スパロボ OG世界のグラハム・エーカーになった。   作:のうち

15 / 18
第13話 呪いを封じ込めたもの前編

月面のムーンクレイドルでは、ヒリュウ改にジガンスクードの搬入が行われているころ、私、グラハム・エーカーはマオ社の現社長であり、私がカイ少佐と伊豆に赴任した際にイルムガルドとチームを組んでいたリン・マオに呼び出され、ムーンクレイドルの格納庫の端に呼び出されていた。

 

 リン「お久しぶりです。グラハム少佐」

 

 グラハム「ええ、お久しぶりです。リン社長」

 

 リン「そんなかしこまらなくて結構ですよ。」

 

 グラハム「いえ、いやならば私も、砕けた態度をとることを許していただきたい。」

 

 リン「それで結構です。少佐のゲシュペンストなのですが、こちらのスタッフでも話し合ったのですが、どうやら修理するよりはレストアのほうが手っ取り早いとのことで、少佐の乗り換え機をご用意しました。グルンガストでも用意したかったのですが、あれは今の私達の会社でも貴重な防衛戦力としてでありますから、少佐にはムーンクレイドルにあるゲシュペンストに乗っていただきたく思います。」とリンは格納庫のコンテナを開けるとそこにゲシュペンストMKⅡがあった。

 

 グラハム「これはMKⅡのタイプSか?、リン社長、ずいぶんと気前がいいんじゃないか」

 

 リン「ええ、あくまで少数生産されたタイプSですのでわが社で保管しているものの一機です。あまりおきになさらず、少佐のお力になれるのならぜひ、使ってやってください。」

 

 グラハム「ああ、ありがたい。よろこんで使わせてもらおう。」

 

 リン「それと、ラドム博士なのですが無事が確認されました。少佐が鹵獲してカスタマイズをお願いしていたリオンは脱出する際に放棄してしまったそうです。」

 

 グラハム「仕方があるまいよ。しばらくはゲシュペンストで頑張ってみるさ。」

ラドム博士が無事だったのは幸いではあるがまさかリオンが放棄されるとはこれはハガネと合流するさいになんとか、できればよいが

 

 マオ社の協力により、艦の補給やPTの資材などをゆずりうけ、ムーンクレイドルを出発するのだった。

 

 そしてヒリュウ改がムーンクレイドルを発ったという知らせは、ムーンクレイドルを包囲する部隊の司令官であるジーベル少佐に届いていた。

 

ジーベル「ヒリュウ改がムーンクレイドルをでただと⁉︎」

 

オペレーター「は、はい残してきた封鎖部隊が確認しました。」

 

ジーベル「捕捉は⁉︎」

 

オペレーター「あの艦の航行速度は通常の比ではありません振り切られてロストしました。」

 

ジーベル「ムーンクレイドルは⁉︎」

 

オペレーター「それがヒリュウ改発進後制圧部隊が侵入したのですがもぬけの空だったそうで、システムのメインフレームには厳重なプロテクトが敷かれていて立ち上げは不能、仕掛けられていたネットワームにより制圧部隊との連絡が途絶」

 

ジーベル(馬鹿な、クレイドルを出て奴らはどうするというのだ。いやそれより戦力を集めてしまった俺の面子が・・・)「・・・地球連邦のサテライト運用状況を調べろ。」

 

オペレーター「は?、しかしサテライトシーカーのほとんどは我が軍が掌握していますが」

 

ジーベル「だからだ。今の宇宙に地球連邦軍の居場所はない、地球へ降りるか軍本隊との連絡を取るにしても地球近海での侵入可能宙域は限られてくる。ムーンクレイドルからそこまでヒリュウ改の予想ルートを逆算して、俺の策を講じる。」

 




 今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。

今回はグラハムのゲシュペンストがMKⅡのタイプSになりました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。