生命の灯火   作:ENDLICHERI

15 / 44
 
 
 さてさて、本日は皆さん大っ嫌いな歌詞書いたよ~。・・・・・・だって、誰も反応しないもん。どっかの小説ではフルで書いてて、『歌詞いる?』ってアンケートしたら『(フルは)いらんわ!』が多かったからさ。ね~、ドレさん?・・・・・・ちなみに、アタシはごまドレ派です。

 それとさ、『もるふぉにかる』めっちゃ面白かった!素晴らしい名(迷)回答連発でニヤニヤが止まんねぇー!


 んじゃ、毎度ながらYouたち見ちゃいなよ!







15話

 

 

 

 

 

 ほぼ強制的にいずれ朝日六花さんと期間限定でコンビになってしまう事も決まり、約束を忘れさせないために連絡先も交換させられた僕は、CiRCLEのスタジオに入った。

 

 

「今井さん、なんでOKの方向へ向かわせたの?僕の事知ったでしょ?」

 

「でも、青春は謳歌しないとね?」

 

「・・・・・・左様で。」

 

「ホントに思ってる~?」

 

「思ってる思ってる、青春ちょー大事ー。」

 

「棒読みなんですけど!?」

 

「そろそろ始めていいですか?」

 

「あ、はい。お願いします。」

 

 

そうだった、氷川さん置き去りだった。・・・・・・会話のみ。

 

 

「課題曲、覚えてきましたか?」

 

「全部まではいきませんが。・・・・・・ただ、ちょっと難しくないですか?」

 

「この曲がスムーズに弾ければ、大抵なんとかなりますよ。」

 

 

どっかの2人組のアーティストの片方がソロ曲として作った曲らしいけど、ちょっと難しい。

 

 

「ですが、ギターだけだと寂しいので・・・・・・今井さん。」

 

「うん?ベース弾けばいい?」

 

「いえ、歌ってください。」

 

「えぇ!?」

 

「大丈夫です、その場の雰囲気作りのためですから。」

 

「そうじゃなくて、なんでアタシが歌うの!?」

 

「『陽だまりロードナイト』や『約束』でも歌っているでしょ?私は紡木さんの音を聴かなければならないので。」

 

「むぅ・・・・・・分かった。」

 

 

今井さん、ドンマイ。

 

 

「綾斗くん、下手でも文句言わないでね。」

 

「大丈夫ですよ、演奏に集中してて多分聴いてる余裕がないので。」

 

「ちょっと酷くない?」

 

「では、行きますよ。」

 

 

氷川さんが音楽プレーヤーから音を流す。どうやら、ギターだけを抜いた音源らしい。・・・・・・そんなのどうやって調達したの?

 

 僕は楽譜を見ながらだけど、必死に音を奏でる。この曲はイントロが長いから、イントロが要注意ポイントの1つとなった。飛ばしすぎると後々しんどいからって。そして、イントロの終わりが見えて、今井さんが歌い始める。

 

 

先が見えない日々 未来は私たちで創ってゆくんだと

 肩を寄せ笑い合う つないだ手は離さない Uh 抱いた夢」♪

 

1人で生きていけないのは アナタのせい yeah

 アナタも同じだといいな ずっと一緒にいたいよ」♪

 

 

今井さん、意外と上手いんだね。さすがはシンデレラなアイドルをしているだけの事はある。

 

 

アナタのために泣いた日も 私のために怒った日も

 アナタがいるから笑う日も 私と共に歌った日も

 アナタがいるから ここにいる

 それだけで世界は美しい」♪

 

 

きっと本来なら、ここから2番なのだが今回の課題曲は1番の後に3番が始まる。だから今井さん、サビ終わったけどすぐDメロ始まるよ。

 

 

アナタのためなら この痛みなど感じない

 悲しみも喜びも 知ってるよ

 アナタがいなきゃ。 私がいなきゃ。

 声を聞かせて! 強く 大きく

 海の底にいても 空まで響くように......」♪

 

 

Dメロが終わると、唐突に今井さんが氷川さんに声をかける。

 

 

「紗夜、この後紗夜が歌ってよ。」

 

「な、なんでですか!?」

 

「だってこの曲紗夜が作詞したんでしょ!?だったら出来るでしょ!?」

 

「わ、私は・・・!」

 

「ほら!・・・・・・はい、どうぞ!」

 

 

ほんの少ししか会話が入って来なかったけど、どうやら氷川さんが歌うようだ。

 

 

アナタのために泣いた日も 私のために怒った日も

 アナタがいるから笑う日も 私と共に歌った日も

 アナタがいるから ここにいる

 それだけで世界は美しい」♪

 

 

後はアウトロを弾いて・・・・・・よし、終わった。

 

 

「・・・・・・ふぅ・・・。」

 

「お疲れ~。紗夜も、お疲れ。良い歌声だったよ~?」

 

「や、止めてください・・・!」

 

「今井さん、意外と歌上手なんですね。」

 

「え!?ちょっと、聴いてたの~!?」

 

「少し余裕が出来るタイミングで。」

 

「もぉ~!」

 

「・・・・・・あの?」

 

「どうしたの、紗夜?」

 

「紡木さんは、『今井さん』って呼ぶんですね。」

 

「え?・・・・・・それが、どうかしたんですか?」

 

「いえ、今井さんなら名前で呼ばせていると思っていて。」

 

 

そんな人間なの?

 

 

「え?・・・・・・あ、ねぇ綾斗く~ん?」

 

「嫌です。」

 

「まだ何も言ってないよ!」

 

「どうせ、『名前で呼んで』って言うんでしょ?」

 

「お、おっしゃる通りで・・・・・・。」

 

「お断りします。」

 

「えぇ~~~!?」

 

 

無理だよ、同年代の異性を下の名前で呼ぶなんて・・・。

 

 僕はそそくさとギターを片付けてスタジオを出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 
 
 はい、今回出した曲は紗夜さんの中の人のソロ曲『アナタがいるから』でした。『KDHR』に入ってるバラード曲だよ。ちなみに、アタシの別作品では紗夜が作詞・映司が作曲の設定でやろうとしてるのよ~。

 なんかさ、最近綾斗のキャラが『こんなんだっけ?』ってなるぐらい定まってないんだけど・・・・・・ちゃんと定まってる?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。