなるか後は誰だってわかる。
つまりユーコン基地は政治的な役割はほぼ終了した事になる、今後はアメリカ軍はソ連政府に対して一部の軍事基地などは、引き続きソ連側に貸し出している状態になるが、同時にここはソ連とアメリカ軍しか駐留しない場所となった。
実際に三年は経過しているが、三年程度ではいかに火星政府から大量の物資を貰ったとしても今までの人材不足、人口不足によって、ソ連の一部の中枢部はユーコン基地近くからは中々離れない、ここの方が色々と自然もあるし、何よりも政治的に色々と安心であるのは、知っている【レッドシフト計画】はソ連がつかんだ唯一アメリカ政府に対して色々という事を聞かせられる弱みであるからだ、実際にはラプターがユーコン基地より後方で極秘に作られた軍事拠点に最大で五十機は存在している、これはソ連の戦力がもしユーコン基地内に配備された戦術機一個師団以上の戦力で対処できなかったときの切り札的な存在であり。
レオン・クゼ少尉ほか一部のラプター部隊はこの基地に配置転換される予定である、だからこそユウヤも本来であれば、ここに召集されるべき実力と腕は持っているが、色々と問題があるために見送りされた結果でもいえた。
ジョージ・プレストン准将
【国連太平洋方面第3軍、ユーコン陸軍基地司令、米国陸軍准将】一番のババを引いた人物、現在はユーコン基地の司令官のままではあるが、実際には第二五世代機イーグルが約三百機以上は確実に格納庫に入っている主にソ連と戦う事やいざとなれば貸し出している基地一部を制圧するように、その為か陸軍が多くいるいたりする、FBIを中心として諜報部が設置されたりと、戦術機開発基地司令官として動いていた時期を嘆いている人物である。
クラウス・ハルトウィック大佐
国連軍が主導する『元プロミネンス計画』の最高責任者である西独陸軍大佐。かつては自身もヨーロッパ戦線で戦い、西独軍の戦術機部隊創立に尽力した。形式や感情よりも合理性を重んじる性格、その為かおとぎ話程度の計画第四、第五計画を嫌っている、火星軍によって地球上のハイヴが二つになり、祖国の土地も奪還して、今は東ドイツと西ドイツを一つにした統一ドイツ建国向けて色々と政治的にも、ユーコン基地及び元プロミネス計画の責任者の地位を使って各国と政治的な取引をしている人物でもある。
ハルトウィック大佐の秘書官 レベッカ・リント少尉
クラウス大佐の秘書官。秘書官としては少々過激な言動もあるものの、非常に優秀。大佐の理念に賛同している、実際におとぎ話程度のオルタ計画を知っていることもあり、第四・第五計画に疑問を感じている特に火星軍の登場によって残りハイヴが二つになってしまったことで余計に、第五計画、第四計画に疑問を感じている事で、反オルタ計画の立案者の一人である。
この二人は国連軍側がそのまま火星軍の開発基地において、一種のバランサーとして配置転換される予定であり、今はまだユーコン基地で引継ぎ作業を行っているそれが終わり次第、二人だけはマークの下について、XFJ計画の副指司令官とその秘書として活躍する予定である。
これはマークとしても、今回のテスト基地を作ったのは火星側がマークがどの立場で使える人材かそれをはっきりと見極めるためであり、背広組、現場組のどちらでいいか色々と火星サイドも悩んでいる、また地球側の戦術機のデータ、主に日本帝国からは近衛軍が作った【第三世代機の武御雷】のスペックを見て逆にこの程度の基礎技術しかないのかとか嘆いていたことでもあった。
だからこそマークが提案して技術力向上計画に火星サイドも喜んで採用した、ただし一部の技術だけは厳重に封印されることは決定していた、それがビーム兵器であった。
それ以外特に日本帝国がすでにレールガンの技術を着手している事からもある程度は解禁せざる得なかったことはあたり前である。
そして最初に日本帝国サイドからこの計画用に新たに譲渡された機体は現在の主力である不知火機である改造機をわざと渡したのだ。
実際に通常の不知火機は十分な活動能力を有している事からも、色々と困った機体になってしまった、【不知火・壱型丙】バージョンアップ機かまたは不知火系列の新しい機体を日本帝国サイドは望んでいた。
