新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版 作:うさぎたるもの
リィズが666部隊に配属されてから一週間が経過したある日、BETAの軍団十万は再び東ドイツの国境線に向かって進軍を開始していた。
これには流石の東ドイツといえども、徐々に戦線の撤退を随時行っていたがそれぞれの戦線で最もBETA群が多いDルートに配備されたのが第666中隊であった。
なにせ東ドイツ最強の戦術機部隊なのだ、そのように宣伝しているからだ。実際に赫々たる戦果も上げているために、士気向上を含めた戦術を取る為に送り出していた。
無論多少の援護はする、流石にたったの八機程度で戦場を守れるはずもないことは上もわかってい
るが、ある程度の時間を出来るだけ多く稼いでもらって、その後は他の戦線を支えている他の戦術機中隊と一緒になって徐々にすでに迎撃戦線が構築した所へとBETAを引き込む為の餌件囮として生きてもらわないといけないのだから。
やはり徐々に【第666中隊】もたったの八機程度は、やれることは限られてくるのだ。現に一週間前にアネットの変わりに配属された二人をテオドールに預けるという判断をしたアイリスディーナ隊長の考えを分からないままではあるが、
実際にアネットの精神は回復という意味では、第666中隊の基地の病棟で精神回復させている最中であった、さすがに原作のように目の前で仲間が庇って死亡したことで吹っ切れて戦うまで回復はしていなかった。
だからこそ基地内部からアネットは中隊全員の無事の帰還だけを祈っている事しかできなかった。
また基地防衛用の戦術機としても一機だけは残しているのは、ある意味では隊長のアイリスの考えでもあった、ただしそれを知らないアネットだけは真剣に仲間の帰還を祈るしかできなかった。
「みんな無事に帰ってくれよ」
そんなアネットの願いもむなしく、戦場ではテオドールはカティアとリィズの新人二人のお守りをしながら、なんとかまだ戦場に踏ん張っていた。
「チッ・・・まさか生きていたとは・・・シュタージに連れて行かれたからてっきり死んでいると思っていたが・・・」
「うん、私もお兄ちゃんが死んでいると思ったから・・・流石にあの尋問は・・・」
二人ともやはり脱走した為に一度はシュタージによって尋問や拷問を受けているのだ、ただ妹の方はよりひどくなっている為に、実質的には一度は精神が壊れてしまった、だが逆にシュタージ的には扱いやすい駒として、再び再利用ができるのでは?そんなことも含めて命が助かったリィズだが。
一方のテオドールも軍に入ることでなんとか見逃されているのだ、そうでないと脱走した家族ごと今頃は処刑されている。
だがこんな会話をしながらも二人はあてがわれた戦術機に乗って突撃級・戦車級を次々と倒しているのだ。
この間にもDルートの戦いで、ある程度の推進剤や弾薬を消費した中隊の一部が補給コンテナに戻って補給をして戦場に戻ってきているのだから、実際にテオドールもカティアもリィズもすでに補給は四回目を終えていた。
第一世代機では戦術機用の弾を持つのにも限りがあるからだ、推進剤も無限ではない、当然飛行やジャンプで各戦術機で使用されているパーツの耐久値がすり減っていくのはあたり前である。
補給コンテナから補給では戦術機の簡易式のメンテナンスもできないのだから、だからこそ・・・、今この戦場には何百発・何千発も銃弾が戦術機が持つ銃から打ち出されては、突撃級・戦車級を倒している、それでもまだまだ数の上ではBETAの数が圧倒的に上である。
ただでさえ、この方面では1万以上の進行である、たった八機で抑えられるBETAの数なんてたかが知れている、要塞方面からの要塞砲並びに戦車大隊からの支援砲撃によってなんとか支えられているそんなレベルの戦場である。
他の戦線でも優秀な戦術機乗りが同じく時間稼ぎをしているが・・・流石にまだ時間稼ぎを開始してからようやく一時間程度しかたってはいない。
最もその一時間という時間を稼ぐにも死を覚悟した時間稼ぎなのだが、実際には第一世代の戦術機程度は戦える時間は限界値が存在しているが、それを可能にしているのが無人の補給物資が入っている武器コンテナとここまで本来あったはずの防衛ライン上に埋められていた、地雷原やその物流を使ってBETAの進行を若干停滞させながらゆっくりと後退しつつ防衛戦をしているのだ。
