一方通行とミサカ1号が着いたのは
科学的に改良された商品が置かれたスーパー
運が悪くなければ大抵の物は品は良く
言わば消費者が実験台という
言葉は悪いが用はそのお陰で
どんなスーパーよりも安く美味しい
と、まぁこういうことが疎いであろう一方通行を連れ
スーパーにたどり着いたのだが、
「こ、これは……お姉様が言っていた
ゲコ太食玩シリーズ、ピクニック編激シークレット!!!
まさかこんなスーパーでお目にかかるなんてと、
ミサカは一方通行におねだりをするために
キラキラ光線を放ちながら訴えます」
「………オイ、目的忘れてねェかァ……」
「食玩シリーズ制覇です」
「何勝手にかごの中に入れてやがるウゥゥ!!!!!」
店内に入りさて肉が置いてある場所にと移動しようと
一歩を踏み出す前に突然にミサカ1号が
目を光らせて一人お菓子コーナーへ向かった
後を追いかけた一方通行はそこで
その食玩を手にして物欲しそうに見つめているのを目撃
まさかと声をかけてみればまさか
かご一杯に食玩を入れるなんて……
「いいではないですか
このお買い物のお礼として買ってくださいと、
ミサカは早く食玩を開けたいとせがみます」
「それなら今度の約束は無しで…」
「あの方に貴方が私にセクハラしたと
具体的にはどんな下着なのかと聞いてきたと
あることないこと言いふらしますと、
ミサカは一方通行が一番苦手なあの方を武器に
絶対にこの食玩を買ってもらおうと奮闘します」
「テメェ……勝手にしろォ……」
別に食玩を何個買おうが対して問題はないが
時崎に変なことを吹き込んだ際には
今度はそれをネタにどんな無茶を言ってくるか
それこそ今言っているよりも大変な……
………まぁ、いつも通りかもしれないが
厄介事が増えるよりかはいい
とりあえず食玩が一杯に入っているかごを持ち
肉が置いてある場所へと向かお
「……何してるのアンタ達…」
「……チィ…それはコッチのセリフだァ……」
「お姉様、こんにちはと、
簡潔に挨拶を済ましてどの食玩に
シークレットが入っているか見極めます」
目の前に現れたのは第三位の御坂美琴
そしてミサカ1号達クローンのオリジナル
あまり表情を出さないミサカ1号に比べて
明らかに嫌そうな表情をしながら
「……まさかアンタも」
「ッて事は」
「私も時崎に強制的に頼まれたのよ
なんで私がお菓子を買わないといけないのよ…」
「ならまだイイじゃねェかァ
コッチはどんな肉を買えばイイかわかんねェんだよ」
「なるほどだからこの子を……って!!!!
それゲコ太食玩シリーズ、
ピクニック編激シークレット!!!!!
なんでこんなところに……ってあんたまさか
それを全部買うつもりじゃないでしょうね!!!!??」
「こンなもン誰がいるかァ
こいつがどォしても欲しいッていうからよォ」
「そ、そうよね……
それよりそれ、少し私にも分けてくれない??」
やはり似た者同士なのか……そうなんだが、
やっぱり御坂もこの食玩が欲しいようで
一方通行が持っているかごに向けて手を伸ばすが
それを拒否するかのように細い手がそれを叩く
「………なによ、一つぐらいイイじゃない」
「ダメですこれはミサカのですと、
ミサカはいくらお姉様でもハッキリと
自分の意見を言い拒否をします」
「そんなにいらないでしょう!!!
私あと激シークレットだけなのよ!!!!!」
「知ったことではありませんと、
ミサカは何気に自慢してくるお姉様に対して
さらに拒否をすることを宣言します」
「もうこのシリーズはどこも売ってないのよ!!!
