新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版   作:うさぎたるもの

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書くのに結構な時間がかかりました、 今回はあの時の裏話です、これ書かないとなんであいつら急に大人しくなったのかはわからないので。


新生カナダ政府樹立

1987年 5月21日国連議会があった時には、すでには火星政府の次なる一手は撃たれていた、

 

 

そうカナダの土地の復活作戦である、元々宇宙世紀をはじめとするガンダムシリーズでは何気に放射能除去装置や無毒化装置が存在していた。

 

これには宇宙戦艦や艦艇内部がモビルスーツやモビルアーマーや資材を宇宙空間に運び出した後にとうぜん宇宙船の中には宇宙に存在する放射能が宇宙艦艇に存在する。

 

 

つまりそれを除去する装置がなければ宇宙艦艇はまともに整備を含めて、色々と危ないのだ、また宇宙要塞やコロニーにも当然この装置が普通に装備されている、だからこそ要塞やコロニーに宇宙艦艇が入ってきた後の中に溜まっている放射能を宇宙空間に出すかまたは無毒化する必要がある。

 

 

アニメでは簡単にパイロットスーツなどを装備してない整備士達がコロニー内部に入っている艦艇を修理するシーンがあったりするが、あれは今の現代科学ではありえないことである。

 

宇宙空間の方が原子炉内部よりもさらにひどい被爆が待っているのだから、常に宇宙線という名の放射能が飛び交っているのだ、それを除去する装置は当然火星政府は元から持っているのだ。

 

 

 

それを今回カナダのあの大規模の土地を復活させれば、当然現状存在する亡命カナダ政府やカナダ人の多くが今のアメリカ政府の庇護下にあるが、それが一気にカナダ政府が復活しまえばどうなるか? 

 

 

どうなるか誰だってわかる話であった、それを火星政府は復活させようとしていたのだ、実際にハイヴ攻略後にアメリカをトップとした派閥やソ連をトップとした派閥が色々とジャマをしているのは事実であったからだ。

 

確かにハイヴ攻略後は基本的には火星政府の契約はあくまでも目的地に存在しているBETAの拠点であるハイヴをつぶすことである、その後のハイヴ攻略時の戦力は通常のBETAの防衛任務に戻るのだ。

 

特にG元素系統の技術や素材を火星政府は取る必要もない、その為かBETA由来の技術なんて火星政府も軍隊も必要はしてないのだ、補給物資、レア資源をはじめとする多く物資、火星をはじめとする装置でいくらでも手に入るのだ。

 

おまけにだ重力兵器もガンダムシリーズは何気に存在する可能性があるのだ、特に鉄血系統やダブルオーシリーズは確実に重力その物を変化させる装置なとが存在する、ワープ技術も普通に存在するのだ。

 

つまりG元素は本当に火星政府にしてみれば意味を持たない資源であるが、だが地球側にしてみれば逆である、重力兵器をはじめとする様々な物が作れる可能性がある、特殊な資源であるのは間違いではない、だかそれが取れる場所が問題である、ハイヴの第四フェイズ以降の大きさでないと、G元素が取れる可能性がほぼゼロになるのだから。

 

つまり勝ち馬に乗った後のご褒美が欲しくなった地球人類は色々と裏で暗躍をする結果となった、それが前回のハイヴ戦で勝手に部隊を離れていった戦術機部隊の内容である。

 

火星政府としてみれば諜報関係は勝手にしてくれと言う感じで完全に放置はしているが、だがさすがにハイヴ攻略作戦中に勝手に動かれるのであれば、話はべつである。だからこそアメリカとソ連の足元で火だねをわざと起こそうとしていた。

 

それを今回は手の空いているソレスタルビーングに火星政府は今通信を開いて頼んでいるのだ。

 

 

「つまり我々ソレスタルビーングという組織の活動は・・・」

 

 

「ええ・・・そう・・・です、カナダの膨大なあの土地が復活さえすれば、特にアメリカとソ連の諜報能力は当然カナダ政府をどちらを味方につけるかに力を注ぐ必要がありますからね」

 

 

実際に地理的に考えるとソ連とアメリカと間に存在する大地がカナダの大地である、ここをもし仮にソ連側に取られてしまうとアメリカ合衆国の立場になって考えれば、ここをソ連にとられたままでBETA大戦の戦後を迎えれば確実にソ連軍が大量の軍隊を率いて、アメリカと言う大地を蹂躙する考えて、必ずカナダの土地をアメリカはどんなことをしても取り返すだろう。

 

 

逆にアメリカ側にカナダが取られていると、ソ連側の動きは簡単である、カナダ方面で攻めるか、それとも日本の北方四島を取って、さらには北海道まで取ってそこから、太平洋側を南下してハワイやカナダを海を渡って攻める必要が出てくるのだ。

 

 

つまりソ連側もカナダの土地の重要を十分理解している事はガンダムOO世界の住人も自分達の世界の歴史を知っているのだから、どのようにすればいいかなんてわかっている事でもあった。

 

 

