新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版 作:うさぎたるもの
現在のルナツー要塞は最大限の動かせる人数が火星から地球へ向かっていく途中であった、だが核パルスエンジンが要塞側にも装備されている為に、事実上一週間ほどで地球圏に到着するために、マーク達もあせらずに、ゆっくりと地球の衛星軌道上でルナツーとコロニーの両方と合流できるように準備を行っていた。
実際にこの核パルスエンジンがなければ、これほどの質量が大きいルナツー要塞を火星からもってくるということはできなかったのだ。
また移動中は最新の注意を払って移動はしていたが、それでも地球圏に到着してからというもの、コロニー業者などが使っている民間用のモビルスーツである【ジェガン】と【ギラ・ドーガ】を大量に使って、さまざまな検査や修繕などをブライト達が行っている。
そこへマーク達がようやくベクトラ級を10隻を率いて、地球から戻ってきたのだ。
ただし、北極で一週間ほどいたことで、すべての艦艇の【ベクトラ級】の腹部装甲や側面装甲などをルナツーの専用ドック内でようやくフルメンテナンスをしている最中なのだ。
大気圏突破の時に北極ではがれていなかった(氷や雪は全て大気圏突破時の熱で無事に溶けて蒸発はしていたが)だからと言ってメンテナンスをしないという訳にはいかないのだ。
だからこそ、ブライト達、複数の司令官はマーク達からの現地の報告を受けて頭を抱えていた。
「なんだこれは、これほどとは、ベクトラ二番艦の物資はあるが、三番艦もある、四番艦・五番艦共に問題なし、フルアーマーガンダムの整備も問題ないと」
実際にメガ粒子砲で戦線を砲撃していた程度である、ミサイル発射管も同じく大量のミサイル発射によって、砲塔やミサイル発射管にはある程度の汚れが出ていたがそれは仕方がないことでもあった、この手の兵器発射口では当たり前のように、こうした汚れが出てしまうのは実弾も粒子兵器も同じようになってしまう。
だからか欧州戦線や中華戦線においてはベクトラ級は別の意味で双方の戦線の気候などの情報を徹底的に調査していた、現地の気候等を入手しないと色々な面で大変だからだ。
特に地球連邦軍が持っていた、【宇宙世紀の地球のデータ】はある程度は役に立つが、それも参考程度であり、【オルタ側の地球の気候データ】を現地で調べる事は、本当に大変なことになった。
兵器は現地の気候によってさまざまな威力左右されるために、どうしてもその現地気候に合わせた整備が必要だからだ、だからこそ司令官達は頭を抱えているのだ。
「ただし、次の介入も可能です、ですが・・・地球圏の情報を見ると、これ以上の地球への混乱は避けた方がいいと思いまして戻ってきました、ブライト総司令」
実際にマークが持ち込んだ【貨物用のシャトル】は、東ドイツ側の軍部と警察側の二つで管理して、そのデータを積まれた武装も国連などの国々に渡している、強化服に刻まれたガンダムのデータすらも色々な対価を条件に渡したのだ。
これによって、シュタージ側はソ連派閥と東ドイツ派閥さらには火星派閥の三派閥が生まれてしまった、特に最後の火星派閥は東ドイツ側の軍部の3分の2が入っている。
更には【ベアトリクス大隊の派閥】は火星派閥に参加している、実際にあれだけの武装や技術力等を直接見せつけられたベアトリクスにしてみれば、火星軍に逆らう=国の滅亡とわかっていた。おまけに自身も契約者として火星軍にすでに登録されていることもわかったうえで、大隊事新しい派閥を作り出したわけである。
だからこそ、今はシュタージ側もソ連派閥は壊滅的な被害を受けていた、ソ連という国よりも火星という惑星と、それの派遣部隊の母体群である宇宙に浮かぶ謎のシリンダーの様なもの。
はっきりと言えば、これだけの勢力だ、地球の事実上のトップであるアメリカ合衆国に並ぶ巨大な国だった、ソ連とどちらの取引をしたらいいのか、誰だってわかっていた。
