転生して産まれたのは【日本】。
更に言えば、死んだ時代よりさらに未来である。
特典は、知識と技術のみが有効化している。
能力元の原作が思い出せないが、
「まぁ、そのお陰で今の職場に入れているんだが。」
彼がいるのはとある研究チーム。
新しく発見されたエネルギーを効率よく生産運用を目的としている。
「にしても、これは。」
今、彼が見ているのは過去の資料。
今現在は電子媒体のばかりの為、残っている数少ない紙媒体の資料である。
内容としては、
「
「ん?
同研究チームの
「気づいたら一年過ぎていたのと、世界が白紙化したとか言われていたやつか。」
「ああ。」
「しかし、今さらどうしてこれを?」
彼の質問に馬鹿正直には答えることができないが、
前者はFGOにおける【人理焼却】
後者は同じく【人理再編】にあたるものである。
だからこそ今の職場は軍に関わらなければ、詳しい資料をあると思ったが、推測がだらだらと書いてある今持つ資料しかなかったのだ。
「いや、ふと思い出して気になってな。業務に集中できなかったんでこうやって解消中。」
そうか、と榛士は理解したように反応した。
そして、ふと思いだしたように、
「ああ、そうだ。来月新しい人員が入る。まだ若いから何かあったら相談にのってやって来れ。」
一月後、榛士が言っていた新人が入ってきた。
彼は、我々の前で自己紹介した。
「
彼がチームに入ったのを皮切りに、研究がさらに進みだした。
目的のエネルギーを生成する動力炉である【次元間相転移式核融合】も徐々に造り出されていく。
そしてこのまま【日本】は発展していくに思われた。が、
ある時、研究所にサイレンが響き渡った。
「何が起こった!」
「【次元間相転移式核融合】の
俺は急いた。
そして榛士達の元へ辿り着いた。
「榛士!どうなっている?」
「わからん!こちらの信号も受け付けん!」
【警告 一番機が間もなく臨界に達します。付近の人々は退避をお願いします。】
警告音声が響き渡った。
それを聞き、榛士と共にいた妹の
「御先!もう間に合わない。」
「榛士!私には責任がある。」
瞬間、一番機がある方向から光にのまれていった。
「ミサキィィィィ!」
榛士の断末魔にも似た絶叫を耳に意識が途絶えた。