新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション移設版   作:うさぎたるもの

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遅くなってすみませんでした ・・・リアルで色々とゴタゴタしていたので、結果としてこのような遅い投稿になりました、結構文字数は書いています


また色々とあるのでこのようになりました、


鉄と弾丸の地獄の戦場 中編

パウル・ラダビノッド准将、インド亜大陸方面軍、元欧州、海王星(ネプトゥーン)作戦国連軍総司令官であり、激戦を生き抜いた猛者でもあった。

 

元々は一時的に、その性格とバランサーとして、火星軍と政府との最初の交渉の時に用意された、ある意味政治的な生贄でもあったが、彼は、その後インド方面軍の国連軍の総司令官として、火星軍も同じくインド方面軍に配備された、軍隊と共に共同作戦を何度も成功させた実績があった。

 

 

この程度の実績であれば国連軍の総司令官に抜擢はされないが、パウル・ラダビノッド、インド方面軍総司令官の下で戦った国連軍の損害率は、あまりにも低いのだ、実際に火星軍と共同で戦場に出ていることもあるが、この辺は他の方面軍司令官とは決定的に違っていた。

 

他の方面軍司令官は大抵は、戦果を火星軍に渡さないように、なるべく火星軍の力を使いつつ、戦術機大部隊の多くの戦場に投入して、BETAの集団を倒していたが、同時に戦術機部隊の撃破数もある程度の被害を出していたからだ。

 

だが逆にインド方面軍は明確な連絡網の確率と火星軍と連携を元にしっかりとした戦術を作っていたことで、戦術機大隊の多くは、基本的に量産型ガンタンク部隊やガンキャノン部隊の砲撃や要塞からの砲撃を抜けて、レッドゾーン付近で戦う事を前提に戦術を組んでいたことも大きかった。

 

特に量産型ガンタンクの120mm低反動キャノン砲×2 40発装填済みで(最大で20連射が可能で、射程距離は260キロメートルと240キロメートルの二通りが存在するが、これは天候など様々な状況下で行われるものであった。

 

つまりだ、国連のインド方面軍やインド軍が買った、量産型ガンタンクは合計で四十機程度であった、初期の状態はもっと少ない、最初は五機程度であり、残りは61式戦車やミサイル兵器が大半であった。

 

逆に火星軍がインド戦線に持ち込んだ、量産型ガンタンクは200機ほどであり、40発装填済みの方であった、初期生産ラインで作られた初期型量産型ガンタンクであり、一部の設計変更や段数変更が間に合わなかったタイプであった。

 

いわば在庫処分品の様なものである、無論量産型ガンタンクの予備パーツや修理パーツは生産されているために、それほど問題ではない、実際に中期型は六十発も装填できるタイプ、後期型は80発を装填できるタイプと分かれているが、実際に火星軍と国連軍、各国の軍隊と連携がまともにできるまでは基本的には初期量産型ガンタンクタイプの多くが半年後から使われ始めていた。

 

これはいくら火星軍が優秀な機体を持っていても、国連軍や各国の軍隊にしてみれば、見慣れた兵器や物資を選んでしまうのはあたり前である、まともにBETAの軍勢に使えるか、分からない兵器に大金を払う国家はなかったが、複数の実戦を火星軍共に戦った各国の軍隊や国連軍の多くは結局の所、【120mm低反動キャノン砲の連続砲撃】で合計で8000発は楽に放てる上に、補給も簡単に済ませられる、量産型ガンタンクの威力を見てしまったら、国連もインド軍も、当然その機体を欲しいと思ってしまうのは仕方がない状態であった。

 

無論砲身の冷却機能もあり、本弾の段数を込める作業もすべては機械仕掛けであり、二発入れるだけでも五秒程度あれば、また打てるようになっているのが、この量産型ガンタンクの特徴であった。

 

それにだ、戦術機の適正に落ちた兵士や戦車の兵士、歩兵ですら、簡単に扱えるほど操縦方法が簡単になっているのだから、つまり国連軍や各国の軍隊の総戦力を簡単に上げれるほど、後方支援機として優秀であり、砲撃を最前線に大量に送り込むという意味では十分役に立っている機体である、グリプス戦役になれば使い物にならなくなっていたが、それでもこの手の砲撃能力はマブラヴ世界では優秀な部類の砲撃支援機となる。

