ークォオォオォオォォォン……
悠々と佇むアポロデラスの前で満身創痍の二人のウルトラマンは今にも倒れようとしていた
それを無感情に見つめ、アポロデラスは更に翼花弁からエネルギー光線を放たんとチャージを初めていく
『ヒカリ…‼︎』
『あぁ……イカロスが見出した突破口を、無駄にはしないッ‼︎』
メビウスとヒカリが最後の力を振り絞って立ち上がり、それぞれの必殺光線を構える
ーセヤァッ!!
ーフゥンッ!!
アポロデラスが光線を放つより早くメビウスがメビュームバーストを、ヒカリがナイトシュートを放つ
メビュームバーストの火球はエネルギーシールドに阻まれる
が、右の翼花弁を一つ失ったためか、シールドは不安定に揺らぎメビュームバーストの威力を殺しきれず、砕け散る
その隙間から渾身のナイトシュートがアポロデラスの胸に直撃、大きな爆発を起こした
二人のウルトラマンが遂に力尽き、その姿を光の粒子に変え霧散させていく
もうもうと立ち上がる爆煙の中、アポロデラスの姿が露わになる
ークォオォォォン…‼︎
その胸部は大きく抉れ、コアのような部分が露出している
二人のウルトラマンの最後の一撃はたしかにアポロデラスに届いたのだ
が、それでも活動に支障は無いのかアポロデラスはボロボロになったイカロスに目線を向け、再び翼花弁からの光線をチャージし始める
『オレの獲物勝手に傷物にしてんじゃねぇぞコラァァァァ!!』
そこに空から飛来した紅い一撃が突き刺さった
ークォオォォォォオォォォ!?!?!?
その一撃は露出したコアの付近に突き刺さっていた
急所だったのか、明らかに今までよりも苦悶の色を感じる咆哮をアポロデラスが上げる
肩に足をかけ、二刀をその胸に深々と突き刺していたのは紅い鎧を纏った若武者ーホムラザムシャーだった
『どこの怪獣だか知らねぇが、そこの銀ピカはオレが試合う相手なんだよ…オレが、久々に気に入ったヤツなんだよ…‼︎』
『刀も握らねぇ、意志もねぇお前が……簡単に奪ってんじゃねぇぞコラァァァァ!!!』
怒りのままに更にアポロデラスへ刀を深く突き刺す
が、アポロデラスもやられたままではない。胸のコアにエネルギーを収束しホムラザムシャーに向けて解放する
『グッ!?ぉアァァァァァァァァ!!!』
高密度のエネルギー光線に吹き飛ばされたホムラザムシャーが山肌に叩きつけられる
『が、ハァッ……‼︎』
なんとか体を起こし、その手に握る二刀を見る
その刀はエネルギーの熱量を前に無惨にも赤熱化し、融解していた
『クソが…‼︎ デタラメなことしやがって…‼︎』
二刀を投げ捨て、新たに腰から脇差を二刀抜き放ち構える
胸に突き刺さり残ったままの刀身を抜き、アポロデラスは怒りのようなものが篭った目でホムラザムシャーを睨む
『へぇ……怪獣様もムカつくってことあるんだな』
脇差をひらひらと揺らし、ホムラザムシャーがアポロデラスを睨み返す
『覚えときな、白いの。オレも今、その気持ちなんだよッ!!』
翼花弁から放たれる光線の雨霰の中を紅の鎧がかける
生ける太陽に紅の双閃が挑みかかっていた
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「離しなさいッ!!離してよ!!」
叫ぶコンを社員たちが押さえる
「やめてください!今あの場所は爆撃地みたいなものですよ⁉︎」
「あんな場所に向かうなんて自殺行為です!!」
社員たちの言葉にギリッと歯軋りするコン
それを合図にしたかのように押さえていた社員二人が吹き飛ばされた
コンが念能力を使ったのだ
「ーッ‼︎」
脂汗を流しながらコンが痛みに顔を顰め、頭を押さえる
まだ先の乱用のダメージは消えていないのだ
「自殺行為……?上等……あいつも、命……かけてたんだから…ッ‼︎」
ふらふらとおぼつかない足を前に進ませながらコンは外に向かおうとする
イカロスを、翼を助けるために