だからこそか、火星軍サイドがある程度の技術協力で作れる機体、弐型の設計図の開発期間はたったの1週間程度で開発は完了してしまったが同時に厄介事も発生しているそれが火星軍が新たに【戦術機用の新型ОS開発したそれ【新型OSXM3】を搭載機として生まれ変わる予定である、同時にそれを搭載することでシュミレーションでは各関節部分や推進剤など一部色々と変更することができてしまった。
だが旧来期と比べるこのOS搭載機だけでも性能が普通に30%向上することになる、逆に戦術機の方も【新型OS対応機】になればパーツも色々と変更なるが、それだけで従来機とは50%も性能アップするのだから、だからこそこの真実を知った火星政府と軍隊はこのОSを搭載させるためにも今回のXFJ計画の最初の計画として組み込んでいる、これによって今後BETA大戦でBETAによって食われる人々を減らす準備さえも火星側は行っている。
だからこそプロミネス計画の二人を引っ張てくることができた、つまり彼らにこの新型ОS搭載を今あるすべての国々搭載させるための政治的な取引の材料に使う予定でもある。
そうして時間だけは進みすべての引継ぎ作業が終わり、7月10日はクラウス・ハルトウィック大佐とレベッカ・リント少尉は無事に火星軍が作った元ハイヴの一大軍事拠点に着任した、それはマークはこの開発計画また軍事拠点としての総司令官の立場で迎えることになった。
「よくぞ、あのユーコン基地から我々が作った軍事拠点に来ていただいて、ありがとうございます、クラウス・ハルトウィック大佐とレベッカ・リント少尉」
2人に対しちゃんとした敬礼をすると向こうもそれに合わせて自己紹介を始めてくる。
「あの火星軍で活躍しているマーク中将閣下にお会いできるとなれば、あのような基地からもで、駆け付ける所存ですよ、これからも我々の関係も含めてよろしくお願いします」
「私も、ぜひこの火星軍が計画したXFJ計画を見た時から参加したかった一人です、お声をかけてもらえるとは思いませんでした」
実際に秘書官をして居なかったら、リント少尉の方は確実にこの軍事拠点に入れるほどの資格はなかったのは事実である。
現在もこの基地周辺をエコーズが三個師団を率いて、完全に諜報活動においては、地球上のどの勢力すらも近づけないようにしている、一部のパス持ちは別としても。
そんなわけで総司令官室でマーク閣下とクラウス・ハルトウィック大佐とレベッカ・リント少尉は色々な説明やある程度までなら色々な施設に入れるIDカードを含めた諸々を貰った上で、今はではクラウス・ハルトウィック大佐がよく知っているとある部隊から、三人の女性衛士を開発衛士としてなんとか、こちら側に来ることができるかどうか色々と調整段階を行っていた。
「なるほど・・・・火星側の技術サイドが作り出した新型ОSの実証機や現行機に入れて使えるかどうかのテストデータを取るためにドイツ側が使っている戦術機部隊の一部が欲しいと、そういうわけですね、マーク閣下は」
「ええそうです、特に・・・【西ドイツ陸軍第44戦術機甲大隊ツェルベルス所属】から三人ほど人材がほしいです」
これは、クラウス・ハルトウィック大佐はある意味で困ってしまっていた、確かに祖国で西ドイツ側のプロパガンダとして、最強の戦術機部隊として一つの部隊と世界中に宣伝してしまったことが、大きいからだ。それに同時にこの新型ОSの説明書をみて、また実際に動いているのを見ていると納得するしかない、戦術機特有の動かした後の確実に起きるである【あの硬直時間】の問題が【ほぼゼロ】であり、また複数の蓄積されたモーションデータの最適化、つまりより複雑な機動戦闘すらも新兵も可能になる奇跡のOSであるのだから。
それの実働データを動かしているのは、今の所日本帝国近衛軍所属の白い牙中隊のメンバーである、彼女達は久々の日本製の戦術機を乗って動かしていた。
主に【不知火・壱型丙】【武御雷山吹色仕様機】の二機を完全に戦術機として新造した火星制ではあったが、【彼女達、戦術機のテスト運用データ】だけでも恐ろしいほどの価値があるのはこの世界の住人であれば誰だって知っている。
