新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版   作:うさぎたるもの

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アニメマブラウで佐渡島に出ていた謎の少女の年齢を考えれば この位ではないかと思って書きました。 


また島の学校とか普通に考えると 日本本土にある学校よりも過疎化が進んでいるためにこのようになりました 


佐渡島

元々は佐渡島は日本帝国軍や政府にしてみれば来るべき戦争、対ソ連と対中華の海の重要軍事拠点の一つとして第二次世界大戦後からも普通に佐渡島の三分の2以上の土地に軍用滑走路や軍艦用の専用ドックをはじめとする数多くの対空砲台などを準備していたのだ。

 

 

 

それがBETA大戦勃発後にはその佐渡島要塞は役割も大きく変わっていくことになる、後方支援用の物資集積所または各戦線へ補給物資や各戦線で中破した戦術機の回収後、佐渡島などの後方にある島の要塞に送ることで、戦術機の修復などを大規模に行う施設が存在していたのである。

 

 

実際に各国の艦艇の修理もこのような安全な場所で行うことで、船のクルー達も一時的な休養ができるようにしていたのが、日本帝国である、実際の出島機関があることで、日本帝国は外貨を多く稼ぐことになる上に、各戦線から戻ってくる軍人と日本本土の切り離しをおこなっていたのである。

 

 

日本帝国にしてみれば対BETA大戦は対岸の火であり、ある程度の義務させ行えばいいという風潮が火星軍が来る前の日本帝国には確かにあった、だからこそ日本帝国側はアメリカが作った戦術機の導入さえも一時的には嫌がったが、前線国家や最前線国家や一部の後方支援国さえ戦術機を持っていることを疑問視した結果、仕方なく持った経緯が存在していたのだから。

 

 

それが火星軍と世界中を巻き込んだ第一回議会において、日本帝国は外部の圧力と色々な取引によって、お金が振ってわいてくる打ち出の小づちの出島機関の2つを火星軍というわけがわからない組織に渡してしまった結果、今でも日本帝国内部に一定数の数だけ対火星軍派閥が存在するのは仕方がないことでもあった。

 

 

だが同時に佐渡島に元からすんでいる住民にしてみれば火星軍という未知の軍隊が佐渡島の事実上の支配者となった後は、日本本土に問答無用で追い出されると思った住民が大勢いたのは仕方がない。

 

だが、結果としては元々佐渡島はある程度の軍港などの整備があったおかげで、その佐渡島の軍港や戦術機の整備するための場所など、司令部も含めて、火星軍が持ってきた新しい物資などでより設備などをアップグレードしているだけで有った。

 

 

一方元々佐渡島に住んでいる住民に対しては、宇宙世紀では当たり前のマイナンバーシステムの導入などて、元々日本帝国内にある戸籍と合わせて、一軒一軒丁寧に、その人物が本人であるという証明カードの発行と同時に本人のDNAや指紋、網膜の動脈の登録が火星軍の手によって進められたのいうまでもなかった。

 

 

これが後にスパイ狩りに一役を担うシステムの一つである。

 

実際にそれから時は流れて1989年5月25日 火星軍の地球支部日本帝国領内に存在する佐渡島でも一つの物語が始まろうとしていた。

 

 

マークにして何時も佐渡島司令部内部生活をしているわけではない、次の作戦に向けてできうる限りの準備も済ませたために、暇つぶしを兼ねて、とある場所で最近仲良くなった島の少女と秘密の場所で待ち合わせをしていたのだ。

 

 

「今日は・・・これを持ってきたからな・・・それに話を聞く限りあの子の世代的には佐渡島に少ないようだし」

 

 

実際に佐渡島で済んでいる小学生の子は実は結構少なかったりする、前までは普通に本土にいる技術者や軍人関係者の人々が家族ごと定期的に移り住んではいたが、現状の佐渡島は火星軍の地球支部であり、許可書がない人物はよほどの大物ではない限りは基本佐渡島は入れないようになっていたのだ。

 

 

つまり島の中で生まれた子供達もまた当然と言えば当然であるが、年齢の世代が現れても仕方がないと言えた。

 

 

マークは何度もその話を聞いていたからこそ、丁度売店で余っていた、ハロを一機かって、わざわざ持ってきたのだ。サプライズのプレゼントして。

 

