この異聞帯の真実を知ったカルデア一行。
絶望に飲まれても彼等にこの地での安息の場は無い。今もなお、
「居たぞ!反逆者だ。」
「大和の血筋の者は捕らえろ。それ以外は殺せ。」
「「「我等、大和の遺せし御心のままに!!!」」」
この地の騎士達が迫り来る。
カルデア一行も数多の経験を積んだ者達、彼等騎士達の対処は可能だが手数が足りない。
頼みの綱の英霊も何故かこの地では召喚ができない。
そんな中に騎士達の上空から何か降りてくる。
青を基調とした白銀の鎧を身に纏った戦乙女。
「は~い。みんな大丈夫?」
現れたのはカンタベリー聖教皇国第四軍団・
「ボクたちが何で反逆しているかは分からないけど、ほら命は助けてあげるからね?おとなしくお縄につこうか?」
慈愛の笑顔を浮かべ、カルデア一行に提案する。
されど、自らの使命を再確認した藤丸立香は、
「いいえ、その提案はお断りします。俺達は俺達の世界を取り戻すために、大切な
「先輩!」
自らの気持ちを言い放った。
「フーン。そうかなら仕方ないな。」
ミステルは、片手に持つ槍を彼等に向け、
「総員、
「「「了解、我等大和の遺せし御心のままに!!!」」」
「「「創星せよ、天に描いた星辰をーー我等は煌めく流れ星」」」
カルデア一行は始めてみる
その間にも騎士達は力を高めていく。
ーーーーパチン
ゆびをならす音が聞こえた
次の瞬間、騎士達の周りが弾けた。
「な、何が起こった!」
ーーーーパチン
再び音がなる。そして起こるは爆発。
「いやはや、普段民を守ると豪語する君がこんなことをするなど
ミステルとカルデア一行の間に現れない男は、彼女の方へ向きながら言う。
「ああ、そうか。すまない、この世界線の君は出会わない筈だったな。」
男の言葉を理解出来ないと彼女は槍を構える。
「何を言っているのかは分からないけど、貴方、今話題の
「ほう、彼も来ているのか。私達だけではないようだね。だけど残念だが私は違うのだよ。まあ、同僚ではあるがね?」
男は眼鏡を光らせながら答える。
そして背後のカルデア一行に向けて、
「さあ、星見の者達よ。今は撤退を推奨する。何、殿は私が勤めよう。」
この言葉を聞き、彼等はお互いを見て頷き即座に駆け出した。
その動きを見たミステル達は捕らえようと動こうとするが男に遮られる。
「貴方、何者?」
ミステルは彼女等を足止めしている男に問いかける。
「彼等風に言うならば、帝国のセイバー。」
男、帝国のセイバーは剣を抜き彼女等に向ける。
「そしてこれらが
次の瞬間、帝国のセイバーに後ろに武装した集団が顕れた。