新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版 作:うさぎたるもの
ぶっちゃけていえば 佐渡島と硫黄島の二つを火星政府に渡す結果になりましたからね
そらー日本国内は荒れるしかないだろうなと思って書いたものです
火星政府との国連などが話をして、一週間の間には、すでに佐渡島と硫黄島の二つが火星側に渡す島になっていたから。
これにはさすがに国内で紛糾したと言ってもいいほどであった、戻ってきた交渉団を皆殺しにしろや、売国奴ども等が平然と交渉団の家々にペンキや張り紙がされていたのだ。
無論武家の篁家等一部の家側は日本帝国側や近衛側がなんとか張り紙やペンキをする一般人を捕まえる程度で有った、実際に日本帝国は未だにオルタのように軍隊の人達に文句を言っても、すぐに捕まるとかそれほど切羽詰まった状態の国ではない。
ただし国連の位置づけはあくまで後方国家であり、前線国や最前線国を支援するために色々な物資を一時的に国連に日本帝国名で補給物資などを送っている程度でしかない。
つまりだそんな国内事情でいきなり軍事的にも日本的にも重要な佐渡島と硫黄島の二つをよくわからない火星政府と軍隊を名乗る謎の武装組織との交渉で簡単に明け渡すなんて、そんな怒りしかなかった。
日本帝国が送り出した、戦術機のパイロットや整備の多くが契約者という立場になって、また一部ではあるが、火星政府と軍部が認めた一部の火星軍が使っている軍備の装備品やモビルスーツ等を日本帝国へお土産として量産型ガンタンク改や量産型ガンキャノンと61戦車、ミディア輸送機とそれに紛れてモビルスーツの一部の武装を日本帝国に渡してから二週間が経過していた。
1983年3月20日、日本帝国内モビルスーツ解析部門からある程度の情報が日本帝国内存在すべての軍部にあげられていた。
どのみちこれ以上の情報は嫌でも火星政府からの発表で送られてくる可能性があるのだ、ただしだ、あまりにもあり得ない性能差とそして装甲素材や武装の威力などを見てると、軍部の連中はどんどん表情を真っ青になっていた。
日本帝国は色々とシミュレートしてみたが結果として第一世代型の戦術機程度では問題にはならないということであった。
「開発中のプロジェクトは第三世代型の戦術機を作り出すプロジェクトです・・・ですがこれはこれはタンク擬きでさえ・・・擬きでさえ」
「そうです、量産型ガンタンクと呼べる砲撃能力そして量産型ガンキャノンは人型ですが、この装甲を見る限りでは劣化ウラン弾程度では装甲すら貫通はしないでしょうね」
「これほどバカげたレーダー機能が標準装備だと・・・どうやって接近して倒せばいいんだこんな性能に」
「おまけに接近してもだ、戦術機の武器では装甲にかすり傷程度がつくのは関の山だな」
「これほどの相手に・・・軍事力を持っている相手に・・・佐渡島や硫黄島を売り渡したと・・・国内を終わってしまったのか我々は」
「どうするんだ・・・国内は反火星勢力が多いぞ・・・我々よりも圧倒的に軍事力等が強い勢力相手にどうするんだ」
「そうだ第二次世界大戦では・・・我々は辛くもアメリカと停戦などして戦力もなくさずにすんだが、今回は我々日本という国が火星政府の手足である火星軍に占領されるぞ」
議会は混乱していたのは無理はない、結果日本帝国側でも火星勢力を積極的に受け入れるという事をして、どんどん日本国内ではありとあらゆるところで火星政府と軍隊の戦った映像やガンキャノンとガンタンクの機体の映像をテレビや街頭テレビにガンガン流すほかなかった。
現在の戦術機の弾の大きさは補給の問題から色々と種類はあるがそれでも120㎜は未だに開発段階の代物でしかない、特にこれは大物サイズに効くのではないかという程度で国連の名前で共同開発している代物であった。
その弾丸ですら、効かないのがモビルスーツなのだ、そもそも宇宙で戦えるほどの空間戦闘能力が圧倒的に戦術機側には備わっていなかったのだ。
モビルスーツは宇宙で戦うことも含まれている、つまりデブリなどで簡単に壊れてしまう程度の性能を持つ装甲素材では話にならないのだ、おまけにモビルスーツ用の盾も存在していたのだ。
これは元々戦術機の基礎は確かに月面で運用していたものが元にはなっているがそれは月での戦いですべて無駄になっているのだ。
結果として地球限定として戦術機は発展してきたのだそれでもハイヴすらも攻略できない地球側の戦力と技術力では宇宙空間限定の戦術機の開発には力を入れるわけにはいかないのだ。
宇宙用の戦術機は、いまだに需要がないのだから、どのように作るのかすら基礎技術がないのが地球側であるのだから。
そして現状はロンド・ベル隊もその持てる戦力の一部だけではあるが、地球側の三島に張り付けているのだから、これは火星軍の戦力を知らしめることも含まれているために、
マダガスカル島に戦艦10隻、巡洋艦15隻、ようやく作れたミディア級20隻となっている、ミディア級はそこまで地球側にしてみれば優秀な輸送機として見られる側面を持っていたのだ。
そして硫黄島には戦艦5隻、巡洋艦20隻、ミディア級3隻なのだ、これは島のその物が狭いから仕方がない配備数とも言えた。
そして最後に佐渡島には、火星政府の地球本部として兼ね合いもあるからベクトラ級一隻、戦艦10隻、巡洋艦20隻、作り終えたばかりの陸上戦艦5隻を配備していた、
この陸上戦艦はルナツーからパーツをばらして持ってきたものであり、それを佐渡島の工廠で作り上げたものであった、だからこそ慎重になって様々な耐久テストを行っていた。
そしてなによりもだ契約者達がのる【改ペガサス級】は全部で12隻存在しているが、この船の位置づけは基本的に原作と同じで、【強襲揚陸艦】となっていることもあり、また契約者達しか火星軍は乗せてはいないために、
地球側では基本【契約者の船】と呼ばれることが戦場や様々な国々では多くなることになる、これは【改ペガサス級】などは様々な場所や国に補給物資を運んだりしているのだ、これは改ペガサス級からの発進訓練や、それぞれの戦術機からトルネードガンダムへ乗り換えによる完熟訓練などをさせて契約者達にモビルスーツの動かし方に慣れさせる意味もあるのだから、
特に改ペガサス級は完熟訓練としてそうして、日本にも一か月近くは滞在することになっていた、これにより篁率いる日本の契約者サイドの1チームは久々の日本への帰国へとなることになっていた。
実際に改ペガサス級は東ドイツや西ドイツそしてソ連の付近の上空も普通に飛んでいたのだ。
主に火星政府は新しく契約した契約者達に亡命ポーランド政府が新しく作った基地護衛任務と基地周辺の偵察任務として称して、ここ1か月近く改ペガサス級5隻を入れたロンド・ベル隊の編成として活動していたのだから。
だからこそ補給と休息を兼ねて日本へ寄る結果となる、これが1983年の5月1日の出来事であった。