ペルソナ5スクランブル×キングダムハーツ(IF) CROSSOVER〜心の解放者達〜 作:ネッシー
ここは、認知が具現化する
渋谷の世界『ジェイル』
そこに佇む多数のビルの屋上から屋上へと
軽々と飛び乗る二つの影があった。
その二つの影はしばらくして
最後のビルに到達すると、
バスや軽車両などの車が乱雑に置かれた地面を見下ろす。
その時、片耳に着けていたイヤホンから少女の声が聞こえる。
『気をつけろ二人とも!下から二体来るぞ!』
すると、足場のない目の前に、
ヘリコプターのような体型に手がついていて、
その両手にガトリング砲を持つ、
顔のような仮面を着けた謎の魔物、【シャドウ】が二体現れる。
その二体の魔物は二人を狙いに定めるが、
その二人は動じず、お互いの顔を見て一回頷き合う。
そしてシャドウはガトリング砲から玉を放つ
しかし二人は、その銃弾を華麗に回避し、
ビルの壁に飛び降り、走り抜けるかのように回避しながら、
自らを狙う為に下に降りるシャドウに体を進ませていく。
そして二人は一体に1人ずつ、
シャドウの頭上に飛び乗り、
顔のような仮面を力強く引きちぎる。
仮面を引きちぎられたシャドウは、
力が抜けていくかのように徐々に下に落ちる速度が上がり、
墜落の寸前で二人はシャドウから飛び上がり、
スクランブル交差点に着地する。
そこに居合わせた多数のパトカーから、
今度は大勢の人型のシャドウが地に足をつける。
その大勢のシャドウは、二人の前に立ちはだかる
そんな中、どこからかアヒルと人間のような犬が現れ、
お互い二人の横に立つ。
立ち上がった一人はナイフのようなダガーを取り出し、
もう一人は鍵型の武器【キーブレード】を召喚し、
アヒルは杖を、
犬は丸い盾を取り出し、
それぞれは自分の武器を構える。
その時、一部のシャドウが体を破裂し、
顔のようにくり抜いたかぼちゃを被った
オバケのような姿へと変貌させる。
その時、今度は様々な声がイヤホンから聞こえる
『よし、作戦開始だ!』
『ド派手な登場だな二人とも!今の爆発で注目がだいぶ集まってる、
そのまま陽動ヨロシク!
暴れまくって敵の注意を引いてくれ!』
『ナビの護衛は俺達に任せてくれ。』
「ぼく達は二人のサポートをするね。」
『私達は壁の前で待機するわ、合図はよろしくね、ナビ。』
『任せとけー!』
『しゃー!思いっきりやっちまえ!!』
すると、キーブレードを構えている少年が口を開ける。
「あぁ、俺たちの力とことん見せてやる!
やるぞ、皆!」
「うん、行こう!」
「はりきっていくよ!」
「あぁ、ショータイムだ!」
序章二話・世界を超える出逢い
「なんだか広い所に出たねぇ。」
そこは、中央に広い交差点があり、
さらに自動車やバスが乱雑に置かれており
信号機や街灯などもあるが、
どれも機能していなく、
かえって人気が無いことで異質さを出していた
【スクランブル交差点】に出た。
「にしても、ホントに誰もいない...」
「誰かいるよ!」
ソラが誰も居ない事を言いかけた時、
グーフィーが前方に指を指す。
ソラが前を見ると、
遠くに何も無い空間から突然赤黒い何かが膨張し、破裂すると
人影がそこにあったのだった。
「あの人、急に出てきたけど...」
「ねぇ、あれノイズが出てるよ!」
またもグーフィーが何かを指す
今度は、ビルに付いている
巨大な画面のようなものがあり、
それはノイズが走り、数秒経つと
ショートの髪型をした謎の女性が姿を現す。
「なんだろう、あれ?」
『ねぇみんなぁ、ワタシの事好きぃ?』
女性が見える画面を見ている人影は
声に頷く。
『そ・れ・な・らぁ.....みんなの【ネガイ】、ワタシにちょうだ〜い!』
「ネガイって何?」
「さぁ?」
するとそこに、白い仮面を付けている人型の魔物が現れ、
人影はそれに怯えて逃げ出そうとするが、
その魔物に捕まってしまい、
今度はその魔物が
自分の手を捕らえたその人間の中へと突っ込む。
「ねぇ、人が襲われてるよ!助けないとっ!」
「うん、行こう!」
だが時は遅かった、既に人型の魔物は
手を入れられていた人から手を抜き取り、
体に手を入れられていた者は、
気を失うかのように地に倒れてしまった。
「おい、今その人に何をしたんだ!
