新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版   作:うさぎたるもの

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国連議会

1987年 5月21日 国連の会議では、次のハイヴ攻略の場所と作戦について火星側と色々と話をしていたが、

 

実際問題としては早々に火星軍もすぐにハイヴを攻略するということはできないでいた。

 

火星軍もちゃんとした軍隊であり、兵士達も普通に疲弊するからである、またちゃんとした作戦を元に火星側も色々とシミュレートをしているからこそ、今まで犠牲者を出さずに無事に戦死者はゼロという奇跡を出しているのだから。

 

 

だかそれは地球側の国々してみれば関係ない話であるが、だかさすがにすぐにハイヴを攻略してくれという無茶を言う国は殆どいなかった。

 

特にミンクスハイヴの重要性は地球側もいやというほど知っているからである。

 

「だからこそ我々ソ連側にある、【H4ヴェリスクハイヴ】を三か月以内に落とせば、フィンランド方面は完全に安全な地域になるんだぞ」

 

確かにソ連の言っていることは ある意味で間違いではない、今もフィンランド方面には五万程度のBETA軍勢がフィンランドの国境に近づこうとするが、大型ミサイル四発を装備したスタークジェガン四個大部隊の大火力によって、完全消滅しているためにきちんと防衛戦は機能していたのだ。

 

 

むしろ欧州側の方が色々と危険と言えたのだから。

 

「なにをいう、【H2マシュハドハイヴ】【H3ウラリスクハイヴ】からそれぞれ十万を超すBETAが出てくるんだぞ、絶対防衛戦でなんとかしのいでいるが、それも火星軍の力があってのことだ、だからこそ早くこの二つのハイヴを落とさなければいけないんだぞ!!!」

 

実際に欧州連合軍にしてみれば、本当に火星軍の力を借りないと今の戦線は維持できないのだ、確かに欧州側にしてみればいまだに少しの余裕はあるかもしれないが、それでもいつ、アンバール地方のようにBETAの軍勢に欧州側の地域の国々が落とされて、その結果新しいハイヴが出来上がるのは恐怖以外何もでもなかったのだから。

 

実際にこの世界の歴史では防衛はできているが、アンバールハイヴが出来上がった本来の世界では、欧州戦線は次々と突破させられた上で【H11ブダペストハイヴ】と【H12リヨンハイヴ】が出来上がっているのだから、欧州戦線のトップや政治家たちはきちんと政治的にも戦力的にも自らの立ち位置を把握しているのだから。

 

 

「ふざけるな!! 我々ソ連の方が領土的にも、ハイヴの数は多いんだぞ、だからこそ今こそ、早くハイヴをハイヴを火星軍につぶしてほしいだ」

 

確かにソ連の主張は分かるが、だがそれでも色々と頼み方も存在はしているのだ、ソ連が頼んでくる時は必ずハイヴの戦利品はソ連が全てもらうというあほすぎる条件が付いていたほどなのだから。

 

だからこそ火星政府としても、どちらかという欧州戦線の負担を軽くする意味も込めて、【H2マシュハドハイヴ】【H3ウラリスクハイヴ】のどちらかを攻略する予定で作られた作戦内容を今日の会議で情報開示をする予定ではあったが、ここまでひどい会議なっているとはだれもが思わなかった。

 

 

アメリカだけはたた黙って沈黙を続けていたが、またアメリカ派閥に入っている国々も同じであった、

 

「静粛にしてほしいです、いくら地球側の勢力が我々にハイヴを早く攻略してほしいと言ったとしても、我々はあなたたちの奴隷ではありません、あまりにもひどい内容であれば、契約者達の契約も全て打ち切って、地球を見捨ててもよいという事は、すでに火星政府の決定で決まっています」

 

「そんな横暴だ」

 

「我々だけで・・・ハイヴを・・・・BETAの物量・・をはねのけろというのか」

 

「無茶苦茶だ」

 

 

「無茶で結構・・・特に先のハイヴの作戦においては我々と随伴する各国の部隊は必ず我々指揮系統に入って従ってくれと契約で結んでいるのにも関わらず、我々が貴方達にあげたデータでもわかりますが、多くの戦術機部隊はハイヴ内に入ると勝手な行動をとる部隊が多かったようですな」

 

 

「それは・・・・・・・」

 

「ええ救難信号も出されていましたが、また撃破されている部隊も全て残骸含めて我々部隊できれいに消滅させましたからな」

 

「なんだってそんなことを」

 

「わかりませんか? あなたたちの戦術機とわれわれのモビルスーツでは圧倒的にモビルスーツの方が性能も技術力も使っている兵装も圧倒的に上です、なのに、救援信号を出して撃破されている部隊の多くはなぜかBETAの集団と戦っていた、これがあまりにもおかしかったのでな、予想は後でもいくらでも立てる、だかもしその撃破された戦術機部隊の多くが火星軍よりも確実にBETAを引き付ける何かハイヴ内で奪っていたとしてら?」

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「憶測だろうが」

 

「憶測で結構です・・・でずか、契約の通りにハイヴ内で進行した際に我々と勝手にとる部隊が何かしらを奪って逃走中にBETAに返り討ちに合っていたら、そして撃破された戦術機のデータ全てを攻略してないすべてのハイヴに送り付けることができるならば?」

 

 

「それは・・・・・・あまりにも危険な行動では・・・」

 

「我々の戦術機といえば、ハイヴに突入するために最新鋭機で固めた我々の戦術機のデータが全てBETAにわたっていたら?」

 