「それにだ、このBETA大戦が終わった後に、人が住めない土地のままにするのは流石にまずいからな、地球その物の汚染も自然の復興もしないと、火星政府の内部にいる地球を大事にしている派閥の人達が暴走する可能性もある」

 

実際にティターンズをはじめとする多くの派閥は実際に地球を大事にしている組織が元である、あのエゥーゴであっても、地球という大地を休ませろ、地球にいる人類はコロニーに移ってそこで住むべきだと主張している一定数の組織もまた存在する。

 

だからこそ火星政府は今回永久的に人が住めないと言われているカナダの広大な大地から放射能をはじめとする毒物を削除することで、人が住めるようになるという発表をして、火星政府内部にいる地球を信奉している組織や人物達に一定数の成果を示して、大人しくすることが目的である。

 

 

「わかりますが・・・でずか、逆に火星にはそんな装置があると地球側の国家に知られてしまうと、下手すると核戦争につながるのでは」

 

「・・・・・・・・・・そこまで愚かではないと思いたいが、マーク君が示した、資料によると愚かすぎるのがこの世界の人類らしいが・・・いざとなればシード世界の核分裂制御装置を地球の全てにまくか設置をするしかないだろうね」

 

 

「・・・・・・あれは・・・・・それは確かに強力な抑止のカードにはなりますが、地球の復興という意味では逆に・・・・」

 

 

確かにニュートロンジャマ―は核分裂方式は問答無用で停止させる、力を持った装置ではあるが、同時に核融合式をはじめとする、火星軍の主力兵器に搭載されている動力炉は厳密には核融合式に何かしらのプラス方程式を組み込んだ、新しいタイプであり、このジャマ―の影響は全く受けなかったりする。

 

 

 

それに実際にソ連とアメリカをトップにしたそれぞれの国々は結果として、ハイヴ攻略に対しての足を引っ張っている事にもつながっているのは間違いではない、それにだ色々な情報を元にソレスタルビーングでガンダムマイスターを率いている彼女の頭の中ではすでにいろいろな計算が終わっていたのは仕方がないことでもある。

 

 

「わかりました・・・プトレマイオスⅡ級を六隻使って、カナダの大地から放射能の除去並びに有害物資の取り除きのミッションをマイスター各機並びに、これを支援してくれる彼女達にも伝えますが、よろしいでしょうか?」

 

 

「ああ・・・頼むよ、実際に君たちにしかできない任務と言って差し支えはない、それにだ、あの装置は今回はコロニーに設置されている大型除去装置を使ってもらうつもりだからね、護衛も相当数が必要なはずだよ」

 

 

「ええ・・・二か月もあれば、カナダの大地は完全に除染作業が完了しますが、やはりその後の・・・政治的な交渉は・・・」

 

 

「あぁぁ、そうだね、そちらの元世界で大統領をしていた女性達に任せるよ、我々火星政府が行くよりかは、そちらの方が早いだろう」

 

 

「ええ・・・実際にあの方たちはもしっかりとした意思もあります、それに世界をきちんと治めた人達ですから」

 

 

「だからこそだ、ブライト君達は今も次のハイヴ攻略をどこにするか、考えているそれの交渉も含めて交渉官や政治家達も手が足りないのだ、今は君たちの手が空いていると報告を受けたことで、こうしてなんとか次の任務を頼めるのだよ」

 

 

実際にカナダの土地を復活させた後に亡命カナダ政府をカナダの土地に戻す必要がある、おまけにアメリカで職を手にしているカナダ人も含めてだ、実際アメリカの核兵器の飽和攻撃によってハイヴユニットを地上で撃破しているのだ。

 

 

今後五百年以上は人が住めない大地になってしまったのは仕方がないことでもある、それを元に戻したうえでカナダ政府を火星側の味方につける作業があるのだから、今地球に来ているロンド・ベル側にも政治家達はいるが、だがそれでも十分すぎる案件を有しているのだ。

 

 

火星政府もまた火星の案件があり、政治家達を多く地球に派遣することができなくなった、だからこそOO世界の住人に頼んでいるのはあたり前のことでしかない。

 

こうして亡命カナダ政府とコンタクトしたソレスタルビーングという組織は、一か月の短い間ではあったが、なんとか亡命カナダ政府の連中を説得したのだ。

 

 

彼等だって亡命カナダ政府と名前ではあったが、実際に亡命政権の殆どはアメリカという養い親からの命令は絶対であり、何時の日か必ず、祖国を取り戻したいという亡命政権がほとんどであった、実際にフィンランドのあの宣言によって、亡命政権の独立機運が高まっていたのは間違いではない。

 

 

結果として・・・六月の二十五日の午前五時に宇宙から六隻の船がカナダの大地に大気圏を突入して、作戦通りに六芒星のような配置で、さっそく近場の放射能を除去を開始し始めていた。

 

 

これは地球中の全ての国家には対して大々的に火星政府が発表したのだ、カナダの不毛の大地を人が住めるようにするための作業を開始していると。

 

こんな事をしなければ下手をするとソ連側とアメリカ側の双方から確実に戦術機部隊が刺客として送りだされていたのは間違いではない、当然戦術機はテロ組織に奪われたとか言い訳をしてだ。

