キノとユーリとレジーの旅   作:黒アライさん

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こんにちはなのだ!黒アライさんなのだ!今回でやっと長いコロシアム編が終わるのだ。次からはなんとかネタを考えながら進めていきたいのだ。それではどうぞなのだー!


終焉

その後もキノは試合に出ては順調に勝って行った。あるときは美人な女性のスナイパーだったり、あるときは金管楽器のホルンのような形をした火炎放射器を持った男だったり、またあるときは…まぁ色々な相手と戦って行ったのは確かである。しかし、そのだれもがキノの実力には程遠かった。キノに簡単にあしらわれ、降参を促される。それが繰り返されていた。それが初日に戦った大型の男の日から三日ほど続いた

 

 

そして、決勝戦にまで勝ち昇ったキノは、10時ぐらいから始まる決勝戦が行われるまで、控室にてユーリを待っていた。

 

 

 

 

キノ「…お腹すいたな」

 

キノは誰もいない1人の控室の空間にて呟いた。実際、今日は朝から試合に出たので、朝食は動いてお腹が痛くならない程度にしか食べていない。今が育ち盛りであり、もともとが大食らいのキノにとっては、それは本人にとって許容し難い事態なのであった。

 

ガチャ…

 

エルメス「そういうと思って」

 

ユーリ「適当な物を作ってきた」

 

ユーリはそう言いながら、ホカホカと湯気の立つ、野菜たっぷりの消化の良い野菜シチューの入った魔法瓶を、落とさないよう、器用にヤタガラスの上に乗せ、エルメスと一緒に運んできた。

 

キノ「!とても美味しそうです!…ですが、この素材、一体どこで?ボクの記憶が正しかったら、野菜の類は持ってなかったと思うんですが…」

 

ユーリ「ん…なに、街の中で、ここ数日活躍している噂のルーキー、その相棒だと言ったら気前よく素材をくれたさ。おかげで旅に必要な物も揃い、俺の懐はこのシチューと同じようにホカホカだ」

 

ユーリは微かに満足げに微笑みながらヤタガラスからシチューを取り外し、キノに差し出す

 

キノ「それは良かったですね。丁度今日がこの国に来て三日目ですし、決勝戦が終わったらすぐに出国できそうですね」

 

キノはそう言いながら渡されたシチューを静かに、されど急いで食べた。その勢いはまるで砂漠の中でオアシスを見つけた時のようだった。しかし、ユーリは変な応答をした

 

ユーリ「…だといいがな」

 

キノ「…?」

 

ユーリの意味深そうな言葉に、キノは首を傾げる。今までキノは、このコロシアムにて傷一つどころか指一本相手に触れさせていない。もはやこの国にはその程度の者しかいないのだろうと、キノは自然に考えていた。故に疑問が上がる。

 

その疑問に、エルメスが答えた

 

エルメス「あのね、キノ。次の決勝戦の人って、キノと同じく傷一つ負わずにここまで勝ち進んできたらしいんだよね。キノならこの意味、もうわかるんじゃないかな?ユーリはそれを心配してるんだよ」

 

ユーリ「心配というよりかは、それに対してどう思っているのか気になるだけだ」

 

ユーリはエルメスの言葉に同意しながらそう言った。キノと同じく傷一つ負うことなく勝ち進んできたということは、今までの相手とは格別に違うのだろう。ユーリはキノが勝つことを無意識に信じていたが、今までのように速攻で決着がつくことはないだろうと予測していた。

 

キノ「なんだ、そんなことでしたか」

 

ユーリ「…なんだとはなんだ。人がせっかく心配してやっているのに」

 

キノ「大丈夫ですよ、ユーリさん。ボクが負けることはありません」

 

キノは顔色一つ変えず、ユーリにきっぱりとそう言い切った

 

ユーリ「…理由を聞こうか」

 

キノ「だって…」

 

 

 

 

キノ「ボクにはユーリさんがいますから」

 

 

 

 

