Octo Story   作:アヤ・ノア

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ポリュープは「横隔膜」を通っていきます。
地上への道は、まだまだ遠いです。


Mission18 鍵

「エネルギーコアの反応を確認! このエリアのどこかに……!」

「イイダ……後でジジィら、どーなったか調べとけよー」

 

 私が着いた場所は、オーカクマーク管制塔。

 ここに、エネルギーコアがあるようだ。

 しかし、8つのロックがあり、それを解除しなければ先に進めない。

 私はインクを塗りながらドレッサーに着き、ジェットパックを装備した。

 それを使って飛行しながら、1つ目のログポイントを手に入れ、閉じていた扉を開ける。

 その中には2つ目のログポイントがあったが、タテタコトルーパーが立ち塞がる。

 私はタテタコトルーパーの背後に回り込み、2つ目のログポイントを破壊した。

 

 すると突然、屋根が下がってきた。

 中央には長い棒があり、外から上に登れそうだ。

 右側の壁にインクを発射し、蛸の姿に戻って潜り、タコトルーパーがいる場所に乗り込んだ。

 すると、4本の棒に囲まれたエネルギーコアを発見した。

「ロックされてますね……」

「ポリュープ! こーなったら、ログポイント全部ゲットだ!」

 分かっているよ、テンタクルズ。

 私はタコトルーパーをジェットパックで撃退し、

 チェックポイントを踏んでインクレールを出した。

「そー言えばイイダ、ジジィらの様子は?」

「あ! 上昇してます! ポリュープさんより上層にいます!」

 何? もう地上への出口に着いたのか?

 だが、まだ何が起こるか分からない。

 私は壁を塗りながらスイッチを押し、着地し、インクの中を潜って進む。

 そしてインクレールを潜り、3つ目のログポイントを破壊した。

 すると、エネルギーコアに繋がるロックが1つ解除された。

 4つ目のログポイントは下を向いている。

 側面を塗れば行けるのだろうか。

 私は近くのインクを塗った壁に潜り、裏側に回ってギリギリで撃った。

 ――気が付くと、私はスタート地点に戻っていた。

 私って、意外に間抜けなんだな。

 気を取り直してインクレールを出し、スイッチを押して柱を回し、

 4つ目のログポイントを破壊した。

 

 よし、あと半分だ……。

 

 その後、落ちないように慎重に地面を塗り、スイッチを次々と押していき、

 先にあった5つ目のログポイントを破壊する。

 途中、タコトルーパーと遭遇したが、私は怯まずに立ち向かった。

 ゆっくり金網に降りて……おっと危ない、転落するところだった。

 無事に金網の上に降りた私はインクレールを出し、6つ目のログポイントを破壊した。

 スイッチを押して後ろに回り込み、インクを塗って潜って上に進む。

 タコスナイパーと遭遇した私は、先手必勝の心得で二体をすぐに撃退した。

 こいつらももう……元に戻らないのか……。

 変わり果てた同族に心を痛めながらも、私は7つ目のログポイントを破壊する。

 すると、下にあった蓋が開き、8つ目のログポイントを見つけた。

 タコトルーパーがいたが、私は射程範囲外からそいつらを攻撃して全滅させ、

 8つ目のログポイントを破壊し、エネルギーコアの全てのロックを解除した。

 中にいるデンチ的な生き物は、ビリビリとエネルギーを発している。

「全ロック解除! エネルギーコアは……」

「おいおい! どうなるんだ!?」

 テンタクルズと私が固唾を呑んで見守る。

 しばらくすると、エネルギーコアは眩く光り、どこかへ飛び去ってしまった。

 

「あ゛ーーーーーッ!!!」

「ポリュープさん! 追いかけましょう!」

「ついでにジジィも!」

 ヒメは大声で叫んでしまった。

 まったく、イイダの先輩だというのに、落ち着きがない女だな……。

 まあ、私もどんどん進んでいく奴だがな。

 

 どうか無事でいてくれよ、アタリメ司令、セピア!

 デンワなんかに、翻弄されるなよ!

 

 ――ずきん。

 さらに強い頭痛が私を襲った。

 同時に、私の中に入ってくる映像も、はっきりと映るようになった。

 

『消毒は終わっタ』

 ……消毒? オクタリアンに何をした?

 すると、地下施設の中から、不気味な色のオクタリアン達が姿を現した。

 彼らはまるで、ゾンビのように無機質だった。

 

 私はまだ生まれていない。

 しかし、映像を通して、この施設の不気味さを身をもって感じた。

 これから私も、この中に入るのか……と思うと、恐怖が全く治まらなかった。

 

『ワタシの駒として、働いてもらうゾ』

 「彼」の声で、消毒されたオクタリアン達は頷く。

 しかも、全く同じタイミングで。

 ……彼らは完全に操られている。

 

 これが、「彼」の望みだったのか?

 こんな風に意思を統一する事が、博士の願いだったのか?

 博士は本当に、それを望んでいたのか?

 

 ――うかうかしてはいられない。

 早く、「彼」を探さなければ。




オクタリアンの消毒に関しては、私なりの解釈を入れました。
それでも、ポリュープの考えは変わりません。
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