5章ラストに入るお話がなかなか書けない状態が続いてるので、本当は6章に入ってから投稿する予定だったお話を投稿します。
72話です。さあ、いってみよう。
「ねえ、またエイミーさんの胸見てたでしょ?」
「えっ!?いやいやいやいや!そんなわけないだろ!」
ゆんゆんと一晩を過ごしてから数日後の昼下がり。
俺とゆんゆんが買い出しに出ていた時のこと。
先程エイミーさんに会って、世間話をしつつ、そこで野菜を購入した。
エイミーさんは獣人族のそれはそれはたわわに実ったドエロく、それでいて母性の擬人化みたいな女性で、そのたわわに目を奪われてた疑惑がかけられていた。
「ふうーん?」
「な、なんだよ?言っておくけど、俺はゆんゆん一筋だぞ?」
「そ、それは、し、知ってるけど…」
知ってると言いつつ、少し赤面するゆんゆんを愛おしく思う一方、謂れのない疑いは早く晴らさなければならないと感じた俺は理解を得るべく話を続ける。
「もう変なこと言わないでくれよ。大きければいいわけじゃないからな」
「でもエイミーさんが立ち上がった時、すごい揺れてなかった?」
「そうなんだよ。あの動きだけであの躍動感はマジで驚きだ。あれはベルゼルグ随一の巨乳と言っても過言ではな……あっ」
「……」
誘導尋問だと…っ!?ゆんゆん、いつの間にそんな技術を!?
睨んでくる圧力に負けて、目を逸らす。
「い、いや、あのですね…」
「見てたんだ」
「ご、ごめんなさい…」
言い訳をしようかと思ったけど、何も思い付かなかった。
ゆんゆんがはあ、とため息をつく。
だって、自然と目が行くんだもん。
男なら、しょうがなくない?
女性側からしたら、何言ってんだこいつ状態だろうけど。
「でも、その、目は行っちゃったけど、ゆんゆんが一番好きなのは変わらないっていうか…」
「……」
「し、信じてくれよ…」
「そんなに、気になっちゃうものなの?」
「え、何が?」
「その、胸」
「はい」
ちょっと食い気味になってしまった。
だって、男だし。
俺の返事を聞いてから、ゆんゆんは少しモジモジし始める。
「じゃあさ」
「はい」
「胸を、さ、触らせてあげたら、他の人の見ない?」
「見ません」
俺はこの時ほど後のことを考えないで喋ったことはないだろう。
でも、こんなことを言われたら男として、ゆんゆんの彼氏として応えなければならない。
決して性欲に流されたわけではない。
俺達は買い出しから帰ってきて、買ってきたものを片付けたら、約束通りゆんゆんにすぐに俺の部屋に来てもらった。
「では、その、いいんですね?」
「う、うん…」
落ち着け。俺は童貞じゃない。
だけど、ゆんゆんの胸って考えると興奮が収まらない。自然と息が荒くなる。
「ね、ねえヒカル?さ、触るだけだからね?ヒナちゃん達だって、もう少しで帰ってくるんだから」
「存じております」
「その口調はなに!?絶対わかってないでしょ!?」
ゆんゆんが耳まで赤くなった状態で振り返ってツッコミを入れてくる。
今の状態を説明すると、ベッドに座ってる俺の足の間にゆんゆんが座っている。
正面から触られるのは恥ずかしいからと、こんな体勢になった。
もうわかってるか、わかってないかなんてクソほどどうでもいい。
何度か触ったことはあるが、今回は正式に触っていいと許可が出たんだ。
揉み倒す。
逆にゆんゆんに「え…や、やめちゃうの?」とか言わせてやる。
その山、登らせてもらうっ!
