新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版 作:うさぎたるもの
実際にHLVの大軍をオデッサ基地周辺に補給物資として、送るのはやはり周辺のハイヴ【H4ヴェリスクハイヴ】【H3ウラリスクハイヴ】からくるBETAの大軍が火星軍にしてみれば一番邪魔になるのは仕方がないことでもある。
実際にレーザー級の排除を含めて、【H4ヴェリスクハイヴ】【H3ウラリスクハイヴ】の二つのハイヴから時々やってくる、大量のHLVに満載している補給物資や試作兵器のはっきり言えば、BETA側にしてみれば、大量の資源が宇宙から降ってくるのだ、つまり資源回収用と作られているBETAの習性を利用した、火星軍と政府が用意した、一種の対BETA用の【間引き作戦と囮作戦】を兼ねているのだ。
つまり今回ばかりはオデッサ基地に基地司令部としっかりとした段取りなどを踏まえて地上軍と宇宙軍の連携作戦であるのだから。
つまり今は現在は衛星軌道上の旗艦「ベクトラ」と周辺艦隊による【H4ヴェリスクハイヴ】【H3ウラリスクハイヴ】の二つのハイヴ周辺地域をちゃんと衛星軌道艦隊が自らの艦隊にる観測結果をしっかりとオデッサ基地にも通信を送っており。
この辺は観測結果などは普段は衛星でしっかりと確認する程度ではあるが、たが地球上での戦闘になると話はべつである、確かにラビアンローズを含む一部の艦隊は地球の衛星軌道を守るために配備されているが、それでも人の手が足りない所が出てくるために、
地球の衛星軌道には無人の偵察用衛星や気象観測用の衛星も地球衛星軌道に200機は配備されているのだ、普段の気象観測や地上の観測は主にこれらを使っているが、だが戦闘行動になれば話はべつである。
つねに衛星軌道艦隊からのサポートがあれば、正確な戦場のデータが手に入り主に射撃戦闘部隊「FAZZ」「量産型ガンタンク」やオデッサ基地からの正確な砲撃能力によって今までの囮苦戦や間引き作戦に大きな成果を上げていたりする。
その為か今回もしっかりと地上軍と連絡は密にする、特にミノスキ粒子が散布されていない世界での戦いは、はっきりといえば宇宙世紀に登場する第一世代機のモビルスーツ程度でも十分戦える程度の相手なのだ。
特にガンタンク部隊の射程やザクキャノンの射程距離等はマブラヴの世界では十分に反則的な射程距離であるのは言うまでもない。
そんな化物砲が大量に装備されているのが、オデッサ基地であり、無論ビーム砲も装備はされているが、現状の物理の射撃兵器でも十分戦えるのだ。
特にFAZZの量産部隊がすでに200機以上も配備などされているのだ、特にこのFAZZが一番厄介なモビルスーツであるともいえた、確かに元はZZガンダムの試作型であり射撃兵装を確認するために10数機は作られたが、だがハイメガカノン砲の威力は戦艦の主砲クラスであり、さらにはアーガマクラスか戦艦クラスとほぼ同じ射撃性能、つまりレーダー機能を含めあり得ないほど射程が一番高い機体であるのだ。
それが大量にオデッサ基地に配備されているのだ、つまり上空からBETA軍団を一方的に狙い撃ちできる機体がすでにあるのだ。
確かにジェガンやギラ・ドーガなどの機体が基本的には配備されているが、これらの機体の多くは汎用機であり、戦場での役目といえば歩兵の扱いでしかない。
装備の変更によっては歩兵以外扱いもできるが、それでもその役割に特化した機体群には勝てないのは無理はない。
それに加えて、オデッサ基地の一角では火星軍と契約した契約者達の一部を連れてきた対BETA戦に参加させて、実戦を何度もさせているのだ、これは火星軍も同じである実戦経験が多ければ多いほど、後に敵対する国々や軍部の参加人数を減らせるという狙いもあるからだ。
その為か旗艦ベクトラでは多くの衛星機動艦隊から得た地上の様子や周辺の気候を常に最適化したデータをベクトラを含むドック艦ラビアンローズもきっちとその役目をおこなっていた。
だからこそベクトラのブリッジではさっきのカナダ政府の物資提供任務よりも忙しくなるのは仕方がないことでもある。
「地上軍の展開はどうだ、オペレーター諸君」
「現在は・・・地上軍の展開速度は・・・・おおよそ70%です、やはり地上部隊の疲労度はかなりの様子だと、オデッサの地上軍マ・クベ司令からも報告が上がっています」
「やはりか・・・それで今回の補給後はやはり、上も考えているようで再びハイヴ攻略をやるつもりだそうだ」
「それは・・・【H4ヴェリスクハイヴ】と【H3ウラリスクハイヴ】の2つ同時作戦というわけですか?」
「そういう事になるな、オデッサ基地の負担を考えると、あそこは最前線基地にするのでなくて、後方基地並びに補給や生産拠点にするそうだ、上の考えではな」
実際に【H4ヴェリスクハイヴ】と【H3ウラリスクハイヴ】の2つのハイヴを火星軍が落とせば、オデッサ基地の最大能力を早く生かしたいのが、火星政府の本音である。