これには他の小隊や中隊にも含まれている、実際にこれほどの大規模なBETAの進行に流石に第一防衛ラインのほとんどはBETAの進行で食われてしまったが、その防衛ラインにも元々は戦術機を戦場で簡単に直せる施設程度は存在していた。
そこを囮にしながらそこにある一定の数のBETAが入れば自動的に自爆するようにセットされていた、他にも前の戦いで修理できてない戦車などは回りに大量の火薬と燃料を置いて、それを戦術機側でいつでも自爆できるように置き土産が大量に作られていた。
スクラップになった戦車やヘリ、戦術機も囮である、中には大量の爆薬が仕掛けられている、だからこそ戦場で大きな爆発が連続で起きているのは、そのような仕掛けで遅延行為をしてようやく互角なのだ、いいやおされているといってもいいほどであった。
そもそもこれほどの急激な進行では直ぐに防衛ラインが瓦解するのは明白なために最終防衛ラインの一つ手前に最大戦力を今も集めている最中なのだ。
実際にBETA側のハイヴからもこの1週間で大量に作られた突撃級や戦車級が大量に吐き出されていた、これは他の中華戦線や欧州戦線でも同じような現象が起きていたのだ。
火星軍の介入によってBETA側近くのハイヴが先の戦いで失われた大量の突撃級と戦車級の量産を指示していたのだ、これはBETA側が火星軍の力を過大評価したのか、それとも地球側の力を過大評価したのかは不明ではあるが。それでも大量のBETA群がハイヴから大量に出てきたのは間違いではないのだから。
そうこうしているうちにも他の戦線で戦っている戦術機部隊も補給に戻ったりまた補給から戻ってきた部隊の戦術機も徐々にではあるが消耗が激しくなっている。
命がけの撤退線であるのだから仕方がない、それに元々第一世代機は装甲が厚くしている分激しく動くとその分関節など骨格部部にダメージが徐々にではあるが蓄積される。だからこそ一時間も激しく戦えばどのようになるか・・・。
最もそれを防ぐ為にも最前線には戦術機メンテナンスをする倉庫、基地もあるのだがすでに第一防衛ラインの殆どのは置き土産の自爆で基地ごと吹き飛んでいるために修理などできるわけではない。
つまり多少でもBETAの攻撃を受けた機体はそのフル性能がさらに二分の一、悪ければもっと性能が低下する中で行われている時間稼ぎである。
666中隊も損傷らしい損傷はないが、それでもBETAの圧力によってただでさえその精神と肉体に心労が重なっていた。
それゆえに誰もがその存在に気づかなかった、東ドイツの全ての人間もまた西ドイツの連中もだ。
この戦線に近づいてくる火星軍の存在をだ、ほかの欧州戦線や中華戦線もまたマークが呼び出した元OZに属していたゼクス隊とトレーズ隊がベクトラ級五番艦と八番艦として分かれて乗り込んでおり。
欧州側はトレーズ隊が指揮の元五番艦から七番艦まで預かり。ゼクス隊は八番艦から十番艦まで同じく指揮官として預かって、中華戦線側でBETAの軍勢と戦う予定である。
ちなみにゼクスとトレーズの愛機は二人とも姿かたちは完全にトールギスⅡとⅢである、ただし、オリジナル機体ではない、宇宙世紀の技術を使って作られた再設計機である、ウイング世界よりも宇宙世紀の技術力が圧倒的に上であったからだ。
対G性能や360度のモニターやミノスキークラフト技術でMSも空を飛べるのだから、巨大バーニアで無理やり飛ばす必要はなかったのだ。
そして残りの残存艦艇をマークが指揮することになっていたがそんなことを知らない東ドイツや欧州側、中華戦線においては、今が踏ん張りどころであった。
無論シュタージュにしてもここが踏ん張りどころである、流石に母体である祖国がなくなるほどの大事である、自らの力を温存するなんてことは流石に出来なかった。
また西側も同様である壁のおかげでまだ難民もBETAも西側には来てはいないが東が滅ぶ=東側に面している側の街等は確実に壊滅するのだ。
また国連軍もこの時点で東も西もドイツが滅ぶことになれば、次はソ連か中国・ベトナム・インドあたりまで勢力圏が一気にBETA側に偏ってしまう、これでは何の為に大量の金や資源を投じて、最前線国の東ドイツや西ドイツに援助をしているのか?わからなくなるのだ。
彼らにはこのまま最前線でBETAを封じ込めしてもらわなければならないのだ。
