仲間であるイアンが捕まっていたというカデスの牢獄にきたフィリス達。 そこで謎の人物・アギロと出会い、彼と協力して牢獄にいた人々を救出、そして敵の将軍の一人であるゴレオン将軍を討ち取ることにも成功する。
「これが、特別な囚人……ですって?」
「なんだ、こ……れ……」
そして、最後の鍵と呼ばれる特殊な鍵を手に入れたフィリス達は、大事なものを取り戻したというアギロと共に、カデスの牢獄の地下にやってきた。 そこには、特別なものが捕まっているというのだ。 アギロに案内されるままに地下に降りてみると、そこにはまだ牢獄が続いており、鉄格子の奥には光る繭のようなものが糸につるされていた。 その形も異常だったが、その姿を見たフィリスは身を震わせる。
「!!」
「フィリス?」
「こ……これは………!」
その姿を見たフィリスは全身をふるわせ、戸惑いながらもその繭のようなものに手をかける。 するとその繭はくだけ中から、白い翼に輪っかを持った人物が現れた。
「目を、目を開けてくれ!」
「ふぃ………フィリス………なのか………!?」
「うん、そうだよ、そうだよっ!」
繭の中から現れたのは、天使だったのだ。 彼女はその天使を抱き抱えると必死に呼びかける。 天使はぐったりとはしていたが意識はあるらしく、そこにいるのがフィリスだとわかっているようだった。
「その翼に……わっか!? もしかして………それは………ててて、天使……なの…!?」
驚くクルーヤ達に対し、フィリスはうなずく。
「天使が、何人も行方不明になっているって話は…聞いたことがある。 でも、まさかここに捕まっていたなんて…………!」
「そうだったのね………」
「僕達も、お手伝いします」
「ああ」
イアンとセルフィスはフィリスが救出した天使を一カ所に集めていき、フィリスとクルーヤは天使を繭から解放していく。
「帝国の奴ら、この繭を使って……オレ達から天使の力を吸い取っていたんだ………」
「そのおかげで、ガナンのヤツらには、天使がみえるようになったんだ………」
天使の口々から語られる、自分達がガナンに囚われた経緯。 弱り切った天使や、カデスの牢獄で使われた道具が実は天使の力を吸収する装置だった事実。 自分の同族が苦しめられた現実にフィリスは打ちひしがれる。
「そんな………こんなことが………」
「……………とりあえず、ここに囚われていた天使はこれで全員だな。 外へ運びだしてやろうぜ」
「……うん」
アギロにいわれ、フィリス達は天使達をさらに外へと連れ出す。 そこではこの牢獄で共に反乱を起こしていた囚人達が集まってきていた。
「お、アギロの大将のお帰りじゃねーか! 姿が見えねぇから心配してたんだぜ!」
「外の兵士どもは、あらかた片づけてしまいましたよ」
「お前等……」
そこにいた囚人達の言葉を聞いて、アギロは怒りを込めて彼らに叫ぶ。 ただ言っておくべきこととしては、その怒声には彼なりの思いがしっかりとあることだ。
「だったら…どうして逃げねぇんだよ!?」
「そりゃ、あんた達をおいて逃げれるわけないでしょーよ」
そう堂々と言ったのは、囚人の一人であるあらくれの男。 彼の発言にたいし全員が同意すると、アギロはあきれたようにつぶやく。
「だらしないヤツらだな。 この期におよんでまだ、オレに頼ろうっていうのかよ?」
「こいつら、どーしようもない連中っすね!」
「まったくだ!」
ここに共に捕まっていたイアンはにやつくように笑みを浮かべながら亜ギロにそういうと、アギロも満更でもないようであり、白い歯を見せて笑う。 つい最近まで諦めているように絶望した顔で、言いなりになり働かされていた日々がウソのようだ。
「クックククク………貴様等、浮かれてていいのか?」
「!?」
「…………聞こえてくる。 聞こえてくるぞぉ。 破滅の羽音が………」