その前にアルミルが両手を広げて立ち塞がる
「……どきなさいアルミル…」
「どきません」
「どきなさい!!」
「絶対にどきません!!!」
普段からは想像もつかない大声を張り上げてアルミルがコンを制止する
「……翼社長を助けたい気持ちはボクも同じです」
「なら、どきなさい……私がー」
「でも、社長の生存は今絶望的なんです!!」
アルミルが涙声で叫ぶ
「何度も、何度も何度もバイタルを確認してもデータが送られてこない。生体反応もロストしたまま……こんな状況で貴女が行っても、一人死人が増えるだけの可能性が高いんです……」
力なくアルミルが手を下ろす
「……貴女まで失ったらボクたちは……きっともう前なんて向けないんです……」
涙ながらに告げるアルミルの言葉を聞き、コンは拳を握りしめる
「………わかってる…わかってるの……でも、でも……」
大粒の涙を流しながらコンが膝から崩れ落ちる
「……翼が死んだなんて、私は信じたくない……‼︎」
東京 植物体前
「クソッ!!」
アポロレギオンたちが放つ光線を回避しながら翔真が毒づく
「こいつら…俺たちの動きや癖を知り尽くしてきやがる…ッ!」
回避した先に飛来する飛行型アポロレギオンを紙一重で回避し、反転してその背をガンブレイバーのウイングブルーブラスターで撃ち抜く
が、背中側に構成された甲羅のような装甲がその光線を通さない
「植物体の分析はできたし、剛隊長の言葉に従うなら蛍火村に行かないとこれ以上はキリがないのに…」
ガンバスターからの弾頭弾攻撃を盾状に変化した腕を組み合わせて防ぎ、攻撃が止むと共に口から放つ光線で正確にガンバスターを狙う
「ガンバスターの機動力の低さを狙ってきているか…‼︎」
最小限の動きで光線を回避しながらアポロレギオンの隙を窺う
が、攻撃の手を緩めたと見るや後方の鞭腕を持つアポロレギオンが鞭を振るい、接近を許さない
「元々一つの生命体ならば連携も自由自在……なんとも厄介な…‼︎」
(この成長スピードと再生力……メテオールを使っても殲滅できなければ今度こそこちらの打つ手はなくなる……)
アポロレギオンは剛たちの行動や攻撃に合わせて個体を編成、強化してきている
スピード戦を得意とするガンブレイバーやガンウインガーには飛行型と光線狙撃型の組み合わせ
高火力のガンバスターやガンローダー相手には重装甲型と高速攻撃が可能な鞭腕型の組み合わせ
A.I.G.I.S.機動隊には物量にモノを言わせた殲滅陣形
まるで軍隊のようにこちら側の戦力を確実に把握しながら個体強化と選別を行なってきている
(こんな形でメテオールを封じられるとは…‼︎)
『ーセェェェェェェェェェェェイッ!!』
ークォオォォォォオォォォ!!!
ホムラザムシャーの刃がアポロデラスとぶつかり、アポロデラスの放つ光線がホムラザムシャーの鎧を幾許か焦がす
逆手に持った双刀が閃き、アポロデラスに襲いかかるがエネルギーを圧縮した障壁がそれを弾き本体へ刃が届くことを妨げる
ークォオォォォォオォォォ!!!
アポロデラスが両手を合わせ、圧縮したエネルギーをホムラザムシャーの胸目がけて放つ
『ぐっ!?』
刀を合わせてそれを防ぐが、それでも威力は殺しきれずホムラザムシャーの体が大きく吹き飛ばされる
『が、はっ…⁉︎』
足を踏ん張らせ踏み留まるが、その威力は凄まじく刀が一本砕け胸鎧がひしゃげる
ホムラザムシャーの開いた面具の口元から血が溢れる
『クソが……ッ』
残った刀を地面に突き立て、ホムラザムシャーが膝をつく
そこを逃さず、再びアポロデラスがエネルギーを圧縮。破壊エネルギーを凝縮した球体を生み出す
ホムラザムシャーはそれを避ける余力も生み出せない
破壊球がホムラザムシャーへと放たれる
【かラだァぁぁァァァァあああァァァァ!!!】
が、それはどこからか伸びてきたコードのような触手にアポロデラスが貫かれることで阻止された
ークォオォォォ!?!?