たとえその結果東・西ドイツが滅んだとしてもだ、元々ドイツは第二次大戦中やりすぎたのだ。日本も同じくらい勝ってはいたが最終的には日本はアメリカと和睦した、そして原爆の矛先がドイツに変わった・・・
あとはソ連がドイツを解体した後に東と西に分けてアメリカなど他の国と共同で管理する予定だったがBETA大戦でその役割が大きく変わってしまったのが、今のドイツである、そして戦闘から一時間30分が経過した瞬間にそれは起きてしまった。
そうBETAの進行速度が急に0になってしまった、全く動かなくなってしまったという方が正しいのだが……
この余りの異常さに、戦場にいる誰もが一度は戦術機の動きを止めてしまった・・・
だがそれは正解でもあった、次の瞬間雪が降っている雪雲からピンク色の何かが戦場次々と打ち込まれていくのだ。
そしてのピンク色に触れたBETAの大群はそこに何も無いように雪が溶けるようにその装甲すら解かしていたのだ。
「「「「「「「「「「「「「・・・・・なんだあれは・・・・」」」」」」」」」」」」
ようやく戦術機のレーダーに映ったのはその余りにも大きすぎる空に浮いている超弩級戦艦らしき船が2隻、ピンクの幕のようなものを全体に広げていながら高度5000ほどのままでBETAの大群を次々と片付けていく・・・
他のマーク指揮下の二隻は他の東ドイツ側の戦線に堂々と戦闘に介入して戦っていた。
そしてなにやら光ったとおもったらーーー
ドキューーーーンーーー ドキューーーン ドキューーーン ドキューーーーン
すさまじい音共に今までに見たことがないピンク色のでかすぎる何かが戦場を駆けるだけで・・・一気にレーダーで写るだけでも数百のBETAが一気に消えたのだ・・・反応すら消滅してしまった。
合計ベクトラ級4隻から発射されるメガ粒子砲の一斉発射である、ミサイルも同じく大量にばらまいているのだ、ではなぜレーザー級はすべての戦場に存在してないといえば簡単である。
前回の戦いでレーザー級は在庫がなくなっていたからである、本来ならばレーザー種の30体程度はどこのハイヴでも新たに生み出すことはできるが、それでも突撃級と戦車級の生産数を考えればだれだれってわかる、だからこそ要塞からの支援砲撃が今まで効いていたのだから。
テオドールがガンダムと一瞬だけ思ったのは無理からぬことではあったが、実際には違っていた、その機体は確かに所属不明機と似たような顔立ちではあったが色が完全にトリコロールカラーではなかった。
「なんだあの白と赤の混じったような戦術機・・・見たことがない・・・」
それもそのはずこいつは【色違いのウイングガンダム】オリジナル機は火星に置いて技術研究所で色々と使っているのだ。
そしてただでさえ高いバスターライフルの威力は普通にビームライフルのカートリッジ1個丸々使って一発に威力を底上げしたのだ。
その為にウイングガンダムのパイロットはカートリッジ方式のタイプのバスターライフルをもってきた、威力は掠めただけでも普通のMSでは撃破される代物である、それを寒冷地用にあわせたセッティングをしているのだ、大気圏内の現象も数値内程度に収まっているのだ。
「・・・BETAはこれで終わりか、ベクトラ」
「はい・・・レーダーに映る限りはではそれで終わりです、マーク中将」
「了解では・・地上の討ち漏らしがないか、調べるためにBETA群の残骸側に侵入する」
「了解です、ただしわかっていると思いますが、現地勢力との交渉のためにこのように堂々と我々が姿を現したこともお忘れなく、危険な状態になればフルアーマーガンダム部隊がマーク中将を助けるために動き出します」
「了解だ、それでは通信を終える」
こうしてベクトラと通信を入れたマークが乗るウイングはそれを自ら打ち漏らしがないかとBETAの群の残骸の中へと向かっている、流石にこの時点になると上からの援護は終わっている。
マークが載るウイングガンダムは戦場を一機で支配できるように作られた【一騎当千型MS】でもある。
これにはマークが乗っている。それにだ無人の艦艇は人に攻められると弱いというデータがガンダムシリーズの世界からもある、無人機なりに活躍はできるが。
ダメージコントロールができないために簡単に落ちやすいことも大きい、せいぜい使い捨ての盾として使い勝手がいい程度でしかない。