キノは少女特有の可愛らしい笑顔でユーリにそう告げた。

 

キノ「ユーリさんがいれば、ボクはなんだってできます。暗殺だろうが強盗だろうが完璧にこなせます」

 

ユーリ「……そうか」

 

ユーリはキノのその笑みを見ると、もはやなにも言わなかった。というより言えなかったのだろう。キノの言葉に嘘はない。自分がやれと言ったら本当に虐殺でもなんでもやるのだろう。そして、その意思は自分じゃ変えることはできないというのも本能的には感じとっていた

 

エルメス「ホントにできるから凄いよね〜」

 

エルメスはこの場の雰囲気には似合わない声色でそう言った。キノはそんな言葉には耳を貸さず、液体火薬を使い、なにやら妙な物を作っていた

 

ユーリ「…キノ、お前、相手を一撃で殺す気か?」

 

ユーリはキノの作業を見てそう言った。キノは、一つの弾薬を解体し、液体火薬をこれでもかというほど中に詰め込んでいた。そんなに火薬をつみこんでは、威力は上がるものの、銃に負担が大きくかかってしまう。そして何より弾が相手に着弾した瞬間、弾が爆発四散する可能性が高くなる。キノは威力は高いが扱いの難しい専用炸裂弾を作っていたのだ。

 

キノ「ちょっと、やってみたいことがあるんですよね」

 

ユーリ「その反応からして、俺の言ったこととは違うようだが…何を企んでいる?」

 

ユーリは訝しげにキノに問い詰めるが、そんなユーリを前に、キノは微笑みながら急に脈絡のない事を言い出す

 

キノ「ユーリさん、今回は観客席ではなく、コロシアムの入場口にいてくれますか?」

 

エルメス「え、なんで?」

 

キノ「終わったら教えるよ。…いいですか?」

 

キノはユーリに確認をとる。ユーリは数秒間黙った後、静かに頷いた

 

ユーリ「…了解だ。お前の判断を信じよう」

 

ユーリはそういうと、キノの食べ終わった後の大きめのカップを受け取り、部屋にあった水道で軽く水洗いした後、ヤタガラスについている専用のバックの中に詰め込む。

 

すると、放送が流れる。

 

ザァー…ザ、ザザッ

 

『よう、準備はできたか?次が最終決戦だ。今までのようにはいかない相手だぜ?せいぜい気をつけるんだな』

 

放送はそう告げられると打ち切られた

 

ユーリ「…それじゃ、いこうか、キノ」

 

エルメス「十発出航〜」

 

キノ「……出発進行?」

 

エルメス「そうそれ」

 

エルメスの軽口に付き合いながら、キノはカノンとリゼルを持ち、ユーリと共に控え室を後にする

 

 

 

 

 


 

 

 

ガコォン!

 

鉄の重苦しい音を立てながら、コロシアムの入場口の門が開いた。キノはそこからユーリとエルメスに見送られ、コロシアムに入る。

 

そこにいたのは…

 

???「…」

 

静かに佇む、縦線の入った緑色のセーターを着た、腰に一つの刀を下げる黒髪の優しそうな青年だった。青年はキノを見ると、無表情でキノを見つめ、今までキノが数々の対戦相手に言ってきたであろう言葉を言ってきた

 

青年「悪い事は言わない。降参、してくれないか?」

 

青年は静かに、そう告げた。しかし、キノの答えは最初から決まっていた

 

キノ「お断りします」

 

キノ「貴方が降参してください」

 

カチャリ…

 

キノはそういうと、カノンを彼の頭部に寸法違わず向ける

 

青年「この国に住みたいのなら、僕が勝った後に上に交渉してあげるよ、だから…」

 

キノ「結構です、別にこの国に住みたいわけではありませんので」

 

青年「…では何故戦う?賞金か?それとも名誉?」

 

キノ「ご想像にお任せします。まぁなんにせよ、ボクが貴方と戦うことに違いありません」

 

