幻想郷文写帳   作:戌眞呂☆

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第8章 地下世界へ
いざ穴の中へ!


 

「皆さんこんにちは。毎度おなじみ、清く正しい伝統の幻想ブン屋、射命丸文と。」

 

 

欧我

「助手兼写真屋の葉月欧我です。」

 

 

にとり

「…え、私?あ、はい。河城にとりです。」

 

 

「あやややや?もう1人は?」

 

 

小傘

「にゃっほーい!!」

 

 

にとり

「ひゅい!?」

 

 

小傘

「写真屋の助手、多々良小傘でーす!」

 

 

欧我

「大成功!」

 

 

小傘

「やったよ師匠!」

 

 

「えっと…まあいっか。今日は地霊殿の取材を行います!」

 

 

欧我

「地霊殿ですか。ちょっと危険そうな取材ですね。」

 

 

「大丈夫ですよ、私がいます。」

 

 

欧我

「ありがとうございます!心強いです!」

 

 

にとり

「はいはい、お惚気はいいから説明の続き行くよ!」

 

 

「べ、別に惚気ては…。こほん。今回のターゲットは地霊温泉!新しい温泉ができたという情報をキャッチしたのよ!」

 

 

小傘

「温泉!?やったー!一度行ってみたかったの!!」

 

 

欧我

「小傘ちゃん、今は仕事中だからね。温泉につかってゆったりとくつろごうという本音は隠してください。あ、そういえば何故にとりさんも一緒に?」

 

 

にとり

「それはね、地霊殿の機械や旧地獄の施設に興味があってね。私の技術を高めるチャンスだと思ったからさ。」

 

 

欧我

「へぇ、河童の技術にも興味がありますね。今度ラボにお邪魔してもいいですか?」

 

 

にとり

「もちろんさ。欧我は盟友だからね。」

 

 

欧我

「ありがとうございます!」

 

 

「はい、じゃあ説明はこのくらいにしてさっそく行きましょう!」

 

 

小傘

「行くって、ここから?」

 

 

4人は、目の前に大きく口を開ける大きな穴を覗き込む。

 

半径3㎞もあろうかという大きさの穴は、地面の下深くへと続いており、漆黒の闇に包まれていた。

 

 

小傘

「ちょっと怖いな…。」

 

 

欧我

「そうかな?俺はワクワクしているけど?」

 

 

「あ、そうだ。欧我、穴に入る前にこれを飲んで。」

 

 

欧我

「なんですか?これ。」

 

 

文さんから手渡されたものは、薬包紙に包まれた粉末状の薬だった。

飲め、というのか?

 

 

欧我

「永琳さん特製の薬ですか?」

 

 

「当たり。さ、一気に!」

 

 

まあ、何だっていいか。

永琳さんの薬はどれも信用できるし。

 

これからのことを考えると、飲んだ方がよさそうだな。

 

 

薬を口の中に入れ、持ってきたお茶で流し込んだ。

 

うん、今のところおかしな副作用はない。

 

 

「よし、行きましょうか!」

 

 

欧我

「お先どうぞ。」

 

 

「あれ?ワクワクしているんじゃないの?」

 

 

欧我

「していますが、先に行って上を見上げたら、見えちゃうじゃないですか。」

 

 

小傘

「見えるって何が?」

 

 

「欧我…見ていいのよ?」

 

 

欧我

「遠慮します!!」

 

 

にとり

「はいはい。ほら。」

 

 

ドンッ!

 

 

欧我

「うわっ!?」

 

 

にとりさんに背中を押され、穴の中へと落ちていく欧我。

 

それに続いて3人も穴の中に飛び込んできた。

 

 

・・・は?え?マジ?

 

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