新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版 作:うさぎたるもの
1987年一月のミンクスハイヴ攻略完了した1か月後に行われた、国連議会においてソ連が自爆のような発言をしたために、なんとか試作型で作り上げていた新型戦術機ソ連機、【MiG-25 スピオトフォズ】正式量産を決定して一部の部隊だけではあるが、配備を開始していたのだ。そうしないとソ連国内の結束が危なくなっていたのもある。
また一方のアメリカも同じく米国、F-18 ホーネットを正式に量産配備が開始されていた、最初に開発して量産配備している第二世代機よりも性能などが向上している戦術機となっていた。
そしてEU、実質的な単独開発国となっていた英が、ECTSFの要求仕様を、近接機動格闘戦能力を重視した第三世代水準機へ転換すると世界中に発表したのだ。これは忠実よりも欧州側の国力低下がないことや、技術力なども上がっていたことも大きな原因の一つである。
そして最後に日本帝国も同じく他の国よりもさらに一歩リードことで【戦術機の第三世代機プロトタイプ不知火機の製造完了】が正式に日本帝国が発表したのだ、それは火星軍との裏取引からようやく二年越し越しの第三世代機開発のプロジェクト開始が実った結果でもある。
それに伴って、火星軍が用意した【偽装したブルーフレーム】をプロトタイプ不知火と発表しているが、換装パーツ等もすでに一部の生産ラインで作られるようなった日本帝国の科学技術は称賛に値するが、同時その接近戦用のデータや射撃用のデータや機動データの殆どは神宮寺をはじめとする、特別部隊が使用した、特殊兵装で改造した機体が元になっていた。
今後は二番機や三番機が作られるようになると日本帝国は堂々と国内や国外にも発表しないと、政治的には危ない位置にいたのだ、
誰もがオルタ計画の第四計画をやりたくはない国々が多かったのだ、だがそのババアを無理やり引かされたのが日本帝国で有った。
「アメリカをついに抜かしたぞーーーーーーー第三世代機を開発したんだ俺達は」
「米国なんて所産は・・・俺達の科学技術をビビったんだよ」
「戦術機の開発は日本帝国がトップだーーーーーーーーーー」
こんな事を日本帝国中の国民が言っているのも無理はない、日米同盟といえば聞こえばいいが、この同盟もアメリカ側に無理やり日本側が結ぶことになった同盟でもあるのだから。
そんな日本帝国内では、香月夕呼13歳、飛び級で帝国大学・応用量子物理研究室に編入弱冠13歳の学徒が説いた独自理論【因果律量子論】の論文がオルタネイティヴ計画招致委員会の目に止り、次期計画案の基礎研究を進める帝国大学・応用量子物理研究室への編入が認められたのだ
だが実際には火星軍と呼ばれる現状の科学技術力に置いてはどうがんばっても一世紀以上先を進んでいる相手の存在と火星の状況を考えると、この学生が出した【因果律量子論】論文が一番解釈も出来ると判断されただけであったが。
「全く、もう…頭でっかちの老人達もそうだけどなによこの火星軍ってしかも本拠地は火星よ火星」
香月夕呼は荒れていたのだ、なぜならば。
「まったくまりもを弄り倒そうとしても本人は火星軍と最前線基地に出向いているし、どうしたらいいのよ?」
確かにそうなのだ、普通の歴史通りであれば神宮寺まりもは香月夕呼と一緒の年齢であり、学校も色々と一緒だったのだ、だがこの歴史では神宮寺まりもは【量産型瑞鶴】とはいえ最新鋭機を乗って戦場で戦っているのだからどうがんばっても無理なものは無理であるが。
「でもそれも今月までよね、日本としてもハイヴを攻略に一役買った戦術機の販売も考えていてもおかしくはないわね」
なぜならばソ連が第3計画の子供達を使ってスパイ活動をしているは裏の者達からしてみれば当たり前であったからだ、しかも情報を遮断する物を開発したことでまた香月夕呼の価値はオルタ勢力からしてみれば非常に上がり続けていたのだ。
その為か三月の国連のオルタ勢力の集まりにおいて、香月夕呼博士は日本帝国の護衛の下にオルタネィティブ計画4の承認を得るためにはるばる国連でやってきたのだから。
それから一週間後無事に、国連、オルタネイティヴ4に日本案の採用を決定した、言ってみれば第四計画を完全に囮にした計画書である、火星側の情報が盗めればそれでいいが、盗めなくても別にいいということである。
もし火星側の情報を盗めたとしたら?、火星側はどんな報復をするのか? それを確認するための第四計画はあるのだから。
ソ連主導のオルタネイティヴ3を接収へ、この時ソ連が本来ならば隠し通すはずだった元第3計画の子供達、イーニャ・クリスカを含めた数名と研究者と研究データを日本帝国側が全て接収したのだ。