だからこそエコーズによって徹底的に情報管理が行われていた、ちなみに彼女達の移動の辞令は6月25日によってマークが直に彼女達に渡したうえで【新型艦キャリー・ベースGジェネクロスレイズ仕様艦】に乗ってこの軍事基地について二時間後には【不知火・壱型丙XM3搭載機】と【武御雷XM3搭載機】に乗って様々なデータを取っていた。
残りのハイヴ攻略時にある程度の国連軍を中心に各国の義勇軍を連れていく予定であった、だからこそある程度の戦力のテコ入れは必須である、またこの計画によって新型改造機、または次世代の量産型戦術機の開発も同時に行う日本帝国側の資料もある程度は見せていることも、クラウス・ハルトウィック大佐を困らせている元凶である。
彼の祖国は色々と立て直しが必須であり、またその為にはある程度の発言権や戦力の向上を加えると、この計画はあたり前であり、必然性がもっとも高い計画であるのは火を見るのは明らかである。
結果彼は祖国に力をつけるためには必要な犠牲と割り切り、結果として、【イルフリーデ・フォイルナー中尉】【ヘルガローゼ・ファルケンマイヤー中尉】【ルナテレジア・ヴィッツレーベン中尉】の3名を【西ドイツ陸軍第44戦術機甲大隊ツェルベルス所属】のままにこの軍事基地に今の乗っている【第三世代機の専属テストパイロット】に決まった瞬間である。
これによりドイツ側は色々と火星側と取引をした結果、統一ドイツ政府がなった時には色々と便宜を図れるようにしてほしいことや後ろ盾になってくれることが極秘裏に決まった瞬間でもあった。
そして時間は過ぎていき、XFJ計画の中で決まっていた一つの開発プロジェクトの一環として【XFJ-01a 不知火・弐型 一番機 二番機 三番機】が複数機作られる。
特に日本帝国軍の次期主力戦術機開発・改造計画 火星政府が世界中の国々と協力として、色々な技術を渡して新しい戦術機・改修機・改造機を作り上げる計画【XFJ計画】の一環で開発された概念実証試験機、日本帝国軍の主力戦術機の稼働時間の少なさという欠点を克服するため、「不知火・壱型丙」の機体各所に火星製のパーツが数多く組み込まれている。
このうちに同盟国であるアメリカ側の企業の複数と提供することで、三番だけはアメリカ製で作られたパーツの多くを融合させた、原作に出てくるトータルイクリプスの一番機、二番機と同じ仕様に作り上げる計画になっている。
このためか、アメリカ軍サイドから、ユウヤ・ブリッジス中尉、この計画のメインテストパイロットとしてユーコン基地に配属される、これはやはり結局ユウヤは部隊内部どころで自らの出生に関わることでケンカをしたうえで、とある事故事件も含めて、結果として、アメリカ政府は優秀な人材ではあるが、同時にある程度の流失しても問題ない人材という意味で、ボーイング社のリクエストも飲み込んだことでなった政治的な人事であった、
ついでにヴィンセント・ローウェル少尉はユウヤと共に派遣されたアメリカ陸軍の技術少尉で、女好きで軽薄なように見えるが、ユウヤとの付き合いは長く、日系への偏見もない、火星政府主体の本計画にも積極的に自らを売り込んできた逸材であった、
彼は一種のアメリカ軍サイドがユウヤの暴走をなんとかして抑えるために派遣するしかなかった人材の一人であるが、こちらも同じく流失しても問題ではないレベルでもある。
だからこそか、今ユウヤは日本帝国の上空を軍用機で飛んで、一度補給や休憩のために、日本帝国内部に一時的に存在している、アメリカ大使館で用意してもらったホテルで最後の休憩をおこなっていた。
「けっ・・・・・・ここが日本かよ・・・・世界人口第三位の国で、一流国か・・・・」
ユウヤは帝国ホテルに入るベットで部屋の天上を見ていてつぶやいていた、ヴィンセントは逆であった、色々と見て回ることもあり、早々にホテルに荷物を置いて、日本の首都周辺で色々と遊んでいたりもする。
これはユウヤの事を思って色々とヴィンセントが行動した結果でしかない、またヴィンセントは日本の東京周辺を観光客として色々と東京周辺を見ているが、それも彼の性格によるものでしかない。
「ユウヤは今頃ベットに入ってなんか騒いでいるだろうなーーーでも俺も、今はこうして羽根を伸ばして最後の休暇を楽しみしかないか、火星軍が作った軍事拠点にいくとなれば、しばらくは外に出れるかどうかわからないからな」