「なにをっ……!」
突如として不気味な笑い声と共に、倒れていた兵士がつぶやく。 なにを言っているのだ、とフィリスがにらみつけた瞬間。 兵士が告げたように、大きな羽音が聞こえてきた。
「あいつは!」
「バルボロス……!」
そこに現れたのは、闇竜バルボロスだった。 バルボロスに恨みがあるフィリスは、紅い瞳を鋭くさせてバルボロスを睨みつける。
「ククク! 帝国に逆らうものは、すべて滅びるのだ! 帝国に逆らうものに、災いあれ………ッ!」
兵士がそう口にした瞬間、バルボロスは口から火の玉をはいた。 その火の玉は偶然にも倒れていた兵士に命中し、兵士は炎の中で笑いながら消えていった。 直後にバルボロスは黒い闇の玉を連続で放っては牢獄全体を攻撃する。
「焼かれた………!」
「まさかあいつ、敵味方とか見境なくここをつぶすつもりかっ!?」
「あ、あんなのが相手じゃ勝ち目ゼロじゃねーか…」
「ここまで、なのか………!?」
バルボロスが出てきたことで、全員の顔が希望から絶望に落ちる。 そんな彼らにたいし、アギロは堂々と前にでて叱責の言葉を投げかける。
「お前等、ここまできて簡単にあきらめるんじゃねぇ! そんなのオレがゆるさねぇぞ!」
「アギロさん…」
「ここはオレが何とかする! だからお前達は振り返らずまっすぐに逃げやがれ!」
「な、なんとかするっていわれても………いくらアギロの旦那でも…………!」
戸惑う囚人達だったが、やがて意を決したようにそれぞれで、顔を上げていく。
「いや……オレは旦那に命を預けたんだ、オレは旦那をしんじるぞ!」
「そうだな……彼のいうとおりだ。 どうせ一度は捨てた命。 ここはアギロどのの言葉にかけてみよう!」
「だな! いっちょやってみるか!」
この場から走って逃げ切ることを決めた彼らは、お互いの顔を見てうなずきあい、呼吸を整える。
「にげろーっ!!」
そして、その声と共に全力疾走して彼らは立ち去っていった。
「…………」
「みなさんがどうか、逃げられますように」
その力強い姿をフィリスは食い入るように見つめ、その横でセルフィスは彼らの無事を心から祈った。
「さて、逃げたな……では、早速始めるとするか!」
「えっ」
そういいながらアギロは懐から、ゴレオン将軍から取り戻したあの笛をだし、それを勢いよく吹いた。 その音は牢獄……もしくはこの牢獄のある大地に響きわたるかのようであり、やがて空のかなたから光る何かが流星のごとく駆けてきて、バルボロスに体当たりをした。
「あれは……!」
「天の……箱船………!」
アギロが笛を吹くことで現れたのが、天の箱船だったので、フィリス達は呆然とした。 どういうことなのだ、と戸惑っている間にあの一撃がきいたのか、バルボロスはどこかへ去っていってしまった。
「さ、いくぜ!」
「あ、ちょ……」
「お前等もこいよっ」
「うわわっ!」
現状についていけないフィリスは戸惑うが、アギロはそんなことお構いなしにフィリスやイアン達、そして救出した天使達を箱船に乗せた。
「あ、フィリス、フィリスー!」
「あ、そういえばサンディ忘れてた………」
「ひっどーー!」
その操縦席にあたる場所では、サンディがいた。 彼女に声をかけられ、フィリスはサンディの存在をすっかり忘れていたことに気づく。 それにたいしサンディは不満の色を見せながらも、ここまでの道を彼女に語る。
「あんた、どこにいってたの!? こっちはあんたが消えてからひとりぼっちで天の箱船を探し出して修理して……その間ずっと心配してて………」
「え、心配してくれてたのか?」
「………と、とにかく! 勝手にいなくなって、勝手にこんな見知らぬ土地に呼び出すし……ありえなくない!? ジョーダンぬきで、もうすっごいメーワクだったんですケド!」
