英国異聞帯~黄金日本教国   作:羽撃鬼

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EP1 始まり

転生して産まれたのは【日本】。

 

更に言えば、死んだ時代よりさらに未来である。

 

特典は、知識と技術のみが有効化している。

 

能力元の原作が思い出せないが、

 

 

「まぁ、そのお陰で今の職場に入れているんだが。」

 

 

彼がいるのはとある研究チーム。

 

新しく発見されたエネルギーを効率よく生産運用を目的としている。

 

 

「にしても、これは。」

 

 

今、彼が見ているのは過去の資料。

 

今現在は電子媒体のばかりの為、残っている数少ない紙媒体の資料である。

 

内容としては、

 

 

(アラタ)、珍しいな。紙媒体の資料か。」

 

「ん?榛士(ハルト)か。過去あった世界規模の事件のやつだ。」

 

 

同研究チームの九条(クジョウ)榛士(ハルト)が声を掛けてきた為、返事をし資料を見せた。

 

 

「気づいたら一年過ぎていたのと、世界が白紙化したとか言われていたやつか。」

 

「ああ。」

 

「しかし、今さらどうしてこれを?」

 

 

彼の質問に馬鹿正直には答えることができないが、

 

前者はFGOにおける【人理焼却】

 

後者は同じく【人理再編】にあたるものである。

 

だからこそ今の職場は軍に関わらなければ、詳しい資料をあると思ったが、推測がだらだらと書いてある今持つ資料しかなかったのだ。

 

 

「いや、ふと思い出して気になってな。業務に集中できなかったんでこうやって解消中。」

 

 

そうか、と榛士は理解したように反応した。

 

そして、ふと思いだしたように、

 

 

「ああ、そうだ。来月新しい人員が入る。まだ若いから何かあったら相談にのってやって来れ。」

 

 

一月後、榛士が言っていた新人が入ってきた。

 

彼は、我々の前で自己紹介した。

 

 

(スメラギ)優也(ユウヤ)です。まだ、若輩者ですがよろしくお願いします。」

 

 

彼がチームに入ったのを皮切りに、研究がさらに進みだした。

 

目的のエネルギーを生成する動力炉である【次元間相転移式核融合】も徐々に造り出されていく。

 

そしてこのまま【日本】は発展していくに思われた。が、

 

ある時、研究所にサイレンが響き渡った。

 

 

「何が起こった!」

 

「【次元間相転移式核融合】の一番機(オリジン)が暴走しています。」

 

 

俺は急いた。

 

そして榛士達の元へ辿り着いた。

 

 

「榛士!どうなっている?」

 

「わからん!こちらの信号も受け付けん!」

 

 

【警告 一番機が間もなく臨界に達します。付近の人々は退避をお願いします。】

 

 

警告音声が響き渡った。

 

それを聞き、榛士と共にいた妹の御先(ミサキ)が一番機の元へ駆け出した。

 

 

「御先!もう間に合わない。」

 

「榛士!私には責任がある。」

 

 

瞬間、一番機がある方向から光にのまれていった。

 

 

「ミサキィィィィ!」

 

 

榛士の断末魔にも似た絶叫を耳に意識が途絶えた。

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