お腹の方から、ゆっくりと焦らすように上へと手を動かしていく。
「ぅぅ…」
その頂きに辿り着く。
もにゅもにゅ。
「ぁっ…んっ…」
なんということか。
遥かな高みにそれはあったのだ。
天上の果実。まさか実在していたとは。
(ガードの)厳しさを感じると共に、母性のような優しさを感じる。
これがアヴァロン。
生きててよかった。
これからこれを幾らでも好きにしていいなんて、俺は何て幸せものなんだ(好きにしていいとは言われてない)
あまりの興奮に、下半身に熱が帯びる。
最近ご無沙汰な彼が、俺の出番だヒャッハーとテンション爆上げ状態だ。
「んぅ…ね、ぇ…もう少し、その、いやらしく触らない感じで」
「むり」
「少しは直す姿勢を見せてよ!」
「フーフー」
「ん…鼻息、当たって、くすぐったい」
耳まで赤くなってるところを見ると、俺はなんとも嗜虐心をくすぐられてしょうがない。
俺はゆんゆんに体をくっつけて、全身でゆんゆんを味わうことにした。
抱きつくようにして、左手で右の、右手で左の果実を弄ぶ。
「やっ…ちょ、ちょっとぉ…」
「だめ?」
わざと耳元で囁くように聞く。
びくりと動いて、俺の口から少し離れるように頭を動かす。
「だめ…じゃない、けど、んっ…ぁっ…耳弱いからぁ…もう少し、離れてぇ…」
それは良いことを聞いた。
離れる理由がなくなった。
ゆんゆんの甘い匂いと声。
もっと欲しい。
ゆんゆんがもっと欲しい。
「ゆんゆん」
「ゃぁ…耳元、やめてったらぁ…」
「直接触っていい?」
「はぁ…はぁ…んっ…はぁ…ぁ…」
ゆんゆんは荒い息で、コクリと頷いてきた。
俺は開いた胸元から、そのまま手を突っ込んだ瞬間、俺の手に合わせて自由自在に姿を変える温かな存在に思わず息を呑んだ。
そのインパクトたるや凄まじく、手に合わせて形を変える柔軟性だけでなく、ほど良い弾力に富んでいた。
今まで触ってきた中で、確実に一番の胸の感触。
鷲掴みのようにすると、手の中心部に固めのモノが当たる。
ゆんゆんもしっかり興奮しているみたいだ。
それの周りをくるくると指で遊んでから焦らした後、指でピンと弾いた。
「んあっ!」
ゆんゆんのたまらず出した甘い声が俺を狂わせる。
左右順番に弾くと、ビクビクと何度も震えて、何度も喘いだ。
「はぁ…ゆんゆん、はぁ…はぁ…ゆんゆん」
耳元で囁きながら、軽くキスして、指は何度も胸を攻め立てた。
「あ、やっ!ダメ!〜っっ!!」
すると、声を抑えながら一際大きくビクビクと震えると、脱力し始めた。
そんなに気持ちよかったのか。
「ゆんゆん、気持ち良かった?」
「はぁ…はぁ…ぅん…」
胸を弄びながら聞くと、小さいがちゃんと返事が返ってきた。
もう辛抱堪らん。
すでに理性は遥か彼方に飛んでいった。
胸を触るだけで満足するわけないだろ。これからゆんゆんを俺のものにする。もう俺を止められるものはいない。
「ゆんゆん。下はどうなってる?」
「ふぇ?…ぁ……」
胸から左手を引き抜いて足を撫でると、意味を理解したのか、ゆんゆんの手が俺の左手を掴んでくる。
「どうしたの?」
「…だ、め」
聞こえないぐらいの声で拒否してくる。
抵抗するなんて、いけないんだ。
年下のくせに、俺を良いように攻めてくれた罰だ。年上の男をその気にさせた罪は大きい。
ゆんゆんの左耳にキスした後、そのまま舐め始める。
「っ!んっ!だ、だめえ!」
いやいやと首を振ってくるのを右手でゆんゆんの顎を軽く持って止める。
ゆんゆんがそれでも抵抗しようと、両手で俺の右手を退けようとした。
左手を止めるものが無くなった俺は、そのままゆんゆんのスカートに
