新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版   作:うさぎたるもの

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少し間違えてました、指摘がアリ、色々と変えてみました。


ミンクスハイヴ攻略開始

ようやくハイヴ攻略作戦が開始されていた。リトアニア国では【ビリニュス地域】ラドビア国では【ダウガフビルス地域】の戦力、特に砲撃部隊や戦術機部隊が堂々とミンクスハイヴに向けて進撃していた。

 

 

「いけーーーー今こそ・・・ミンクス周辺を・・・BETAどもから取り戻すんだーーー」

 

「憎たらしいやつらを・・・今こそ倒すチャンスだーーーーー」

 

こうしてついに始まったミンクスハイヴ攻略作戦で、ようやくそれぞれの国からは自らの国境を越えて、ミンクスハイヴがある場所へ向かって進軍はしていたが、だがその進行はゆっくりと進んでいくのは仕方がない。

 

宇宙から大気圏突破してくるものがあるためにどうしてもゆっくりと進軍するしかないのが現状である。

 

また火星軍は囮としてそれぞれの地球の軍隊を無駄に消耗させないためにも、ラーカイラム級をはじめとする艦隊で、すでにミンクスハイヴのハイヴの周辺まで近づいており、ミンクスハイヴに攻撃をしかけて、ハイヴ内にいるBETAを一万ほど引きずり出していた。

 

 

そして当然のごとくその対応として、契約者達が載っているガンダム系が戦場で姿を見せていた。

 

特に統一ドイツ軍の旗印としてある意味象徴部隊の第666大隊もこの戦いをおこなっているのだからある意味では仕方がない。

 

世界中に統一ドイツ軍の実力を見せつけないといけないからだ、だからこそ最前線である程度戦う事を火星軍は認めている。

 

 

この時間にもネェル・アーガマに搭載されているハイメガ砲のエネルギーチャージの時間を稼ぐまで、戦場で頑張るのだから。

 

 

 

「テオドールにアイリスディーナ・ベアトリクスは左翼を頼む、そのフルアーマーならば火力は十分だろう」

 

 

「チッ分かっているけどよ、なんだよこの多さは、最前線に入ってからすでに倒した数を数えきれないほど倒しているぞ」

 

「分かっているけど、さすがは最前戦ねということかしら」

 

「だけどこの数は多すぎるぞ」

 

 

「泣き言は言わないの、現に私達契約者はそれ相応の期待と機体に乗せてもらって無理を言って最前線で戦わせてもらっている立場よ」

 

実際にそうなのだ、実弾系の補給やカートリッジの補給の為にマブラヴ側の補給システムを火星側でも採用している為に、その補給物資を大量に最前線に運ぶ為にも現状最後方では各国の戦術機大隊とロンド・ベル隊のメンバーが協力して、補給路を確保しているのだから 

 

それで文句を言うのは場違いでもあった。

 

「ヴィヴィ・タカムラ・ドーゥルの三人は右翼を頼む 特にヴィヴィの大火力を中心にして対処してくれよ」

 

「了解です。そのためのフルアーマー7号機ですよ。がんばります」

 

「武者ガンダムは完全に接近用ですが、この程度であれば大丈夫です」

 

「ドーゥル機は問題ない特にこのホバーシステムに関してはこの隊の誰よりも扱いは上だと自負しているからな」

 

実際にドーゥル機は本来の性能程度ではあればこの中では一番劣っているが、だがそれも近代化をしている為に実質Zガンダムと殆ど同等な性能を有している為に肩に担いでいる大砲もビームカノンに変更されているために本体のジェネレーターが壊れない限りは無限に近い形で撃てるのだ、それにビームライフルも同じくカードリッジ方式であるが。

 

同時にガンダム本体から供給されるエネルギーで撃てるようにシステム面もライフル本体も改造済みである。

 

そしてマークが乗っている機体は本来ならばこの場所にあってはならない機体、そうスペリオル・ドラゴンガンダムと呼ばれる機体である。

 

バスターライフルをガンダムの本体でエネルギーをチャージできるようにしているために、スペリオルドラゴンガンダム本体が壊れない限りは、何十発も撃てるのだ、これもウイングチームの技術者達に無理を言って、ウイングガンダムのライフルを改造したのだ。