体に突き立ったコードを掴み、アポロデラスが驚愕の声を上げる
そのコードの主は地面の中から現れた機械が組み合わさったような形の青紫の光を放つコアーグールギャラクトロンのコアだった
【ォまエ、のカラだ、ヨこせェェェェェェ!!!】
コアに宿る八坂の怨念が吠える
そのコアをアポロデラスの背後にそびえる花弁の中から伸びてきた蔦が四方から貫き、蔦に包み込む
【が、ぁアァァァァあああぁぁァァァァ!!!】
グシャ、ぐしゃりと圧縮されたコアが蔦に飲み込まれる
蔦から青紫に光るエネルギーが本体へと流れていく
エネルギーを飲み込んだアポロデラスの目の輝きが黄金から青紫へと変化していく
【……解析】
今まで言葉を発することもなかったアポロデラスが言葉を紡ぐ
八坂の声を歪めたような無機質な声を
【学習 繁栄 繁茂 自分 目的】
【到達 必要 進化 最優化】
アポロデラスは自身を蔦で包み込んでいき、その体を変貌させていく
植物に似ていた体表はより金属質に、エネルギー輸送を行うコードが血管のように張り巡らされていく
口が見当たらなかった頭部は大きく裂けた口のような部位と青紫に輝く眼窩を備えるように
花弁のような翼は歯車を重ね、蔦が絡み合ったようなより神々しい造形に変化していく
【更新 進化 不足 不足 追加 資材 知識】
青白く変色していく背後の植物体からコードと蔦が混ざったような奇怪な触手が何本も生え、周囲の樹木や土壌、逃げ遅れた生物たちを襲い取り込んでいく
『なんだ…?何が起きてやがる…⁉︎』
本体の変化と共に各地の植物体とアポロレギオンたちにも大きな変化が訪れていた
急に動きを止めたアポロレギオンたちを見てケリスが首を傾げる
「どうしたんだ?こいつら…」
その目前で植物体から大量の怪触手が出現し、アポロレギオンたちを覆い尽くす
さらに何本かは周囲のビルを取り込み、地面に突き刺さり、電柱に巻き付くなど妙な行動を取り始める
「なんだなんだ⁉︎ 行動がまるで変わったぞ⁉︎」
街に襲いくる触手を何本か撃ち落とし、襲いくる触手を回避しながらケリスはアポロレギオンの方を見る
触手の繭を食い破り現れたソレは肩から伸ばしたレールガン状器官から光線を放ち、ローダーを攻撃してきた
「のわわっ⁉︎なんかいきなりハイテクになりやがったコイツ⁉︎」
触手の繭を食い破り現れたのはアポロレギオンよりも巨大かつ神聖な見た目に生まれ変わった怪獣だった
四つ脚に一つの胴体という異形
肩にはレールガンとよく似た角状器官、右腕は大砲状に、左腕は三つ爪のクローを備えた強靭な腕、更に頭部は尖った矢尻のような鋭利かつ無機的な形態に変化していた
ークルォォォォオォォォォオ!!!
現れたソレーアポロアポストルは不可思議な産声を上げる
それに合わせて背後の植物体も機械のようなパーツを多く含む塔のような構造に変化。青白く変色した蕾が開き、花の咲いた塔のような構造として聳え立つ
「なんだ…?いきなり数が減ってデカくなりやがった…?」
札幌市のアポロレギオンや植物体も同様に変化し、輝の乗るウインガーは滞空し警戒しながらアポロアポストルを睨む
変化した植物体の根本から放射状に地面が割り砕け、中から機械と植物が複合したような怪触手が何本も出現し、周囲のビルを砕きながら飲み込んでいく
「こいつ⁉︎」
ウインガーを旋回させ、ウイングレッドブラスターで触手を攻撃し撃破していく。だが、触手はすぐに蘇り更に色々なものを分解しながら取り込みつつ進軍していく
触手の向かう先には避難した人々が向かったシェルターがあった
「行かせるかァ!!」
触手を追おうとするウインガー
その機体を後ろから伸びてきたワイヤーアームが掴む
ークルォォォォオォォォォオ…
その主はアポロアポストルだった
「この野郎…‼︎ 離しやがれッ!!」
ブースターを吹かし、なんとか拘束を払おうとするウインガーだがジリジリとアポロアポストルに引き戻されていく
そんな中触手は刻一刻と避難した人々のいる場所へと伸びていくー
「戦車部隊も機動隊も退がれッ!!あの触手に捕まったらどうなるか分からんから今は死ぬ気で逃げろッ!!」
A.I.G.I.S.の指令室から
映し出されたモニターでは広島と福岡で植物体とアポロレギオンに対応していたA.I.G.I.S.の部隊が変化したアポロアポストルの光線攻撃に襲われていた
退避する部隊の何人かが触手に掴まれていく
『うわぁ!!嫌だ!!嫌だァァァァ!!!』
捕まった機動隊の隊員たちは光の粒子に分解され、触手に取り込まれていく
「第三戦車隊壊滅……第二機動隊員全員のバイタル消滅…‼︎ 他の被害も甚大です!!」
「クソ……‼︎ クソ野郎が…ッ!!」
モニターから響くA.I.G.I.S.隊員たちの悲鳴に耐えかねた華鈴が自分も出撃しようと踵を返す
「華鈴隊長!?今華鈴隊長がここを離れては!!」
「むざむざ仲間が殺されてるとこを見てろって…⁉︎冗談じゃない‼︎」
制止するオペレーターを払い除け、向かおうとする華鈴
だが、指令室を出た先に立つある人物に押し戻される
「あ?あんたは……」
そこに現れていたのは白衣の青年
「あんたはこいつを頼む。俺はこっちをなんとかする」
帝が渡したのはレバーのような形状のデバイス
そのデバイスに華鈴は見覚えがあった
「これ……なんであんたが⁉︎」
帝は指令室のコンソールにタブレットを接続し、何かの操作を始めながら振り向かずに告げる
「八坂元司令の残した書類をひっくり返していて見つけたある研究書類。そこの暗号に場所が記されていた。その言葉が真実ならそれはすぐに動かせるはずだ」
帝からその言葉だけを聞いた華鈴は一瞬困惑したような顔を見せたがたしかに頷き、そのデバイスを掲げる
「レブナント、起動!!」
福岡
退却する戦車隊や機動隊、触手が正にそれに襲い掛からんとした時に地面から現れた別の何かがそれを阻む
ーGYAOOOOOOOOOOOO!!!
