『目印ですか??
とミサカは可愛く首をかしげて確認します』
『テメェら判別するためだ
なンでもいいから一人一人なにかつけとけ』
『分かりました、それでしたら今日一日
その目印をミサカの名前として
呼んでもらうことを提案します
とミサカは更なる判別方法を提示します』
『……勝手にしろ……』
と、これは一時間前の
研究所からお出掛けする前のお話
御坂 美琴のクローンである妹達は
双子以上に外見が一緒であり
施設内ならともかく、外に出るとなると
パッと見ただけでは一人一人判断することは難しい
そこで見た目で判断できる物を身に付けてもらい
判断できるようにと提案
そして現在、一方通行・芳川・妹達は
セブンスミストにいるのだが、
「ということで今日のミサカは
赤いリボンをしてますので「リボン」と呼んでください
とミサカは可愛いですか?可愛いですか??と
頭に付けているリボンを主張させます」
「ミサカはひまわりのブローチを付けてますので
「ひまわり」でお願いします
とミサカはさっそくクレープを見つけたので
心奪われながら目標に向かって移動します」
「四つ葉の「クローバー」のイヤリングはどうですか??
とミサカはクレープは苺たっぷり入っているのを
お願いしますと図々しく言います」
「それでしたらポイント稼ぎの為に
一方通行にコーヒーを買いに向かいます
とミサカは「雫のヘヤピン」を付けてますので
ミサカは「雫」とお呼びください」
「ちょっと抜け駆けは許しません!!
とミサカは「雪だるまの缶バッチ」を胸につけ
ダッシュで駆け抜けながら
ミサカは「スノー」なのでお知らせします」
「………………」
確かにこれで一人一人判別出来るが
こう自由に動き回れると
判断材料であるワンポイントが意味をなさない
「うろうろするんじゃねェよ、くそがァ…
一列に並べ赤・黄色・緑・青・白共」
「「「「「色で呼ばないで下さい!!!
とミサカは安易なネーミングに文句を言います!!」」」」」
勝手に行動していた妹達だが
一方通行のセンスのない呼び名に腹をたて
一斉に一方通行の方向を向いて叫んだ
「流石ミサカネットワークね
こんなにもぴったりに言えるなんて」
「ただうるせェだけだ……」
やはりこういう人混みにくるのは間違った
いや、出掛けること自体間違っていたのだろう
と考えてみてはしたがそういうわけにもいかない
時崎がいうようにずっと施設に監禁すれば
何かがあったと分かってしまうだろう
うまく実験ためだと誤魔化せたとしても
時崎がいない今、何かしらあったと感づくはずだ
それなら普段通りに外出させた上で
妹達を守ればいいと判断したのだが
(バレずにそれも五人も見張れッてか……クソがァ…)
幸先こんな風に勝手に行動されれば
「何かが」起こったときとっさに対応が出来ない
だからこそ多少不安感を与えてでも
施設内に閉じ込めておくべきだったと…
今からでも引き返そうと考えてはみたものの
すでに「クローバー」「ひまわり」が
芳川の手を引っ張り先へ進んでいる
「どうされたのですか深刻そうな表情をしてますが
とミサカ改めリボンは一方通行の腕をとり
先に向かった二人を追いかけるために引っ張ります」
「引ッ張るンじゃねェ!!」
「コーヒーを持っていては腕を取ることができません
とミサカ改め雫は目先のことばかりに気を取られ
こんな分かりやすいアピールがあったことに
なぜ気づかなかったのかと落胆します」
「こちらはまだ注文がきてません
とミサカ改めスノーは置いてかれていく状況に
不安を覚えて店員にスピードアップを要求します」
「昨日はあんな見栄力を張ったけど
御坂さん私を毛嫌いしてるし
そんな御坂さんに「クローンが20000人います」
なんていったら激怒するだろうし……」
時崎との約束
頼りにされることはとても嬉しいことだが
勢い言ってしまったため何をするのか
どうやって傷つけずに話すか考えてなかった
それどころかちょっかいを出しすぎたり
いいイメージはないので話を聞いてくれるか……
「………あれ??
あれって御坂さん…じゃないわね…
ということは妹達かしら??
それに第一位がいるようだけど…
…………いいこと思い付いたんだぞお☆」
そう言って食蜂はリモコンを取り出して
ニヤッと何か悪いことを考えているような表情で
いたずらにリモコンのボタンを押し始めた
「これなんてどうかしら??」
「これは可愛すぎます
とミサカ改めひまわりは
お姉さまの子供思考とは違いますといって
こちらの赤のワンピースはどうかと訪ねます」
「悪くないけど背伸びしすぎじゃないかしら
まぁ、私もセンスがある方じゃないけど」
「いえ、ミサカ達だけではあまり参考にならないので
こうして見てくださるだけでも嬉しいです
とミサカ改めひまわりは
この帽子はなんですかと聞きます」
「麦わら帽子ね
それこそさっきの赤のワンピースより
白いワンピースの方が似合うわよ」
まるで先輩と後輩の買い物をしているような
そんな楽し雰囲気で洋服を選んでいた
すでに洋服を選んだリボン、雫、スノーは
一方通行に見てもらうために試着室で着替えている
で、一方通行はというと
「……おい、まだかァ……」
「女の子の買い物は時間がかかるものです
とミサカ改めひまわりはもう少しだけ待ってくださいと
あなたに上目遣いでお願いしてみます」
ハァーとため息をつき
店の外にあるベンチに腰掛けた
手にはすでに買い込んだ買い物袋があり
それをベンチにおろし、重みがなくなったためか
またしてもハァーとため息をつく
しかしこうして団体で行動しているだけいい
目の届く範囲なら対処できるからだ
少なくともこんな場所で何かを仕掛けてくるバカは
「はぁーい、初めまして第一位」
「………なんだテメェ……」
何人もの人が一方通行の目の前を
なにも気にかけず自分の目的のために移動している
もちろんこんな一般人全員まで警戒するわけもなく
ただ妹達を待っているだけでよかったのたが
突然に一人の足が一方通行の前で止まり
その足の向かう先が一方通行へと方が変わった
足元しか見えなかった一方通行は何かと思い
その人物を見てみたのだが全く知らない女の子
しかしその言葉、声が、
目の前にいる本人とあっていない
まるで何者かに乗っ取られているようだ
「そう怒らないで欲しいんだぞお☆
私は第五位の心理掌握よ、よろしくね」
「で、その第五位が何しに来た??
まさか俺に勝負しようなン言わねえだろうな」
「いうわけないじゃない
ちょっとあなたと「お話し」したいだけよお☆」
「………話だと……」
そういって第五位と名乗る女の子は
ゆっくりとある方向へ指を指して
「お話ししたいことは…「妹達」についてなんだぞお☆」
お久しぶりです!!!
やっと終わりました♪いやー長かったーー♪♪
これで更新スピードアップ出来ます
待っててくれた皆様、お楽しみに♪