「そうです、今後戦術機型のBETAが出てきてもおかしくはないと断言できます、それを阻止するためには撃破された機体事、消滅させるのになにを躊躇する必要があるんですからね、おまけにBETA側の施設を調べたいから無傷での残せね・・・そこから我々のデータがハイヴ側に流れるとか考えないのか、地球側は」

 

 

実際にその際に施設を破壊している時の部隊とそれを止めに入るアメリカ軍の映像と音声が国連議会で映像としてきちんと流れたのだ。

 

 

しかも施設を破壊すると言っている戦術機のパイロットは確かにハイヴ攻略作戦においては生き残り、アメリカでは英雄とされている人物の一人なのだから、たまったものではない。

 

「実際にミンクスハイヴは過去に地球側が一度攻略に失敗していますが、ある程度のハイヴ内のデータがあると聴きますからな、それを使って何かしら我々を欺いた作戦を擁しておいても十分に納得できますよ」

 

 

これにはほとんどの各国は黙るしかない、一部の国々は元からハイヴ内に入ることが目的であり、実際に統一ドイツや日本帝国にしてみれば、ここでちゃんとした実績を残したいからこそ、G元素というある意味では戦略級の物資の回収をあきらめていたほどだ。

 

ドイツ側にしてみれば、統一されたばかりであり、火星政府と軍隊の力を借りなければいまだに国内が不安定になるほどの情勢下であるのだ、いらん色気を出す余裕がないのが実情だったりするが。

 

また日本帝国にしてみれば、佐渡島と硫黄島の二つが火星軍の主だった基地化で色々な政治的にも影響を受けているのだ、ここでG元素回収よりも、神宮司まりも達つまりは【ハイヴ突入部隊の特別部隊の帰還】が第一目標とされているのだから。

 

またここで活躍すれば元々は近衛軍の戦術機で瑞鶴のさらなる量産化計画も可能と踏んでいるのだから、それを考えれば、G元素よりも確実性を選んでいるのは日本帝国の民族の特性ともいえた。

 

実際に今回の活躍で海外版に輸出する瑞鶴の正式量産機が日本帝国側でもすでに決まっていた、流石にカスタムパーツやカスタムされた機体を売る我にはいかないが、それでも帝国軍機となって、そこからさらに瑞鶴の性能をデチューンされた機体ならば各国に売っても問題はないとされていた。

 

 

これはプロトタイプ不知火の開発が完了した上で、今後はこの機体一機のみで量産化並びに配備計画があるというのだ、。貨を稼ぐチャンスなのだから稼がないバカは日本帝国や近衛軍でもいなかった。

 

若干一部の近衛軍からは抗議があった。それは瑞鶴をデチューンした上に陽炎の名前で売り出すのは良いが元々は近衛軍の技術が使われている、技術の流失が懸念されるとか、売国奴とか言うやつらはいたが、いつの間にかそのような奴らは近衛軍の部隊から姿を消すということが多かった。

 

流石に近衛軍も稼げるチャンスを不意にするバカはいらなかったようだ。またプロトタイプ不知火機の登場もそうだが近衛軍内と帝国軍部の間ですでに取引が完了していることも大きかったのだ。

 

それを知らない者達は帝国軍に尻尾を振った馬鹿どもと罵倒を言っていたが、その罵倒していた連中も特別部隊として編制されて、現在は無理やり火星軍に頼み込んで、オデッサの防衛拠点に配備させてもらっていた。

 

日本近衛軍がここで特別部隊として編制したはおおよその数五百人であり、それほどまでに現在の情勢下を知らない馬鹿どもがまだ近衛軍にいたという証拠でもある。

 

 

そんな取引が火星政府と日本の間で起きていたために日本はこの国連会議では火星よりもどちらかという中立側に陣どっていた。アメリカ側にはよるはずが、実際にはアメリカとの条約を本気でどうするか考えている最中の日本なのだ。

 

だからこそ中立の立場である。統一ドイツは完全に火星軍よりであり、現在オデッサの防衛拠点が落ちればどうなるか亡命ポーランド政府や統一ドイツはいやというほど知っている。欧州連合も同じであった。

 

故に議会はまだまだ荒れていくのは仕方がない、次の攻撃目標はどうするとか、補給の物資の順番どうするとか、火星政府が売りに出す武器弾薬を買う順番などが、今回の国連議会で色々と決まるかどうかは未だに謎ではあるが。

 

だが一週間ほどはゆっくりとこのような会議が行われるは通例行事になっていく、それほどまでに、火星政府が売りに出す商品は地球側にしてみれば、ぜひ欲しいといえるのだ。

 

このようにして地球側の民間問わず技術力を上げるのは火星政府としても一つの課題としているのは仕方がない。特にパソコン関係は未だに軍事が優先であり、民間に降りてくるのはなかなか難しいのだから。

 

未だに民間の飛行機会社や戦車会社などは手引きで戦車や飛行機の線を作って、色々とテストをするの繰り返しである。民間会社にもパソコン関係が普及すれば、パソコンの中で色々とテストができるのに、それが難しいのが今の地球の状態であり、その歪みを整えるのも火星政府の裏の目的と言えた。

 

 

 

 

こうして一週間という期間は過ぎていき色々と国連議会で決定したこともあった。そしてこの国連議会の裏では第四計画が正式に承認されることになったのだ。今までは本決まりではなかったのは、いわばお試し期間という感じである。 

 

 

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