幻想郷文写帳   作:戌眞呂☆

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第6章 多々良小傘のドキドキツアー!
いつもと違う。


 

小傘

「皆さん、うらめしやー!!」おどろけー!

 

 

欧我

「違う違う、こんにちはでしょ?」

 

 

小傘

「あ…」

 

 

欧我

「はぁ~。もう一回行くよ。」

 

 

Take2...

 

 

小傘

「皆さんこんにちは!多々良小傘でーす!」

 

 

欧我

「どうも、付添いの葉月欧我で…ん?付添い?しかもこのカンペ…」

 

 

小傘

「細かいことは言わないの。だって欧我この前の宴会の時、文さんとの弾幕ごっこの途中で気を失って落ちてきたでしょ?あの時私がどれだけ心配したか分かっているの?」

 

 

欧我

「うん、ごめん。…え、今名前で呼んだ?」

 

 

小傘

「今日だけね。とにかく、心配させた罰として今日1日は私に付き添ってもらいます!」

 

 

欧我

「えー。ホントはこの後文さんと取材の打ち合わせがあったのに。」

 

 

小傘

「大丈夫よ、事情を説明したら快く譲ってくれたわ。」

 

 

欧我

「そうなんだ…。」

 

 

文さん、重要なことだって言ってたけど、本当に大丈夫なのかな?

 

まあでも、小傘ちゃんを心配させたのは事実だし、仕方ないか。

付き添いなりに楽しもう。

 

 

小傘

「さあ、今日は私の行きたいところをどんどんまわっていくよー!さあ、さっそく行きましょう!!」

 

 

欧我

「おー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

~霧の湖~

 

 

小傘

「わぁ、大きい!」

 

 

欧我

「ここ、霧の湖は妖怪の山の麓に広がる広大な湖。この湖に流れ込む川は妖怪の山から流れており、たまに河童が流されてくるそうです。見てみたいなぁ、河童の川流れ。」

 

 

小傘

「さっきから1人で何言ってるの?」

 

 

欧我

「ああ、説明が必要かなと思って。えっと、この湖は名前の通り、昼間になると濃い霧がかかります。なぜ昼間だけなのかはわからないけれどね。それと、ここには多くの妖精や妖怪が集まりやすいそうですね。」

 

 

小傘

「へぇ~、そうなんだ。あれ、メモはどうしたの?」

 

 

欧我

「ああ、あの時神様から「勉強していても、忘れていては意味ないねー。」って言われちゃって。だから、覚えた。」

 

 

このような会話をしながら湖の周りを二人並んで歩いていると、小傘ちゃんが何かを見つけたようだ。

 

ある1点を指さし、その指さした方へと走っていった。

 

一体何を見つけたのか。

欧我のいる位置からは、無数の大きな岩が立ち並んでいるところしか見えない。

 

 

ん?

 

何かが動いた。

行ってみよう!

 

 

 

 

その岩に近づくにつれ、だんだんと歌声が聞こえてきた。

一体だれが歌っているのだろうか。

 

歌に夢中で、俺たちが近づいていることに気付いていないようだ。

 

 

聞いたことない声だから、チルノちゃんや大ちゃんじゃないし。

 

 

 

ん?

まさか、小傘ちゃんやる気か?

わぁ、傘を構えちゃっている。これは絶対やるな。

 

 

小傘

「うらめしやぁ~!」

 

 

「きゃああああああああ!!」

 

 

見事に決まっちゃった。

 

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