今すぐ元に戻せっ!!」
人型の魔物はソラの声に気づくと、
何か小さな物を取り出し、
笛のように高い音を鳴らした。
するとなんと、ソラたちの周りに
多数の魔物が現れ、ソラ達を囲むように近づき始めた。
「あわわわ....」
「何だかたくさん出てきたよ!」
「なんなんだこいつら!?
やるぞグーフィー!ドナルド!」
ソラは鍵型の武器【キーブレード】を取り出し、
グーフィーは丸型の盾を取り出し、
ドナルドは身長の半分程の長さの
杖を取り出し、三人はそれぞれの武器を構える。
「この魔物達、どこから湧いてきたのだろう?」
「行くぞ!」
三人は体を前に進ませ、敵の大群に攻撃を始める。
「そぉれっ!」
「えいっ!」
「吹き荒らせっ!」
二人が武器で他の敵を叩く中、ソラは
中央に風の魔法で竜巻を起こす。
大方の敵は竜巻に吸い寄せられ、体の自由を奪われる。
ソラは自ら竜巻に進み、竜巻の中央に辿り着くと、
吹き上げる風の風圧で大きく飛び上がり、
竜巻が消えるのと同時に落下が始めると、
ソラはこれを利用する技《ダイブアタック》を発動させる。
「どうだっ!!」
ソラがキーブレードを
地面に勢いよく突き刺す際に生じた衝撃波が広がり、
竜巻に捕らわれていた魔物達は吹き飛ばされ、
次々消滅していく。
「もう、どんだけ出てくんだよ!?」
「これじゃあ、ボク達がバテちゃうよ!」
しかし、それでも魔物の軍勢は減る一方ではなく、
むしろ徐々に増えているような感覚を三人は覚える。
「ねぇ、あそこに道があるよ!」
グーフィーが指を指した先は、
先程ソラ達が入ってきた道とは別の住宅街に繋がる道だった。
しかし、そこには既に敵の大群により塞がれていたが、
ソラには考えが浮かび上がる。
「でかしたグーフィー!
ドナルド!あの技で開けるぞっ!」
「そういう事なら任せて!」
ソラがキーブレードを、
ドナルドが杖を上に掲げると、
精神を武器の先端に集める。
「「星よ!!」」
そして、《ドナルドメテオ》を発動させると、
どこからか多数の一回り大きな隕石が魔物目掛けて降り注ぎ、
抜け道へ続く間が開く。
「今だっ!早く行こう!」
三人はこの隙に全速力を出して、
スクランブル交差点から逃げ出し、
敵の大群は三人を追いかけるが、
数秒経たない内に見失うのだった。
「はぁ....はぁ...なんとか撒けれたか?」
「もう追ってきてないみたいだね。」
三人は追っ手を撒いた事を確認し、
ほっと息を吹く。
「ボク達、ホントにマズイ所に迷い込んじゃったの?」
「へんな魔物がたくさん出てくるし、
さっきのへんな女の人も様子がおかしかったし、
間違いなさそうだね。」
「けど、さっきの出てきた人は、
一体どうなっちゃったんだろう?
