新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版   作:うさぎたるもの

8 / 110
プロローグ

突然の出来ごとではあったが、青年は、ただなにもない 部屋に一人だけでいた。

 

「ここはどこだ 俺は死んだのか?」

 

 

それに答えるようにして、何もない部屋から全体に向かって声が聞こえてきたのだ。

 

「いいえ あなたはまだ死んではいません、私の力によってこの部屋に精神だけが呼ばれただけです」

 

 

実際に青年の体はまだちゃんと地球に存在しており、今も普通に生きているのだ、その人にしてみれば夢を見ているという感じでしかないのだから。

 

これには色々とわけが有るのだが・・・・・・一般的な理由としても神である存在としても、むやみに生命活動を勝手に停止させてはいけないという独自のルールが存在していた。

 

これが存在する前では、普通に神様連中が好き勝手に自分が作った宇宙の星のひとつに地球人の転生者を何かしらの能力やチートと呼ばれる物を与えて、その後の活躍を見ていたりして遊んではいたが【中にはより凶悪な化け物を生み出した神様もいる】だがそんなことをすれば、世界運営に重大な亀裂を与えて最後には何もかも消える件数が一億以上発生していたのだ。

 

これには流石にその世界を作って運営している、絶対神を含む上級神達も頭にきたようで、それまで好き勝手に人を使って転生をさせていた神様連中の全てを見せしめとして、力も何もかもなくした状態で、自らが転生させた転生者がいる世界にすべて送り込んだのだ。その後、その神様連中は当然のごとく、送り込まれた世界で死亡しているのだ。

 

ファンタジー世界にいきなり宇宙戦艦ヤマトやSF系の技術をたんまりもっていく転生者が後を絶たない世界で、何も力を持たない神様ではどうあがいても死亡するしかないのだ。

 

これを見ていた他の神々連中のトップ達が導き出したことで、新しいルールが作られたのだ、新たな転生や能力を与えて異世界や別の地球に送り出すということをしていたが

 

多少の能力制限が加えられた状態でもあったがそれは仕方がないことでもあったが。だがやはり自分たちに害がなければ、またそのような転生勢力は復活するわけで…。

 

神々にしてみれば娯楽がない状態で仕事をしろと言われれているために、どうしても転生勢力が生まれる土台があるのは仕方がないことでもあった。

 

結果としては、それを無視したごく一部の神様が、その力を奪われて、自ら作った世界に落とされて悲惨な末路を迎える。だいたい、一兆周期ごとに勝手に湧いて消えていく傍迷惑な神々なのだ。

 

 

だからこそ色々とまた新しい独自のルールが生まれたことで、転生者という神様のある意味での娯楽作品が誕生したのだから。

 

無論娯楽にもルールがある。それは新しく、いくつか決められたルール内で、神々がやることでその娯楽をより楽しめるという、ルールで色々と転生者を生み出してはいたのだ。

 

この神もまたそのうちの1神でしかないのだから。

 

無論この青年にコンタクトしてきた神様もこのルールによってちゃんとした手順で今は青年に話かけているのだ、このことを青年にその神は話すと。

 

「なるほど つまりは、自分を転生または能力を持たせていかせる世界があると・・・もしもこの話を断ったら自分を殺しますか?」

 

よくあるネットに転がっている神様転生の一部には転生することを断ったら問答無用で殺して自らの管理する世界に飛ばすという強引な方法があるが、それは大昔に使われた手段で、今の神々のルールでは厳格な処罰の対象になる。

 

神々も普通にできるわけないのだ。

 

「いいえ、それは規約に違反しますので、貴方の記憶を消してただ眠っているだけの状態で貴方の部屋に精神が戻るだけです、人間・・・いいえ1生命体の命を奪うのは、神であってもその人が生み出す未来の可能性によって世界が変わることがありますから、それを壊さない処置だとおもってください」

 

実際にそうである、幕末で活躍した坂本竜馬にしても最初の段階で暗殺されていれば、いまだに幕府が日本に残っていた可能が高いのだ、それを神の一方的な都合で排除し続けていれば、世界という歴史に重大な歪みを発生させて・・・世界滅亡というありえないことが起きてしまうために神はむやみに世界には干渉はできないようになっているこれも新しいルールの一つである。

 

昔はよく魔法の世界であれば大魔王や魔王等の特殊な存在を神が直接世界に干渉させて作らせて転生者と対峙させていた。

 

普通にこの程度のマッチポンプは神々が新たに作ったルールで廃止されたルールの一つである。無論転生者を用意する時は一時的にでもこの制限が有る程度解除されるので、転生する世界を壊さない程度ならば・・・十分に力を発揮できるというわけなのだ。

 

だだしそれは一度だけの力の行使であり、転生者を送った神様はその後に再び新しい転生者を使えるまで一兆年という途方もない時間制限がある。 

 

これも転生者の乱発を抑える処置の一つなのだ。これがない過去は同じ世界に転生者を大量投入によって転生先の世界が壊れるのはあたり前であったから。

 

だからこそ現在のルールによって極力なくしている処置の一つである。

 

昔はそんな制約もないために一時的に大量の転生者が生まれたのだ、それを絶対神は色々と調べた結果このようなルールが出来上がったのだ。

 

一つの世界に神々が選び送るのは一人まである、これを破った神々は転生者と共に一緒にその世界に送られる、無論どうなるかなんて結果はだれだれってわかる。

 

 

「では自分は転生をお願いします 行き先は何処でしようか?」

 

青年にしてみてもチャンスなのだ、確かにこのまま普通に生きるという選択肢もあるのだが・・・だが青年はそれを選ばなかった転生というチャンスにかけてみたかった、ただそれだけである。