 

「まったーーー、遅くなってごめん・・・家の仕事や学校から出ている宿題を終わらせてきたんだ」

 

元気いっぱいの声で近づいてくる少女は丁度外見上は6歳位の年齢である、つまり小学生一年生になった程度である。

 

「いいやまってないさ・・・それに今日は仕事が早く終わったからな、そのまま休憩をしていただけなんだ」

 

 

「・・・そうなんだ、マークにぃ・・・」

 

マークとしても民間人との交流と言っているが、本音としては、結構なストレスを抱えていたのは仕方がない。

 

一般人がいきなり転生した上で軍や政治にどっぷりつかりさらには、戦場でモビルスーツに乗って戦うのだ、だからこそマークは時間をみつけては、自然がまだ残っている佐渡島でゆっくりとこうしたストレスをなくす時間を増やしていたのだ。

 

 

これは火星側も認めている事でもあった、彼等も色々とストレスをどうやって抜くかはそれぞれの本人たちに任されている事であった。

 

ただしマークは今も秘密裏に護衛がたくさんついているのはあたり前であった。もしマークに対してこの少女が爆弾やナイフや拳銃などを使うとしたら、一瞬のうちに少女は狙撃されるように常に狙撃手が少女の頭に標準をセットしていたりする。

 

 

マークと少女の命の価値は圧倒的に違うのだから仕方がない。

 

もっとも少女にしてみれば本当に仕事が終わったのか?ずる休みしてないかの? そのような表情をしているのはある意味仕方がないと言える。

 

 

「本当に本当に・・・仕事終わったの・・・だって、私のお父さんやお母さんは火星軍の基地内でまだ仕事中だよ、それなのに、なんでマークにぃは仕事が終わっているの?」

 

 

6歳の少女のしてみれば当たり前の事である、佐渡島に現在住んでいるほとんどの住民は漁師か商店街かまたは火星軍の基地内部で民間人にも任せていい仕事を振って、佐渡島の経済をまわす努力をしているのは火星側の政策の一つである。

 

 

住民をいなくさせると、日本帝国側にすごく印象が悪くなるしなによりも仕事がないままに、資金のばらまきなんてやってもやはり住民たちは気分を良くはしない、逆に悪くなると意見が多かったのは仕方がない。

 

 

そのような政治的なやり取りもあるために、少女の家族は火星軍の基地内部で食堂や清掃の仕事を振られている。

 

だからこそマークが昼の三時過ぎにこんな場所でのんびりしていることが、少女にしてみればおかしい思っているのは仕方がない。

 

 

「仕事は終わったさ、だからこそこうしてのんびりしているし、それに連絡も取れただろう」

 

 

「確かにそうだけどさ・・・」

 

少女にしてみればこの携帯電話と呼ばれるマークにぃと連絡がとれる持ち運びがとれる電話を常に身に着けているのはマークにぃと一番最初に出会って、自らがマークにぃとの色々と子供でも遊べる遊び 剣玉、手毬、縄跳び ヨーヨーなどで遊んだ結果、二人とも自らの年すらも忘れて、このように友達になったのだ、ただし、基本マークも少女も自分達の仕事があるために、こうして互いが呼び出しても時間的に無理だったら、ちゃんと無理だと断りを入れるようにそのような約束事が生まれているのは仕方がない。

 

 

実際にマークはここ仕事で忙しくて半年間ほど、まともに遊べる機会はなかったのだ、これは次のハイヴ攻略戦をどこにするかで、国連でももめまくった結果と言える、実際に第三世代機の量産が進む日本帝国でも不知火と吹雪のパーツ共通率は約九割を超えているために、普通に訓練機の吹雪だいいや実戦配備機の不知火だと予算の食い合いをしているのが今の日本である、

 

結果日本はまだ不知火も吹雪も正式配備数は両方合わせた数は【三十機】というお粗末な結果である、これに近衛側が先に配備させろや帝国軍がうちが先だと、議会中である、その為に、不知火と吹雪の生産ラインは未だにほぼ稼働していなは正式な予算が下りてないことが大きかった。

 

 

また各国も自らの戦術機のバージョンアップや第二世代機の配備にも資金が資源がかかるためになかなか普及していなかったのが実情なのだ、つまり今後国連軍のみでハイヴを攻略する約束も水の泡となっている。

