今月はMPサンダークラッカーとか届くから楽しみだけど、結構財布がピンチ…(泣)
スラッグの電撃によってオアシスから這い出して来たそれは、体長10m、無数の触手をウネウネとくねらせ、赤く輝く魔石を持っていた。一言で言えば、ファンタジーでお馴染みの魔物・スライムだ。
だが、サイズがおかしい。通常、トータスに生息するスライム型の魔物は、せいぜい体長1mくらいなのだ。また、周囲の水を操るような力もなかったはずだ。少なくとも触手のように操ることは、自身の肉体以外では出来なかったはずである。
「なんだ?この魔物は一体何なんだ?バチェラム、なのか?」
「
「俺スラッグ、ありゃヘドロの塊か?」
呆然とランズィがそんな事を呟く。バチェラムとは、この世界のスライム型の魔物のことだ。対する亮牙とスラッグは、相変わらず呑気にそんな事を呟く。
「バッチいでもヘドロでも、何でもいいよ…。こいつがオアシスが汚染された原因でしょ?大方、毒素を出す固有魔法でも持っているんだよ」
「…確かに、そう考えるのが妥当か。だが倒せるのか?」
「当然だ」
ハジメとランズィがそう会話している間も、オアシスバチュラムは全く攻撃を仕掛けてこなかった。普通なら怒り心頭といった感じで触手攻撃をしてくる筈だが、スラッグの電撃が凄まじ過ぎて、かなり衰弱しきっているようだ。核と思しき赤い魔石は、まるで意思を持っているかのように体内を動き回っているが、どうもその動きが鈍っている。
マキシマル一行の規格外ぶりに、もう驚いていられるかと投げやり気味にスルーしたランズィが、冷静な態度で勝算を尋ねた。その質問に対して亮牙はそうぶっきらぼうに答えると、再びグリムロックの姿になる。直ぐにビーストモードへと変形すると、口を大きく開いてエネルギーをチャージし、捕食者らしく鋭く目を細め。さながら大砲でも発射するかのように狙いを定めた。
「俺グリムロック、汚物は消毒だ」
「いや、北○の拳かよ…」
「
「俺スラッグ、汚ねえ花火だ」
某世紀末の世界でヒャッハー!とか叫んでる連中が言いそうな台詞を呟く親友に、ハジメが苦笑しながらツッコむ。次の瞬間、グリムロックの大きな口から巨大な火の玉が、空を切り裂き放たれると。そのまま寸分違わずオアシスバチュラムに直撃した。全身が水分の塊と言っても過言ではないオアシスバチュラムだったが、既に衰弱し切った状態では避ける事も叶わず、凄まじい熱量に構成していた水分は一瞬で蒸発、魔石も容赦なく焼き尽くされて消滅した。
打ち上げ花火のような凄まじい音と、大量の水が蒸発した事による湯気に、オアシスから上がったスラッグがそう呟き、呆然としていたランズィ達もハッとなる。
「…終わったのかね?」
「ええ、もうオアシスに魔力反応はありません。とは言え、原因を排除した事がイコール浄化と言えるのかは分かりませんが…」
ハジメの言葉を聞き、ランズィ達は祖国を存亡の危機に陥れた元凶があっさり撃退されたことに、まるで狐につままれたような気分になった。それでも、元凶が目の前で消滅したことは確かなので、慌ててランズィの部下の一人が水質の鑑定を行った。
「…どうだ?」
「…いえ、汚染されたままです」
ランズィの期待するような声音に、しかし部下は落胆した様子で首を振った。オアシスから汲んだ水からも人々が感染していたことから予想していたことではあるが、オアシスバチュラムがいなくても一度汚染された水は残るという事実に、やはり皆落胆が隠せないようだ。
「俺スラッグ、そんなに落ち込むな。元凶いなくなったから、これ以上汚される心配ない!綺麗な水、いくらでも水脈から湧き出るし、汚れた水を捨てていけば、近いうちに自然は回復する!」
自然の回復力を信じるスラッグの言葉に、意気消沈していたランズィ達も気を取り直し、復興に向けて意欲を見せ始めた。ランズィを中心に一丸となっている姿から、アンカジの住民は皆がこの国を愛しているのだということがよく分かった。過酷な環境にある国だからこそ、愛国心も強いのだろう。
「…しかし、あのバチュラムらしき魔物は一体なんだったのか?新種の魔物が地下水脈から流れ込みでもしたのだろうか?」
気を取り直したランズィが首を傾げてオアシスを眺める。それに答えたのは、再び人間態に戻った亮牙とハジメだった。
「いや、自然災害なんて幾らなんでも出来過ぎだ。十中八九、アホの魔人族どもの仕業だろ」
「確かに、魔物を家畜感覚で品種改良してる奴らならやりかねないね…」
「何、魔人族だと⁉︎貴殿達がそう言うからには思い当たる事があるのだな?」