現れたそれは機械改造された体を持つゴモラに似た怪獣だった
「レブナント!?」
「
自分たちを救った機械の獣に気づいた隊員たちが歓声を上げる
ークルォォォォオォォォ!!
新たに現れた怪獣に警戒の意志を示すアポロアポストルにレブナントGが進撃していく
ーGoAAAAAAAAAAAA!!
広島の戦地にもレブナントFが出現、襲いかかる触手を切り刻みながら進撃していく
ークルォォォォオォォォォオ!!!
アポロアポストルが腕と肩から放つエネルギー光線を腕の間に広げたバリアで防ぎながら肉薄し、その剣爪をアポロアポストルの肩口に深々と突き刺し押し込む
ークルォォォォオォォォォオ!?!?
緑の体液を噴き出しながらアポロアポストルが悲痛な咆哮を上げる
「石動司令……俺たちとまた戦ってくれ!!」
「レブナントに続け!!司令の遺志を無駄にするな!!」
アポロアポストルに食らいつくレブナントたちに鼓舞され、A.I.G.I.S.隊員たちの勢いが盛り返していく
A.I.G.I.S.指令室でその様子を見ながらレブナントをコントロールしていた華鈴が笑う
「石動司令…あんたの部下はやっぱ強いぞ…‼︎ 隊員も、レブナントも!!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ークルォォォォオォォォ!!!
アポロアポストルの肩から放たれたエネルギーボールをガンブレイバーがすんでで回避する
機動力の高さを活かしてエネルギーボールから避け続けるブレイバーだが、その追尾を振り切るまでには至らない
「クソッ!!」
なんとか回避しようとエンジンを吹かせるが、エネルギーボールはジリジリと迫ってくる
ガンブレイバーにエネルギーボールが直撃するーそう思われた瞬間、どこからか放たれた砲撃がエネルギーボールを撃ち落とす
「ーえ?」
後部座席の花が呆けた声を漏らす
その砲撃を放った主は両腕が大砲のようになった深緑色の機体を持つロボットだった
「あれは……?」
「えっと、あ、あのエンブレム!」
花がロボットの胸元にあったマークに気が付く
「あれって、マーキンド星の製品に刻印されるエンブレム…‼︎」
その深緑のロボットに続き現れた同型の、今度は腕がドリル状になった機体がアポロアポストルへと突撃していき、その巨体を押さえ込む
「なんなんだ……このロボットたちは……?」
驚愕している翔真のメモリーディスプレイに着信が入る
『あー、はじめましてNEXT GUYSのお方』
画面に映し出されたのは昆虫のような姿の異星種族ーマーキンド星人だった
「あんたは…?」
『ご挨拶が遅れました。私、マーキンド星にて機械製品の取引を行なっているシハルと申します』
慇懃に礼をしながらシハルと名乗るマーキンド星人は続ける
『私ども、義によってこの星の助太刀に参った次第。そこのレギオノイド隊も我々の製品でございます』
触手やアポロアポストルを押さえる巨大ロボットたちーレギオノイドを見た花がシハルに問う
「なんでこんな戦力を…?」
『何、なんてことはありませんよ』
『私どもが信じてみたい未来に、従っただけでございます』
レギオノイドの援軍が現れる数分前
植物体の出現により避難した一般市民たちの間でも不安は広がりつつあった
「あれなんなんだろうね…」
「怪獣の一部とかいう話だけど」
「NEXT GUYSとかA.I.G.I.S.がなんとかしてくれるでしょ」
『でもなんだか苦戦してるらしい』
「あ、ほらなんか中継されてる!」
避難中の群衆たちの何人かがスマホやタブレットで野次馬が映したらしい動画を見ている
そこには怪獣に苦戦するNEXT GUYSやA.I.G.I.S.たちが映っていた
どこから撮影されたのか、蛍火村近くで戦うメビウスとヒカリ、イカロスたちの姿も映っていた
群衆の中の異星種族たちはどこかバツの悪そうな顔でその動画を見ていた
その中で樹もニゴと共にイカロスたちの戦う様子を見ていた
「翼さん……ミライさん……」
不安そうに見つめる樹をニゴはただ見守っていた