うっかり口を滑らせてしまったサンディは、フィリスの反応に対し顔を真っ赤にしてつっけんどんな態度になりながら、そう強く言う。 そんなサンディの反応に対しフィリス達は笑みを浮かべてると、サンディはどうやって天の箱船を呼び出したのかと問いかけてきた。
「あ、それはたぶん……」
「お取り込み中のところ、失礼」
「あ、アギロの旦那」
そこに、アギロが合流してきた。
「あによぉ、勝手にここに乗り込んできて………!?」
最初はアギロに対しそういう態度で接してきたサンディだったが、アギロの顔を見た瞬間に態度を一変させて驚く。
「あ、あなた………あなたは………! テンチョー! テンチョーじゃないっすか!」
「へっ!? て、テンチョー!? この人がっ!?」
「………その呼び方はやめろ、て何度も言っただろう?」
フィリスも、仲間達も、サンディがテンチョーと呼ぶ人物を捜していることは知っていた。 だが、目の前にいるこの男が……と戸惑う。 アギロはサンディにそう呼ばれるのはよく思ってないようで修正をする。 その後、アギロは自分の正体を名乗る。
「囚人達のリーダーとは仮の姿………。 しかし、その正体は………天の箱船の責任者・アギロ運転士だったのだ!」
「「「「え、ええー!!?」」」」
アギロの正体を聞かされたフィリス達は驚きの声を上げ、フィリスは呆然としたまま違和感に気付き口を開く。
「そ、そういえば色々あって………気にならなかったんだけど……つーか気付かなかったんだけど………よくよく考えてみれば……! 普通の人なのに天使がみえるなんて、どう考えてもただの囚人じゃなかった!!」
「いや、少なくともまずはお前がそこにつっこまないとダメだろっ!!」
フィリスの言葉に対しイアンがツッコミを入れていると、アギロは気にせず話を続ける。
「しかし、驚いたぞ。 まさかお前とフィリスが知り合いだったとは……」
「そ、そういうテンチョーこそ……」
「ま、まぁ色々とありまして………」
「そうか……」
意外なところにつながりというのはあるんだな、とアギロはつぶやきつつ、これからどうするかを彼女達に告げる。
「とりあえず、捕まっていた天使達は後ろの車両に寝かせてある。 まずは彼らを天使界に送り届けなくてはならない」
「…うん、そうだね。 お願い」
こうしてカデスの牢獄を脱出したフィリス一行は、捕まっていた天使達と共に、天の箱船で天使界へ向かったのだった。
「ここが、天使界……」
「なんだか夢みたい………話で聞いたことしかない、天使の世界に私達がいるなんて………」
「………オレ達、場違いじゃねーよな?」
天使界に到着して、すぐのこと。 彼らは世界樹の根本にあたる部分に天使を連れて行き、そこで天使達を回復させていた。 世界樹から注がれる力が、天使達をいやしてくれるのだ。 そのとき、フィリスとともにいた人間であるイアン達がそこにいたことに気づき、3人はこの天使界をまじまじと見つめていた。
「なにはともあれ、みんなを天使界に帰してあげられた………」
「ああ………帰ってこられたんだ………懐かしい」
「もう2度と、戻れないと思っていたからな………」
天使達も、少しずつではあるが元気を取り戻してきているようだ。 フィリスも安心しており、笑みを浮かべている。 もし救出が遅れていたら、どうなっていただろうか……それは、考えたくもないである。
「フィリスよ、我々のことなら心配はいらん。 お前は長老オムイ様の元へいき、地上で起きたことを報告をしてくれ」
「地上で起きたこと……」
「ああ。 魔帝国ガナンの復活……カデスの牢獄のこと……闇竜バルボロスがよみがえったこと………そして………」
天使の男性は顔を険しくさせながら、次の言葉をつげた。
「お前の師であるイザヤールが、裏切ったこともな………」
「………」