 

 

「いいでしょう、では貴方の転生先は・・・そうですね、現状ではこれしか残っていないようです」

 

 

そうして現れたのは 転生先は【マブラヴオルタネイティヴシリーズの世界】と書かれている文字が部屋に浮かび上がっただけである。

 

 

実際には他にも転生先が有ったのだが、それは他の神が選んだ転生者によって選ばれてしまって全くのこってはいなかったのである。

 

他にもドラゴンボール・ガンダム・ワンピース・ヒカルの碁・魔法少女系の世界など100近くは残っていたが、それは他の神が全ての説明が面倒になっており、実質、転生したいと思っているまだ生きている人間達の意識をこの部屋に呼び出した結果、簡単な説明をして次々と能力の付与と転生を繰り返して残ったのはこれだけだったのだ。

 

「うげ・・・なるほど・・・確かに他の転生者達にしてみれば・・・これはひどい世界だから行きたくなくなりますね 実際に柴犬というアニメも今も放送中だしな、あれはマブラヴ本編より10年以上前だと、公式で発表してたっけ」

 

 

そうなのである、マブラヴオルタネイティヴシリーズの世界に行く人間は限りなく少ないと言っていい、誰だってあれぼとの残酷な世界を行きたいとは思わないのだから。

 

最も特典としてはほぼチートと呼べる能力や力を与えられる、それは世界の危険度によってランク付けで、分けられているのはあたり前である。

 

神々もこの娯楽をより長く楽しむために、そのまま状態で送り出して即座に死亡してしまえば、次の転生まで娯楽が1個なくなるのだ。

 

平和な世界やギャグマンガの世界に転生する、転生者達の多くは実際に記憶持ちか多少の運が向上する程度の能力と力を与えられる。

 

基本、人が死なない世界で戦闘能力や四次元ポケットなど不必要なのだ。これも神々の新ルールの中に入れている制限の一つでしかない。

 

逆に言えばバトルマンガで死亡者が出るが、簡単に能力やアイテムで死亡をなかったことにする世界もやはり、限界突破や無限にアイテムが入るボックスなどが能力として付属される。ドラゴンボールやドラクエとFFシリーズ、FGОもこちらに該当するのだ。

 

そして最後に人類の絶滅が確定している世界をどのようにひっくり返すしか生存できない世界に転生する者達は、あり得ない技術力や能力を付与される。

 

天地無用シリーズ、GA【ギャラクシーエンジェル】ゲッターシリーズ、マジンガーシリーズの世界がこれに当たる、一歩でも選択を誤ると即座に人類が滅亡しかけないほど難しい世界なのだ。 

 

その為か神としても行き成り転生先で転生者が死亡するのを避けるためにも有る程度の力の開放が許可されていた。

 

つまり難しい世界程神々の力の解放が許される仕組みになっていたが、それを教えないまた面倒だと思った神々や転生者達は聞かずに、自分達がよく知る世界へ転生する、中には小説や漫画でしか描かれていない世界もあるが、実際にはちゃんとそのような世界は存在しており。その存在を夢や何かで感じた作家達が地球で自らの作品として書いて世に送り出しただけでしかない。

 

つまりマブラヴシリーズの世界もまた存在はしていたのだ。

 

そして転生者が望んだのは以下の通りであり。

一つ目は 拠点である。しかも それは火星であって【1968年頃】を頼んでいた。

無論BETAやハイヴは排除済みであり、人がちゃんと住めるようにした【火星】を

 

二つ目はガンダムシリーズの作品に出てくる全ての技術力と技術などそっち方面であった。確かに相手はBETAであるのだ普通に考えればそれに対抗できる機体や力が必須だった。

 

三番目がある一定の人口を得ているということであった、これには転生者としても一人で人の住める火星に放りだせても、技術などをどう扱っていいか、わからないことが挙げられたのだ。

 

最後に自分を不老不死にしてほしいと頼んできたのだ、これもある意味では間違ってはいない、実際に基地などは神様が作ってくれるが中身やMSのなどの機体の開発と量産に時間がかかるのは仕方がないのだ。 ただし二つ目の願いによって機体データなどが有るのでそれを機械に打ち込むだけで事実上直ぐにでも量産が出来る体制にはなっている。

 

通称Gジェネレーションシステムと呼ばれており、今までGジェネシリーズのように即戦力が欲しい時は【生産登録】している機体のみしかお金と資源を使って呼び出すという方法である。

 

 

この特典は実際に神様としてもマブラヴシリーズの世界を知っており、どう考えても普通の転生者程度では生き残れないと考えていたのだ。

 

何気に白銀武がループし続けている特殊すぎる世界なのだ、神々も気になって監視ぐらいはするのはあたり前でしかない、しかもそれが神々が転生者を送り出してない世界で人々が勝手に作り出した自然発生型のループ世界、監視はあたり前なのだ。

 

 

「いいでしょう、確かにあの世界では力が必須、また地球を開放しても月に他の惑星からも移動型ハイヴが飛んでくる可能性も有りますからね、この程度の当たり前でしょう、そして少しだけでは有りますが、向こう側に付いたら 私からの贈り物があります ぜひそれを有効に使ってマブラヴの世界をどうか救ってください。」

 

 

「わかりました」

 

青年の返事と共に 青年の体は徐々に光に飲まれて消えていく…そして全てが消えた後にはその部屋しか残ってはいなかった また元の世界では青年が若くして緊急性の心臓発作によってなくなったことが、二日後には一地方のニュースで静に報じられた。

 

こうして神様と契約を結んだ 転生者の青年は無事に新たな拠点となるマブラヴの世界の火星へと送り込まれていった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。