 

だからこそ、イエローゾーンやブルーゾーンの多くは火星軍がラーカイラム級のパールバティ―艦・ラーカイラム級シヴァ・ラーカイラム級マハーカーラ等のその地方に神様の名前が取り入れられた戦艦からの攻撃やジェガン部隊やギラドーガ部隊などの艦載機の攻撃で、基本的に残りのBETA主に突撃級五百程度をわざと残して火星軍が守っている守備エリアを素通りさせている、国連軍や各国の軍隊の守備エリアで戦わせるためでもある。

 

 

これは火星軍のみで殲滅できるが、それではインド方面軍の軍隊が全くBETAとの戦い為に存在している軍隊の価値が一気に暴落する可能性もある、最悪国連軍もインドの正規軍も軍隊の規模を小規模にする軍縮計画を発動するバカがいつ現れるか、分からないのが、地球の現在の状況であった。

 

 

 

そして再びの時はようやく二大ハイヴ攻略作戦に向けて、色々とすり合わせもようやく終わり。パウル・ラダビノッド総司令官が自ら、演説することで国連軍ひいては、各国の軍隊に対しても、本格的に二大ハイヴ攻略する意識を植え付ける事を成功するのだから。

 

 

ただし二大ハイヴのうち一つのハイヴは、火星軍が新造開発した超大型戦艦【グランサイファー】のみで攻略することが決定事項と存在している。

 

 

無論こんな事を知っているのは、あくまでも国連軍の上層部と火星軍の一部の上層部だけである。

 

 

こうして二大ハイヴを攻略するために用意された最前線基地で今日も攻略予定のハイヴに対して、量産型ガンタンクの砲撃部隊から砲弾が雨あられと飛んでいる、ミサイル兵器よりも、安価で大量に揃えられる鉄の砲弾の方が何倍もコスト的に安いからだ。

 

 

そしてその状況も、わざと、国連軍・各国の首脳部・火星政府の上層部が考えた、間引き作戦及び、そのまま二大ハイヴを攻略するというとんでもない作戦である、確かに、この方法が一番理にかなっている事は間違いではない。

 

実際に毎日、毎日、攻略予定の二大ハイヴに対して砲撃の弾丸が1日中やまずに、飛んでいれば、いくらBETAの生産能力といえども、その限界が見えてくるのは仕方がない、現にここ1週間のBETAが二大ハイヴから出てくる量が1日50000程度に抑えられているのだ。しかも戦車級と呼ばれるタイプしか現れてはいない。

 

突撃級の大半は、彼等が掘り進めた巨大な穴のトラップで文字通りメガ粒子砲の餌食できれいさっぱり消滅しているのだから。

 

要塞級は生産コストが重いのか、それともハイヴ内部で新たなBETAが作り出されているのかそれはハイヴ内部に潜るまでは、だれもわからないと言う事でもある。

 

 

その為か、今回の二大ハイヴ攻略作戦の指揮をとる国連軍総司令官のパウル・ラダビノッド司令官と副官と参謀達と共に停泊中のドライストレーガーの中にある巨大な会議室で、ブライト達と共に作戦の最終確認を行っていたのだから。

 

 

「やはり現状では・・・このまま間引きをおこないつつ、一万以下になった時に、二大ハイヴを同時攻略戦を開始するとやり方が、安全ではありますが・・・」

 

 

国連軍側にしてみれば、ようやく回復しつつある、各国の戦力や国連軍の戦力なども考えると、やはり、もっと時間が欲しいと思ってしまうが、同時に他のハイヴの間引きは、火星軍の力を借りていても、あくまで通常の間引き作戦を行っているだけでしかない。

 

 

一か月のうちに二回程度はハイヴからの間引きをするが、その間引きするコストもやはり莫大であるが、それでもハイヴの間引きをすることで、これ以上のBETAの勢力拡大を防ぐ意味もあったからだ、

 

だからこそ、地球側の要求を受け続けることは火星政府にしてみても、色々な意味で、さっさと二大ハイヴをアプサラスなどの拠点攻略兵器を使って一日も早くつぶしたいと思っているのだから。

 