また同時刻、ほかの戦場や戦線でも数多くのフルアーマーガンダムの手によって今回ドイツと中華と欧州側に進撃してきたBETAは一匹残らず完全消滅していた。
現在はビームシールドを張ること前提に命令をくだしていた。これは補給のためにМSのほとんどが戻っているためにほかの所属の戦闘部隊などを母艦の中に入らないようにするためでもあった。
国によっては戦術機で乗り込むやつらだっているかもしれないからだ。
「・・・もうこの戦場にBETAの生き残りは・・・居ないか・・・ いれば流石に戦艦4隻のレーダーやこちらにも反応するからな・・・」
そうアレだけのBETAの侵攻軍をたったの五分で消滅させれるほどの軍事力にこの戦場にいる全ての戦術機乗りは恐れを抱くと同時に素直に感謝を言えない自分達に悔しさも有った。
「なんなんだよあれは・・・あれもガンダムというやつか・・・」
「テオドール今は周りを集中しろ、他の各機もだ、いいなシュバルツ各機に再度通達する、我々の部隊は軍部から正式な命令でここの戦線の維持を任されているんだ」
「ですが・・・アイリスディーナ隊長」
「カティアだったな・・意見は受け付けていない、これは命令だ、いいな」
「はい」
他のメンバーもなんだがやり切れない思いではあるが、それでも最悪の事態だけは免れたのだ、そう最悪東ドイツがなくなるという最悪の事態だけは。
それにだ、こいつらの会話は全て現在も東ドイツの司令部に繋がったままである。
そうでないと流石にどの戦場から補給を開始していい部隊が、悪いのか現場だけでは判断が出来ない状態ではあった。
だが逆に脅威が去ってしまった今、なにも動くことは出来なかった、誰もが疲れていた、そしてまともに動く戦術機中隊・小隊は本当に数が少なかった。
一部の戦術機は腕がもげたり左足がなくなっていたりまた両足が無い機体もあった。
それでも生きているためにその感動をかみ締めていたが。
流石に一番早い動きをしたのはシュタージの連中であった、こいつらは戦いの準備をすでに完了している上になによりも他の戦術機小隊・中隊よりも一段階良い性能を持った戦術機を使っていたのだ。
そしてシュタージの秘密基地では戦術機中隊が動き出そうとしていた。
「これよりシュタージ各機へ、あの謎の機体と母艦群に接触を試みるわ、今回は武装を外した私だけがやってるわよ、前回の戦闘データを見る限りでは鹵獲しようとしたら、武装全てを壊されてさらには動けなくしただけですからね、相当な優しい坊ちゃんかお嬢ちゃん達が乗っている可能性はあるからね」
実際にこの秘密基地は第666中隊が戦った戦場より西に10キロほど離れた森林地帯に作られた基地であり、そこからベアトリクス大隊がゆっくりと発進していく。
だがそんなことは知らない戦場ではウイングガンダムは戦闘行動を終えており、一息をついていたのだ、BETAの死体だらけの戦場でだ。
「やはり反応はなしか・・・この機体は戦場に出ている戦術機よりも優秀で有り、ベクトラよりも離れているから、それにBETAの習性を利用すれば隠れているBETAも見つけられると考えていたが・・・・」
だからこそ一機だけで十分以上もBETAの死骸まみれの中で動いていたのだから。
そして何よりもだこのウイングガンダムにはサイコミュ等バイオセンサーが搭載されているタイプなのだ。だからこそわかってしまう、黒い感情の何かが戦場に近づい来るのがわかったために。
「うん・・・ この戦場跡に・・・何か黒い・・・感情を持った人達が・・・来るな」
それは艦艇のレーダーからも捉えられておりその情報は即座にウイングガンダムに渡されてしまった。
「合計で30機以上か・・・しかも速度は速い新型機かまたはブースターでも取り付けたかな」
そうなのだマークは確かにマブラヴの情報を持っているがそれはオルタからの話であり柴犬の話は持っていなかった、これは仕事が忙しいために録画で溜め撮りした奴を一気に見るという方法をとっていたからだ。
つまり、だれが主役かヒロインなのかはこの時点ではこいつも知らないまま、この世界にやってきたのだ、もう一つの東ドイツ最強といわれる大隊がこの戦場後に向かっていた。だからこそ撃墜は可能なのだがそろそろ情報がほしいのだ実際にオリジナルハイヴは確実に壊すのは当たり前だ
進化させずに倒すにはこれしかないのだが、だからこそオリジナルハイヴ攻略中に核兵器などハイヴ内で使われてしまうと流石にMSといえども大破するか消滅するかもしれないからだ