東ドイツ派閥にしても、この派閥は東ドイツという国をこの大戦中に残すという意味も入った、元々はベアトリクスがいた派閥だった、アイリスディーナもこの派閥に入っているが、ある意味では別の目的でこの派閥を利用していたが、それが完全にご破算になっているのは仕方がない。
ただしその辺の地球上の派閥争いの情報は全く知らないマーク達はブライト達と話していた。
「確かに、ベクトラ級ほどの母艦は火星軍、並びに政府も、もう作りたくはないと公式発表で言っているからな、今はマークがGジェネシステムで作り出した、【オリジナルのピースミリオン級】を火星で調べている最中だからな」
確かにそうなのだ、ベクトラ級の一隻作るためのコストそのものが、【ラー・カイラム級10隻分】と匹敵するほどの高コスト母艦。それにビームシールドを含めた絶対に落ちない母艦として作られているために、ここまでコストが膨れ上がってしまった。
また現在は【オリジナルのピースミリオン級】を調べてその技術を使って何が出来るのか調べている最中である、艦艇としても一番大きいのはピースミリオン級であり、今も火星と木星の間はジュピトリス級船団を複数航行させて、モビルスーツの動力炉の補給物資を確保するためにも現役で活動している艦艇である。
しかもピースミリオン級の方が色々と設備も整った船であるために、こちらに変更するか色々と議会でもまとまっていなかった。宇宙世紀で長年使い慣れた艦艇を利用したいと言う事も大きいからだ。ウイング世界の技術は一部が特化している程度も議会では本当に使っていいのか?、など議員が色々とヤジを入れていく元凶で有ったのは仕方がない。
それに現状はマブラヴ世界はコロニー側からも十分すぎるほど地球側の情報が一部を除いて手に入るのだ。実際に火星軍が地球の衛星軌道上に置いている人工衛星からもある程度の情報は得れる、その結果、今は地球側が大混乱している事を【ブライト達上層部は知っている】
「それで【例の契約者候補生の三人】はどうだった」
ブライトに三人のデータと印象などを報告すると。
「なるほど、確かにいきなり第1.5世代機のガンダムタイプをシミュレーターでも使って問題がないが、男性パイロットはとことん機体の限界値を調べるために、ここまで無茶をするのか?」
「はい・・・そうです、特にテオドール機は反応速度と判断力はガンダム乗りにしてもおかしくはありませんが、機体の方が持つかどうか……そこでテオドール機にこいつを想定しております。この機体ならばある程度頑丈に作られている機体ですから」
マークはブライトに見せた機体は
「これは本当にいいのか?、確かに第二世代機は無理だといったが、下手をすれば確実に君が上に怒られるぞ」
そうなのだ、マークがブライト達に見せた機体は【GP01フルバーニアン】と呼ばれる機体であった、確かにGP計画の機体は実質的に第一世代機の部類には入るがそれでも第二世代機にタメを張るレベルの高性能MSなのだから。
「それは実際に突撃系の要素が高い者が、今の所この3人の中ではテオドールがトップなので……他の二人は部隊の司令官としてやっていけるほどの腕前です」
アイリスとベアトリクスの二人は指揮官として動くように冷静に機体の限界値を見ながらシミュレーター機で動いている。
「それは知っているが……しかし我々の知る歴史通りならば、シュタージにもガンダムを渡すことにはなるがいいのか? 粛清がより強くなるようならば、こちら側で色々と対処することになるがそれでも本当にいいのか?マーク中将どの」
「はいそれで構いません、実際にこの世界でマンパワーが必要な時期に粛清で大量の人材がいなくなるのは火星軍と政府としてもお断りです」
確かにそうだ、地球上の復興作業や防衛施設の建設、火星軍の補給基地建設や地球本部設立など多くにわたり人材が必要であった。
それなのに勝手に粛清やテロで人材がいなくなるのは火星政府も軍隊も困るという意見で一致していた。
時はブライト達がマークと話す1日前の時間軸まで戻る。