 

 

実際にテロ組織としてキリスト派閥の福音派閥がいまだに健在で有ったのは言うまでもない、つまりだ、そいつらを動かすだけで、ソ連側もアメリカ側も被害者ヅラができるのだから、やらない方がどうかしている、それがこの世界である。

 

 

それを阻止するためには大々的になにも火星側がやましいことはないと正式発表をすればいいだけの話でしかない。

 

 

結果九月10日までにはカナダの大地は無事に完全に放射能を含めて毒素も完全に消滅した、綺麗な大地に生まれ変わった、当然亡命カナダ政府にしてみれば亡命の破棄を国連に通達した上で、【新生カナダ政権】の樹立を宣言したのだ。

 

これは旧カナダ政権を払拭すると同時に亡命政権でもない証拠を世界中に示す必要があった事も大きかった。この演説には当然【新生カナダ政府】の力を世界中に見せるためにも、今までの亡命カナダ政権時の現有戦力全てをこの式典式のために、呼び戻していたりする。

 

その為か海軍は新生カナダ政府の力を見せるために一個艦隊を世界中に見せつけるように海軍力をアピールしている映像が流されている、同時に空軍も新生カナダ軍の戦闘機や戦闘ヘリも同じく航空ショーをして、世界中から集まった政府筋の関係者達にもきっちりと、空軍の力を見せつけている、無論こんな無謀なことができるのも、ソ連や中華大陸がBETAの勢力下になっていないことも大きかった。

 

実際にレーザー級の射角に航空が入っていなければ恐怖の対象ではない、実際に航空ショー程度は後方の国々では普通にできている事でもある。

 

 

そして最後に陸軍は新生カナダ軍の力を見せるためにも、新生カナダ政府が旧政権時からアメリカの庇護下でもらっていた戦術機の新生カナダ軍のバージョンアップ機と仕上げて

 

戦術機大隊の行進や、戦車やミサイル車などの陸戦で戦う者達も、公開練習をきっちりと世界中に示した後で、堂々と新生カナダ政府のトップが演説を開始したのである。

 

無論演説中に暗殺された多くのトップが歴史を紐解けばわかるためか、当然演説会場では戦術機中隊が武装した状態で護衛をしていたりもする。

 

 

指揮車よりも、近くで護衛する戦術機のレーダーは十分使い物になるからだ、そうして新生カナダ政府の大統領は安全を確保されている中で、建国宣言並びに演説をしているのだから。

 

 

 

「我々は今日この日・・・・すべてのカナダ人の懇願・・・・いいえ悲願といえる、祖国であるカナダの大地に再び足を入れることが出来ました、しかもです、あの忌まわしき放射能は全て除去された上に、毒素など綺麗に消滅しています」

 

 

「我々の地球の技術力は無理であった悲願を・・・・・・・火星政府は喜んで我々に力を貸してくれました、放射能を除去する機材もです。流石に・・・機密の塊である為に、ソレスタルビーングという組織がこの装置を始めとする多くの事に協力してくれました、復興したカナダの首都をはじめとする多くの都市機能の回復・・・・インフラにも協力的でした、我々は多くの借りを彼らに借りてしまった、だからこそ誠実にこの借りを返すことが、彼らに対する正当な対価だと【新生カナダ政府】の大統領である、私・・・・・・エデット・ブランケ・ジュニアが今ここで正式に宣言いたします」

 

 

「「「「「「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお新生カナダ政府に祝福を」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

 

 

新生カナダ政府の誕生を誰よりも喜んでいるのはカナダ人であるのは間違いではない、実際にカナダの大地はアメリカ大陸の上にあるし、なによりもだ、火星政府の介入や支援によって、一次産業をはじめとした多くの職業が自国内部に復活したのだ、確かに今は第一産業を中心としたことで経済を回す必要があるが、そのうちにカナダは第二次産業や第三次産業まで復興するのは時間の問題である。

 

 

 

しかもだ、これによって新生カナダ政府は完全に火星よりなったと世界中に発表したようなものではある、それをよく思わないのはソ連とアメリカの二つの大国である、中立程度に思っていた二国ではあったが、まさか火星よりになってしまうとは、思わなかったのだ。

 

 

これによってソ連もアメリカ側も海外で頑張っている諜報部員たちを一斉に自国に戻したり、新生カナダ政府を中立側に戻すか、それとも自国側に引き入れるための諜報合戦が静かに始まっていた。

 

これによって欧州やアフリカやインド等は一気に国連の横暴した態度がこの時期から減ってしまったのは仕方がないことでもある、国連の人間としてアメリカとソ連が諜報部員をそれぞれの国に入れていたのが一気にいなくなったのだから。

 

 

その国々の秘密の情報は何度も使える情報ではない、常に新しい情報が必要なのだ、だがそれを仕入れる諜報組織がほぼいなくなったとしてしまったら、それに頼っていただけの指揮官やそれを頼りにしていた文官の多くは一気に弱くなるのは仕方がない。

 

 

これが欧州がアメリカとソ連の目に見えない圧力が減ったと感じた真実である。

 

 

 

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