新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版   作:うさぎたるもの

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シャアの戦争とは 二手先や三手先まで読むのが当たり前だと言っていたので

今回の話はそれの最初の一手となります


集められた契約者達・・・そして マークの次なる一手とは

 

1985年2月20日頃 激戦区がいまだに地球上はあるのはわかっていたが、マークは次の一手を打つべくすでに行動を開始するために、わざわざ佐渡島要塞に一部の契約者達をハイヴ戦後が終わった後も部隊を解散させずに手元にのこしていたのだから。

 

マークが片手に何かしらの資料を持って佐渡島要塞にある一大会議室に現れたのだ。

 

今まではマークは十月に行ったハイヴ戦の後処理や書類整理に追われていた、確かに火星軍の大本を呼び出したのはマークであるのは間違いないが、今の彼はただの火星政府の軍事組織の中に存在する一介の中将という立場の佐官クラスの人間なのだ。

 

当然軍隊もお役所仕事のために、色々と書類整理が大変なのだ、特に今回のような次の一手を打つ時は色々と火星政府にも軍隊にもこの次の一手のための計画書を作る必要があるからだ。

 

マークがいまだに火星軍や政府に重要人物として扱われているのは、倒したBETAの全てをマークにしか使えないポイントに変更されて、それを使用すると物資やモビルスーツや艦艇などがGジェネシステムによって作られることが大きい。

 

実際に地球上に存在している火星軍の三分の二の戦略物資をある程度のコストを払うことで作り出せる存在である、だからこそある程度の作戦は政府や軍部の上訴部の承認なしでできてしまうが、流石にハイヴ戦や世界に影響を与えてしまう作戦などは、火星政府や軍部などにきちんと書類や計画書を出さないといけないのだ。

 

 

そして今回の出来事は後者に当たる、つまりマークが独自の権限で動けないレベルの話になる。

 

「今回初めて我々火星軍を中心として行った、ハイヴ攻略戦からかなりの時間が経過したことでようやくその戦闘データを纏めて国連に所属している全ての国々に平等に渡すように国連に指示してきたが、交渉団のやつら結構嫌な顔をしていたな特にアメリカ人はな、それにしてもだハイヴがない国々もハイヴ内の戦闘データは欲しいようだからな」

 

これには集められた契約者達は苦笑いをするしかない、実質国連はアメリカに支配されているようなものである、それを火星軍が集めたハイヴ戦のデータを国連所属の全ての国々平等で渡せと言って実質命令してきたのだこのマーク中将閣下は。

 

 

実際に日本やアメリカや様々な国々の軍事機関の多くは国連を通してこのハイヴ戦の戦闘データを入手していたのだ、これにはアメリカ側も本来ならばこれほど重要な戦闘データを、ただ同然の値段で各国に配布するのはいやなのだが。

 

だがそのハイヴ内部の戦闘データを持ってきた相手との契約は絶対に守るしかなかった、戦力差は圧倒的であったのだから。アメリカの軍事力程度を背景に火星側に脅しをかけるバカな交渉団はこの地球上には存在していなかった。

 

 

 

特にオルタ計画関係者も、またアメリカ主義者達も、なにも出来なかったのだ戦闘データの一部改善やブラックボックス化などはやりたいのだが、それをしてしまうと火星政府との契約によって。

 

アメリカは契約の対象外とされてしまう為に今後の火星政府からの技術の入手なとが出来なくなってしまうために、結果的に出来ないという方法しか取れないわけである。

 

アメリカお得意の相手に契約書を見てないから悪いというせこい戦法は取れなくなっていた。

 

これは他の国も一緒であり、そのためか契約者が手に入れた情報はまず最初は現地にいるロンド・ベル隊のトップ達に機体のデータ全てが渡されてそこからそのデータを確認した上で色々と話し合いその結果はその手に入れた情報を開示していいかどうか? 

 

 

そんなことを決めている、現在の所は超電子砲または粒子兵器も火星軍と政府は地球側の各国には技術情報も渡さないと決めていた、そもそも粒子兵器の技術を地球側に渡してしまえば、それをBETA側が鹵獲する可能性があるのだ。

 

未だに技術レベルが低いこの地球で粒子兵器の砲台やビームサーベルまたはビームライフルなどのエネルギーの源は核かまたはG元素程度しかないのがこの地球の科学技術の現状である。

 

だからこそ、地球側の意識や意見を黙らせるという意味もこめて先のハイヴ攻略作戦も実は作戦の一端には含まれていたのだが、現場LVではそれを知っている人間は限られていた。

 

今回もそのような会議だと一部の切れ者の契約者達は思っていたが・・・・・・

 

ある意味で間違ってもいなかったりする、その証拠にマークがテレビに映像を流し始めた、それは地球上よりはるか上に存在する宇宙空間にいくつもシリンダーのような筒状の形をした巨大なスペースコロニーが映像に流れていたのだ。

 

コロニーの映像が流れて、コロニー内部にはいくつもの自然や家なとが普通に存在する映像をここにいる契約者達だけに見せているのだ、それだけコロニーなどの情報は火星側でも地球側に気楽に教えていいレベルの話ではない。