先の契約書は東ドイツの三人達に持ち帰らせている、つまり契約書の内容も東ドイツはわかっている。いや知ってしまった以上、絶対に動くしかない。
「現にハロからの応答は……何々」
結局シャトルについていたハロを持ち帰ったのは、第666中隊の部隊であるアイリスディーナ隊長であった。
確かに疑問視される機械であるのは誰だってわかる。特にハロにはマークがスパイ用としてわざと【ハロがいる場所】や【それを持っている人物】が、今は何をしているのかも全てわかるように告するよう設定されている。
その為か、アイリスディーナにしてもハロは普通に人の対応にも反応する、なによりも人と会話もできる機械を無造作に放置は出来ない為に、東ドイツ上訴部側もたいそう困っていたのだ。
「なるほどね、確かにシュタージ側もトップ側もいやよね、火星軍と言われる人物から只でもらった自立型ロボットを解体するなんて、下手をすれば今後の交渉の影響がでるし、この会話ももしかしたら火星軍側に伝わっている恐れもあると、考えれば私が預かるしかないわね」
確かにアイリスの考えは間違いでもなかった、現状ハロはある程度の期間を置いて、コロニー側に自ら集めたデータを極秘通信で【火星軍が用意した人工衛星】にこっそり送っている。
それこそがシュタージ側も恐れたことでもあった、実際に東ドイツ側もハロを解析してその人工知能と呼べる機械部品を調べたいが、三人が契約した内容にどこまでやっってもいいのか全く書かれてはいなかった為に結局解体案そのものがなくなり……
アイリスの手元に預けられているという現状がある、だが逆にいえば東ドイツ側としても、貨物シャトルの方は手引書のデータをハロから貰ってなんとかゆっくりとではあるが・・・解体作業を行っている。
実際にこのシャトルのエンジンは小型とはいえ核エンジンを搭載しているシャトルである、下手に弄るとそのまま臨界点を突破して核爆発が起きる可能性が一番高いために、東ドイツ側でも今では使われてはいない旧軍事施設内で最新鋭の機材を投じてシャトルの外壁を剥がしてゆっくりと解体はしていたが、それでも時間はまだまだかかっている。
火星軍と名乗ったところで作られた完全に未知の技術がふんだんに使われているシャトル、その技術的価値は戦術機3機分のデータよりも、あまりある報酬でもあった。
またシュタージ所属のベアトリクス・ブレーメ少佐にしても一時期は最新鋭機の機体情報漏洩が疑われた上で、一度は死刑の判決も出かかったが、シュタージ側がそれを白紙にした。
実際にもって帰ってきたシャトルよりも、契約書に書かれている武器の販売や物資の販売並びに提供の文字によってベアトリクス少佐は重要な位置になってしまったから。
これは東ドイツ政府の意向であり、そのバックにあるソ連側や国連側の意向で決まったことである、これによりベアトリクス少佐率いる部隊は事実上シュタージュ側から完全に外されることになったこれが後に火星軍派閥の母体になる。
だが東ドイツ側のトップ連中と政治家連中にしてみれば【契約者が粛清部隊】を率いているという汚点を残しておくと事はできないために、【東ドイツ政府直轄の警察部隊】として再編制される運びになった、【シュタージュ・秘密警察】とはまた別の組織の誕生である。
これによりシュタージに在籍していたという記録そのものが抹消されたために、ベアトリクス少佐の罪が事実上抹消してしまった。
それにベアトリクスが【警察】と名乗ってしまったことも、色々とまずいことになった。特にそのことが世界中に映像で録音録画されており、結局の所は政府直轄の警察組織として、【唯一戦術機を持っている部隊】と東ドイツの表向きの公式放送で発表している。
ベアトリクス達一派が去ったシュタージは、とある部隊を率いている男によって完全に掌握されるが……。
同時に世界中に【契約者の契約した書類の内容に関する情報】が出回っているために、契約者達の親族や血縁者・部隊を脅迫や洗脳など非合法な手段が取れない様にされたシュタージは東ドイツ政府から一時的な組織の停止を言われることにつながる結果になった。