囮としても十分な研究をしていると各国に表の意味も込めてアピールする必要があるからだ。
結果としてはオルタネイティヴ第四計画は帝国大学に所属する香月夕呼博士の案が採用され、即時本計画に格上げされる。急な決定に本部施設の建設が間に合わず、仮説本部を帝国大学・応用量子物理研究等に設置。
香月博士はオルタネイティヴ4の総責任者に就任。ソ連は本来ならば隠すはずの機密が見つかったためにより一時的に国連側から追加で制裁を受けることとなった。
だが本来のオルタ計画よりも時期的に早かったために、部隊の設立や研究施設も手付かずだったが選定候補者の受け皿として、接収を予定していた帝国陸軍白陵基地に計画直属の衛士訓練学校を設立。日本帝国、オルタネイティヴ4の招致決定に伴い、更に多くの帝国軍施設を国連軍に開放、同時にこの4計画は国連加盟国その者達も期待をしていたのだ、
確かに00ユニットを使ってハイヴにある反応炉と呼ばれる所から直接情報を得るのはいいだろう。
だが同時にその技術を応用すれば、もしかして火星軍が使っている基地から色々なデータを抜き取れるのでは?ないかという者達もいるために。
これにより表の理由はオルタネイティヴ3をシェイプさせた、【対BETA諜報員育成計画】量子脳搭載の00ユニットによる情報入手を目的である、
逆に裏の目的はその00ユニットを使って火星軍の使っている基地からさまざまなデータを奪う事を目的とされたのだ。
これにはアメリカの元オルタ五計画の技術者が中心となっていたのは、仕方がないことでもある、自分達が作り上げているG弾と呼ばれる兵器は実は欠陥兵器であると火星軍と政府からこの一週間前に世界中に向けて発表されたのだ。
その影響はとてつもなく大きかったが、元々G弾を使わずにすでにハイヴを攻略できている状態なのに、なぜここでG弾なんて物を使う必要があるという反オルタ勢力や反G弾勢力によってその情報が火星軍の手に入り。
それを調べた結果、シミュレーション上とはいえ、G弾を大量に使うと地球その物が氷河期のようになってしまう、一部の大陸は完全に水没するなど、ありえない結果が持たされたのだから。
アメリカがこの件によって世界から一時的に信用をなくしたとはいえ、その影響力は大きく、結果オルタ4計画はアメリカが妨害もせずに逆に日本に対してプッシュするように応援したことも大きかった。
「ちくしょう 火星政府め・・・・・私が資金援助している新型爆弾が使い物にならないだと・・・また地球に甚大な悪影響がでるだと・・・アメリカ以外の土地が使用不能になるとしたら・・・アメリカの土地を持ってる私が一番影響力が上がるというのに」
トラップ社長にしてみれば、新型爆弾の影響はある程度は知っているのだ、それでも開発の資金を出しているのは、アメリカ主義であるためだ、かれは 土地ころがしで財を成しているのだから、他国の土地が一切使えないと分かると・・・・とうぜん人が住める土地の価値がバク上がりするのは誰だって予想できるのだ。
だからこそトラップは第五計画新型爆弾開発に資金を流していたが、主流派閥は実際にコロニー建設派閥でしかない、戦術機母艦開発計画は未だに色々な技術が未発達なために、さまざまなブレイクスルーが発生しない限りはまともに運用ができない兵器が出来上がっているだから。
「アプサラスⅢか・・・・・・お前も・・・きっと・・・・・あんな風に活躍できる機会があるといいな」
そういいながらもしっかりと戦術機母艦開発チームは今回のアプサラスⅢが戦場で活躍したデータなどを米軍の戦術機のデータからしっかりともらっており、色々とそのデータを解析などを行っているのだから。
これはアメリカ政府も何時なんどき、日米の協定が日本側から破られるかも知れないという状態にあったからだ、だからこそこの計画で日本に貸しを与えることで、4の主導権を日本側に与えたのだが。ちゃっかりしていた、アメリカはそのまま第五計画も国連に承認させたのだ、第五計画は大きく内容も変わっているために、宇宙に人口の大地コロニーを作ることで人類という種を残そうという計画に生まれ変わっていた。
こうして世界側歴史の修正という名の介入が少しづつ始まっていたのだが、
火星軍としても未だにオリジナルハイヴ攻略作戦が開始されない為に、未だにソ連側や欧州側やインド側や中華戦線側のハイヴの間引き作戦をおこなっていたのだ。
ジークフリート呼ばれる40メールを超える超ド級大型ZZガンダム系モビルスーツを5機をそれぞれの戦線に防衛戦用機として1機づづ配備しているのだから、ネオ・ジオングの火力にも迫る一機で戦線を支えられる機体だ。
その大威力を堂々と見せつけられているのは、各戦線にいる将兵達である、こうして多少の防衛戦構築を行っているのが現在の世界状況である。