自分もその裏切りにあったとはいえ、イザヤールが裏切ったことを信じざるを得ないのだと思ったフィリスは、暗い顔になる。 そして、彼に対しわかりました、と頭を下げて了承すると立ち去る。
「………フィリス………」
「オレ達もついていこうぜ」
「……はい……」
そんなフィリスの心情を察しているのか、彼らは黙って彼女についていく。
「フィリス!」
「ラフェットさん!」
その道中で、天使の女性と少女がフィリスに駆け寄ってくる。 二人はフィリスの無事な姿を見て安堵していた。
「フィリス、大丈夫だった?」
「うん、あたしは平気だ」
「無事に帰ってきたのね」
「はい、ラフェットさん。 なのでこれから、長老様の元へと向かおうと思っています」
「……そうね……あら……そこの人達は………」
かしこまった様子でそうかえしつつ、一緒にいる3人は人間で、自分の仲間であると簡単に説明をするフィリス。 それを終えた後でフィリスは足早に去っていき、その姿を見てラフェットは心配そうにつぶやく。
「………イザヤール、彼女と喧嘩でもしたのかと思ったわ………」
「えっ?」
「イザヤールね、言っていたのよ………自分はもう、フィリスの師匠である資格などない……って」
「「「……?!」」」
彼女の口から語られた言葉に3人は驚きつつも、先に行ったフィリスについて行く。
「オムイ様」
「おお……フィリスか! とらわれていた天使達の救出、まことにご苦労じゃった!」
長老はフィリスの名を口にしつつ、彼女をねぎらう。 そして、本来は天使界にいないはずのイアン達の存在に気付き、告げる。
「そちらにいるのが、世界樹の加護を授かった人間達じゃな」
「はい……あたしの、大切な仲間です」
そうフィリスが告げると、イアン達も急いでひざまづいて頭を下げる。 そして、オムイは先ほど目に入った彼らの顔を思いだし、頷いた。
「……その者達は、澄んだ目をしておるな……お前が仲間として選ぶのは、正解だったようじゃ」
「………」
オムイのウソのない賞賛の言葉に、フィリスは柔らかい笑みを見せつつも、すぐに真剣な表情に戻って、地上での出来事を彼に語る。
「なんと………あの魔帝国ガナンが人間界に、よみがえったというのか!」
「長老様、ご存じなのですか!?」
フィリスの問いにたいしオムイは頷きつつ、話を続ける。
「年若いお前は知らないじゃろう………300年も前のことじゃ。 魔帝国ガナンは邪悪なる帝国………だが、人間界を征服するため、チカラを追い求めたあげく、自ら滅びたはずなのじゃ……」
「………やはり……間違ってなかったんですね……」
「横やりをいれるようですみませんが、滅びの原因は……?」
「……残念ながら、わしにもわからん」
セルフィスがガナン帝国が滅んだ原因を知りたがっていたのが気になっていたが、その原因もオムイにはわからないようだった。
そして、話はある人物に移っていく。
「ところで、フィリスよ。 お前や他の天使の言葉によれば、イザヤールが我々を裏切り、ガナンの側につき……お前からも女神の果実を奪っていったそうじゃが………」
「嘘じゃない! ヤツはフィリスを斬って、オレ達が集めた女神の果実を奪い取っていったんだ!!」
「人間よ、態度を改めよ!」
「かまわん」
フィリスにかわりイアンがそう反発し、天使の兵士がイアンをいさめようとするがオムイがそれを止め、彼女達にあるものをみせる。
「これは、女神の果実……!?」
「この通り、女神の果実は天使界に戻ってきておる。 そして、女神の果実を届けたのは……ほかでもない、イザヤールなのじゃ」
「え!?」
衝撃の事実に驚きを隠せないフィリス達に、オムイはそのときのことを思い出しながら、説明をした。
それは、ちょうどフィリスがナザム村で救出されているときの頃だろうか。 イザヤールは天使界に戻ってオムイの前で膝をつきながら女神の果実をオムイに差し出していた。