二人の言葉に驚いた表情を見せたランズィは、しかし、すぐさま冷静さを取り戻すと続きを促した。水の確保と元凶の排除を成し遂げたマキシマル一行に、今となっては敬意と信頼を寄せているようで、最初の胡乱な眼差しはもはや微塵もなかった。
亮牙もハジメも、今回の騒動の元凶たるオアシスバチュラムが、魔人族が変成魔法によって新たに生み出した魔物だと推測していた。理由はオアシスバチュラムの特異性もそうだが、ウルの町で愛子が、オルクス大迷宮で勇者一行を狙ったという事実があるからだ。
恐らく、魔人族の魔物の軍備は整いつつあるのだろう。そして、いざ戦争となる前に、危険や不確定要素、北大陸の要所に対する調査と打撃を行っているのだ。愛子という食料供給を一変させかねない存在と、聖教教会が魔人族の魔物に対抗するため異世界から喚んだ勇者を狙ったのがいい証拠だ。もっとも、魔人族側の協力者であるディセプティコンは、その二点などあまり重視していなかったと思うが…。
アンカジの場合は、食料関係において間違いなく要所である事に加えて、襲撃した場合、大砂漠のど真ん中という地理から救援も呼びにくいので、敵側が狙うのもおかしな話ではないのだ。
その辺りの推測を話すと、ランズィは低く唸り声を上げ苦い表情を見せた。
「魔物のことは聞き及んでいる。こちらでも独自に調査はしていたが、よもや、あんなものまで使役できるようになっているとは…。見通しが甘かったか」
「まぁ仕方ないですよ。王都でも、おそらく新種の魔物なんて情報は掴んでいないでしょうし…。なにせ勇者一行とホルアドが襲われたのも、つい最近ですから、今頃あちこちで大騒ぎしてると思いますよ」
「俺としちゃあ、魔人族どもより同盟を組んでる奴らの方が気になるがな。…にしても魔人族の奴ら、自然破壊までするなんて正気かよ。仮に人間絶滅させて侵略成功したとしても、自分達が使えなくなるじゃねえか…」
「…何にせよ、いよいよ本格的に動き出したということか。亮牙殿、ハジメ殿、貴殿達は冒険者と名乗っていたが、そのアーティファクトといい、強さといい、やはり貴殿達も…」
神の使徒なのか?とランズィが問いかけると、亮牙とハジメは何も答えず肩を竦めた。それを見て彼は、何か事情があるのだろうとそれ以上の詮索を止めた。どんな事情があろうとアンカジがマキシマル一行に救われたことに変わりはない。恩人に対しては、無用な詮索をするよりやるべき事がある。
「…亮牙殿、ハジメ殿、ユエ殿、スラッグ殿。アンカジ公国領主ランズィ・フォウワード・ゼンゲンは、国を代表して礼を言う。この国は貴殿等に救われた」
そう言うと、ランズィを含め彼等の部下達も深々と頭を下げた。領主たる者がそう簡単に頭を下げるべきではないのだが、亮牙とハジメが神の使徒の一人であるか否かに関わらず、きっと彼は頭を下げただろう。ほんの少しの付き合いしかないが、それでも彼の愛国心が並々ならぬものであると理解できる。だからこそ、周囲の部下達もランズィが一介の冒険者を名乗るマキシマル一行に頭を下げても止めようとせず、一緒に頭を下げているのだ。この辺りは、息子にもしっかり受け継がれているのだろう。仕草も言動もそっくりである。
そんな彼らを黙って見つめていた亮牙は、とある事を思いついて口を開いた。
「…そうだな。俺達マキシマルに恩義を感じたと言うなら、対価を貰おうか」
「対価?無論、この恩には必ず報いるつもりだが…」
「なに、別に金や地位を寄越せ、なんて言うつもりはねえよ。いざって時は俺達の後ろ盾になってくれりゃあいい」
「そ、それだけか?本当にそれだけで良いのか?」
「ああ。まあ絶対に必要かと言えばそうでもないし、いざって時は世界が相手だろうと戦うつもりだ。とは言え俺達も、折角助けた命を殺すなんて真似はあまりしたくねえからな。…それに、俺やスラッグの真の姿や、俺達マキシマルの力を目の当たりにした以上、あんな力を持つ俺達と戦う、なんて真似は御免だろ?」
「…それは脅しかね、亮牙殿?」
亮牙のその言葉に、流石のランズィや側近達も険しい表情となる。それを見てハジメやユエ、スラッグが身構えようとするが、亮牙はそれを制すると話を続けた。
「まあ、どう捉えるかは自由だ。だが俺達は、一度敵対した奴らには一切容赦などせん。最後の一匹になるまで徹底的に叩き潰す。これまでの旅でもそうやって多くの馬鹿どもを地獄に送ってやったからな」
「本当に、恐ろしい方だな。貴殿は…。しかし、そこまで豪語するのなら、何故後ろ盾を求めるのかね?」