青年はそれだけ聞くと、疲れたように溜息を吐き、スラリと腰の刀を抜き、キノに向けて構える

 

 

 

 

 

ユーリ「…」

 

エルメス「パースエイダー相手に刀一本だけなんて、無謀だなぁ。心配する必要なかったかもね、ユーリ」

 

エルメスはまるで勝利を確信したようにいうが、隣にいるユーリは、むしろもっと顔が険しくなった

 

ユーリ「…俺はむしろ逆に心配になってきたよ」

 

エルメス「え?なんで?」

 

ユーリ「相手はキノと同じように傷一つ負わずにここまで勝ち進んできたんだ。それだけで、多少の剣の使い手である事は容易にわかる」

 

ユーリ「よく、〈銃は剣よりも強し〉なんていうが、必ずしもそうとは限らない。接近戦につめられちゃ体格の小さいキノの方が不利だ」

 

エルメス「へー、ボクにはそう思えないけどなぁ…」

 

エルメスはまるで他人事のようにそう言い、キノ達の試合を見届ける

 

 

 

 

 

青年「…」

 

ザッザッ…

 

青年はキノのもつパースエイダーにビクともせず、ただゆっくりと、距離を縮めてくる。そんな相手に、キノは頭部から少し狙いを横にずらし、

 

バァンッ!

 

発砲した。が…

 

青年「…」

 

ザッザッ

 

キノの放った弾丸は青年にあたる事はなく、顔面の横をすり抜けて行った。もちろん、わざと外した物だが、キノはそれで怯えて降参してくれればいいと思っていた。が、相手は思いのほか、精神が図太いのか、はたまたただの蛮勇なのか、キノの放った弾丸に怯える事なく、再度距離をジリジリとつめてくる。

 

キノ「…」

 

そんな相手に、キノは面倒に感じ、今度は肩に狙いをつける。だが…

 

青年「…」

 

スッ…

 

キノ「!」

 

キノが青年の肩にカノンの銃口を向けると、その銃口の一直線上に、刀が現れる。キノは発砲せず、相手の太腿に狙いをつけると、またも一直線上に刀を出してくる

 

キノ「…」

 

バァンッ!

 

キノは今度は狙いを変えず、太腿に向けて弾丸を放つが…

 

キィンッ!

 

青年「…」

 

キノ「なっ!?…」

 

青年はなんと、太腿に撃ち出された銃弾を、弾き返した。これは、流石のキノも少しばかり驚いた。しかし、そんなキノの様子にどうこうするでもなく、青年はなおもジリジリと距離を詰めてくる。

 

キノ「…」

 

バァンバァンッ!

 

青年「…フッ!!」

 

カンッ!キィンッ!

 

キノは立て続けに2発撃ち込むが、これも簡単に弾いた。この行動で、さっき弾いたのはマグレではなく、実力だということがわかると、キノは思わず言葉を漏らす

 

キノ「…凄いな」

 

しかし、案外そんなことを呟いている余裕はキノにはなかった。カノンは全6発のリボルバー式ハンドパースエイダーである。それは、ユーリの持つ自動装填式とは違い、弾を打ち切れば手動で弾を入れ直さなければならない物である。

 

現在、キノは4発の弾を撃った。残り、2発の銃弾で、彼を殺さなければ、長い装填時間がキノを襲う。相手がそれを見逃すほど、寛容だとは思えない。

 

そうこうしているうちに、ジリジリと距離は詰められ、キノと青年の距離、残り約2メートルにまで近づいた。

 

青年「…」

 

キノ「…」

 

2人は互いに見つめ合い、キノはカノンのグリップを力強く握り直すと、1発の銃弾を彼の頭に向けて、後ろにステップしながら発砲する。

 

バァンッ!

 

青年「シィッ!!」

 

青年はそれを弾かずに、姿勢を低くして避け、身体をしゃがめつつ思い切りキノの懐に飛び込む。青年はまず一つの銃弾を避けたが、キノのカノンにはまだ1発、弾が残っている。

 

キノは撃つと同時にもう一度後ろに飛ぼうとするが…

 

ガキィンッ!