 

そんな中でもマークは普通に持ってきた資料に目を通し始めて映像の解説をはじめている。

 

「実際にはここにいる契約者の人達には、あと数日程度時間が経過すれば艦隊の修繕やメンテナンスを含めて一度我々の宇宙に存在する拠点に戻るために君達契約者達もその際宇宙へ連れて行くことになる、なお全ての艦隊のメンテおよび、君達が宇宙空間である程度戦える腕前になるまでは地上へと戻ってこないことになっている」

 

 

「それに加えて現状君達が作っている強化服は宇宙空間でははっきりといえば使えないためにこちらで用意したこの映像を見てもらえば分かるが」

 

 

そうして会場のスクリーンに移った火星軍が普通に使っているパイロットスーツとノーマルスーツの映像が現れてそこからさらにその映像の説明をマークは続ける。

 

「見てもらえば分かるが、この白を基準として大きいタイプがノーマルスーツだこれは主に整備兵が着ることと成っている、分かっていると思うが整備兵士も宇宙へ連れて行くぞ、宇宙ではノーマルスーツを脱ぐ=死亡するということだからな」

 

実際に間違ってもいない彼らが乗る改ペガサス級はカタパルトハッチ兼モビルスーツの格納庫が一緒に存在しているのだ、その為か部隊の出撃前には必ず格納庫のエアーを全てを抜くことが一般常識となっているが、契約者達の多くはそれがよくわかっていない連中もいる。

 

だからこそマークはきつい言葉を契約者達に言っているのだ。宇宙空間で死なないようにだ。

 

「また強化服を着ているパイロットの諸君も同じだ、こちらのパイロットスーツを着てもらうこととなるが、男性用と女性用がある上に、サイズもさまざまなタイプがあるからな、わかっていると思うが自分に遭わないサイズを着ていると即座に死亡する可能性が高いからな、スリーサイズなどを知られたくないということでぼかすと自分達の首を絞めることになるからな」

 

そうして見せられたパイロットスーツはロンド・ベル隊で使われている専用のパイロットスーツだった。

 

これには各国から選ばれた契約者達も驚くしかなかった。

実際には現在の地球の状況下では宇宙へ行く経験があるのは戦術機に乗っていた連中にはいなかったのだ。

 

昔はいたかもしれないが多くは戦場で散ったか、または軍部や政治家の上層部になっている可能性が高いために、宇宙へ行くことが契約者達は初めてなのだから。

 

また整備兵士の中にもまずは宇宙へはいける人間はいない、そんな人間ほど秘密計画に所属している連中が殆どで遭った為に、火星政府との契約者として派遣できなかった。地球側のこの機密計画に影響も合ったりしていた。

 

だからこそ会議室ではさまざまな連中が喜んでいた、がだれもそれをとがめる連中はいなかった。

むしろ喜んでいたほどであった。

 

「テオドールさん 私達は 私達は宇宙へ あのお月様がある場所へいけるんですよね」

 

「そうですよ テオドール本当に私は 私は・・・でもテオドールの周りにはなんだが・・・女の影が多いですね」

 

「ああ・・・そうだな カティアにリィズ」

 

実際にリィズはテオドールは別の組で有ったが今はハイヴ後は佐渡島で訓練を行っていたために、こうしてテオドールとまともに顔を合わせて話すほど仲良しになっていた。

 

だからだろうがテオドールにしてみればなぜか義理の妹であるリィズの性格や言動が若干黒くなっているように感じてしまったのだ。

 

実際にはリィズにしてみれば幾ら信頼している上司がテオドールの近くにいるとしても、その前に契約者として火星政府と契約しているために、実質東ドイツ側も権力を振るうなんてことは出来なくなっていた。

 

だからこそリィズはあせっていたのだ、自らの兄であり恋心を抱いている自分としては半年以上も兄と年が離れているのだかしかたがないのだ。

 

特に上司もそうだが、一番の恋敵になりそうな【アイリスディーナ】の体のスタイルを見た時と雰囲気を現状見ていると、如何しても二人に嫉妬しているは仕方がないのだ。

 

 

テオドールもここ訓練中もそうだが、半年という時間もあり、ロンド・ベル隊に入っているためにシュタージュに属しているベアトリクス・ブレーメ相手でも堂々と色々と聴くことが出来たのだ。

 

当たり前だがシュタージュに色々と聞くのは東ドイツしてみれはタブー中のタブーで有ったが、ここは火星軍の最大拠点である佐渡島要塞である、文句や悪口、しかも本人から色々と情報を聴いても、それだけで処罰=死亡することはない、契約で決まっていたのだから。

 

またベアトリクスとリィズの二人の経歴は一度抹消されているのだ、シュタージュに入っていたという記録がそもそも消滅しているのだから。

 

この時ほどベアトリクス・ブレーメはテオドール対して自分が思っていること、またなんでシュタージュに属している理由もベアトリクス・ブレーメは自らの感情や意識を押さえきれずにテオドールにばらしてしまった。