その映像の中でボロボロになったメビウスとヒカリが倒れ、無惨にも大破したイカロスの姿が映り、思わず樹が口元を覆う
「おい、ウルトラマンたちが手も足も出てないぞ…」
「どうなってんだよこれ……」
「イカロス…というか翼ってやつが中に乗ってるならヤバいんじゃないの…?」
「翼さん……ッ‼︎」
思わず逆走しようとする樹をニゴが引き止める
『無茶だ!キミが向かっても無駄に命を散らすだけだ』
ニゴのその言葉に樹が涙を流しながらも踏み留まる
「なんで……なんで偽物なのにここまでできるんだよ……」
群衆の中で誰かが呟いた
『これを見ている皆さん。私の言葉をどうか聞いてください』
中継映像に割り込む形である人物が映し出される
『リブラ代表……?』
映し出されたルパーツ星代表リブラが真剣な顔で口を開く
『知っての通り、先日まで我々はウルトラマンイカロスー日向 翼という地球人を同盟内の過激派の策略によって危険分子として扱っていました。彼の為していることを契約の下黙認していた我々は、彼がその力を誤ったことに使うことを何より危惧していた故に、そう決定せざるをえなかった』
リブラの言葉に異星種族も地球人たちも騒ぎ始める
『今から私が語ることは、友好種族同盟の代表としてではなく、ルパーツ星人のリブラとしての言葉として聞いてください』
リブラは一つ深呼吸をして、告げる
『私は、日向 翼という地球人を間近で見てきました。そして私は、彼のことを信頼しています』
『彼と彼の祖父は、この地球のために命をかけて戦ったあるウルトラマンの遺志を受け継ぎ、イカロスという形でその誓いを守り、一人戦ってきたのです。イカロスの力を兵器として使うのではなく、ただ友との約束を守るために』
『ー我々が超常の存在と見るウルトラマンとの友としての約束のために』
リブラの言葉に動画を見ていた人々が静まり返る
『そんな彼が見据える未来を私は彼の行動を見た上で信じ抜くと決めたのです』
『どんな種族とも手を取り合い、友にもなれる未来を。なんのことはない約束ができる世界を』
映像が切り替わり、アポロアポストルと戦うNEXT GUYSとA.I.G.I.S.たちが映し出される
「おい、これって…」
『マーキンド星製のレギオノイド⁉︎』
『こっちはカスタマイズされたキングジョーだ…』
『ベリル星人が使ってたロボットまである!』
各地で苦戦する地球人たちに異星種族たちが助太刀に現れていたのだ
『友好種族同盟は長らく中立を心がけてきましたが、私はそれを今覆します。この地球を愛する同胞のために、我々は戦力支援を行います』
『皆様もどうか、信じてください。自らが信じる未来のために戦う彼らを、彼らの信じる手の取り合える未来を!』
リブラからの演説が終えられる
『……良いのですね。リベラ代表』
ミラクル星代表ファノアがリブラに問う
「もちろん。これが私の信じたい未来への一歩なのですから」
微笑みながらリブラは隣に立つ人物を見遣る
「私自身、ようやく目が覚めたことですがね」
そこに立っていたのは白金と金で彩られた宇宙服のような姿の人物
ミアダ星の『皇女』、レリアだった
『さ、差し出がましいことで申し訳ありませんでした代表……』
レリアがおずおずと頭を下げる
イカロスと翼の拘束命令が解除されたすぐ後、レリアがリブラの下へ訪れて直談判をしてきたのだ
元軍人のリビオスの威圧に身を小さくしながらも、精一杯小さな皇女は語ったのだ
『信じたい未来を信じてください』と
「気にしないでください、レリア皇女。むしろ私は貴女の言葉で目が覚めたのですから」
レリアに優しく微笑みかけ、リブラは真剣な眼差しで各地の様子に目を向ける
倒れ伏したまま動かない大破したイカロスを見据え、祈るように呟く
「翼、負けないでください。貴方の目指す未来を今、皆が共に見ようとしているのです」
ガンローダーに迫りつつあった触手を砲撃で撃ち落とし、そのまま黒い影がガンローダーとすれ違う形でアポロアポストルに突撃、手にしたペダニウムランチャーをゼロ距離で頭部に撃ち込みアポロアポストルを撃破する