確かに、現状火星側の軍事拠点に入った一部の軍人以外は基本的にはその者達が自国に戻ることはできなくなっているのは、アメリカ軍も周知の真実である。
そして、彼らが乗る火星軍が迎えによこしてくる、飛行機が船に乗らないと、彼等の軍事拠点にはたどり着けないようになっている。
それほど厳重のセキリティ―があるのが火星軍の軍事拠点であった。
無論その迎えに行く部隊はマーク自ら選んだのは、白い牙中隊であった、彼女達はすでにキャリー・ベースと共に自らの愛機である、トルネード・ガンダムを乗せた状態で、日本に里帰りをしていた。これはいわば、マークが彼女達に送った1週間の休暇も含まれていた。
特に篁家は、色々な意味で問題を抱えてはいた、それが篁唯依の階級問題も含まれている事は誰だってわかる事である。
実際に篁唯依の父親が近衛軍の第三戦術機【武御雷】の開発衛士の一人であったとしても、これは破格の待遇である、実際に【山吹色の武御雷】は日本近衛軍所属から火星軍所属に機体所属番号が変更されていた。この【武御雷譲渡の案件】も篁家が色々な問題を抱えている事にもつながっているが、それは日本帝国政府と近衛軍の上層部によって決定した上で一般大衆向けにアレンジされた情報でもある。
近衛軍の最新鋭機を手土産にして、手に入れた階級、それが【当時の篁唯依大尉】の地位であった、実際には火星政府と火星軍に近衛軍も何かしらの手土産が必要と感じた上で、決まった取り組みであるが、それを馬鹿正直に表に出してしまえば、色々と厄介なことになるのはあの時の日本帝国政府と帝国軍、近衛軍の上層部の意見は珍しく完全に一致していた。
主に戦時化の国の予算など人材様々なことで、日本帝国側は様々な国たいして、ある意味で無謀になりかけていた頃でもあった、特に国連軍に出張していた、日本帝国陸軍のあの時の最高司令官の一人が、独断で司令部を守っている戦力を一週間以内には動かそうしていたことが後に調査で判明していた。後に判明した最高司令官の一人は中将から少将に階級が降格していることもあり、帝国軍の一部の将校達がこの人事に色々と文句をいう事態にも発展していた、下手すれば日本国内で反乱がおきるかもしれない可能性も秘めていた頃である。
だからこそか、3年前に火星サイドから送られた天皇家専用の【ガンダム大将軍機】が日本側にしても近衛側にしても色々と都合がよかったことも事実であった。
当時の各国や国内に対してのアピールとして、新しい将軍を決める時期であった、その為か、この【ガンダム大将軍】という名前と、機体その物が大きな政治的、軍事的な付加価値が出来上がった、実際に火星サイドから手に入れた強力なガンダムの名前がついた機体を天皇家に譲渡したことは世界中の人間がもはや当たり前の情報として知っていた時だ。
だからこそ天皇家がその渡された機体を【日本帝国国務全権代行兼政威大将軍機】として世界中に知らしめることで、日本国内にいる武家勢力と帝国軍勢力の黙らせる【御旗機】として役目を天皇家は考えてそれを実行しただけであった。
その結果【煌武院悠陽将軍】が誕生した、これは色々と政治的な判断の末出会った、その為か妹の方は色々と手続きをしたうえで国連軍が借りている横浜基地に政治的な問題も抱えつつある種の人質の役割を担っていたが、同時にある手続きをすれば【煌武院冥夜】として名乗れる上に、妹してきちんと表舞台に出れることをいみしていた。
そんな火星サイドとの政治的な役割を担っていたのが当時の彼女達であったが、なんとかぎりぎり訓練校を出た瞬間に篁唯依は問答無用で近衛軍から大尉の地位を与えられた上で、日本側の契約者として火星側に彼女の親友とお目付け役と一緒に送り出されたのだから。
その後ハイヴ攻略戦後の功績もあったために、本来であれば、日本政府も近衛軍も篁唯依を含む彼女達の部隊【白い牙中隊】の階級を最低でも少佐にするべきという意見があった、つまり下手すると篁唯依はこの意見が通れば自動的に、下手すれば大佐ほどの地位に上り詰めることになるのは自明の理でしかない。
だが、同時に彼女達の年齢や部隊運用能力、政治的な判断能力を甘味した結果、今の地位に落ち着いたことが大きかった。
だからこそ篁唯依は今も山城上総大尉によって色々と政治的な判断や部隊運用能力など、ためされている、これは日本帝国政府と近衛軍上層部からの極秘命令であり、山城家がより日本国内で便宜を取れるように色々と彼女が交渉した結果としていえた。
