大乱闘スマッシュブラザーズ Stern des Lichts 作:アヤ・ノア
スマブラ四天王は、闇の化身を倒す事ができるのでしょうか……?
闇の化身ダーズとの決戦が始まった。
「ディフェンスブースタ!」
「魔力放出!」
柊蓮司は広範囲に防御結界を張り、六人がダーズの攻撃に耐えられるようにする。
アルトリアは自らの魔力を身体強化に用いて能力を上げる。
「せい! やあっ!」
リンクは気を込めた剣でダーズを斬り裂く。
ダーズは一瞬だけ防御が緩み、そこにリンクが連続突きで畳みかける。
「大地拳! ……に見せかけての渾身撃!」
柊蓮司はダーズに魔力を纏ったパンチを放つ。
ダーズは触手で打ち消すが、それはフェイントで、柊蓮司は力を込めて強力な攻撃を繰り出す。
「喰らえ、ガツーンハンマー!」
「ロケットずつき!」
マリオはダーズに向かってダッシュし、ハンマーを振り上げ一気にダーズ目掛けて殴りつける。
カービィはダーズの触手に短い手足での会心の一撃を放ち、
ピカチュウはロケットずつきで大ダメージを与える。
「ぐあぁっ!」
ダーズは弾丸を連射してピカチュウを攻撃する。
命中した弾丸がピカチュウの身体を蝕む。
「はぁっ!」
アルトリアは剣をダーズの触手に振り下ろすが、弾かれてしまう。
一方で、アルトリアもダーズの触手の攻撃を剣で弾き返した。
「食らえ」
「おっと、させないぜ! ショットプット!」
ダーズは目を光らせ、攻撃しようとするが、柊蓮司が大地の力を込めた弾丸を放って打ち消す。
「せいやっ!」
「どりゃあ!」
リンクは気合を込めた斬撃でダーズの触手を斬る。
柊蓮司も魔剣で追撃した。
「えいやーっ!」
「ぐおぉぉっ!」
カービィは思いっきりハンマーを振り下ろし、ダーズに大ダメージを与える。
「うわっ! うわわわわ!」
だが、ダーズは触手で空間を引き裂いた。
空間に巻き込まれたマリオはなすすべなくダーズの猛攻を受ける。
「……なんでしょう、これは……! うぐあぁぁ!」
ダーズはムカデの尻尾のような姿で動き回り、アルトリアの身体を貫き、内部から破壊する。
精神力が強いアルトリアでもこの攻撃には恐怖を感じ、思わず口を噤んでしまった。
そこに容赦ないガトリング攻撃が入り、アルトリアは大ダメージを受けてしまう。
「この攻撃はどうだ?」
「うわあぁぁぁ!」
ダーズは目を光らせ、地面から激しい勢いの火柱を起こしてファイター達を攻撃する。
ピカチュウは何とか攻撃をかわしたが、それ以外の五人に命中しダメージを与える。
「くそ、なんて威力だ……!」
「だからといってここで躓くなよ!」
「ああ、分かってる!」
ダーズの攻撃の凄まじい威力に、ふらつく柊蓮司。
だが諦めずに立ち上がり、リンクと共にダーズの触手を切り裂く。
「せいやぁぁぁぁぁぁ!」
マリオは渾身の力を込めてハンマーを振り下ろし、ダーズの触手の一部を打ち砕いた。
「ぐぅっ……スマッシュブラザーズよ。この程度で余を追い詰めたとでも?」
「ああ! お前に、この世界を渡しはしない!」
ピカチュウは10まんボルトをダーズに放つが、ダーズは闇の力を放って攻撃を防ぐ。
そして、ダーズはピカチュウを指差す。
「ほら……其方はもうすぐ倒れる」
「何……!? むぐっ!!」
ピカチュウが動こうとすると、急に胸を押さえる。
カービィはそれに気づかず、ストーンでダーズにダメージを与えた。
「……ピカピカ?」
ストーンを解いた後、カービィが見たもの。
それは、倒れているピカチュウの姿だった。