「ヒュー……強い強いとは聞いてたがマジで百戦錬磨じゃん…リビオス次席」
アポロアポストルの残骸を見下ろすキングジョーブラックに乗り込んでいたのは、友好種族同盟次席のミステラー星代表リビオスだった
『これで終わる男ではないだろう、日向 翼』
新たに再生し始めるアポロアポストルにペダニウムランチャーを突きつけるキングジョーブラックにガンローダーが並ぶ
『貴様の諦めの悪さを、夢に向かう愚直さを、もう一度見せてみろ!』
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
蛍火村周辺
『突然姿変えやがって……ッ⁉︎』
アポロデラス・ヘリオスへと変化した相手を警戒していたホムラザムシャーが力を振り絞り動く
蛍火村へと侵攻していく触手たちをホムラザムシャーが防ぐ
『やらせるかよ……‼︎ ここは、あの銀ピカ野郎が立ち塞がった場所だ……』
ボロボロの体に鞭打ち立ち上がるホムラザムシャー
『守るということ……それが強さになるなら見せてやるよ爺さん…‼︎』
『守ってやるさ…‼︎ ヤツが守ろうとしたものも、オレ自身の命も…‼︎』
迫る触手に刀を構え直すホムラザムシャー
その目前に銀色の何かが飛来し、触手をまとめて薙ぎ払う
『テメェは……?』
現れた新たな影、その正体はイカロスキラーへと変化し大破したはずのウルトレイダー・ツキカゲだった
「プロトタイプがやはり残っていた。アメノサカホコも正常起動を確認、動作や内部機構に不備は見られない」
A.I.G.I.S.指令部でツキカゲの様子をモニタリングする帝を華鈴が見やる
「汚名返上ってわけ?」
「当たり前だ。あんな終わり方、俺が作り上げたAIを乗せたロボットとして認められるわけがない」
そう答えながら帝は一つ咳払いする
「……それも一つだが、このままにできないことはまだある」
『キミが望む未来が、こんなものであっていい訳がない!!』
帝の脳裏には翼の言葉が響いていた
「そこまで言うなら、それを示して見せろ。それまで勝手に死ぬのは許さんぞ…日向 翼!!」
進行ルート上の触手を切り裂き、ツキカゲの拳がアポロデラスに突き刺さる
が、さしたるダメージもなくエネルギー波がツキカゲを吹き飛ばす
ークォォォォォォォォォォ!!
背部に出現させた光の翼からいくつものエネルギー光線が放たれる
ツキカゲはそのパターンを瞬時に分析。その隙間を縫って移動して反撃の光線を放つ
その光線もまたバリアーに阻まれるが、その隙を紅き若武者が逃さなかった
『ハァッ!!』
斬りかかるホムラザムシャーを防ぎ、ツキカゲにはエネルギー波を放ち二体をアポロデラスが退ける
並び立つツキカゲを睨みホムラザムシャーがフッと笑う
『なんだかしらねぇが、オレの邪魔はするんじゃねぇぞ!!』
無言で構えを直しツキカゲが応じる
エネルギーボールを生み出し更なる攻撃を放つアポロデラスに銀と紅の巨軀が駆けていく
友好種族同盟とその呼びかけに応じた異星種族の協力により各地のアポロアポストルと触手への対抗はこちら側が優勢になっていた
東京の避難している群衆たちもその様子を各々の端末に映る中継から見ていた
「異星種族の連中も助けてくれてる…」
「信じたい未来…か……」
「宇宙人さんたちも地球が好きなんだね」
その時、ビルの隙間を縫うように群衆たちの周りにアポロデラスの触手が出現してくる
ーうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
NEXT GUYSやA.I.G.I.S.、友好種族同盟連合軍が防ぐ進行以外にもアポロデラスの触手は地中を通って進行してきていたのだ
触手が人々に襲いかかる
その中にいた樹も思わず顔を覆う
ーギギィッ!!
が、触手が人々に襲いかかることはなかった
「ニゴさん!!!」
触手群を掴み、群衆の前に立ち塞がっていたのは青いバツ型の目をした白黒服の巨人
樹と共にいたギギ人の元軍人、ニゴが人々を守ろうと立ちはだかったのだ
ーギギィ……ッ!!