だからこそか、ヴィンセントは気づかない、普通に観光客の一人として、東京タワーから見える景色に大いにはしゃいでいたからだ。
「まったく日本様様だぜ、こんなにも高い展望台を作ってしまうとは、本来であれば、これほどの鉄を有した展望台なんて、今の時代は全て解体されて、軍事関係に回されるはずが、ここまで美しい景色を見せれるなんて、本当にいい経験をしたぜ」
そう喜んでいるが、なにげに自分につけられている日本サイドの監視側の人々すらも騙そうとしていた。
『まったく・・・・・ホテルに入ったら問題ないと思ったら、部屋の中は盗聴器はなかったけど、壺とか絵画の裏とか、エレベーターの中に普通にあるからな、街中にはさすがにないけど、代わりについてきたのが・・・・なんか怖い女性が今も近づいてきたしさ』
そんなふうに考えていたら、とある人物に展望台でヴィンセントはいきなり声をかけられた。
「まったく騒ぐのはいいんですけどね、そんなにも珍しいのかしら、ヴィンセント・ローエル技術少尉さんは」
「おいおい今は休暇中ですよ、それに軍服も来てないのなんで知っているのかな、って・・・まさかまさか・・・あなたの様な方が自分に声をかけてくれるとは嬉しいですよ、火星軍所属の山城上総大尉どの」
「いまの私も休暇中です、たまには羽根を伸ばして故郷の日本に戻ってきましたわ、最前線で中々BĒTA軍勢相手では精神が中々にやすめませんしね」
「そうでしたが・・・ですがあなた様の様な大物が護衛も何し、祖国であっても、普通に歩いているなんて、誘拐でもされたらどうするんです?」
「それは心配すらもないですわ、だって今の私を誘拐する組織なんて普通はいませんもの、そんなことをすれば火星政府がその国、その組織に対して宣戦布告をして、火星軍を派遣するんですよ、どうあがいても確実に勝てない戦をする、組織がありまして」
「・・・それはそうですね、では自分に声をかけて理由は」
「そんなのは決まっています・・・私の休暇が明ければ、貴方達を含むゲストの方々を我々が乗ってきたキャリー・ベースに乗せて、戦術機の開発計画を進めている開発基地に案内する役目があります、今頃は、私のトップである、篁唯依少佐が、貴方の相方であるユウヤ・ブリッジス中尉に色々と説明をしている時間ですよ」
「あちゃーーーーーー、それはご愁傷さまです、特にユウヤは色々とコンプレックスを抱えています、特に日本アレルギーに近いほどです、今回のこの休憩もあいつが、帝国ホテルから中々でないのはそういうことですよ」
「・・・・知っていますだからこそ、私達の部隊長である篁唯依少佐には色々と世間的にも扱いずらい人すらも慣れてもうためにわざわざ、このようにしました」
『なるほどね・・・白い中隊の副隊長様は・・・色々と世間とか政治とか様々なことを部隊長に知ってもらいたいわけか・・・ユウヤは今頃手をだしてないといいけど、無理だろうなあの性格だからな』
そんな感じで山城上総はヴィンセントの資料を見て色々と納得した上で今回のこのような足止め役をわざとかってでる、実際に他の四名は色々とある上ためか、どうしてもこのような役割を演じる人物が出てくるのは仕方がないことでもある。
一方その頃ユウヤは計画の説明書など色々と持ってきた篁唯依少佐の話は聞いてはいるがその態度は色々と問題があったために結果的に、ケンカ別れをしてしまった。
「・・・・もういい貴殿の言い訳は分かった、そうやって腐っているがいい、私達が必死になって作った説明書もなにもかも読まないでアメリカが一番と言っているだけでは貴様はその程度の人物であると、自分の行動で言っているようなものだ」
「お前になにがわかる・・・・火星軍の所属で、今や世界中に知らない人はいない、トルネード・ガンダム専属パイロットの篁唯依少佐は・・・なにもわかるわけないだろうが」
実際にどつちもどっちであるのは間違いではないが、たがこの時のユウヤは色々と外に向ける視点なんてなかった、ただたんに自らの血筋と出生とそして今も元気にいる母親の中にいる日本人である父親の影を完全に心から排除したいとして思っているだけでしかないのだから。