スパロボ OG世界のグラハム・エーカーになった。 作:のうち
あのラプターの初飛行から3か月、私とキョウスケはラプターのテストを続けていた。
ビルトラプターは本来なら、キョウスケしか乗らなかった所を教導隊の私が乗って飛ばしていたことにより、飛行のテストの際は特に問題はなかった。だが、地上からのラプターのチェンジは未だに問題を残していた。そして同様に低空でのラプターへのチェンジは私以外出来ていないのである。
ある日、私は極東支部司令、レイカー・ランドルフ司令に呼び出されていた。
グラハム「はあ、護衛任務ですか?」
レイカー「ああ、少し、出張でな、3日程、東京の方に出ねばならんのだ。日本の各支部の司令達が集まる会議でな。君に護衛を頼みたいのだ。」
グラハム「了解しました。それでなのですが、失礼とは思いますが、
レイカー司令にお願いがあります。」
レイカー「ほお、まあ内容にもよるが一応、話は聞こう。」
グラハム「はい、レイカー司令の護衛として、私がいない3日の間に
ビルトラプターのオーバーホールが行われる予定なのですが、私やレイカー司令のいない間、馬鹿な指示を出してラプターをオーバーホール前に飛ばそうとする輩がいるやもしれません。私としてはいない方が望ましいのですが、もし、万が一のことを考え、この3日の間はラプターには手出し無用と司令からのお言葉をいただきたいのです。」
レイカー「ほお、まあ確かにラプターは大事な預かりものではあるし
余計な口を出されて、壊しても面倒だ。わかったそのことについては一筆したためようじゃないか。」
グラハム「ありがとうございます。」
ほっ、よかった。明日から3日間はラプターのオーバーホールがある筈だからな。流石にハンス・ヴィーバーもそんな馬鹿なことはすまいな。
念の為、ロブに忠告しておくか。
今日の帰り、私は格納庫により、作業中のロブに声をかける。
グラハム「ロブ・・・・・」
ロブ「少佐、どうしたんです?、明日からラプターはオーバーホールだから、テストはないって言っておいた筈ですが?」
グラハム「いや、明日から3日間はちょうど、レイカー司令の会議に護衛としてお供することになっているから、問題はない。だが、私やレイカー司令がいない間、馬鹿な真似をすらやからが出てくるからもしれん、その時はしっかりととめてくれる様頼む。」
ロブ「・・・・、まあ、そんな馬鹿なことをする人はいるのか、わかりませんが、とりあえずは了解しました。」
グラハム「頼む。レイカー司令からも一筆したためていただいた。」
とグラハムは書類を渡す。
グラハム「馬鹿なことを言ってくる奴がいたら、これを見せて突っぱねろいいな。」
ロブ「わかりました。」
そしてそれから3日、どうやら、ロブはこの3日の間にラプターを守りきったようだ。あれ、これではキョウスケがラングレーに行く必要がないのではないか?
だがしかし、ことはそう上手く運ぶことはなかった。
私がその2週間後、伊豆にもう一機のビルトラプターが運び込まれた。司令からの預かり物を輸送機で別の基地へと運ぶ為、仙台基地に向かう予定だった私はその知らせを聞き、一旦、格納庫に寄ったのだった。
グラハム「何!、ビルトラプターのタイプLも伊豆に運ばれたと言うのは本当か?」
ロブ「ええ、どうやら、うちの上の熱心な要望でグラハム少佐がいるなら、もう一機も預けて貰いたいと言う要望があって先方も少佐の戦闘機やPTの操縦技術などを信頼してお渡しすると言うことで今日、運ばれて来たんです。」
グラハム「誰が、そんなこと!、そもそもそれならそれで、私に話が通っていると思うのだが?」
ロブ「え、話が通って無いんですか?、おかしいな、ハンス中佐がその旨を少佐に伝えるように手配しておくと聞いていたんですがね。」
グラハム「そんな話は聞いていない。それに何故今更、月からここにまで運び込む必要があるんだ。」
?「いや、どうやらラプターが届いたようだな。オオミヤ博士」
と後ろから声が掛けられる。
グラハム「ハンス中佐!」
ハンス「やあ、少佐。ご苦労、どうだね。君の功績のおかげでマオ社はもう一機のラプターを持って来させることに成功したのだ。」
グラハム「そうですか、ですが、そのお話を伺ったのはラプターが運びこまれた。今日だったのですが、それは一体どう言う訳で」
ハンス「おお、おかしいな、確かに私は少佐に伝えるように部下に頼んだのだがな。」と一掃、清々しいまでの顔で知らんぷりをされる。
グラハム「そうですか、それでこのラプターにはキョウスケ曹長を搭乗させるおつもりで?」
ハンス「無論、そのつもりだ。ここからが彼の出番と言えるだろう。君が主体となって仕上げた機体だ。それをサブとはいえ、一緒のテストをしたキョウスケ曹長がテストを行うことにより、更に仕上げと言えよう。ラプターの君によって研ぎ澄まされた力を一般兵用にキョウスケ曹長の協力のもと、デチューンしていくと言う訳だ。」
グラハム「なるほど、確かにそれは大事な事です。いい機体というのは研ぎ澄まされたデータを誰でもできる扱える代物にまで昇華させるのは大事なことだタイプRはいささか、私に合わせすぎて一般のものが使うにはピーキー過ぎる仕様ですからね。」
ハンス「まあ、そういう訳だ。おっともうこんな時間だ。司令から預かったその書類と荷物しっかりと仙台基地へ運んで置いてくれたまえよ。」とハンスはグラハムの肩に手を置く。
グラハム「了解しました。グラハム・エーカー、輸送任務に行って参ります。」とそれにしても、わざわざハンスがラプターが運び込まれたくらいで格納庫に顔を出すだろうか、気がかりでならないな。
今日はレイカー司令も私用でこの基地にはおられないし、まさか!