だが政治的な問題もあるために仕方なく、火星側が地球側の国家や国連に仕方なく付き合っている状態でもある、

 

だからこそ、この会議室では、あくまでも今回の二大ハイヴ攻略作戦に抜擢された総司令官のパウル・ラダビノッドを含めた作戦策謀達も案内された場所で、黙って作戦内容に書かれた作戦書を一枚一枚丁寧に読んでいる途中である。

 

本来はもっと早く地球側に渡せという輩もいるだろうが、ここで配られる作戦書の多くは完全に機密情報が大量に書かれているために、地球側はこの作戦書を持ち帰ることもできないようになっている。

 

 

特にライノサラス級の配備予定数や、アプサラスⅢをいつ投入するか、またモビルスーツ部隊や艦艇などの攻撃手段までも書かれているのだから。

 

 

これは未だに火星側が地球側のテロ行為や妨害行為があるという前提で進めていることもでかい、実際にこの後に配られる持ち帰れる、作戦資料や作戦書などは後に国連軍から世界中の各国にこのスケジュールで作戦を開始するという程度しか書かれていないが、それでもある程度の作戦進行が書かれているために、なにも問題ではなくなっていた。

 

 

特にパウル・ラダビノッド司令官はこの作戦書を見て、色々と驚いていたが、同時に納得もしている。

 

実際にこの作戦書には、各国の軍事バランス、回復力、各国が持っている軍事力や、国連の部隊数など、今回の作戦に参加する、各国の部隊数の打ち分けや、国連軍の主力【第二世代型量産型戦術機】【第三世代量産型戦術機】などが細かく書かれている、

 

 

特に指揮命令系統もきちんと書かれている、火星軍が来る前は国連軍と体裁の元各国が独自に得た情報は一部例外を除いて、ほとんどの部隊に提供されなかった実績があったが、今では、それがなくなっている。

 

 

特にそんなことをしていれば、火星軍のモビルスーツ部隊の大火力によってBETAの大軍が簡単に消滅するからだ。

 

しかもその戦いの処理の時に、その場の司令官、国連軍や各国の部隊の隊長クラスが呼ばれて、火星軍から様々な情報を与えているのにかかわらず

 

 【なぜ戦場の情報を定時的に各国の部隊にまともに提供していないのか?】

 

と火星軍の司令官に言われるからだ、それが国連の議会においても各自に各国の大臣や外交官に対して、火星政府がその資料とデータを各自に提供して、真実だと分かられるために、今ではきっちりと、部隊間の情報提供はまともに行われている。

 

それと同時に火星軍と国連軍の連合軍においてはだれが総司令官になって全体の指揮をするか、また次席をだれにするかできちんと国連と各国と火星軍の間の条約で決められている事でもあるからだ。

 

 

結果として、このような形で作戦の大ずめをおこなっているのだから。

 

「なるほど、あのハイヴはこのグランサイファー1隻で落とすわけですね、それ以外の全ての戦力を持ってあのハイヴの国連軍と火星軍と各国の義勇軍に連合軍で落とすと・・・」

 

パウル・ラダビノッド総司令官はこの作戦資料には納得をしていた、当たり前である。

 

だが彼に付き従っている今回の作戦参謀達は納得はしているが、それでも納得はしていないのだ。

かれらもこの作戦の意味はわかる、実際に今も各国は未だに国力の回復中であり、戦術機の新型機の開発・量産なんてことは、一握りの国家でしか行われていない事業であるからだ。

 

 

それに今回国連軍所属の戦力の大半はアメリカ政府が売り込んできた、第二世代機であるのだから、確かに優秀な戦術機であり、ハイヴ内でも戦えるように色々とバージョンアップはしているらしい、

 

実際に義勇軍のアメリカ軍は第三世代機のラプターをはじめとする一部の実験機をすでに、二大ハイヴ間引き作戦にも使って、実戦を勝ち抜いたことを示している、ただしハイヴ戦の実績がないためにそれを作ろうとして、この作戦参謀達の中にアメリカ出身の参謀達がいるのだから。

 

 