逆に第666中隊のテオドールとアイリスディーナは階級がそれぞれ1階級のみ昇進した、これは契約書に書かれている、【階級の事があった為に】一時的に契約者と呼べる存在を三人も東ドイツは国内に抱えていることが大きい、海外の軍隊にある程度は階級が上であるように政府が配慮した結果であった。
また契約者に見合った階級を与えたことで、外と内からも余計に厳しい監視体制が取れるようにしているだけであった。
だがシュヴァルツェスマーケンにとってみれば十分すぎるほどのリターンでもあった。
中隊全ての戦術機が今まであれば第一世代機のバラライカしかなかったが、流石に東ドイツのトップ連中にしても契約者が同時に二人もいる中隊であり、また今までの戦果を上げていることも理由となり。
生存性と戦闘能力の向上させた【MiG-23 チボラシュカ】を中隊のみではあるが配備することが決まり、シュヴァルツェスマーケンが今まで使っていた、バラライカは他の中隊へ配備されることが決まった。
「これで少しは隊の生存率が上がるか……だがいきなりの最新鋭機の配備……機種転換訓練や機種に合わせた整備も今まで以上に忙しくなりそうだな」
「ああ確かにな、でもなんだってこんな最新鋭機がこんな中隊に送られて来るんだよ」
「本当に馬鹿か貴様は、貴様と私は契約者だろうが!!! 上としては戦場では失いたくはないが、今の所我が中隊しかレーザーヤクトをまともに成功させられる中隊はいないであろう。だから上は苦肉の策として最新鋭機の配備という手段しか取れないわけだ。少しは自分で頭を使え、テオドール中尉どの」
「それは二機だけでもよかったじゃないか? なにも中隊分最新鋭機なんて回す余裕があるのかよ」
「確かに今までならばな、だがな、中隊で集団行動をするとなると機体性能ならびに戦力は統一されたほうが私は使いやすい」
確かにテオドールの言っていることは間違いではない、そのためにこの中隊にも一機だけバラライカより性能が優れている戦術機が配備されているが、それも腕は決していいとはいえない政治将校が使っている為に、中隊として戦力を見てみると……
確かにバラライカで統一された戦術機中隊ではあるが、その戦術機を扱う腕前がエース級が多い為に多少の戦場では問題ないことが多いのだ。
「それに、現状我々は東ドイツの表部隊で最強と呼ばれている戦術機部隊である。今後他国との交流が有る中で中古の、しかもいつ壊れるか知れない戦術機しか乗っていないとあれば……」
「東ドイツという国の面子は一気に世界的信用を失ってしまう、我々が上げた戦果は全ては偽物だったのではないかという疑念もありえる。だから上は最新鋭機の配備もしたのだと私は思うが、最新鋭機を配備するというのであれば黙って貰ってしまえばいい」
確かに表では東ドイツ最強という名目でシュヴァルツェスマーケンの名前が各国で響いているわけではあるが、実際に東ドイツ最強部隊というば【シュタージ】なのだ。
どんなにがんばってもシュタージが最新鋭機の配備権をいの一番に奪ってしまった上に、前線に回るものはほとんどが中古のバラライカや第一世代機の戦術機が殆どである。
だからこそアイリスディーナの言っている事は、何も間違いではなかった、貰える戦力は貰っておく、これが東ドイツ陸軍の内情であった。
こうして東ドイツ最強といわれるシュヴァルツェスマーケン中隊には【MiG-23 チボラシュカ】が配備されて、一週間ほど機種転換作業を行っていた頃……
ようやく国連側では大規模な作戦を行うためと東ドイツ側が契約後に手に入れた情報の殆どを国連議会に提出した、すると議会は大混乱の最中であった。
ただでさえ近々の大規模の作戦が控えているというのに、火星政府が送り出した偵察艦隊の情報はどう考えても第五計画派閥に大きなダメージを与えていた。同時に第四計画側も色々と考えさせられる内容であった。