 

この二人の話声も周りの契約者達の歓声や叫び声で周りの連中にも聞き取れないほどであった。

 

またテオドールも恐怖の対象で遭ったシュタージュ所属のベアトリクス・ブレーメ少佐がこんな考えをしていたなんて、思っていないためと、その考えはある程度テオドールも同意できたとこも遭った上にラッキーが重なったのか、ベアトリクス・ブレーメがなぜかこけたためにそれをテオドールが支えようとして

 

「あっ・・・すまねえ」

 

「いいいえ、私もこけたのが悪いんだし、どうせこんな性格の女を抱きしめた程度、いやなことはないでしょうね」

 

二人とも偶然が重なりテオドールがベアトリクス・ブレーメを抱きしめていたのだ。

 

そして一時間もたたないうちにもちろんアイリスディーナも同じようにテオドールに自分の考えや意見を言って、その後なぜか抱き合って二人は和解してしまったが同時にその時を神様の悪戯のようにベアトリクス・ブレーメに見られてしまったのだ。

 

その後はテオドールを入れて三人が修羅場になったのは当たり前のことである。

そのためか、実はリィズのある種の感はある意味で当たっていたのだ、実の上司である、ベアトリクス・ブレーメすらも恋愛のフラグを出してしまったテオドールにしてみれば、針の筵に近いほどの修羅場が発生していた。

 

「なによ・・・私にはあんな表情してないくせに、義理の妹との会話は本当に楽しそうね」

 

「そうね、本当にテオドールも最初の内よりも表情も含めて色々と軟化しているけど、まさかシュタージュの所属のベアトリクス・ブレーメ少佐もテオドールの事を好きになっていたなんて、私としてはそっちの方が驚きよ、昔の貴方に戻ったような感じがしてどうにもね」

 

「ふん、好きでこんな性格になったわけではないのよ、私の最初の恋愛の対象の貴方の兄の意思をついでここまでかんばってきたら、こうなっただけよ、昔の私を知っている貴方なら別に驚く必要はないとおもうけど」

 

「それはそうだけど、なんだが、ベアトとこんな話が出来るなんて・・・本当に昔のように戻った感じね、それにしてもテオドールか、人の気持ちは本当どうにもできないけど、それでもね」

 

「ええ本当に、そうね」

 

ベアトリクスとアイリスディーナはちゃんと会議の内容を考えつつ、今の状況に十分すぎるほど満足していたのだ。

 

現状の東ドイツという国はシュタージュが表立って動けなくなっている、これは派手に動けば確実に契約者として資格も何もかも失うと上層部も分かっている為に本来のシュタージュが東ドイツの運営をするという計画もつぶれてしまっていることをベアトは知っているためにこのように恋愛にうつつを抜かすことも出来ていた。

 

「本当に昔に戻ったようね、それに宇宙へ行く準備もしないといけないわね」

 

「ええそうね、そのためにはそろそろテオドールを回収する必要があるわね、今の所だれもかれもが宇宙へいけることへと喜んでいるけど、本当に意味を分かっているのかしらね」

 

「さぁね・・・でも中将もいっていたけど、宇宙で戦えるようにするということはなにも損でもないわよ、いずれ10年以内には人類は再び宇宙へ出て月面に残っているハイヴも火星軍と共に排除することを予定に入れると、確かに今のうちに宇宙での戦いを教えておいてもいいと思うわよ」

 

「そうよね、実際にハイヴは・・・あの一撃で破壊されたものの」

 

「ええ それに加えてハイヴを攻略してしまったことを、私達は深く刻み付けなければいけないわね」

 

こうしてアイリスとベアトリクス・ブレーメが話している間もマークは現状地球に残しておくメンバーや艦艇などを話している。

 

 

またテオドールもリィズとカティアの二人からは両腕をつかまれた上で、左側にはカティア、右側にはリィズが堂々と自らの体をその腕に当てながら三人ともなにやらはなしていた。

 

「そうだよ お兄ちゃん、せっかく妹が、久しぶりあったというのに、あんな女性と抱き着いているんだもん」

 

「そうですよ、 ベアトリクスさんは、あのシュタージにいたんですよ、もっとしっかりしてください、テオドールさん、それに私とも久しぶりですよ」

 

「だから、なんで二人して、そんなに怒っているんだ、ただ仲間がこけたのを助けただけ、だろうが、」

 

だが二人の女性としても、その言葉だけはで、さすがに我慢できなかったようで、よりきつく、テオドールにたいして、二人の女性が、もっと体をくっけて、テオドールにたいして、色々とアピールをしていたが、

 

 

テオドール本人にしてみれば、妹と手のかかる後輩程度しか、思っていなかったのが、それが大きかったようで。そんなこんなこともありつつ宇宙へ行くための会議が過ぎていく。

 

 

当たり前だが、こんな修羅場よりも宇宙へ行けることが契約者達の喜びやまた。人の修羅場を割って入って止めることは誰だってやりたくはないからだ。

 

修羅場の女は怖い、これは戦争に出ている男性達が誰もが思ったことでもあった。

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