魔物に手を入れられてたし、嫌な感じがするな......」
「ねぇ.....考えるのは良いけど、
ここから出れる所を探してからにしない?」
「だな、急いでここから....」
しかし次の瞬間、
どこかにあるサーチライトが三人を照らし始めた。
「うっ!なんだっ?!」
突然の眩しい光に三人は腕で顔を覆うが、
その隙に先程と同じ魔物達が彼らを囲い込む。
「あわわわ...」
「これって、待ち伏せされた!?」
そしてそこに、彼らの頭上に大きな網が落とされ、
彼らを覆いかぶさり、彼らは身動きが取れなくなってしまう。
「うわっ!?」
「動けっ、ないっ!」
「はっ!」
ソラが気づくには遅く、一体の魔物が
手に持っていた棒でソラの顔に目掛けて振り下ろし、
ソラは仲間の声を最後に意識を失ってしまう。
「「ソラッ!」」
「早く歩け。」
しばらく経ち、
ソラ達三人は上半身を縛られていた状態で
謎の城に連れていかれ、
王の間に連行されてしまっていた。
「アリス様、連れてまいりました、
お開けください。」
先頭にいた魔物が扉の前で声を掛けると、
扉が開き、奥には二体の付き人らしき魔物と、
派手で異質な格好をした女性が
豪華な椅子にふんぞり返り、
足を組んで座っていた。
「この子達が、例の三人?」
「お前は、さっきの?!」
「はっ、捕らえたのですが、
ネガイを奪えなかったので
連れてまいりました。」
「ネガイが奪えない?何それ。」
女性は椅子から立ち上がると、
縛られて腕を動かせないソラの前に行き、
まるでかよわい仔犬を見るかのように見下ろす。
「ふーん.....キミ、何だか可愛いね♪
名前はなんて言うのぉ?」
だがソラはその質問を無視し、
女性に問い掛ける。
「あの人は、一体どうなったんだ!
お前達が何かしたのか!」
そんなソラからの問い掛けで自分の質問に
答えてくれなかった女性は、持っていた杖でソラの顔を叩き、
ソラがうつ伏せに倒れると、ハイヒールを履いている足で背中を踏む。
「かはっ....!」
「質問してるのはこっちなんだけどぉ?」
「ソラッ!」
同じように縛られていたグーフィーがソラに声を掛ける。
「へぇ?キミ、ソラって言うんだ?
ダメじゃないソラくん?ちゃんと質問には答えないと〜。」
ハイヒールを履いた足で踏まれて、1箇所に来る痛みに耐えながら、
女性に再び問い掛ける。
「お前はっ、ネガイっていうのを奪って、
何をするつもりなんだっ!」
「別に?ただみんなをワタシの言いなりに
したいだけなんだよぉ。」
「そんなの、ヒドすぎるよ!」
グーフィーの横にいたドナルドが女性に
訴える。
「なぁに?キミも虐められたいの?
はぁ.....あんた達、こんなヤツら廃棄にしといて?
ワタシの言いなりになれない子は、
キライなの。」
「はっ。」
女性がソラから足を引き出すと、
魔物達がソラ達を囲む。
「ちょっ!なにをすんのっ!」
「はぁ.....一体なんなんだよ...」
「ヒドイ目にあったねぇ。」
彼らは魔物達に連れてかれ、
今度はダクトから下に落とされた後、
10分後の今でようやく意識を取り戻したのである。
「ここってゴミがいっぱいだね、
ゴミ処理場じゃないかな?」
「てことは、
オレ達は多分地下に落とされたんだ、
ここから地上に出れる場所を探してみよう。」
「全く、ボク達はゴミじゃないのにっ!」
「怒るとこってそこなの?」
グーフィーがドナルドの怒っている所に疑問を持ちながらも、
三人はゆっくりと歩みを進める。
すると、三人はある物を見つける。
それは、高さがソラの身長二倍分で、
小さな正方形で大きく固めているかのような、
とても大きい箱の物体だった。
「とても大きいねぇ。」
「触っても大丈夫なの?」
「なんなんだろう、これ.....」
「ねぇ....これ何だか罠に見えるし、放っていこうよ。」
「うーん...でもどうしてこんな大きな物が.....」
ドナルドとグーフィーがもう一度箱を見ると、
既に時遅く、ソラが箱に触ってしまっていた。
「「ってちょっとっ!?」」
REBOOTING
SOPHIA Ver1.37
STARTING NEURAL NETWORK...
LANGUAGE...OK
MOTOR...OK
SENSORY...OK
VISUAL...OK
MEMORY...NONE
MEMORY SYSTEM INITALIZING...