 

 

 

 

キノ「あ…」

 

青年「…」

 

 

 

キノのもつカノンが、彼の下から振り上げた刀の斬撃にあたり、キノの手から弾かれた。

 

青年「ハァッ!!」

 

そして、雄叫びを上げながらキノに向かって飛び込むが…

 

チャキッ!

 

青年「ッ!?」

 

ピタッ!

 

キノは後ろの腰部に下げてあるもう一つのハンドパースエイダー、リゼルを抜き出し、電光石火の速さで彼に銃口を向けた。青年は刀を頭上に振り上げた状態で動きを止める。そして、キノと青年の距離、僅か1メートル弱。これがしめす答えは、彼は刀を振り上げている状態であるが故にキノの放つ銃弾を弾く事はできず、結果的にキノの勝利が決まったという事だ

 

青年「…僕の負けだな」

 

カランカラン…

 

青年はそう言うと、刀を手から落とした。

 

青年「降参しよう。君が認めてくれるなら、だけど…それとも、ここで頭を撃ち抜かれるのかな?」

 

青年は怯えた様子などなく、ただ心底残念そうに、キノに向かって言った。しかしキノは、酷く冷酷なことを言い出す

 

キノ「…実はですね」

 

キノはリゼルのマガジンを抜き、その弾倉に、昨日作った1発の特製炸裂弾を装填する

 

キノ「ボク、今まで1人も、相手を殺してないんですよ。だから、この試合をやる前に、決めたことがあるんです」

 

 

 

 

 

キノ「最後ぐらいは、派手にぶっ殺してやろうって」

 

パンッ!カチンッ!カランカラン…

 

 

 

 

 

キノはそれだけ言うと、リゼルの弾倉を再び入れ直し、スライドを引き、空薬莢を本体から抜き出して、キノ特製炸裂弾が自動的に装填される

 

青年「…フゥ」

 

青年は仕方無さげに溜息をつくと、静かに、キノを見つめ返した。キノは、彼をその場から動かさず、何故か少し移動した後、何かを見て確かめた。そして、突然突拍子もないことを言い出す

 

 

 

 

 

 

キノ「貴方の後ろには、誰がいる?」

 

青年「…後ろ?」

 

青年はキノが何故そんなことを聞くのかわからなかった。しかし、ふとひとつのことが脳裏に浮かんだ。彼女が装填した、液体火薬の滲み出た一つの弾丸。彼女がわざわざそこに移動した理由。そして、彼女から見て俺の後ろには、何があるか…その3つの謎が、彼の頭の中で、音を立てて一つの考えに当てはまり、たどり着く。

 

そして、たどり着いたと同時に叫んだ。

 

 

 

 

 

青年「まさかッ!!?」

 

キノ「伏せろォッ!!!」

 

 

バァンッ!!

 

 

 

 

リゼルから撃ち出された一つの弾丸は、紅い軌道を放ちながら青年の頭上を通り過ぎ、そして彼の後ろにいる、ずっと高みの見物をしていた、この国の王に一直線に飛んでいき…

 

バガァンッ!!

 

国王の部屋のガラスを突き破り、彼の脳天に到達した後、弾が炸裂し、彼の首から上が、消しとんだ。

 

 

 

 

 

 

エルメス「うわぁ、やっちゃったね!」

 

ユーリ「…あんの馬鹿…」

 

エルメスは心底楽しそうにそう言い出す。が、隣にいるユーリは頭を抱え出した

 

 

 

 

 

青年「…ほ、本当にやったのか…?」

 

キノ「…えぇ、やりましたよ。派手にぶっ殺してやりました」

 

キノは淡々とそう言うが、国王死去の現場を直で見た多くの国民は、叫び出し、多くが逃げようとした。

 

キノは、上空に向けて、リゼルを2、3発撃った。

 

バァンバァンッ!