「ピカピカ? どうしたの、ピカピカ?」
カービィは戦闘中にも関わらず、ピカチュウに駆け寄って声をかける。
だが、ピカチュウは全く反応しなかった。
すなわち、それは――戦闘不能という証だ。
それを知った瞬間、明るいカービィの表情が一変、ダーズに対する怒りへと変わった。
「よくも……ピカピカを!」
「其方も葬ってやろう」
ダーズは余裕な態度を崩さず、四つの時限爆弾を設置する。
「えい! やあ! とぉぉぉ!」
カービィは素早く動いて時限爆弾を破壊、その結果被害が及ぶ事はなかった。
さらに、回し蹴りがダーズの眼球にクリーンヒットする。
仲間を傷つけられたカービィの動きは、かなりキレが良くなっていた。
「やるな! 霊破斬!」
そんなカービィを見た柊蓮司は負けじとダーズの魂目掛けて魔剣を叩きつける。
アルトリアは倒れているピカチュウを見て「これはまずい」と判断し、
鞘の力を使って全員の傷を癒そうとしている。
「させるか」
「それはこっちのセリフだ! ファイアボール!」
ダーズが阻止しようとするが、マリオがファイアボールを放って防いだ。
「この鞘で、どうか……」
アルトリアは鞘の力を解放し、味方全員の体力を回復した。
戦闘不能になったピカチュウが、目を覚ます。
「ん……俺は……生きているのか?」
「よかった、ピカピカ。目を覚ましたんだね」
カービィは復活したピカチュウに笑みを浮かべる。
六人を見たダーズは、怒りで身体を震わせる。
「其方等……許さんぞ!!」
ダーズは広範囲に闇の衝撃波を放った。
「どうやら、ダーズはホンキのようです……。こちらも全力でいきましょう!」
アルトリアは剣を構え直し、ダーズに突っ込んで切り裂いた。
「ぬぅん!」
「ぐあぁ!」
ダーズは空間を切り裂き、そこから触手を四方八方に呼び出す。
マリオは触手に貫かれ、大ダメージを受ける。
アルトリアは何とか抵抗したが、僅かな傷を負う。
「でえいっ!」
「どりゃあっ!」
柊蓮司とカービィのダブル回し蹴りが、ダーズの体力を削っていく。
「その程度か」
「ぐあああ!」
ダーズはリンクに触手を伸ばし、締め上げる。
リンクは身体の骨が砕けるような感じがし、叫ぶ。
「ファイア掌底!」
「ぐあぁぁぁぁぁぁ!」
マリオは炎を纏った掌底をダーズの目玉に放つ。
目玉は炎に包まれ、ダーズは悶え苦しむ。
「ヒール!」
「食らえ!」
柊蓮司はマリオに回復魔法を使い、アルトリアはダーズを兜割りで攻撃する。
直後、ダーズはガトリングでアルトリアに反撃した。
「かみなり!」
「鬼殺し火炎ハンマー!」
ピカチュウはダーズの真下に立ち、雷を呼んで大ダメージを与える。
カービィは炎を纏ったハンマーでさらに追撃する。
ダーズの動きはかなり鈍くなってきていた。
「これで決めます。
アルトリアは剣に魔力を込め、振り抜いて巨大な光の魔力をダーズに叩きつけた。
如何なる者といえど、この魔力を纏った攻撃をかわす事は不可能である。
「ぐぎゃあああああああああああ!!」
アルトリアの一撃がダーズにクリーンヒットした。
ダーズは触手をうねらせて悶え苦しみ、その触手もどんどん縮んでいく。
そして、彼の身体も闇に包まれていき、ついに限界を超えて大爆発した。
そして、熱を伴う光がダーズを追うように異空間の中に入った。
「やっと……ダーズを倒した……」
「でも……あの光は……」
次回は、最終決戦に向けての準備です。
なお、しつこいようですが、二次創作ですので公式とは一切関係ありません。