その為のモビルスーツや通常兵器の生産ラインや船舶や航空機の生産ラインなどを大量に用意しているのだ。
おまけに100機のHLVを一斉発射できる場所も施設もあるが、それがまともにフル稼働ができてないのが実情である、哀しいことにレーザー級が邪魔になっているのは火星軍も政府も頭を抱えている事の一つである。
これはHLVを大量にオデッサ基地から打ち上げるときも間引きや囮作戦を使用しているのだから、地上軍の疲弊が大きくなるのは仕方がない。
実際にオデッサ基地に存在している陸軍や空軍によって【H4ヴェリスクハイヴ】と【H3ウラリスクハイヴ】にたして量産型ガンタンク部隊やオデッサ基地に配備されている長期射撃能力に二つのハイヴを砲撃並び射撃した上で二つのハイヴから大量のBETA師団規模を引きずり出して、その後火星軍の戦闘によってBETAの複数の師団規模を消滅させた後に、ゆっくりと安全になったオデッサのHLV発射基地に五十機のHLVを大気圏から降下させるのだから。
しっかりとBETAの複数の師団規模の間引きなどすることでオデッサ方面やフィンランド方面が後にBETAの圧力を抑える意味も踏めている作戦である。
実際に一週間規模で宇宙空間と地上の行き来をするHLVによる補給作戦程度であれば、こんな大規模作戦はしなくても済むのだ。
ただし今回はべつである、一か月以上も二つのハイヴを放置してしまったことが大きな原因であるが、それは同時に新生カナダ政府を火星政府も火星軍隊も重要視したことも含まれていた。
その間の補給物資の行き来は無論ピースミリオン級で宇宙と地上を行き来していたのだ、あれだけの超巨大すぎる大きさの母艦クラスである、大気圏から地球に降下するとしても基本的には欧州側のイギリス側の北海ルート付近の近くまで自動的に降下することが多い。
アフリカ大陸地近くの大西洋付近に降下することもある、そこからオデッサ基地に向かっていくのだ、実際に大型のミノスキドライブシステムを複数つんでいるとしても、あの超巨体を大気圏内部で飛行するのは艦長達ブリッチクルー達の神経が持たないのだ。
三千mを超す大気圏を飛行する母艦クラスはやや扱いずらいと現場からは上がっていたりする、実際に逆にベクトラ級で十分であるという意見もちらほらと上がっていたりする。
あれでもベクトラ級はラー・ライラム級の三倍はあるが、それでもピース・ミリオン級よりもまだましであるのは事実であるのだから。
こうしてHLVの降下作戦に向けていよいよ【H4ヴェリスクハイヴ】と【H3ウラリスクハイヴ】火星軍主体よる間引き作戦が始まろうとしていた。
無論宇宙軍もこの作戦を知っており、宇宙軍に配備されているフルアーマーZZガンダムは元々重武装化しているが、機動特化しているZガンダムも基本武装はビームガトリング砲二門とビームライフルを装備した機体が合計で百機選ばれていたりする。
この間引き作戦は火星軍としても失敗は許されていないのだ、いざとなれば、軌道艦隊の旗艦ベクトラが一隻で地上に向けて降下作戦をする予定も複数の作戦プランの中に組み込まれていたりする。
実際にアンバール地方にあるネオ・ジオングも動かそうという意見もあるが、あれこそがアンバール地方の切り札であり、抑えの守護神であるのは言うまでもない、アプサラスⅢを含めた特殊小隊は今は佐渡島方面に回されており、主な任務は中華とソ連の領土内存在するハイヴから漏れたBETAを消滅させることが任務となっている。
火星軍も火星政府もさすがに、信用がないソ連やいつ裏切るかもしれない新しくなった中華という国に地上の抑えの切り札である、ライノサラスは配備していなかったりする。
逆にビックトレー級は複数配備はしているが、主に動く司令部という扱いで、今はまだ新しくなった中華はきちんと増援要請や救援要請などを国連を通す形で、佐渡島や硫黄島に連絡を入れてくるが。
ソ連の方も確かに救援要請は入れてくるが、それは明らかにソ連軍が完全にいなくなった戦場を含めて色々ときな臭い戦場の後始末を火星軍がBETAを倒しているのだ。
インド方面は逆に火星軍ときっちりと連携を取れているのはあたり前である、ライノサラス級を含めて多くの砲撃部隊が配備されいることからもきちんと火星軍と信頼関係を結べているのである。
最も彼らにしてみれば火星軍がインド方面軍から撤退してしまったら、最悪自分達の領土の上に大量に核兵器が降ってくると現状認識をはっきりとわかっていることも大きかった。
だからこそゆっくりではあるが、確実に地球側は原状回復をおこなっている途中であり、いきなり火星軍を裏切ることや洗脳に近い事はしないのは、したら最後であるという事はきっちりとわかっている証拠でもあった。
そしてついにHLV五十個をオデッサ基地に降下させるために、二つのハイヴに仕掛ける間引き作戦がいよいよ開始されようとしていた。