触手をなんとか押し返し、目から放つ光線でその触手たちを破壊する
それでも更に伸びてくる触手たちを今度はサーベルと光弾が弾いた
『加勢するぜ、ギギ人の!』
『手伝わせていただきます!!』
ニゴに並び立つ形で新たに二人の異星種族、マグマ星人とキュリア星人が現れ、触手を払っていく
人々のために立ち上がった異星種族たち
その一人の背に向けて樹が声を張り上げる
「ニゴさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!頑張れぇぇぇぇぇぇぇ!!」
NEXT GUYSやA.I.G.I.S.の隊員のように戦う力も、異星種族みたいに特殊な能力もない非力な自分に今できうることを
そんな彼女の行動に触発されたかのように、人々も声を上げ始める
「異星種族の人、頑張れ!!」
『NEXT GUYSやA.I.G.I.S.の人らも負けないでくれ!!』
「俺たちの星を頼む!!」
『頑張って!!立ち上がってくれイカロス!!!』
皆が皆ではない
でも、リブラの言葉に、NEXT GUYSや翼たちのひたむきさに動かされて信じたい未来を信じる勇気をもらって立ち上がる人々がいるのだ
水面下で諍いの種があった地球人と異星種族
その両者の心は今一つになり始めていたのだ
ある病院の屋上でも地球人と異星種族の子供たちが遠目に見えるNEXT GUYSたちやレギオノイドの姿を見て声を上げる
「宇宙人さん頑張れぇ!!」
『地球の人たちも負けないで!!』
その様子をどこか心ここに在らずといった様子で見つめる女性もそこにいた
更なる触手が地面から出現していく中、その病院にも触手が襲いかかる
咄嗟に子供たちが逃げるが、振り下ろされた触手はその頭上に迫っていた
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
転びながら伏せる子供たち
だが、その体に痛みや衝撃は走らなかった
目を開けた子供たちの前にいたのは入院着を着た一人の女性
その女性が手をかざし、触手を何かの力で押さえていたのだ
「ぁああッ!!」
手を払い、念動力で触手を押し返す
力を使ったからかへたり込む女性ー八坂 蛭子はみるみる顔を青ざめさせていた
『化け物!』
『人殺し!!』
頭の中でかつて投げかけられた言葉が響く
またやってしまった。また、化け物だということを見せてしまった
震える蛭子の手を子供たちが優しく掴む
「ありがとうお姉ちゃん!」
あの時かけられなかった言葉が蛭子にかけられる
少女が驚きで目を見開く
そんな少女たちに迫る触手を黒い斬撃が防いだ
「今のうちに逃げな、お嬢さんたち」
ニヤニヤと笑いながら新たに現れたスーツ姿の男が日本刀をひらひらと振りながら告げる
その言葉を聞いて子供たちを先に蛭子が逃す
その蛭子の背に男が言葉を投げかける
「化け物ってのは、俺たち以上に心の中にいるもんなんだろうな」
「………」
「でも、皆が皆化け物を飼う訳じゃない。飼っていたとしても、それに抗って答えを見つけて前に進むヤツもいる訳だ」
蛭子の方を振り返りながら男がニヤリと笑う
「ーなぁ?ガイ」
俯く蛭子の肩をぽんと大きい手が叩く
そこに新たに現れていたのは鍔広帽と皮のジャケットを纏う長身の男だった
「まぁな」
スーツ姿の男にそう答え、ガイと呼ばれた男は蛭子のほうをちらと見て告げる
「あんたがどういう境遇なのか、俺は知らない。でも、迷うってことは前に進もうとしてる自分がいるってわけなんだろうさ」
「ネバー・セイ・ネバー。俺の仲間の受け売りだが、まずは信じたい自分を信じてみたらいいんじゃないのか?」
ガイはそう言いながら触手の前に歩み出ていく
「……貴方は…一体……」
小さな声で問う蛭子に帽子を取りながら振り返り、ガイが答える
「俺はクレナイ・ガイ。通りすがりの風来坊さ」
スーツの男ージャグラーと並びガイが遠くで戦うNEXT GUYSやレギオノイド、アポロアポストルを見やる
「な?この地球ピンチだったろ?知らせてやったこと、感謝しろよなガイ」
「ま、そういうことにしといてやる」
フッ、と微笑みガイはリング型のデバイスを取り出し構える
「ウルトラマンさん!」
ウルトラマンの姿が描かれたカードをリングに通す
《ウルトラマン!》
ーシュワッ!!
リングから放たれた光の粒子がガイの隣にウルトラマンの姿を作り出す
「ティガさん!」
更に別のウルトラマンが描かれたカードをリングに通す
《ウルトラマンティガ!》
ーテヤァッ!!
新たなウルトラマンの姿がガイの隣に作り出される
「光の力、お借りします!!」
ガイが手にしたリング型のデバイスーオーブリングを掲げ、トリガーを引く
それと共に二人のウルトラマンの姿がガイに重なり、その姿を新たなウルトラマンへと変えていく
《フュージョンアップ!》
《ウルトラマンオーブ!》
《スペシウムゼペリオン!!》
病院に襲い掛からんとする触手たちを現れた光の巨人が振り払う
そこに現れたのはリング型のカラータイマーを持つ新たなウルトラマンだった
『俺の名はオーブ。ウルトラマンオーブ!』
『闇を照らして、悪を撃つ!!』
そう名乗りを上げたウルトラマンオーブは飛翔し、レギオノイド部隊を押し込むアポロアポストルを蹴り飛ばした
「新しい……ウルトラマン!」
ブレイバーの目前に現れたオーブは背中越しに頷き、アポロアポストルに向き合う
ークォォォォォォォォォォ!!!