ALL SYSTEMS...OK
What world you like me to become?
「ここは、どこだ?」
なんと箱が変形し、
段々縮んで行くかと思っていたら、
それはやがて白く光り、
光が徐々に減っていくと、
そこにはつぶらな瞳をしていて、
白くて愛らしい服を着ていて、
更にハートの髪飾り?のような物を付けている
赤い髪の少女がぽつんと立っていたのだった。
「女の子が出てきた....」
「だから言ったでしょ?!触っても大丈夫なのって!!」
ドナルドは箱に触れていたソラに
とても怒っていた。
「でも、なんだか敵じゃないみたいだよ?」
グーフィーは、少女には敵意があるように感じなかったのである。
「お前たちは、誰だ?」
少女からの問いかけに、
ドナルドが話す。
「それ、自分から名乗るのがレイギじゃないの?」
「そうなのか?」
「そうだよ。」
「私は【ソフィア】、人の良き友人だ。」
「人の、よきゆうじん?」
グーフィーは少女の言葉にキョトンとしていた。
「そうだ、人にとって良い友人という意味だ。」
「いや、そうゆうことじゃなくて.....」
ソラが苦笑いを浮かばせながら、少女にツッコミを入れる。
「オレはソラ、こっちはドナルドで、
こっちはグーフィー。」
「よろしくね。」
「よろしく....」
ドナルドは警戒心が全くない二人に呆れていた。
「君は、どうして箱に入ってた状態でここにいるの?
誰かに閉じ込められてたとかなの?」
「.........」
「どうしたの?」
ソラの質問に、彼女は不安な気持ちになる。
「....分からない。」
「えっ?」
「何も、覚えてない...」
「それって、つまり....」
「キオクソウシツってやつなのかな?」
ソラは彼女の答えにうーんと悩み、
質問を変えることにした。
「あのさ、じゃあ何か覚えてる事とか無いかな?
些細な事でも良いし。」
「それは、自分の名前と....与えられた命令、ぐらい...?」
「なんだか自信無さげだね。」
「というか、命令ってなんの?」
グーフィーが呟き、ドナルドは
命令とは何なのか聞く。
「『人の良き友人になれ。』という命令だ。」
「人の良き友人、か.....
じゃあ、その命令を君に与えたのは誰か、覚えてる?」
「それも、覚えていない.....」
彼女が寂しげに答えているその時だった。
「おわぁわぁぁぁ!?」
謎の声と共に、何かが地面に激突する衝撃音が
彼らの耳にハッキリと伝わった。
「今度は何!?」
「何かが、落ちてきた?」
「それと、何だか人の声も聞こえたよ。」
「うーん.....ソフィアは、ここら辺でちょっと隠れてて。
俺が今何が落ちてきたのか、確認してくる!」
「あっ、ちょっとソラッ!」
「ドナルドとグーフィーは、どっちかソフィアに付いてあげててー!」
ソラは二人に頼みを告げながら、
音のした方向へ走っていった。
「もう....ソラは無鉄砲だから....」
「それじゃあ、ぼくがソフィアに付いてあげるから、行ってきなよ。」
「えっ!?ボク!?」
「心配なんでしょ?」
「もう.....」
足を前へ進ませるソラは、
突然何かの気配を感じ、
角がある壁に背中を預ける。
(この角の向こうには、何かがいる!)
ソラはそう確信し、そこにドナルドが
合流する。
「もうソラ、一人で勝手にこうど....」
「しーっ、声を出さないで.....」
「あわわ、んっ」
ドナルドは慌てて両手で口を塞ぎ、
ソラはキーブレードを出すと、
角の向こうにも何かを取り出す音を耳にする。
「........」
ソラは息を潜ませ、段々大きくなる足音に耳を澄まし、
そして.....
「おぉりゃーっ!」
ソラが勢いよく影から飛び出し、
キーブレードを振り上げ、
力強く振り下ろす、しかし
「くっ!」
キーブレードは硬い何かに受け止められ、
ジリジリと火花を散らす。
「なっ!?」
「ふんっ!」
ソラは受け止められた事に驚いている隙に
力押しで押し返され、吹き飛ぶが
空中で宙返りをして、地面に着地する。
(今キーブレードを受け止められたのは、何だ?)
