とある科学の一時停止   作:ガイドライン

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Episode03 level5の戦い
一時停止とlevel5と幻想殺し


「なんですか、この異常なる光景は……

上条さんはただバーベキューに誘わ」

 

「とうま!!!

これ全部タダなんだよね!!!!

いっただきまーーす!!!!!!」

 

 

 

 

「おい、インデックス!!!!!!

お前には分からないのかあの

level5のバーゲンセールの異常さを

って、人の話を聞きなさいいいいぃぃぃ!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

銀髪シスターとツンツン頭の少年

一人はインデックスといい

現在この少年の居候の身として生活している

 

そしてその少年は上条 当麻

ごく普通の学生でありlevel0であり

「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という

変わった右手を持っているだけの少年

 

 

上条の言葉も聞かずに一目散に

網の上で焼かれているお肉を箸で一気に掬いあげ

それをタレもなにもつけずに一気に口に運んだ

 

 

 

 

「久々のお肉なんだよ!!!!

今日は思う存分食べないと

今度はいつ食べれるか分からないんだよ!!!」

 

「ちょっ、ちょっと待て!!

上条さんの分も残せって!!おい、まだ焼けてねぇぞ!!!!」

 

 

 

「私はミディアムが好きだから問題ないかも」

 

「おバカ!!いくらインデックスさんとはいえ

食中毒を甘く見たらダメですよ!!!!

って、おい、その肉は俺が狙ってたやつだ返せぇ!!!!」

 

 

 

「とうまが遅いのが悪いんだよ」

 

「いったな、いってはならないことをいったな

見せてやろう…上条さんの本気の姿を!!!!!!!」

 

 

 

 

と完全にハイエナのごとく次から次へと

網に肉を乗せては口に入れまた肉を乗せ

近くにある野菜などただの飾りではないかと

思わせるぐらいの勢いで食べ進めている二人

 

 

 

 

「どれだけ飢えてるンだコイツら……」

 

「ここまでくると清々しいものがあります、

とミサカはそれでも若干引きぎみですと

心の声を素直に吐き出してみます」

 

 

 

 

「この前差し入れしたのに…もうなくなったわけね…」

 

「あら~御坂さん

まるで通い妻みたいな発言力をしてるわよ☆」

 

「ち、違うわよ!!!!!

ただ出会うたびにお腹減ったっていうから

一週間分の食料を買っただけよ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

「第三位は随分と乙女なことをしてるな」

 

「シズ姉もこの前、子猫にミルクを」

「いうな!!!!!!」

 

 

 

「最近麦野の様子がおかしいと思ったら

そんなことを超してたんですね」

 

「結局麦野が一番乙女なわけよ」

 

「そんな麦野を応援してる」

 

 

 

 

「あんた達も黙ってなさいいいいぃぃぃ!!!!!!」

 

 

 

 

すでに周りのギャラリーは食事を終えて

のんびりとお茶をしていたところだった

そこにこうして飢えた二人が現れ

次々に無くなっていく肉、肉、肉。

もし一緒に食べていたら誰一人

この網から肉を取るのは難しかっただろう

それだけこの肉に執着し必死に食べている

 

 

 

 

 

「だけどいつ見てもよく食べるわねアンタは…」

 

「アンタじゃないかも、私にはちゃんと

インデックスという名前があるんだよ短髪」

 

 

 

「だったら「ア・ン・タ」も短髪っていうじゃないわよ」

 

「でも短髪の名前知らないし…」

 

「会うたびに御坂 美琴って名乗っているでしょうが!!」

 

 

 

「なんでそんなに怒ってるの??

クールビューティーを見習った方がいいかも」

 

「ふふふ、よく分かってますね

お姉様とミサカでは全然違います、

とミサカはどや顔でお姉様を見下ろします」

 

 

 

「私から見たらどっちもどっちだけどねえ☆」

 

「確かにどッちもガキだッたな」

 

「そういえば御坂も御坂妹も

どちらもゲコ太が好きだったな…

確かにあれは小学生とかが集めるやつだし

それにインデックスもよくテレビにかじりついて

あのちっちゃい子供が見ような必死に見てたしな

 

それを考えたらインデックスも御坂達も

子供って言われたら子供かもしれ」

 

 

 

 

その瞬間に上条に電撃が飛んでき

それを直ぐ様右手を前に出して防いだ

なにするんだ!!!と叫ぼうと思ったが

そんなことを言えないほどの迫力のある表情が

怒りに満ちたオーラが三人の背後に現れる

 

 

 

 

「ど、どうしたんですかお三方…

なにかわたくし機嫌に

触るようなことを言いましたか??」

 

「へぇ、あれだけ人を子供扱いして

全く分からないって」

 

「はい、この男には制裁が必要です、

とミサカはお姉様に賛同します」

 

「ということで、とうま

………覚悟はいいよね??」

 

 

 

 

御坂と御坂妹は手から電撃を出し

インデックスは歯をガチガチと鳴らしている

もうだらだらと冷や汗をかいてしまっている

これは命の危機だと思った上条さんは

周りにいる人達に視線で助けを求めるが

 

 

 

 

 

「めんどくせェ…」

 

「私としてもちゃんと女心を知るために

一度制裁力を喰らった方がいいと思うんだぞお☆」

 

 

 

 

「こっちとしても暇だったし、いいじゃない」

 

「そうですね、超余興にもならないでしょうが

暇潰しにはなるでしょう」

 

「結局、楽しんだもの勝ちな訳よ」

 

「………すぴー……」

 

 

 

 

誰も助けてはくれないし、一人は寝てるし

このままだと死を覚悟しないといけない

だがまだ希望を捨てる必要はない

そうここにはまだ、ここにはあの人がいる!!

ここにいる誰もが助けてもらったはずだ

本当のヒーローと呼ぶにふさわしい男が

 

 

 

 

 

「時崎!!!助けてくれ!!!!!!」

 

「そんな幻想は見ない方がいいと思います」

 

 

 

「………ふ、ふ、不幸だアアアァァァ!!!!!!」

 

 

 

 

その直後、眩い光と噛み砕かれる音が

この河川敷に響いたとか響いていないとか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……な゙るぼど…な……

…じゃどごがら゙…はなぞうが……」

 

「気持ち悪いです、超離れてください」

 

 

 

 

御坂達からの制裁を喰らったあとに

こうして精神的にもダメージを喰らい

等々河川敷の深々とした茂みの近くで

体育座りをしていじけてしまった上条

 

 

 

 

「それじゃ僕から話しましょうか」

 

「そうよ全部に関わっている

時崎が話せばいいじゃない

というか、なんでいままで話さなかったのよ??」

 

 

 

「こうして皆さんがいるときに話さないと

違った真実があるかもしれません

なにより「タイミング」としては

今日が一番いいと思っていましたから」

 

 

 

 

 

時崎の含みのある言葉に誰もが気づいたが

誰もそれを言葉にしなかった

そう誰も知っているからだ

この男は、いい加減ではあるが

きちんと芯を持っていることを

だがこの言葉にも意味がある

だから今は聞くときである

 

 

 

 

「それではお話しします

そうですね…まずはどこから話しましょうか…」

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