「しかしどうしましょうか…
流石に僕一人じゃ時間がかかりますし…
よし、こうしましょう」
なにか一人で悩み一人で解決した時崎は
ポケットから携帯を取り出して
誰かに電話をかけ始めた
すると数秒後、聞きなれた声が返事をする
「……機嫌が悪りィだ、下らねェことなら……」
「『動き出しました』」
「…おい、いまどこにいる」
「後でメールします
どうやら妹達の一人はこちらに
四人は研究所にいるみたいですから
研究所の方は「友達」に頼みますので
僕の所に来てくれませんか??」
アァ、と短く返事した相手は
直ぐ様電話を切ったようだ
そしてすぐに別の相手に電話をするようで
また携帯を弄っていると
「ちょっ、ちょっとアナタ!!!
今すぐ携帯を仕舞いなさい!!!!」
「どうしてですか??」
全く分かっていない表情をする時崎に対し
黒子は苛立ちを表しながら
「状況が分かりませんの!!?
目の前の警備ロボはもう発砲してもおかしくあ…」
その瞬間に爆発音が鳴り響いた
警備ロボは警告を無視した時崎に向けて発砲したのだ
その発砲音がした瞬間に黒子はいや、
そこにいた人達はみんな目をつぶるか視線を反らした
銃口は時崎の頭を狙っていたのだ
その結末がどんなことに………
「もしもし、いま電話大丈夫ですか??」
「もちろんですう☆
時崎さんからの電話ならどんなことでも
第一力に優先して電話に出ますう☆」
声が聞こえてきた……
確かに打たれたはずの人から声が…
ゆっくりと目を開けた黒子の目に写ったのは
額に銃弾が「
『未ダニ目標ガ動イテイルタメ
攻撃ヲ更ニ追加シマス』
迷いもなく警備ロボは攻撃を再開
放たれた銃弾がまた時崎の体に着弾する
しかし皮膚に触れた瞬間に銃弾は停止している
そんな状況のなか、平然に電話をする時崎
「いまテーマパークにいるんですが
もしかしたら操祈さんもいますか??」
「えっ、時崎さん同じ場所にいるんですか!!?
デート!!デートしてください時崎さん!!!!」
「いま、ここで悪さをしている人がいます
他の人を巻き込まないために
避難させて欲しいんですが、どうですか??」
「もう、そうやって誤魔化さなくても
時崎さんの頼みなら私は頑張るんだぞお☆」
「それではお願いします
くれぐれも無茶はしないで下さいね」
「は~い!!」
電話を切るのと同時に警備ロボが
放っていた銃弾が底をついたのか発砲が止まった
そしてそれまで撃っていた銃弾は
時崎に当たると同時に停止して地面に落ちていた
その数300発近く、足元が弾で埋め尽くされている
『高能力者ト判断シマス
現在持ッテイル装備デハ太刀打チ出来マセン』
「いやlevel0なんですけど、僕は」
そんな会話?をしていると
突如目の前に黒子が現れて
「何してますの??
いくら防御に長けていても貴方は一般人
ここは
「問題ありせん」
「問題あるなしではありません‼
仕方ありません…強制的にご退場願いますわ‼」
黒子が時崎の腕を握り
どういうわけか、能力は発動しているのに
この場から移動することが出来ない
(な、なんですのこれは!!?
能力が使えない!!いや、こうして演算は出来てます…
ということは、それ以外の「何か」が作用して……)
そんなことを考えていると
いつの間にか銃口が黒子の方を向いていた
すぐに瞬間移動を使おうとするが
さっきの不発と突然のことで演算がうまく出来ない
その間にも銃弾が放たれようとしていた
(お、お姉様……!!)