『ただいまーー!』
「「!!!!」」
驚きのあまり、天上高くまで飛び上がる。
ゆんゆんを飛び越え、俺は綺麗に縦に二回転し、音もなく床に着地し、受け身を取りながら開脚前転をして、そのままストレッチの体勢に移行した。
その数秒後パタパタと足音がしたかと思ったら、そのままガチャリと扉が開いた。
「ただいまー!ねえ、ゆんゆん見な、ってゆんゆんここにいたんだ」
「お、おかえりなさい!う、うん!二人で少し話してたんだ」
「おかえり!今日は早いな!」
「え?いつも通りだと思うけど…。そろそろ夕飯の準備するから、早めに来てね!」
そのままパタンと閉めて、出て行くヒナ。
「……ふぅ…危なかったな、ゆんゆん」
「……」
へんじがない。
「ゆんゆん?」
振り返ると、不機嫌そうにそっぽを向いていた。
「ゆんゆんさん?」
移動して、ゆんゆんが向いてる方に行くと、違う方にそっぽを向かれる。
「ゆんゆん様?」
また移動するが、またそっぽを向かれた。
「あの、もしかしなくても、怒ってらっしゃいますか?」
「……」
やばい。これは今までにないほど怒ってる。
今までここまで返事してくれなかったことはない。
「そ、そのごめんなさい。やりすぎました。あの、シカトは大変傷付くので、許していただけませんか?」
ゆんゆんはそのまま立ち上がると、出て行こうとする。
それを止めようと手を掴もうとしたら、少し乱暴に払われた。
ショックで固まってると、ゆんゆんはそのまま出て行ってしまった。
「おい、飲みすぎだぞ」
「ああ?」
肩に手を置かれて、話しかけられる。
見ると、チンピラ三人組とリーンがこちらを見ていた。
「どうしたのよ?あんたが一人でこんな飲むなんて珍しすぎない?」
リーンが心配そうに俺に話しかけてくる。
「んだよこのやろう、俺は大丈夫ですー」
「目据わってるし、全然大丈夫じゃねえよ、コイツ」
キースが呆れたように言ってくる。
なんとでも言え。やっと気持ち良くなってきたところだ。邪魔しないでくれ。
「マジでどうしたんだ?話ぐらい聞くぞ?」
カズマが隣に座って、同じように酒を注文し始めた。
「そうだよ。お前がこんなんなってるとか面白すぎるしな」
ダストがそう言ってニヤつきながら、カズマお同じように俺の隣に座ってくる。
「そうよ、たまには話聞かせなさい。ヒカルがこんなになるなんて相当なことがあったんでしょう?」
リーンが対面に座り、キースもその隣に座った。
「うわ、お前呑んだなー。この金持ちめ」
キースが伝票を見て、そう言ってくる。
たまに金使うぐらいいいだろ。
「ほれ、話聞かせてみろよ」
「もう三日だよこのやろう…全然口きいてくれねえでやんの!」
「コイツの自業自得じゃねえかよ」
「はあ……心配して損した。まあ、喧嘩ぐらいなら可愛いものじゃない」
「てか付き合ってんのかよざまあみろ」
ダストのパーティー三人組が思い思いを口にする。
なんだよこいつら、全然わかってねえ。
「わかる!わかるぞその気持ち!」
そんな中カズマだけが俺のことをわかってくれた。
流石日本の同士。
同じ紅魔族を思い人にしてるだけのことはある。
「あいつら、その気にさせて、いざ手出されたらすぐ被害者ぶるもんな!」
「カズマ!お前はわかってくれると思ってた!みんな話を聞くと、こいつらみてえな顔するんだよ!」
「「当然の反応だろ」」
「当然の反応でしょ」
「しかも俺はちゃんと謝ったんだぞ!?ずっと!ずっと謝ったのに、三日間フルシカト!ファ○ク!」
「おいおい、最低だな!あいつら、少し顔がいいからって、絶対お高くとまってるよな」