今までダブったゲコ太をあげるから
私にも少しぐらい分けなさい!!!!」
「それこそいりません
これは自分の手で手に入れることに
喜びという意味が生まれるのですと、
伸ばしてくるお姉様の手を必死で払い落とします」
まるで子供の喧嘩のように
伸ばしてくる御坂の手をミサカが払い落とす
これを何回も何回も繰り返せば
本当の姉妹、息のあった双子の姉妹なんだなと見える
「……なンでもイイからさッさとしろォ……」
「そういえばアンタ、
こんなに出歩いても大丈夫なの??」
「今日は調子がいいので問題ありませんと、
ミサカはそれよりじゃんけんで負けた悔しさから
ハァ~とわざとらしくため息をつきます」
「な、なによ……そんなに一杯あって
私はたったの二つなのよ!!!
そっちにシークレット入っている可能性が!!!!」
「お姉様自身で選んだ二つですから
もう替えは効きませんと、
ミサカは僅かな抵抗をしてみます」
結局勝負が決まらなかったため
じゃんけんで勝負を決めることにした
で、こうして見事に御坂は食玩を手にしたが
まだこうしてお店の前で言い合っているのだった
ちなみにお肉はきちんと買っています
「そういえばアンタ達、集合場所って知ってる??」
「私は知りませんと、
ミサカはさっそく開けた食玩の中から
カワイイこのゲコ太に対して感動してます」
「そォイエば言ッてなかッたなアイツ…」
そういって時崎に電話をかけるために
御坂達から少し離れて電話をし始めた
それは狙ってか御坂はミサカ1号に小声で
「それでやっぱりこれってデートなわけ??」
「そう思うならさっさと消えてくれませんかと、
もうお姉様だとしてもこの状況を作られたので
胸のモヤモヤを吐き出すために遠慮なく言います」
「悪かったわよ
でもアイツどこがイイのか私には分からないわ…
アンタ達全員そうなわけ??」
「そうなわけ??と言われますと違います
派閥的にはあの人とあの方と…
……………ごく一部のあの人です…………」
「えっ、最後の方は聞こえなかったんだけど」
「気にしないでくださいと、
ミサカはポーカーフェイスで対応します」
普段から変わらないじゃないと御坂は思いながらも
絶対に口にしないと心に決めている
あの頃と比べて雰囲気が明るくなってきた
初めて妹達と出会ったときは無表情で
本当にこれが私のクローンなのかとも思った
いや、正直なところ気持ち悪いとも思った
だけど次に会ったときにはもうそんなことはなく
今よりも暗いが生き生きとした印象があった
何かに縛られたものから解放されたような……
「………ねぇ、今まで聞いたことなかったけどさ」
「はい、なんでしょうか??と、
ミサカは首を傾げて可愛さをアピールします」
「それはアイツにやってやりなさい
私が聞きたいのは…あの日私とアンタが出会ったあと
一体何があったのか詳しく聞きたいのだけど…」
「……そうですね、お姉様には聞く権利があります
ですがまずは第五位に話を聞いた方がいいかと、
ミサカはいつもより真剣に答えます」
「………なんで食蜂が出てくるのよ……」
「ミサカは事の全体を知っていますが
それを話すとなると複雑で難しいので
あの方と関わりのある人から聞いた方がいいかと、
ミサカはさらに真剣に答えます」
「やっぱり時崎が絡んでいたのね…
いつも誤魔化してバカにされてイライラしてたのよ
いいわ!!!これでアイツの弱味を見つけてやるわ!!!!」
「意気込みはいいですがそれはないかと、
ミサカは聞いていないお姉様にため息をつきます」
そんな会話を遠くから聞いていた一方通行は
さらに面倒くさいことに巻き込まれたなと
深く深くため息をついて二人の方へ向かった
「アイツ電話に出ねぇからよ
第五位のところにいくならさッさといくぞ
もしかしたら集合場所知ッてるかもしれねェらな」
「そんなことしなくても電話すればいいじゃない」
「知らねェよ、知ッてても詳しい話を聞くなら
電話より直接の方がイイだろうが」
「それはそうだけど……はぁ、それしかないわけね」
話的に一時停止はちょっと出番はないかも…
それでも面白い内容になってると思うけど、どうですか??