しかし、それよりも早くそれは阻止された
何がその銃器を切り裂き発砲を止めたのだ
切り裂いたもの、その軌跡を辿るとそこには、
「ナ、ナプキン……」
目に写ったのはさっき時崎に渡したナプキン
それは食事の時に口をぬぐったりするものであり
けして物を、ましてや金属を切るものではない
しかし黒子は目撃していたのだ、その軌跡を……
「僕は攻撃タイプではありせんが」
そういいながら時崎は振り抜いたナプキンを
また警備ロボに向けて振り抜いた
重力に負けて握っていた部分以外は倒れていたが
警備ロボが切られる刹那、
ナプキンは綺麗な長方形を保っていた
そして切り終えたナプキンはまた倒れこんだ
「仕方ありません」
切られた、真っ二つに切られた警備ロボは
両サイドに倒れ、そのあと動くことはなかった
時崎は手に持っていたナプキンをキレイに畳み
ポケットにねじ込んだあと黒子の方を向いて
「すみませんが皆さんを避難させてください
僕の友達にも避難を手伝ってもらってますので」
「あ、おなたは一体…何者ですの……」
「僕のことより避難を優先させてください」
「貴方も逃げてください‼
どういう理屈か分かりませんが
貴方を瞬間移動できません
すぐにでも逃げないと何があるか分かりませんわ!!」
「僕は友達を探さないといけません
それに大丈夫です、
僕を
「…………はぁ、言っても聞きませんわねこれは…
でも、危険だと思ったらすぐに逃げてくださいな
そのお友達も貴方に何かあったら悲しみますわ…」
そういいのそう言いお辞儀をした黒子は
瞬間移動でその場を離脱した
時崎は未だに銃声などが鳴り止まない方向を見て
「さて、どうしましょうか…」
と小さく呟き、足元にある銃弾を数個取り
それをナプキンの入っているポケットへ入れたあと
遠くから聞こえる銃声のなる方へと歩いていった
「なっがああああぁぁぁぁぁぁぁいいぃぃぃぃぃ!!!!!」
「五月蝿いですね、なんですか??」
絶叫のなか、御坂が周りに大量の電撃を放つ
あるものはベクトルを変え
あるものはこの世に無いもので防ぎ
あるものは電子の壁でそれを凌ぎ
あるものは電撃そのものを打ち消す
そして時崎は電撃を一時停止させた
周りには影響はなかったが
電撃を放った本人はまだ納得いかないようで
「あんたどれだけ話してるのよ!!!!??
周りを見てみなさいよ、夜よ!夜!!!」
「……………あっ」
「あっ、じゃないわよ!!!!
もう門限過ぎてるのよ‼
あぁ……絶対に寮監に怒られるわ…」
すっかりと夜になった河川敷は
いまやBBQの残り火と御坂の電撃の光だけが
この一帯を照らし出していた
「しかしどうしましょうか…
あと1/3話が残っていますけど」
「もういいだろうがァ…おい、第三位
結果は今てめェが見ている通りだァ」
「それはまぁ…第二絶対能力進化実験の主犯が
今となったらあんなに情けないわけだし」
「あぁ、なんだてめえ
喧嘩でも売っているのか!!?」
「てーとんは黙ってください」
時崎は容赦なく帝督の口に
どこから取り出したタバスコをねじ込んだ
辛さのあまりゴロゴロと地面を動き回る
そんな帝督を完全無視して
「仕方ありません、今日はお開きしましょう」
「やっと終わりましたか
とミサカはアクビをしながら
一方通行におんぶを要求します」
「ほら、インデックス帰るぞ」
「……眠いんだよ、とうま……」
「はっ??
いいからさっさと迎えに来なさい
このバカ面!あんたに拒否権はない!!!」
「全く超使えませんね浜面は」
「それでも頑張ってるよ、浜面は」
「滝壺には都合のいいことしか見えない訳ね」
「時崎さんはどうするんですかあ☆」
皆が片付け始めているなか
時崎はどういうわけだかボゥーとしている
そして何が閃いたように一方通行の方を見て
「いいことをおも」
「口を動かすなァ、てか喋るんじゃェ」
「なんですか、まだ喋ってもいませんよ」
「絶対に酷なことじゃねェ
いいか、いま言葉にしようとすることを出すな
それをいうと……」
しかし一方通行の話なんて
そんなことを聞く時崎ではない
「お泊まり会を開催します
そこで楽しくパジャマパーティーです
あっ、ちゃんと男女別々ですから問題ありません」
「喋るんじゃねェッて言ッただろうがあああぁぁ!!!」
お泊まり会、パジャマパーティー、
ここに決定いたしました。
なーーーーーがく、なりましたが
中途半端で一区切りさせてもらいます
てか、いつまでも笑いなしは
自分としてもキツイものがありました
なので今まで書きたかった
「level5がお泊まり会で親睦を深めたら」を書きます
そこでちょくちょく過去話は入りますが
基本は現代を書いていきます
これで、これで、時崎を
暴走させられるぜええええぇぇぇ!!!!!!
やっふううううぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!
すみません、やり過ぎました……
とにかくほのぼの系ギャグ、頑張ります。