ソラが視線を目の前に移すと、
そこには片手にナイフのような短剣を逆手持ちで握っていて、
顔にはオペラのような
白黒の仮面を被った黒髪でくせっ毛の
青年が武器を構えていた。
「な、なんなんだこいつ?持ってるのって、鍵?」
更にその青年の後ろには、
ドクロの仮面を被っている金髪のヤンキーみたいな青年と、
デフォルメ風の猫のような生き物が
武器らしき物を構えていた。
ソラはすぐに、この戦いは苦戦になりそうだと悔やみながらも
キーブレードを構えた。
「.......」
互いは無言のまま、視線を互いの目に
ジリジリとしばらく見つめ合い、
ソラが先手を取り、白黒の仮面の青年に向かって走り出す。
青年も攻撃を警戒し、短剣を強く握る。
「こいつも、ヤツらの配下か?」
「....!」
だが、ソラは猫のような生き物の言葉に気づくと、
動かしている足を突然止め、しばらくして構えを解いた。
「ッ?」
これには流石に青年は何が起こったのかと驚き、
それを見ていたドナルドも驚いている。
「ソラッ!?」
「大丈夫だよ、俺に任せろ。」
「?」
青年は彼が後ろに向いて何かを喋っている事に不思議がる中、
ソラはゆっくりと一歩、一歩へと進み、
彼らに問い掛ける。
「.......今ここに落ちてきたのって、アンタ達なんだな?」
そんなソラの問い掛けに青年は警戒しているが、彼の瞳を見ると、
彼の瞳は真っ直ぐ青年の顔を鏡のように移している。
彼の瞳を見た青年は、構えを解き、
問いかけに応える。
「.....つまり、そっちもなのか?」
「あぁ、オレ達はあの女王様みたいな奴の手下に、
ここまで落とされたんだ。」
「なるほど......奇遇だな、
ワガハイ達も同じだ。」
「ていうか、オレ『達も』って
どうゆう事だ?」
「他にも仲間がいるのか?」
彼らの問いかけにソラはハッと思い出し、
返答を口にした。
「うん、三人ほどいるんだ、
出てきなよドナルド。」
ソラが影で隠れているドナルドに呼び掛けると、
ドナルドがソラに歩み寄る。
「もぉ、急にキーブレードをしまうから
どうしたかと思ったじゃん。」
「ごめんごめん、彼らは敵じゃないって
確信したから思わずしまっちゃった。」
「えっ、アヒルゥ!?」
金髪の青年がオーバーリアクションであるかのようにドナルドに驚き、
ドナルドがアヒルと驚かれていることにツッコミを入れる。
「アヒルじゃない!!」
「そいつが仲間か?」
「そうだよ、あと二人いるんだけど...
おーい!二人ともこっちに来てくれー!」
ソラが後ろに大声で誰かを呼び、
数秒経つと、グーフィーとそれに着いていくソフィアが彼らと合流する。
「大丈夫だった〜?」
「え〜と?犬とおんn.....今度は犬ぅ!?」
「犬じゃなくて、ぼくはグーフィーだよ。」
「えっ?お、おぅ....やべぇ、頭が追いつかねぇ.....」
金髪の青年は、頭が痛くなるかのように頭を搔く。
「こいつは....なかなか、個性的な仲間だな......」
猫のような生き物も彼らのメンツに驚く中、
グーフィーが横から悪気の無い指摘を入れる。
「そっちはネコだし、タイガイなんじゃない?」
「ネコじゃねーよっ!」
「ま、まぁまぁ.....」
ソラが猫のような生き物に
イライラを抑えるよう仲裁に入る中、
ソフィアがソラに問い掛ける。
「ソラ、さっきの音の正体は
そいつらなのか?」
「そう、彼らは敵じゃないよ。」
「こちらも、君が敵じゃないと分かった時はホッとした。」
ソラはそう言われると、ちょっと照れるように鼻の下を一瞬擦る。
そして、ソラは出会った三人に、
ここに来た経緯とソフィアに会った経緯を話すことにしたのであった。
coming soon