そんな彼らにしてみれば、二大ハイヴを攻略実績を確実に手に入ると考えていたが、それは泡のように確実に消えている、しかもだ、今回の作戦書に書かれているが、やはりハイヴ内部で勝手に司令部から命令違反したり、所属の部隊から離脱した、【戦術機部隊がハイヴ内部で見つけても助けていけない、またはその部隊の持っている人物またはデータは確実に火星軍所属のFAZZ部隊によって消滅させる】と書かれているからだ。

 

 

またかれらの部隊はハイヴ内部に存在するすべてのBETAの施設やドリフトなどを大火力兵器で消滅させて後続部隊や補給部隊の安全を確保すると書かれていた。

 

 

だからこそアメリカの参謀達は焦っているが、それを無視して、二大ハイヴの攻略フェイズについてマークは作戦内容すべての説明を終えていた。

 

 

「以上だ、分かっているが、BETAの施設は未だに謎である、確から稼働中の施設を鹵獲して我々の技術で調べる事も検討してみたが、BETAの指揮命令系統が不明なことや、どのようにしてたくさんの種類のBETAが生み出されているのかも、不明であるからだ」

 

 

「いざとなったらその鹵獲した施設から、我々の技術がBETA側に漏れた上で、モビルスーツ級、戦術機級、モビルアーマー級などが、作られる可能性を減らすにはこのような手段でしかないからである」

 

 

実際にマークが言っていることはなにも間違いではない、現にアメリカが手に入れた半壊したハイヴ施設などを調べた上でも、どこでBETAが製造しているのか、どこから資源を作り出しているのかは一切不明であったことも大きかった。

 

唯一調べて手に入れたのは新型元素ぐらいなものである、ただしその元素も色々と欠陥があり、どのハイヴで作り出されているのかは不明であり、今まで火星軍と共に攻略したハイヴでは一部のデータ以外は基本消滅していることからも、ある一定数の大きさのハイヴに必ず存在しているが、どのぐらいの積載量があるかは一切不明の新型元素であった。

 

それを戦略目標にしていたアメリカではあったが、すでに、火星政府との取引によって、通常の技術のレベルアップが著しく早いために、本来ならば2005年までの基礎技術や戦術機関係、軍事関係など幅広い技術が向上中であった。

 

 

ルシファー計画も実際にこの手の新型技術を生み出す雛型計画に組み込まれているために、G弾派閥はほぼ消滅している上に、G元素で無限のエネルギーをという研究者もその手の元素を人類が生み出せないと分かれば、ほぼ別の研究に移行している、これは研究資金や研究の環境も大きく変わったことが言えている。

 

 

実際にユーラシア大陸の三分の一程度までBETAの封じ込めをしている上に、侵略も許さないようにしているためでもあった、今更G元素を手にいるために多大な犠牲を軍部に出す命令を下す軍人もほぼいなくなっている。

 

これはトラップ一派と呼ばれている派閥であり、彼等の真の目的はソ連をG弾で消滅させるという戦略があるためにそれに残っているアメリカ派閥の一部の連中がまだいる程度である、彼らアメリカは結局はソ連と今の段階では戦争状態にしたくないだけである。いつかは・・・ソ連という国を潰したいと、虎視眈々と狙っている。

 

 

トラップ社長達にしてみてもソ連は敵なのだ、それを殲滅する道具が欲しいと思って動いている、今回のこの会議に参加している一部のアメリカ派閥はこのソ連を仮想敵にしているために、火星軍主体のこの作戦に苦虫をかんでしまった、顔をしつつ、会議を聞くしかなかった、ここでごねるだけでも彼の派閥は確実に二大ハイヴ攻略作戦に参加できないと分かっているからである。

 

 

「それとアメリカ・日本・ソ連・ĒU連合など一部ではすでに開発・量産している第三世代機の実戦部隊や第四計画の特殊部隊がグランサイファーと共に、このハイヴ攻略戦に参加予定である、これは後の世界情勢を考えた結果、彼等の戦術機がある程度ハイヴ攻略戦でどこまで戦えるか、それを実戦参加で調べる意味も込められている、なお契約者達は連合軍側で共に戦ってもらう予定である」

 

 

このような会議がマーク主体で話し合われていく、そして時間は経過して・・・・グランサイファーの会議室で会議をおこなった一週間後・・・・・・二大ハイヴの攻略作戦がついに実行される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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