幻想郷文写帳   作:戌眞呂☆

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欧我 vs ぬえ

 

さあ、行くぞ!

まずは基本の弾幕。

 

石の写真を取り出して弾幕を放出する。

球体の弾幕は標準的な性能。普通の性能だからいろいろな使い道ができる。

 

 

ぬえ

「うわっ!」

 

 

ぬえはいきなり飛び出した弾幕に驚いた様子だったが、それらをいともたやすく避け続ける。

 

まさか、弾幕を出してくるとは思わなかった?

なめてもらっちゃ困るなぁ。

 

 

ぬえ

「くそっ、この!」

 

 

そう言ってぬえも通常弾幕を放つ。

 

じゃあ、これかな?

辞書の写った写真を取り出す。

力を込めると、立方体の大きな光弾が飛び出した。

 

立方体の光弾は飛ばないし、今は1つだけしか出せない。

そのかわり耐久性があって盾として活用できる。

 

 

それと、これも出そう。

 

宴会の時に撮った皿の写真。

これから飛び出す弾幕は円盤状。ブーメランのように途中で軌道を変えて相手を狙う。

 

 

ぬえ

「くそっ!」

 

 

ぬえは弾幕の軌道を読めず、ギリギリで交わしている。

 

その直後、後ろから円盤状の光弾が迫る。

 

 

ぬえは手に持っていた三又のトライデントのような槍で光弾を叩き割る。

 

そして槍を構えて突っ込んできた。

 

 

接近戦ならこれだ。

サーベルを写した写真。

 

これは特殊で、弾幕を放つことはできない。

だが、これはサーベルを再現できる!

 

まあ、元が光弾だから写真をまいた部分じゃないと触れないけどね。

 

 

ガキィン!!

 

 

再現したサーベルで、ぬえの槍を受け止める。

あたりに金属同士がぶつかりあう音が響いた。

 

 

ぬえ

「やるじゃん。」

 

 

欧我

「あなたもです。甘く見ていました。」

 

 

ぬえ

「じゃあ、これはどうかな?」

 

 

そう言うと欧我と距離を置いて、スペルカードを発動した。

 

 

ぬえ

「正体不明『哀愁のブルーUFO襲来』!」

 

 

次の瞬間、ぬえの周りから青く輝くUFOが出現した。

そのUFOはゆらゆらと移動しながら放射状に光弾を発射する。

 

くそ、軌道が読めない!

 

 

ぬえの周りからは次から次へUFOが現れ、こちらに迫ってくる。

 

 

欧我

「うわっ!?」

 

 

前からくるUFOに気を取られていると、欧我の脇腹をかすめて光弾が飛んで行った。

 

まさか後ろから!?

 

 

後ろを振り返ると、先ほど欧我を通り越していった青いUFOが向きを変え、こちらに弾幕を放ってきていた。

 

いや、後ろだけじゃない。

前後左右からUFOが弾幕を放ってくる。

 

くそっ、これじゃあどこから攻撃が来るか予測できない!

仕方ない、いったん距離を取るか。

 

 

欧我は両足に力を込め、大気を蹴ってその場を離れる。

 

 

ぬえ

「あれ!?消えた?」

 

 

ぬえは慌ててあたりをきょろきょろと見回す。

 

しかし、どこを見渡しても欧我の姿はなかった。

 

 

 

欧我

(よし、ここからなら…)

 

 

そのはるか上空でサーベルを構える欧我。

 

ここからならぬえも気づかないだろうし、何より太陽を背にしているからまばゆい光で姿を隠すこともできる。

 

いくぞ!

 

 

サーベルを構え、大気を蹴る。

まっすぐ、ぬえを狙う。

 

 

いける!!

 

 

ぬえ

「…!しまっ!?」

 

 

ぬえが気付いた時には、欧我は目と鼻の先に迫っていた。

 

思わず目をつむるぬえ。

 

 

ガキィン!

 

 

欧我・ぬえ

「「っ!?」」

 

 

欧我のサーベルが何かに受け止められた。

 

L字状に曲がった2本の鉄。

 

これを使ってサーベルを受け止めたのは、ナズーリンだった。

  

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