 

ビームサーベルも普通に装備されている、ただしこのビームサーベルは出力によって変化できるタイプであり、クロスボーンガンダムのあのビームザンバーを改造して使っているのだから。

 

BETA一万相手でも一機で十分もあれば全滅できるほどの大火力と高機動力を有している機体なのだから。

 

その為かフルアーマーユニコーンを率いるチームユニコーンの部隊やシャングリラチルドレン率いるチーム【ガンダムチーム】または【カミーユが隊長のZチーム】アムロが率いるロンド・ベル第一部隊の中にはケーラやエマ中尉など早々たるメンバーがいる。

 

そんなさなか、ようやく広大な戦場にいた全てのBETAを倒しきることに成功した流石に元から戦場にいたのは合計で三万以上下手すれば数万といえる量のBETAを倒したのだ。

 

そのためか一時とはいえ、一時的な休憩を取ることとなった、特にフルアーマー系統の機体は実弾系統を全て使い切ると残りはデットウエイトしか成らない為にパージすることが多い為に続々とフルアーマーがいた部隊のすべてが一度地上にいるロンド・ベル隊の旗艦や付属艦艇に戻っていく、

 

 

これはベアトリクス達も同じであり、唯一の例外はマークのガンダムである。元々カードリッジで撃つビームライフル系統の発展版しかないために。実弾系統は元々頭部バルカンや腹部についているバルカンしか使っていないからだ。だからこそ引き換えに第二陣の大部隊のジェガン部隊が次々戦場に集結していった。

 

その時・・・ネェル・アーガマから通信が入ってくる、

 

 

「我々ネェル・アーガマ隊は、主砲のチャージに成功した、直ちにすべて部隊は母艦に戻り、十分な補給をうけてほしい、約一時間後にはハイヴ内部に突入する部隊による、ハイヴ内部への突入を開始する以上」

 

「ハイメガ発射します、各味方は軸戦場から離れてください、繰り返します・・・これからハイメガ砲を・・・」

 

「ハイメガ砲、発射!!!!!!!!!」

 

各部隊が軸戦場から撤退を確認したのに艦長からの号令の下にハイメガ砲が発射されると、その威力によって当然ミンクスハイヴのハイヴにハイメガ粒子砲が直撃すると・・・大規模なキノコ雲が現れると同時に、その威力に再び世界中はおびえてしまう。

 

 

今の所この巨砲はネェル・アーガマだけしか搭載されていないのが、地球側の救いであるが実際には違っている、いくらでもラーカイラム級に搭載できる戦略兵器でしかない。

 

だがそれでは、地球側に余計な圧力をかけてしまうということからも、表向きはこの艦にしか搭載できない兵器にしているのだ。

 

 

そうして当然ミンクスハイヴは見事に消滅した、そしてその消滅した場所からは当然のように、大量のBETAが現れたと思ったら、火星軍の第二陣の攻撃、つまりはHLVを大気圏外から突入させて、大量のBETAをHLVからの物量攻撃作戦によって仕留める作品が・・・

 

 

これは二度目であるために、各国の戦術機部隊も黙ってこの様子を見ている、また補給に戻っている火星軍の各部位のエース達も一時間という時間をゆっくりと自らの体を休める時間に充てていた。

 

 

「よし、推進剤とビーム関係の補給完了っと、アムロさんそっちはどう」

 

「こっちは何も問題はない、装甲もなにもかもなジュドーの方こそ・・・強化型ZZガンダムだけど大丈夫か?」

 

「問題ないよ長年付き合ってきた相棒なんだぜ」

 

こんな会話をジュドーとアムロは話しながら、νガンダムも近代化しているために実質Vガンダム以上の性能を有しているためにそれほどの消耗らしい消耗は元々していなかった。

 

強化型ZZガンダムも今日のために消耗品などもしっかり用意されているために、一時間以内に補給も完了する予定である。

 

もとより現状は補給で戻したのは火星政府が地球側と契約した契約者がのる機体が全てであり、改ペガサス級の艦内では契約者の機体は残って補給中で有った。

 