 

突如として鳴り響く銃声に、観客全員が鎮まり、キノに視線が集中される。そして、キノは観客達に向けて大声で叫んだ

 

キノ「この国の王は、不慮の事故により亡くなった!!大変痛ましく思う!!そして、ボクはこの試合に優勝した!!その景品として一つの願いを、貴方達国民に言う!!」

 

キノ「今から!この国の民全員で激しく戦いあってもらう!!そして!最後に立っていられた人が!この国の王だっ!!!」

 

キノの叫んだ言葉の内容に、国民全員がしばしの間沈黙した。しかし、突如としてその沈黙は1人の男によって打ち消される

 

男「…俺が!この国の王になってやる!テメーら全員、ぶっ飛ばしてやらァ!」

 

男はそういいながら隣にいた観客を殴り飛ばす。そして、その騒ぎが伝染し、コロシアム全域で、壮絶な殺し合いが始まった。ある物は棍棒を、ある物は刃物を、またある物はパースエイダーを持ち出し、延々と殺し合いを続けた。

 

 

 

 

 

 

ユーリ「…キノ、お前狙ってやったな?ったく…世話の焼ける子だ…」

 

エルメス「ホントだよぉ!僕達まで襲われたんだから!」

 

キノ「えへへ、ごめんなさい、ユーリさん」

 

悪態をつくユーリとエルメスに、キノは静かに笑いながら謝った。

 

ユーリ「ほら、早く乗れ。こんな殺し合いに、長居は無用だ」

 

ブルルンッ!

 

キノ「はい、わかりました」

 

ユーリはヤタガラスに跨がり、大きなエンジン音を轟かし、国の出入り口に向けて走り出す。キノも同じようにエルメスに跨がり、エンジンをつけ、ユーリの後を追う。

 

ブォォォン……

 

 

 

 

青年「…」

 

青年は立ち上がると、どこからか、白い、大きな犬が、青年の刀を加えてやってきた。

 

犬「どうしますか?シズ様」

 

青年「…そう、だな」

 

青年は頭の消しとんだ王の部屋を見上げると、静かに歩み出した。

 

男「ハァッ…ハァ…!テメーも殺してやるゥゥ!!」

 

半狂乱になった男が、青年の横から刃物を持ち出し、襲いかかるが…

 

スパァン!

 

ゴトッ…

 

男「…へ?」

 

男が青年を刺そうとした瞬間、ナイフを持っていた右腕が目に見えぬ速さで切り落とされた。

 

男「…い、いぎゃぁぁ!!お、俺の腕が『ズドッ!!』

 

青年は、蹲りながら叫ぶ男の首を、静かにはねた。そして、また、歩き出す。

 

 

 

 

ガチャ…

 

青年「…」

 

青年は王の遺体のある部屋に着くと、静かにドアを開け、そして呟いた。

 

青年「…帰ってきましたよ、《父上》」

 

青年は首から上のない死体に、そういいながら、床に落ちていた金色に輝く王冠を手に取り、しばし見つめる

 

 

 

 

 

 

青年「…俺には、似合わないな…」

 

 

 

 

 

 

 

 


 

門番「…えっと、出国、だったか?」

 

ユーリ「あぁそうだ。もう手続きは済んだだろう?行かせてもらうぞ」

 

ユーリは無表情で門番にそう言い、国門を結構なスピードで走り抜けていった。そして、キノもついていくが、その時、エルメスが門番に一言だけ言った

 

エルメス「おっちゃんも、早めにでてったほうがいいよ?死にたくないならね」

 

キノとエルメスはそう言うと、ユーリの後を追った

 

 

 

 

門番「…あぁ、そうさせてもらうわ」

 

門番は唖然としながら、土煙の残る二つの小さな背中に向けてそう呟いた。

 

 

 

 

 




…はい!如何でしたか?なのだ!しかし、本当にネタがないのだ…いっそのこともう一度キノの旅読み直そうか迷うのだ。まぁとりあえず、次も読んでいってくださいなのだー!
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