「褒め言葉として受け取ってくぜ。はっきり言って、俺は人種差別を助長する教会も、奴等の崇める神とやらも一切信用してないし、寧ろ嫌悪しているくらいだ。まあ連中も、竜人族のように異形へと姿を変えるうえに亜人族の娘と恋仲の俺など、今直ぐにでも始末したいだろうがな」
鼻で笑いながら平然とそう言い切る亮牙に、流石のランズィも僅かに眉をひそめ、側近達は驚愕の表情を浮かべていた。やがて、ランズィが恐る恐る亮牙に尋ねた。
「…亮牙殿、貴殿達は聖教教会と敵対するつもりなのかね?」
「ああ、いずれな。無論、教会の信者は世界規模で存在するのは理解してるし、其奴ら全員と敵対する覚悟もしている。俺やスラッグ、ストレイフはこう見えて数多くの戦場を戦い抜いた経験があるから今更気にはしてねえが、うちの若い奴らには、出来れば手を汚す機会は少なくさせたいからな…」
「成程、話が見えてきた。万が一、貴殿達が教会側と全面戦争となった場合、我々アンカジ王国は一切手を出すな、と言う事かね?」
「ああ。別に味方になれとまでは言わん。中立の立場を取ってくれればいい。お前は見た限り有能な指導者だから、賢明な判断をしてくれよ?」
「…ハァ、確かに貴殿達と敵対するなど、考えただけでも恐ろしいな。それに今回の大恩に対する礼は元からするつもりでしたからな。良いでしょう。その要求、受け入れましょう」
「そうこなくちゃな」
政治家として貴族として、腹の探り合いが日常と化しているランズィも、当初は警戒を露わにしていたが、元来の善良な性格から、救国の礼としてこの要求を呑んでも良いと判断した。苦笑しながらもそう約束してくれた彼に、亮牙は笑みを浮かべながら握手を交わした。
元々マキシマル一行としては、ミュウを預けなければならない以上、アンカジの安全確保は必要なことだったので、それほど感謝される程の事でもなかった。だがいざという時に敵は少ないに越したことはないだろうと、今回の件で恩を売っておいて損はないと判断したのだ。
「…さて、話を戻すが、我がアンカジには未だ苦しんでいる患者達が大勢いる…。頼み事ばかりで大変申し訳ないが、彼らを救うため、静因石の採取も頼めるかね?」
「構わん。もともとグリューエン大火山に用があって来たからな。ただ、どれくらい採取する必要があるんだ?」
あっさり引き受けた亮牙に。ホッと胸を撫で下ろしたランズィは、現在の患者数と必要な採取量を伝えた。相当な量であったが、マキシマル一行には「宝物庫」があるので問題ない。こういうところでも、普通の冒険者では全ての患者を救うことは出来なかっただろうと、ランズィはマキシマル一行との出会いを神に感謝するのだった。
医療院では、ストレイフがシアとティオを伴って獅子奮迅の活躍を見せていた。緊急性の高い患者から魔力を一斉に抜き取っては魔晶石にストックし、半径10m以内に集めた患者の病の進行を一斉に遅らせていった。同時にティオが神水を使って、衰弱した患者達を回復させていった。
シアはその剛力を活かし、馬車に乗せた患者達を馬車ごと持ち上げて、建物の上をピョンピョン飛び跳ねながら他の施設を行ったり来たりしている。緊急性の高い患者は、わざわざ各施設を移動するより、集めて一気に処置した方が効率的だからだ。
もっとも、この方法や、非力な筈のウサミミ少女の有り得ない勇姿に、それを見た者は自分も病気にかかって幻覚を見始めたのだと絶望して医療院に駆け込むという姿が多々見られたので、余計に医療院が混乱するという弊害もあったのだが。
科学者として的確な指示を出し、当たり前のように凄まじい治療を行なっていくストレイフの姿に、医療院の職員達は驚愕を通り越して深い尊敬の念を抱いたようで、今では全員が彼の指示のもと患者達の治療に当たっていた。
そんなストレイフを中心とした彼等の元に、亮牙達がやって来た。そして共にいたランズィより、水の確保と元凶の排除がなされた事が大声で伝えられると、一斉に歓声が上がった。多くの人が亡くなり、砂漠の真ん中で安全な水も確保できず、絶望に包まれていたアンカジに、希望の光が照らし始めたからだ。その朗報は直ぐ様各所に伝えられていき、病に倒れ伏す人々も、もう少し耐えれば助かる筈だと気力を奮い立たせた。
医療員に歓声が上がる中、治療を続けるストレイフに、亮牙が歩み寄って話しかけた。
「おうストレイフ、どれくらい持ちそうだ?これからグリューエン大火山に挑むが…」
「…もって二日だな。悪いがこの調子じゃあ、俺は行けそうにねえな。まあ、どのみち誰かがミュウちゃんのお守りをしなくちゃならねぇし、ついでに残って治療を続ける事にするよ」