「以上が我々東ドイツの契約者ベアトリクス・ブレーメ少佐・アイリスディーナ・ベルンハルト少佐・テオドール・エーベルバッハ中尉の三名が交渉した結果得られた情報です」
議会に提出したのはガンダムの機体情報やガンダムに3名が搭乗してシミュレーターに乗って戦った時の記録データや、マークがお土産として渡したモビルスーツの一部の兵装であった。
だからこそ地球の国連軍本部に、こんな時期なのにも関わらず全ての国家が集まってこのデータを共通する事となっていた。これは契約者の契約内容に入っているためである。
後に契約者となった時、自国が見捨てられないようにするために、この瞬間だけではあったが地球に存在している国々が一つの目的に向かって話をしていた。
それほどまでにガンダムの性能は圧倒的であった。
「これほどの、しかもガンダムという機体全てが核融合炉だと……ありえんよ」
「ですが、そうでないとあの粒子兵器のエネルギーの供給源が考えられませんね」
「しかしこれほどの軍事技術がある火星軍と政府と呼ばれる謎の組織は本当に地球上にはないのかね、一番怪しいのはアメリカなのだが、【ガンダムという名前】は最もアメリカらしい名前ではないかね」
確かにアメリカが疑われるは仕方が無いのだ、ソ連も同じような疑われ方をしているが、扱っている技術が全く違うということで見逃されている。
事実ソ連は今第3計画を進行している最中なのだ、それに加えて粒子兵器の開発など、どう考えても無理があると判断された。
ちなみにこの場所にはオルタ計画を知る人間しか出席していない。そのために多少計画内容が知られても何も問題は無いが、やはりアメリカ側も黙っているわけではなかった。そもそも会議が行われているのは、マークが地球の衛星軌道で待機してから一週間が経過していた頃である。
「いいえ、我々アメリカは関与していません。現に火星方面からこのような物体などが地球に向かってきています」
アメリカの高官が見せたのは 巨大な隕石に巨大な人工物がともに地球に向かって移動をしている写真で有った、そもそもルナツーとコロニーの大きさを考えれば、地球に近づけは近づくほど発見されやすいのは明白であった。
しかもそのような写真が次々と出て巨大な隕石と人工物はともに加工された後があり、一種の宇宙要塞ではないかというのが、アメリカ軍のトップが出した結論であった。
「これ程とは……本当にこの写真は事実なのか」
「事実だ、嘘でこのような捏造写真をここへ持ってくるほどアメリカは落ちぶれていないぞ。どの道ばれる事だからいうが、こちらの巨大な隕石は恐らく偵察艦隊の母港だろう。それと人工物の方は多分だが人が住めるように作られた物だろう」
「なんだと、それは本当なのか」
「わからんが、近々また契約者と接触があるだろう。その時になればいずれわかると思うが、その時まで我々側も交渉する席や代表を決めないと危ないぞ」
「だが契約の内容を見る限り、国連で契約しても全ての国に得た情報を渡さないとガンダムが使えなくなる可能性が高いぞ、だだでさえガンダムが使っている粒子兵器の開発などどう考えても我々には3世紀先の技術だ」
「そうだ、一部の国が独断でやってしまえば国連加盟国全てに情報が行き渡らない可能性が高い!!」
こうして、いまだ国連では会議が終わらないまま ルナツーはようやくロンデニオンコロニー群のところまでやってきたのだ。
地球圏に到着したにルナツー要塞は自らの艦隊を出したうえで宇宙世紀の時代でルナツーがあった場所まで巨大な要塞をゆっくりと進めていく。
どこで地球側の邪魔が入るかわからないからだ。核兵器による特攻などをやられては流石にルナツーでもまずいの。だからこそきちんと要塞から艦艇を出した上で進路の確認をさせている。
ちなみにこの時の映像はきっちり地球上の全ての国で天体観測機器を使って録画されていた。これによって地球側の国連議会がよりさらに荒れる結果となってしまう。
これにより地球の歴史も強制的に動くはめになった。