 

 

その約束の撤回なども含めて色々とマーク自身が国会に行ったりして、調整作業をしていたのだから、疲れるどころではないのは仕方がない。

 

 

少女にしてみても学校では同じ学年の子は佐渡島にはいないために、小学一年生から六年生の子供達が一つの教室に集まって、それぞれの子達や国語・社会・数学等を教える先生達も一緒に教えていたりするのだから、それは島という小さな学校では当たり前の姿ではあった。

 

 

逆にマークのような大人の人との接点は買い物などでしか会わないために、どうしても一人でできる遊びが中心となるのは仕方がないことでもあったが、結果としてはこうしてマークと出会った結果、少女も元気になっていった。

 

「それでマークにぃは今日はどんな遊びをするの?」

 

 

「そうだな・・・それよりも今日は君にプレゼントだ、一人で遊ぶよりも友達がいた方が良いだろう」

 

 

「そうだけど・・・私が住んでいる佐渡島には友達があんまりいないよ」

 

「だからこそだ」

 

「??????」

 

マークがごそごそとでかい段ボールの箱を茂みから出すと、そこにはカタカナででかでかとハロという名前と球体のイラストが描いてあったのだ。

 

 

「これはペットロボットだ、火星では当たり前に使われているロボットだから、問題はないけど、使用者登録がだくだからな・・・・」

 

「えっとなにその緑の球体は・・・・・」

 

 

少女にしてみてもハロと呼ばれるロボットは見るのは初めてはないが、だがこんな球体上ではないもどちらかといえば動く箱のロボットの名前だと佐渡島の学校では教えられている、実際に動く箱も佐渡島の至る所に普通にあり、これが警備ロボットの役目として日夜活動をしているのだ。

 

そしてゴミが落ちていると拾って回収するシステムもあるのだ、これによって佐渡島は基本ポイ捨てのゴミがない街中となっている。

 

それなのにその動く箱と同じ名前っと言われても六歳の少女の頭ではわからないのは仕方がない。

 

 

そして球体上のハロをマークは二つに割ってしまった、だがこれでいいのだ、ハロの球体の中には鑑見たいな場所が二つあって、それをマークが弄っていると、急に少女にたいして、マークこんなことを言ったのだ。

 

 

「ほら登録済ませるから、このガラスみたいな所に君に両手を少しの間乗せるように」

 

「はーい、なにか楽しいことが起きるのかな」

 

これで元気いっぱいに返事した少女はきちんとハロの中にある鏡のような場所に両手をついていると、

 

ビー------------という音ともハロから何かしらの光が手に当たると同時にハロから変な声が聞こえてきたのだ。

 

「登録管理用・・・登録完了 登録管理用 ハロ ハロ ハロ 名前教えて 名前教えて」

 

 

「いいよもう大丈夫・・・手を放してくれても問題はない」

 

「そうなんだ・・・なんか光と音が出たけど、何なんだろう」

 

「これで君の登録が済んだことを言っているんだよ、だからあとは名前を教えれば、君と友達になるハロが完成する」

 

 

「そうなんだ、私の名前はヒミコだよ、よろしくね ハロ」

 

 

「ハロ 覚えた ヒミコ 覚えた ハロこちらこそよろしく」

 

そういうと緑の球体に戻ったハロは球体にある四個の部分から両手と両足を出して、ヒミコをなにして遊ぶとか、ヒミコの体に乗ったり、頭に乗ったり色々とやんちゃをはじめていた。

 

「これ楽しい・・・なに・・・これ」

 

「だからこそこれが君と遊ぶ友達だ、俺も明日から仕事が忙しくなるからな、そうなると一緒に遊ぶことがなかなかなできないから、ハロで遊んでくれないか」

 

「いいよなんか楽しそうだし、マークにぃも仕事があるんだし」

 

こうしてマークはヒミコにハロのことを託し上でハロ専用の充電方法を簡単に教えて、その場を去っていく。

 

後にこのハロによって色々と問題が起きてしまうことになった。

 

 

 

 

 

 

 




ハロを渡す少女はアニメオリジナルキャラクターの六歳児ぐらいの時だと思ってください

実際にハロを一般人に渡すのも色々と問題がありますが、それはおいおいわかります 



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