グラハムがこのことに気付いた時にはすでに遅し、輸送機は離陸してしまっていた。
グラハム「まさか、いやまだそうと決まった訳ではない。輸送任務を早急に終わらせて、伊豆に戻るとしよう。」
グラハムは輸送機のスピードを上げて、予定より少し早めに仙台基地に到着し、荷物と書類を渡し、渡し、受領手続きを終えて、すぐさま輸送機に飛び乗り、伊豆へと引き返すのだった。
私の乗った輸送機が伊豆の上空に差し掛かると、窓から黒煙が見えた。
グラハム「っ!、まさか!?」
グラハムは通信機を取り出して、管制塔に通信を入れる。
グラハム「管制塔、聞こえるか!、こちらグラハム・エーカー少佐だ。何故、私が4、5時間、留守にしただけでラプターが漂流している
あのような無理な状態で飛ばしたアホは何処のどいつだ。!」
ハンス『ふふふ、やあ少佐、すまないね。マオ社からの要望で早めの段階に結果を出して欲しいとのことでね。すまないが君のいない間に模擬戦を始めたんだよ。』
グラハム「あのラプターの損傷具合、もしや、ハンス中佐、模擬戦をするのに実弾を使ったな。」
ハンス『ああ、どうやらなにかの手違いて模擬弾頭と間違えて実弾が装填されていたようだ。だが困ったな。せっかくの試作機を駄目にしてしまってはいくら、優秀なパイロットが負傷してしまったとしても、機体を大破させた責任は搭乗者にあるな。』
グラハム「なんだと、貴様!、そこで待っていろ!」
とグラハムは輸送機を着陸させて、会場設備とボートと救命道具をひったくり、私はキョウスケの救出へと向かう。
そして私がボートを走らせ、ラプターの残骸のある場所に向かうとキョウスケが浮かんだラプターのパーツの上に立っていた。
グラハム「キョウスケ曹長!」
キョウスケ「グラハム少佐!、仙台基地に行っておられたのでは」
キョウスケは船に乗りながら、私に質問する。
グラハム「帰って来てみれば、ラプターがこの様だ。搭乗者の無事を確認するために、来てみた訳だ。」と
キョウスケ「申し訳ありません。ラプターを・・・・」
グラハム「仕方ない事だ。すでに過ぎたことを言っても仕方あるまい。」とグラハムはボートを操縦しながらそういうと
グラハム「・・・・、だが上は特にハンス・ヴィーバー中佐あたりはお前に罪をきせることはまず間違いないだろうな。」
キョウスケ「それなりの処分は覚悟しております。」
グラハム「だが、私は君の上官で、本プロジェクトに於いては直属の部下とも言える。心配するな。君が受ける処分は私も受けるそれが君の上司である私の責任だ。」
とそんなくさいセリフを吐いてみたものの、恥ずかしくて顔が真っ赤になりそうだ。
だが案の定、私達を待っていたのは上官に対する不敬を働いた。不敬罪、それに試験機の大破の罪、それをさせた上官の指導不足などとよくもまあそうポンポンと出てくるものだ。
そして私達はその日の内に伊豆基地から北米ラングレー基地への左遷を言い渡されたのだった。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。
今回はスパロボでありがちな隠し機体のフラグが経ちました。
ビルドラプタータイプR、グラハム仕様の入手フラグが立ちました。
2話で戦闘機形態からPT形態に複数回チェンジするが立ちました。
そしてハガネとの合流までにキョウスケかグラハムの撃墜数が20以上でハガネ合流時にビルドラプタータイプR グラハム仕様が入手出来ます。
のうちの隠し機体解説
ビルドラプタータイプR グラハム仕様
伊豆基地に最初に運び込まれたビルドラプターでテストタイプといこうことと、グラハム自身のパーソナルカラーである濃い目の青である花色と赤と黒のトリコロールで白の部分がグラハムの青色で塗られ、黒の部分が赤く塗られた、赤い部分は黒で塗られている。
塗装もさることながら、機体のセッティングやOSもグラハムの好みに合わせてセッティングしてあり、Lよりも移動力が高く、グラハムがどの範囲でも比較的、戦える為、携行武器や内蔵武器が多い。
固定武器 手首内臓型ロシュセイバー 腰部マウント式格闘兵装ビームサイ ハイパーマグナライフル 試作型スタンショック搭載ロッド
フライトモード
空対空ホーミングミサイル
空対地ホーミングミサイル
低空垂直爆弾
ハイパーマグナライフルアンダー・キャノン