「ほんとそれ!ゴクゴク…っぷはぁ!お姉さん!シュワシュワもう一杯とカエルの唐揚げ一つください!」
「この前紅魔の里に行った時なんかよぉ…酒場で会った紅魔の子二人に散々飲まされて、誘ってきてる感じだったから、ちょっと肩組んで色々誘っただけで『手出された』扱いだよ!どう思うよ!?」
『それはどうかと思う』
「なんでだこのやろう!!」
さっきまでウンウン聞いてくれたカズマでさえ、あちら側に回ってしまった。
「ヒカルがまさかこんなに女性にだらしないとはね…」
「言っただろ、コイツは俺ら側だってな」
「別れちまえ別れちまえ。お前は独り身で遊んでる方が似合ってるって。俺達と遊ぶ日々に戻ろうぜ」
「うるせえんだよこのやろう。もう俺は一人だよ。誰も俺を愛さないんだそうなんだ」
「めんどくせえ酔い方してきたなコイツ」
「もう、しょうがないわね。ヒカルのパーティーの人達呼んでくるわ。そろそろ帰らせないと」
「どうせコイツがここで飲んでるってことは仲間も女に手出す奴扱いしてんじゃねえの?呼ばない方がいいんじゃね?」
「そうだ。俺の屋敷来るか?一晩ぐらい泊めてやるよ」
「カズマ…。マジでありがとう、助かるよ」
持つべきものは友。
やっぱり恋人とかじゃねえんだ。
恋なんて、すぐ変わるし、すぐ終わるもんだ。
その点、友情はどうだ。何年経とうと変わらねえ。終わることもそうそう無い。
俺なんかが調子乗って恋人なんか作ったから、アホなことしちまったんだ。
これからは
「カズマさん、せっかくですがお泊まりはキャンセルでお願いします」
「泊まる必要なんてありませんからね」
「明日の朝食当番はヒカルだしね」
そんな声が後ろからかけられる。
見なくてもわかるが、あいつらだ。
振り返ると、不機嫌な女性二人と苦笑いのトリスターノがそこにいた。
「おいおーい!さっきまで口効かないぐらい喧嘩してたくせに、いざ用ができると自分から話しかけるのかよー?」
「ちょっと、ダスト!」
「そうだぜ!随分と勝手がいいじゃねえか!ヒカルはこんなに傷付いてるのになー!」
「キース!」
ダストとキースが野次を飛ばし、それを注意するリーン。
「知りません。ほら、ヒカル。帰るよ」
ヒナが俺の肩を叩いて、そう言ってくる。
「帰りましょう、リーダー」
にこやかに言ってくるトリスターノ。
「……ごめん。帰ろう、ヒカル」
謝ってくるゆんゆん。
「お前ら、今日は楽しかったぜ。またな」
『立ち直り早えよ!!!』
全員のツッコミを受けながら、俺はスッと立ってギルドを後にした。
でも、俺はこの後ヒナに説教されて、ゆんゆんのご機嫌取りをして、トリスターノにニヤニヤされるハメになった。
まあ、あれだ。
だいたいいつも通りだ。
乙女心って本当にめんどく…複雑ですよね。
ムード壊すと大変なことになる。
男心は簡単。だいたいち◯ちん。
さて、papurika193様から三枚目の絵をいただきました。
僕の投稿が遅すぎてここで書く前に感想で気付かれるという…。
papurika193様と僕の会話の流れで出来た最高の絵。まさかの僕(ひなたさん)出演。
ヒナギクと僕の絵です。
本当にpapurika193様、ありがとうございます。
せめてボディー三発ぐらいにして欲しかったです。
また目次のところにありますので、是非見ていってくださると嬉しいです。
最近忙しかったり、言い方がアレなんですけど少しスランプ気味でなかなか書けない状態が続いたので、先にこれを投稿させていただきました。
次回こそ5章ラストのお話に入っていきます。
もしかしたら近々またアンケートやるかもです。
それで5章ラストの流れが変わったり…?
お楽しみに。