下手すると核の連鎖爆発が起きる可能性が残っているのだ、宇宙世紀シリーズのMSは一部の例外を除いて核融合炉を搭載しているのだから。
それに問題なのはフルアーマーガンダムの機体に施されたマグネット・コーティングなどの効果がある技術の為にどうしてもその整備時間が大幅に取られることが上げられる
幾ら一部だけ無人機を使おうが結局の所、機体が整備できていなければ使い物にならないのだ。このためにウイング系の技術で作られたモビルドールが配備されているのだから
そして何よりも、モビルドールの技術で応用で作られた、オートマトンが存在する無人制圧兵器の略称である、戦闘艦に確実に配備されている、主にハロの形をしているが、ハロの中に大量の重火器が装備されているタイプが存在している。
ただしこれは本当に緊急性が高い時に使われる兵装である。マブラヴを知っていると、どうしてもこのような兵器が必要だとマークは言って上層部の人たちから許可を得たが、簡単には使えないように機能にロックがかかっているのだ。
最もバイオセンサーによっては反応性・機動性・俊敏性などを上げる代わりに技術が豊富に使われている、量産型F91もそれ代表例一つである、そのためか寒冷地作業もわりと時間がかかったほうなのだ。
またウイングの足元には今までに使い捨てたバスターライフルの弾の代わりのエネルギーパックが散乱しているのだ。
これは仕方がなかった戦場ではいちいちエネルギーパックの確認なんてことはできる時間が足りなかった、結果としてはかなりの数のエネルギーパックが散乱してしまったのだ。
それにマークには今のオリジナルハイヴを潰す程度ならば、切り札としてもってきたウイングガンダムカスタム機で十分だと思っている。ベクトラ級に配備されているハイメガ粒子砲もあるそれで、ハイヴ上層部を確実に吹き飛ばし。
その開いた穴にバスターライフルを数発もお見舞してやれば、ハイヴに残っている戦力は根こそぎなくなるだろうと考えている、その後はウイングの補給が完了後は、ウイングガンダムとフルアーマーガンダム300機と共にハイヴ内に突入して ハイヴそのものを制圧する予定だ オリジナルなど対話はそもそも無理だとわかっているために内部に入らないままで門ごとバスターライフルの最大威力共に吹き飛ばすのだ、
普通にオルタでも荷電粒子砲でも吹き飛ばせた、それの上位版よりさらに上の威力を持っているウイングの火力・・・ 防げるはずも無いと考えている。
オルタ側でオリジナルがバリアを使用したのはあくまでも情報が漏れたことも大きいのだから。
そのような考えをしているうちにどうやら・・・黒色一色で統一された戦術機大隊の内一機だけが堂々とこちらに近づいてくるのだ。ベアトリクスの専用機体である赤色はべつの戦線で使って現在修理中であり、今ベアトリクスが載っているのは予備機扱いのために黒一色のカラーなのだ。
しかも武装などは一切なしにである、流石に部下である機体の方は武装はしてあるが・・・
「・・・やっぱり・・・それも人が乗っているようね・・・」
ベアト機からしてみれば所属不明機の身振りによって、有人機か無人機か一瞬で判断したのだ、それほどまでの時間を戦術機を乗っている証拠でもあったからだ。
またマークからすればずいぶんと聞きなれた声でも有ったそう前の世界で声優さんつまりは、あの声でそっくりであったが・・・同時にウイングガンダムのシートに座っているとそこから感じられる声と感で・・・
むやみにコクピットをあけて返事をするべきではないということを訴えている・・・が
やはり情報がほしいのだ、ハッキングでも情報は得られるのだが・・・最終的には人材がほしいのだ
マークが呼び出せる人物達も一人から複数人も一緒に呼び出せるシステムがある。
これは流石にGジェネシステムと同じだけの人数では普通に社会や経済・交渉・軍人など数が圧倒的に足りない為の処置であった。
こうして二人は機体越しではあるがファーストコンタクトと後に呼ばれる歴史の分岐点と呼ばれる大事になっていく
現状では地球連邦軍系を呼び出しているのだ、これは宇宙世界記の時代が最も人材が豊富なためである。
現状ではジオンも連邦も関係ではないからだ、火星という惑星にひとくくりにされているために色々な人材がいる軍隊が火星軍となっているのだ。