とある科学の一時停止   作:ガイドライン

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ここから物語が始まる。


「………でさ、昨日彼氏がツッ!!

えっ!?なに!!?なにか当たった??」

 

「どうしたの??」

 

 

「さっき何かに当たったような……」

 

「何かって…この道私達以外いないわよ」

 

 

 

学園都市

あらゆる教育機関・研究組織の集合体であり、

学生が人口の8割を占める学生の街にして、

外部より数十年進んだ最先端科学技術が

研究・運用されている科学の街。

また、人為的な超能力開発が実用化され

学生全員に実施されており、

超能力開発機関の側面が強い。

 

 

そんな学園都市の第7学区は

中学・高校といった中等教育機関を主としており、

同校に通う学生や勤務教師たちの生活圏となっており、

それに付随する形で生活商店などが立ち並んでいる。

 

 

その中でもけして人通りが少ない訳ではないこの道

偶々、女子高生二人しかいなかった

だが女の子一人に何かがぶつかったようだ

周りを見渡すとペットボトルが転がっており

飲みかけで容器がへこんでいる

どうやらこのペットボトルが当たったみたいだが

周りを見渡しても誰もいない。

 

 

 

「気のせいじゃない、私達以外いなかったよ」

 

「で、でも確かに……」

 

 

 

「誰かのイタズラじゃない?

ほら隣のクラスの」

 

「あぁ、あの念動能力者!!

あの野郎~今度という今度は一発喰らわしてやるわ!!!」

 

 

 

 

一般人なら奇妙な現象も

ここ学園都市ならその現象も当たり前

基本的に一定のカリキュラムを受ければ

誰でも能力を開発することが可能だが、

能力の系統・種別は各個人の先天的資質に

大きく左右される

 

 

さらに能力は全て

6段階の強度(レベル)に分類される。

 

 

その中でも頂点に立つlevel 5

能力のランク分けにおける最高位。

 

学園都市の全学生約180万人の内7人しかいない

極めて稀少な存在。

能力そのものの威力もしくは

効果の応用範囲が非常に高く、

戦闘面においては単独で軍隊と対等に渡り合える程で、

他を圧倒する超絶な能力

名実ともに能力開発競争の頂点に君臨する

エリート中のエリートであり、

全ての能力者から羨望の的となっている。

当然ながら、努力だけで到達の出来る領域ではなく、

レベル5にまでなった者は、

いずれも天性的な才能があったからこそ、

その不動に等しい絶対的地位を得ている。

 

 

第1位から第7位までの序列が存在する。

この序列は個々の能力研究における

工業分野や学術分野などの応用価値から

生まれる利益が基準であり、

必ずしも強さを表すものではない。

 

 

 

(……………気を付けないと………)

 

 

 

しかし、どんなに超絶な能力を持っていようとも

その事に誰も気づかなければlevelは意味を持たない

登録されているはずの記録でさえ

目に入らなければ消去されているのと同じ

誰も気づかず、誰も知らず、誰も記憶にない。

そんな人物がいるとするなら……

 

 

 

 

(……………会いに行こう……)

 

 

 

 

世界はどうしてそんな能力を与えたのか??

その者に一体何を見せたいのか??

何を経験させたいのか??

 

 

 

 

(………あの人だけは、ちゃんと見てくれる……)

 

 

 

 

学園都市

能力者が生活するその街に

新たに一人の能力者が現れた

いや現れたことすら知らないだろう

 

そしてその者が物語を大きく変えていくことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………一方通行………」

 

 

 

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