肩の砲門からエネルギー弾を乱射しながら迫るアポロアポストルを受け止め、その大砲を上に持ち上げて後方のブレイバーとレギオノイドを庇いながらその背をレギオノイドの方に向かせ、頷く
「わかった!ウイングブルーブラスター!!」
ブレイバーから放たれる青い光線とレギオノイドのバルカン砲がアポロアポストルの背に突き刺さる
アポロアポストルを蹴り飛ばし距離を取ったオーブが腕を上下に構える
『スペリオン光線!!』
十字に組んだ腕から放たれた白い光線がアポロアポストルを貫く
白銀の体からエネルギーがスパークし、その体が爆散する
が、オーブの背後からすぐさま新たなアポロアポストルが二体生み出され産声を上げる
「こいつも複数体生み出せるのか…⁉︎」
『だったら!!』
二体のアポロアポストルが付き出すクローアームが直撃する寸前にオーブの姿が光り輝き、その光を切り裂き鋭い鉤爪を持つ腕が飛び出してアポロアポストルたちの腕を掴み捻り上げる
《フュージョンアップ!》
《ウルトラマンオーブ!》
《サンダーブレスター!!》
ーグォオオオ…!!
新たに現れたオーブの姿は膨張した筋肉を持つマッシブな姿
赤と黒、銀に覆われたその姿はどこか以前現れたウルトラマンジードにも似ていた
その目は赤く輝き、吊り上がっていた
ークォォォォォォ……!?
とてつもない膂力で押し戻されたアポロアポストルたちの拘束を解くとその腕を力一杯引き絞り、二体の胸に叩き込み大きく吹き飛ばす
『闇を抱いて……光となるッ!!!』
「闇を抱いて……光に……」
二体のアポロアポストルを相手にブレイバーやレギオノイドの援護を受けながら戦うオーブを見つめながら蛭子が呟く
「闇は恐れるだけのものじゃない。どんなヤツにも、闇はここにある」
一緒になって眺めていたジャグラーがそう告げる
「俺みたいにそれを力にするか、あいつみたいに光に生きることを選ぶか……そこから先はお前自身が決めるしかないんだぜ?ヤプールの娘のお嬢さん」
それを聞いた蛭子は胸に手を当てる
しばらく思案していたような様子を見せるが、何かを決意したように蛭子はその手を握りしめ、きっと前を向いた
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
下がったツキカゲが光線を放ち、それを受け止めたアポロデラスのバリアにホムラザムシャーが斬り込む
『お、ォオォォォッ!!!』
裂帛の気合いと共に刃を押し込むが、バリアは崩れず、アポロデラスはエネルギー衝撃波を放ちホムラザムシャーを吹き飛ばす
更にアポロデラスは翼状のエネルギーから両腕にエネルギーを移動させ、それを収束させて高密度のエネルギー光線を放つ
ツキカゲは腕をクロスさせ、バリアフィールドを展開するがそれでもなお防ぎきれず、その衝撃で両腕が爆発し失われる
《ダメージ甚大…リアクター損傷…戦闘続行困難》
ツキカゲが糸の切れた人形のように脱力し、エネルギーパイプなどの発光が失われる
「クソッ!!」
その様子を見ていた帝がコンソールに拳を振り下ろす
すぐに帝はツキカゲの自動修復機能にアクセスし、リアクターの損傷を修復しようと尽力する
「諦めるか…諦めきれるか…‼︎」
「なんでもない学友一人守れないなんて俺自身が許せないッ‼︎」
「お前の夢もそうであるように、俺の夢も柔じゃないんだよッ!」
「……あいつら……」
日向重工地下ドックで各地の戦闘の様子を確認していたコンや日向重工社員たちが立ち上がる
NEXT GUYSが、A.I.G.I.S.が、ウルトラマンが戦っている
友好種族同盟や異星種族が突き動かされ、立ち上がっている
その様子を見てコンが胸に当てた手を握りしめる
「……あんたが信じた未来は無駄じゃない。あんたの想いが、動かした人がたくさんここにいる……」
「そいつらが戦ってるのよ……だから……だからッ!!」
「いつまでも寝てないでさっさと起きろよ!!バカ社長ォッ!!!」
『ぐぅおあああああッ!?』
アポロデラスの放つエネルギー弾が何発も直撃し、ホムラザムシャーが倒れふす
ークォォォォォォ……
倒れ伏したホムラザムシャーを無視し、アポロデラスは大破したイカロスに視線を向ける
【進化 繁栄 発展 到達 永遠 不滅】
展開した触手がイカロスへと迫っていく
その時、倒れ伏したイカロスの胸元
ヒビの入ったタイマーリアクターが青い輝きを放った
次回
ウルトラマンイカロス
最終回
「日向う翼は昴星と輝く」