「分かった。静因石も大量に必要みたいだから、どちらにしろ深部まで行かなきゃならないし、浅い場所でちんたら探しても仕方ないからね。ミュウを頼むよ」
「ああ、任せな。まあミュウちゃんは案外、スラッグよりはしっかりしてるけどな」
「「「「「確かに」」」」」
「俺スラッグ、どういう意味だ!!?」
ストレイフは話に聞いた大迷宮に挑戦したいという思いもあったが、今回は一度治療を引き受けた以上、ミュウの子守りも兼ねてアンカジに残る事にした。さりげなくパパ振りを発揮するハジメも一安心した様子だ。今は場を和ませるように皆でスラッグを揶揄っている。
こうしてマキシマル一行は、グリューエン大火山へと向かうことにした。事前に話は通してあったが、医療院で忙しいストレイフだけでなく、ランズィにもミュウの世話を改めて頼んでおいた。ハジメ達の関係に苦笑い気味のランズィは、快くミュウの世話を引き受けた。
一方、一行のアイドルたるミュウは、あらかじめ言い聞かせてあったものの、ハジメ達が出発すると雰囲気で察した途端、寂しそうに顔をうつむかせた。そんな彼女に、ハジメは膝をついて目線を合わせると、ゆっくり頭を撫でた。
「それじゃあミュウ、行ってくる。ストレイフお兄ちゃんの言う事しっかり聞いて、いい子で留守番してるんだぞ?」
「うぅ、いい子してるの。だから、早く帰ってきて欲しいの、パパ」
「うん、出来るだけ早く帰るよ」
服の裾をギュッと両手で握り締め、泣くのを我慢するミュウと、それを優しく宥めるハジメの姿は、種族など関係なく、誰が見ても親子だった。その場のほんわかと暖かくなる。ハジメはミュウの背中を押し、ストレイフの方へ行かせる。それを見届けた亮牙は、一行に出発の号令をかけた。
「よし、マキシマル!出発するぞ!」
「「「「「おう(ですぅ/なのじゃ)!!!」」」」」
威勢のいい声と共に、一行がその場を後にしようとする中、ミュウがとんでもない爆弾発言を落とした。
「待ってパパ~。いつもユエお姉ちゃんにしてるみたいに、ミュウともパパとチュウする〜!」
どうやらハジメとユエがイチャイチャしているところをしっかり見られていたらしい。無邪気に手を伸ばして来るミュウにハジメが、色々言って躱そうとするが強くは言えず、遂には、
「パパは、ミュウが嫌いなの?」
と、涙目でそんな事を言われてはグゥの音も出ず、結局彼はミュウと互いの頬にキスをすることになり、今度は、多くの患者が倒れている中で、生暖かな視線を受けるという意味の分からない状況となってしまった。
ちなみに、ミュウの暴露をしっかり聞いていたシアは「お二人だって私と亮牙さんの事言えないじゃないですか⁉︎」とカンカンになっており、それなら私達も!と、亮牙と熱いキスを交わしていた。それを見て更にティオもキスを望んだのだが鼻息を荒げており、正直言って誰がどう見ても気持ち悪いとしか言えなかった。
「ん〜♡ご主人様〜♡」
「止めろ!離せ!気色悪い!」
「あ〜ん♡その眼!その眼がぁ!イィ!」
「…俺ストレイフ、胃袋なくて良かった」
亮牙にだいしゅきホールドで組み付いて、ハァハァ言いながらキスしようと迫り、嫌がる彼の態度に更に興奮する姪の姿を見て、叔父であるストレイフの嘆かわしげな呟きが響いた。正直、彼が常人だったら間違いなく胃潰瘍を患っていただろう。
そんな彼らの遥か上空を、三体の何かが凄まじいスピードで飛んでいた。トータスの生物種では到達する事すら出来ない成層圏を音速のスピードで飛んでいった上、特殊なステルス機能を持っていたために、地上にいるマキシマル一行は戯れあっていた事もあり気付く事が出来なかった。
謎の三体は、そのままグリューエン大火山の方へと飛んでいくのであった。
〜用語集〜
・胃袋なくて良かった
元ネタはG1第29話「ダイノボットの逃亡 PART II」におけるスワープの迷言。ストレイフには使わせたいと考えていた。
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本作での雫について現在検討中なのですが、読者の皆様はどんな展開が良いですか?
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光輝の被害者だし救済してあげて(泣)
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取り敢えず主要メンバーのヒロイン入り
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救済する必要なし。悲惨な末路にしろ