武者ガンダムなどは消耗らしい消耗もしていなかったが、だが母艦に戻るには当然護衛をつける必要が出てくるために、必然的に全ての契約者が戻ったのだけあり。

 

現状契約者達はそれぞれ割り当てられた戦艦に戻って自らの機体の補給申請や整備為のチェックリストなどの作業が待っているために、実質早くても三時間程度は戦場に戻ってくることは出来なかった。

 

これはフルアーマー化した機体の宿命でもある、機体にかかる負担はガンダムクラスであっても重力化と無重力化の違いで色々と整備の問題も出てくるのだ。 

 

無重力はデブリ問題や機体全体のメンテをやってようやく再度の出撃が可能なのだ。

地上で整備するメンバーはそのほとんどが契約者達なのだ。 当然MSの整備のノウハウが一年以上経過しても遅い者は遅いといえた。

 

結果として再度の出撃が出来ないまま、一時間という時間を余らしたテオドール達は今のうちに自分達に割り当てられた部屋で死んだように眠るだけであった。

 

 

流石ハイヴに五時間以上戦い続けた上に戦い続けた体も精神も疲弊してしまった状態であったために戦場に出ていた契約者は一部を除き眠り込んでいた。

 

「ベアトリクス、どう思う、マーク提督のあの指揮は、実際に確かに補給は必須だけと、フルアーマー形態を解除すればまだまだ戦える状態ではあったわ」

 

「分かっている、だが契約者といっても所詮はそれぞれの国に縛られている状態よ、おまけに契約者の誰かがもしもしハイヴ攻略中に戦死なんて事になればそれは火星軍のひいては火星政府の責任問題へと発展しかねないわ、だからこそ、私達には補給と称してそれぞれの母艦に戻させたのでしょうね」

 

 

「やはりか」

 

実際にベアトリクスとアイスリディーナの二人にしてみればこの位の戦いは当たり前であり、体力的にも精神的に問題なくいけたが、さすが元部下の連中は簡単に今では部屋で眠っているのだから無理強いは出来ないと判断しても無理からぬ事であった。

 

「分かっているけど、後一時間ね、果たしてそれだけミンクスハイヴが持つかどうか微妙な時間ね」

 

「確かに、あれだけの数を出したハイヴの中には殆どBETAの残り数は少ないと思うわよ」

 

確かにこのミンクスハイヴに入る前にもすでに30万以上も出していたが、それはHLVによって引き起こされた大火力によってほぼ消滅させられている、そして出来る限り突入組みに負担が少ないようにするためにラーカイラム級やネェル・アーガマなどからミサイルが発射してその振動によって再び四十万近くのBETAが出てきたがやはり二度目のHLVの大気圏突入作戦によってふたたびの大火力によって事実上消滅してしまったのだ。

 

 

やはり鉄の槍でも高度によっては十分すぎるほどの威力を出すことがこの作戦で世界中ははっきりと確認したのだ。

 

それは同時にアメリカが作っている新型爆弾はいらないというほどである事を示すように。

 

それにだまだHLVは三回目と四回目の作戦に使うために地球の衛星軌道上に待機しているのだ。護衛艦隊も引き連れて。

 

そしてBETAどのも残骸を消滅させるために再び空中で待機している火星軍艦隊の一斉射撃によって綺麗にさっぱりBETAは消滅した。

 

この映像を各国は黙ってみているしかない、火星軍がわざとこの戦いを地球中に流すことで、火星軍の実力を知らしめているのだから。

 

国連軍は未だに動かない。ようやく足並み揃えて、各国の選りすぐりの戦術機部隊が戦場に到着して、補給をはじめとする多くの事を行っている最中で有った。

 

 

「アイスリディーナ、分かっていると思うけど私達が使っている現状の機体は地球側に確認が取れたのは1983年よ、そして私達の今は1987年、4年間も使われているガンダムタイプだけど、整備などしているけど未だに私達が作り上げた戦術機では恐らく第五世代か第6世代と呼ばれるタイプよ」

 

 