「………長老オムイ様。 天使フィリスにかわり、女神の果実をすべて持ち帰りました」
そういってイザヤールは女神の果実を7個すべて、オムイに差し出した。
「おお! それはまさしく女神の果実……! イザヤールよ、ご苦労であった! しかし、何故お前がそれを……? わしが女神の果実探しを命じたのはフィリスだったはずじゃ……」
疑問を浮かべるオムイに対し、イザヤールは淡々とした態度で語った。 自分とフィリスはともに女神の果実を探していたものの、途中ではぐれてしまい、彼女の代わりに自分が持ってきたのだと。 彼女もじきに来ると、告げていた。 話を聞いたオムイは少し呆れていた。
「むぅ……フィリスも困った奴じゃな……。 まぁ昔から少しだけそそっかしい一面があり、お前を困らせることもあったが……」
「………」
「なにはともあれ、じゃ。 イザヤール。 まことにご苦労であった。 これできっと人間界も、落ち着きを取り戻すことじゃろう」
「はっ。 では、私はここで……」
オムイからねぎらいの言葉を受けたイザヤールはそれだけを告げると立ち去ろうとする。 そんなイザヤールを、オムイはすぐに呼び止める。
「待て、イザヤールよ。 弟子の帰りを待っていてやらんのか?」
「私には、これからやらねばならないことがありますので…………。 では長老オムイ様。 フィリスのことをお願いします…………」
そう、イザヤールはまるでオムイにフィリスのことを託すかのように言い残して、天使界を立ち去っていったのだという。
こうして、オムイからすべての話を聞いたフィリスは、ただ呆然としていた。 師の考えがまったく読めないからだ。
「師匠……なんで……どうして……」
「………フィリス………」
そんなフィリスに寄り添うかのように、3人は彼女に近づく。 だが、オムイの元にある女神の果実は本物であり、届けにきたイザヤールも本物。 イザヤールが裏切るとも考えられず、フィリスがウソをつくとは思えない。 募る疑問が彼らにのしかかってくる。
「…………今は考えてもラチがあかんな。 守護天使フィリスよ」
「はい」
「天使界には、こう伝えられておる。
女神の果実が実るとき、神の国への道は開かれ、我ら天使は永遠の救いを得る………そして、その道を開き我らをいざなうは、天の箱船………。 とな……」
「存じております」
言い伝えを確認したオムイは、意を決したように彼女に告げる。
「女神の果実は天使界へ戻った。 わしは言い伝えを信じ、神の国へ行ってみようと思う!」
「オムイ様…」
「言い伝えがどこまで本当かはわからぬが……もし神がいらっしゃるならば、必ずや世界を救ってくださるはずじゃ!」
そう語った後、オムイはフィリスと向かい合う。
「守護天使フィリスよ。 お前はわしとともに天の箱船で神の国に向かうのじゃ。 天使界は邪悪な光におそわれ、人間界では魔帝国ガナンが復活した……神の国といえども、なにが起こるかわからんからな。 いざというときはよろしく頼むぞ」
「はい!」
フィリスの返事を聞いたオムイは、一足先に天の箱船へと向かう。 それを見送ってから、フィリスはそこにいた仲間達に告げる。
「………みんなは、この天使界で待ってて。 すぐに戻るから」
「………ああ、待っててやる。 そのかわり、ぜってーもどってこいよ」
「あなたとこのまま、お別れだけはイヤだものね」
「……だから、待ちます……僕も」
「ああ!」
仲間達は天使界に残すことを決めていた。 自分は今は天使としての役目を果たしたいためだ。 仲間達もそれを受け止め、彼女をここで待つことを決める。
「神様……どんな存在なんだろう………」
フィリスは、神の国へ向かうことになったのであった。
せっかくなので、仲間達も天使界に行っちゃいましたね(笑)
次回は神の国行きになります。