とあるデートの乱雑物語〈インデアライブ〉   作:パオン・セブ・ガロウズ

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2話ですね!
魔術師はしおりんで
精霊は五河家の住人で
救済する者は誰でしょう?

ではどうぞ!


2話 魔術師と精霊と救済する者

〜五河家前〜

 

琴里「士道、、なの?」

 

目の前に現れた精霊の敵であり自分の所属組織と対立しているDEM社の尖兵である魔術師。だが、琴里はその魔術師をいちばんよく知っていた。義兄にしてラタトスクの最終兵器。

五河士道だった。(正確には士織ちゃんの姿)

 

士織「士道? そんな名前じゃないけど、、、それより君は逃げて。そこに居る精霊という存在はとても危険なの。」

 

琴里「な、なに、言ってるの士道?四糸乃よ?覚えてないの!?」

 

士織「生憎、知り合いに精霊は居ない。それに君は精霊の味方をするのか?災厄の元凶を。」

 

琴里「災厄の元凶?、、、精霊を、、、殺すの?」

 

士織「そうしか方法はない。例えあったとしてもこっちの方が単純だよ。君が心配することでは無い。」

 

士織は四糸乃に近ずき《ヴァルハリオン》を振り下ろす。

 

琴里「ッ!! 【灼爛殲鬼(カマエル)】!!」ギィン

 

咄嗟に琴里は天使を顕現し士織の攻撃を止めた。

士織は2人目の精霊の出現に目を見開き、飛び退いた。

 

士織「驚いた、精霊同士が仲良く一緒に暮らしてるなんて、、、」

 

琴里「本当に覚えてないの!?」

 

士織「覚えてない。 というか今から1週間前からの記憶しかないの。」

 

琴里「1週間前、、、ベツレヘムの星の時に!」

 

士織「前の私はどうだっか知らない。でも今の私は崇宮士織よ。」

 

琴里「たか、、、みや?」

 

家から誰かがバタバタと出てきた。

 

耶倶矢「ちょっ、琴里! 一体どうしーーー」

 

夕弦「驚、、愕、、、士道、、、ですか?」

 

士織「私がどう見えてるのか知らないけど、私は士道って人じゃない。

そもそもその名前、男じゃん!」

 

耶倶矢「士道、、、悪い冗談はよせ、、、我を覚えとらんのか?」

 

夕弦「疑問、何でそんな装備をしているのですか?」

 

士織「悪いけど君たちのことは覚えてないの。あとこれは私の専用CR-ユニットよ。それと、、、まさかと思うけど、君たちも精霊なの?」

 

琴里「耶倶矢!夕弦!今すぐ霊装を顕現して!」

 

耶倶矢「!? 士道を攻撃するの!? そんなの嫌よ!」

 

夕弦「拒否、夕弦も士道を気づつけたくありません!」

 

琴里「士道より自分の心配をして!今のコイツは魔術師よ!」

 

耶倶矢「もう、どーなってんのよ!」

 

夕弦「困惑、やむを得ません。」

 

耶倶矢と夕弦は、拘束具のような霊装を纏い、四糸乃を守るように前に立った。

 

士織「4対1、、、厄介ってレベルじゃないけど、一人くらい殺っとかないと魔術師の名折れだわ。」

 

《ヴァルハリオン》を胸の前に構えて、再び戦闘態勢をとる士織に琴里と耶倶矢、夕弦が睨む。

 

耶倶矢「【颶風騎士(ラファエル)】【穿つ者(エル・レエム)】!」

 

夕弦「【颶風騎士(ラファエル)】【縛める者(エル・ナハシュ)】!」

 

琴里「【灼爛殲鬼(カマエル)】!」

 

士織「フッ!!」

 

士織の持つ武器が3人の天使をはじき飛ばした。

そして琴里の胸は大きく十字に斬られていた。

 

琴里「かッ……!?」

 

士織「チッ、、、切り損ねたか、、、」

 

八舞『琴里ィィィィ!!』

 

あまりのダメージの大きさに灼爛殲鬼の回復能力も遅れていた。

はじかれた天使を手に取り、琴里の前に耶倶矢と夕弦が立った。

 

士織「あのさぁ、もっと本気出してくれない? 唯一まともに霊装纏えてるの《ハーミット》だけじゃん。」

 

耶倶矢「あんた、、、、妹に何してんのよ!!!!」

 

夕弦「憤慨、流石に許せません!」

 

士織「私の家族はアイクとエレンだけ。前の家族は私を捨てたんでしょ?」

 

琴里「……ウェストコットとメイザースが?」

 

士織「そう。アイクは海で捨てられてた私を拾って大事にしてくれた。エレンは誰にも負けないように特訓してくれた。」

 

琴里「捨てたわけじゃない!」

 

士織「じゃあどうして助けてくれなかったの?」

 

琴里「それは……」

 

士織「私はアイクとエレンに恩返しがしたいできることは無いか?って聞いたら、精霊を倒してくれって言われたの。だから、アイクとエレンのために精霊を全員、殺す!」

 

ドサッ

 

その音は玄関の中からした。

そこには士道から貰ったきなこパンの抱き枕を落とした十香がいた。

 

士織「その顔、、、《プリンセス》ッ!」

 

十香「シドー、、、?」

 

琴里「十香!ダメ!今来ちゃダメェェ!」

 

それは最悪な形の再会だった。

そして十香は問う。

 

十香「シドーは、、、私を殺、すのか?」

 

士織「精霊である以上、私の家族のために殺す。」

 

『殺す』その一言は今まで十香を肯定し続けた士道の言葉ではなかった。初めて士道に否定された。初めて士道に敵意を向けられた。初めて士道に殺意を向けられた。初めて士道に『殺す』と言われた。

十香の心を崩すには充分すぎる一言だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォン!!!!

 

突然、爆風が士織を襲った。

 

???「こっちだ!」

 

琴里「誰!?」

 

耶倶矢「きゃぁ!? なにすんの!?」

 

夕弦「衝撃、きゃー。」

 

四糸乃「、、、!?」

 

よしのん『ギャー!? 不審者!? 誘拐犯!?』

 

???2「ちったァ静かにできねェのか?精霊ってのはよォ!」

 

???「見えてるんだろ!ラタトスク!回収しろ!」

 

突如現れた人影に抱えられ十香たちはフラクシナスの転送装置によってその場からきえた。

 

士織「チッ、、、逃がしたか。」

 

???「心配いりません。最も厄介である《プリンセス》は貴女のおかげで動かなくなると思います。」

 

士織「エレン、、、ごめんなさい。お願いだからアイクに言わないで!」

 

エレン「しかし惜しかったですね?狙うのが《イフリート》でなく、《ベルセルク》のどちらかなら、大きなダメージを与えられたはずです。」

 

士織「そう、か。」

 

エレン「今日はもう帰りましょう。アイクも心配してます。」

 

士織「そうですね。」

 

士織とエレンは帰るべき場所、『DEMインダストリー日本支社』へと向かった。

 

 

 

 




十香は反転しません。自分で何とかして絶望だけでおわらせてます。
次からはちゃんと暗部出します!

次回! 『グループ(+精霊)VSメンバー』
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