そのあたりはアイリスも分かっていた、元々彼らが使っていたのは第一世代機の改造型機であり、フルアーマートルネードガンダムとの性能差は日々使っている彼らが分かるほど圧倒的なのだから。

 

 

「そうね、私達が使っていた戦術機では一つ一つのコマンド入力が終了するまでは次のコマンドを入力できなかったけど、ガンダムはいいえ、MSと呼ばれる機体は」

 

「ありとあらゆるコマンドを次々と入力で切る上に、その運動性能も機動力、火力も圧倒的だけど、でもそれでも私達が使っているガンダムタイプは第一世代型と呼ばれるMSよ、幾らあの提督でも私達が機体の持ち逃げや反乱をした時を考えると妥当でしょうね、それでも戦術機との差歴然だけどね」

 

 

確かにそうなのだ、特にガンダムと呼ばれるMSは当然高スペックであり、装甲も量産型のガンダリュウムを使っていることもあり、戦術機が持てる武器程度では全くガンダムやMSの装甲にダメージを与えることは出来ないのだ。 

 

 

実際にパワードジム系は装甲が分厚くなっているために、MS用の武装を使っても簡単には撃破できないようになっているために、問題も余り発生はしていなかった。

 

「それにベアト貴方に言われることもないけど、4年以上も使っている相棒と呼べる機体よ、こちらでは老朽化または旧型化している機体といわれても、十分すぎるほど戦えるのならば私達は特になにもないわ」

 

 

「それにベアトは契約者でなくなれば、どうなるか、現在の祖国である統一されたドイツという国を見れば分かるでしょう」

 

確かにそうなのだ、実際に統一されたドイツは東と西の軍隊の扱い方が余りにも違いすぎたのだ、特に東は陸軍に最優先で最新鋭機が回されるということは限りなくない、

 

実際に相当なコネがない部隊は基本的には東ドイツでは第一世代機の改修型や改造型しかまわされていなかったのが実情である、これは陸軍がシュタージュ相手に戦いを挑めないようにわざとしていたのだから酷いを通り越していたのだ。

 

だかこれが東ドイツならば話は別であった、西はアメリカと同じような軍隊が存在している為に、できるだけ軍隊として装備は統一されていたのだ、つまり第二世代機を西ドイツが購入してそれを量産化すれば、最前線のパイロット達も普通にそれが乗れるようになるということであった、故に西と東の陸軍の装備の扱いや一新が本当に大変なのだ。

 

現状の統一ドイツ陸軍の戦術機は全て第二世代機となっている、第一世代機のバラライカなどは練習機に回されて、訓練兵士達に使われていることが多いのが今のドイツの内情であった。

 

だが特にそれでやはり問題を起こしていたのは旧東側でしかなかった、彼らはコネで何でもできると思っているが中々頭から抜けてないのだ、それが結果現場や政治などに色々と影響が出ているが、元シュタージュ出身者はその部隊そのものを秘密にしなければならなかった、

 

複数の人間が酒の席で元シュタージュであるとばらした兵士は最終的には死体となって次の日になってから海や川や道路にあるのが民間人に見つかっているという報告もベアトリクスは受けているのだから

 

それは決して他人事ではないのだ、現状ベアトリクスを守っているのは契約者という身分だけで有ったからだ。

 

 

「分かっているわよ。私も伊達にあそこにいたわけではないわ。この程度の修羅場はなれたものよそれに私達もそろそろ寝ないと体力を取り戻せないわよ。幾らミンクスハイヴが陥落してもオリジナルハイヴ周辺から漏れて出てくるBETAの始末もあるのだから」

 

確かにベアトの言っていることはなにも間違いではなかった。現状必死に整備士達が汗水たらして機体を整備しているのだ。パイロット達はその間は出来うる限り次の出撃に向けて体力・気力・精神を戻す責任があるのだから。

 

こうしてハイヴ攻略戦が続く中 ベアトリクスとアイリスディーナの二人は割り当てられた部屋に入りシャワーを浴びて服を着たままの状態でそのまま眠ってしまった。

 

その間にもミンクスハイヴの攻略作戦は続いていく。

 

 

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