「確かにココなんだよな……
間違っていたりは………」
「うっさいわね、さっさと入りなさいよ」
「まぁまぁ仕方ありませんよ、超浜面ですから」
「おい、前から思っていたがその「超浜面」って
どうい……いや、やっぱりいうな!!
ろくな返答がないだろう!!!!」
現在「アイテム」と雑用要員の浜面は
教えられた住所を頼りに来てみたのだが
明らかに高級マンションであるこの場所が
本当に指定場所とは到底思えない
とにかく今ならまだ間に合う
チャイムを押して扉の向こうから現れたのが
人格破綻者とか人身売買の怖い人とかが……
ピンポーーン!!
と、迷いなく滝壺がチャイムを押した
「ちょっと滝壺さーーーーん!!!
まだ心の準備が!!!」
「大丈夫、
だからココはゆうれいさんの家だよ」
「そういえば時崎だけは滝壺の
いや時崎のAIM拡散力場を
読み取れなかったんですよね」
「うん、それにゆうれいさんが
能力者の近くにいるとそのAIM拡散力場が
まるで霧に隠されているように分かりづらいの
こんなこと出来るのゆうれいさんしか知らない」
一度記憶したAIM拡散力場の持ち主を捕捉、
たとえ太陽系の外まで逃れても
居場所を探知できる能力なのだが
どうやら滝壺の能力でも時崎のAIM拡散力場を
捕捉することはできないようだ
加えて時崎の近く能力のAIM拡散場も消してしまう
「そ、それじゃ問題はないん………」
と、ほっと安心した浜面だが
不意に扉が開きその向こうから現れたのが
ゾンビのように扉を開けた上条だった
「いっ、いらっ……しゃ…い………」
「た、大将!!!!??
なんだよその右手は!!?
というか全体的にボロボロじゃねえか!!!」
浜面達が見たのは右手が包帯でぐるぐる巻きになり
さらに服は赤く染まりあちらこちら破け
そして今にも死にそうな表情で
「ここは…物が壊れない…から……
……すべてが…凶器と……………がぶっ」
「お、おい大将!!!!
ちょっ、ちょっとメチャクチャ怖いんだけどココ!!!」
上条のいうことはイマイチ分からないが
こんなにボロボロにされた上条を見て
とにかくココが危険な場所だということは分かった
絶対にろくなことがないと判断した浜面は
すぐに帰ろうと麦野達に提案をしようとするが
「おーーーい時崎!!
ちゃんとシャケ弁用意してるだろうな!!!」
「私はB級映画を超見たいんで
スクリーンとプロジェクターを用意してください!!!」
「とにかくサバ缶のフルコースが食べたいって訳よ!!」
「お前ら自由すぎだろう!!!!??
って、滝壺さんも入っていくんですか!!?」
倒れている上条を無視して麦野達は家に入っていく
入れ違いに廊下の奥から時崎が向かってくる
そして有無も言わさずに上条の腹を踏みつける
「グフッ!!!」
「大将!!!??」
「言ったはずですが「右手」で触るなって
一体いくつの電化製品を壊してくれたんですか??
とんまは払えるんですか、全額
「……む…無理です……
でも、あれは御坂や白井が…」
「女の子に責任を押し付けている時点でアウトです
小さなことをイジイジと考えるようでは
ましてや女の子が気にしてないことを
神経質にオーバーリアクションを取るような人は
もう全く女心を分かっていません
最後に言っておきますがこれ以上壊すなら
一時停止による右腕切断をして
機械仕掛けに改良してお返ししましょうか??
お主にお笑い目的とした仕様になります」
グサッと心に言葉の槍が刺さったようで
上条はその場に座り込んでしまった
で、どうやら心覚えがあったのか
浜面も頭を地面に接触させて凹んでいた
「時崎さ~~~ん!!!!
……え~と…なんですか、この人達は??」
「
ゴミに対してあまりにも可哀想です」
さらに凹みを増す二人
その姿をまるでゴミを見るように見てる食蜂操祈
体力のない食蜂にしては
少し大きめのバックを持っていた
「こんな人達は無視して中へどうぞ」
「時崎さん~私、今日は頑張りますから
ちゃんと見ていてほしいんだぞお☆」
「はい、皆さんと仲良くなれたらいいですね」
「そういう意味ではないんですけど…
まぁゆっくり攻略すればいいですねえ☆」
お邪魔しま~~す☆と
本当に上条と浜面を無視して部屋の中に
残された三人は、時崎は携帯を取り出して
「………もしもし、てーとんですか??
あと5分で来ないと部屋に入れませんので
早く片付けを終わらせて来てくださいね
……はい、無理ですか……なら来なくていいですよ」
と、人の話を聞かず、容赦なく電話を切る
時崎は地面に転がっている
邪魔にならないように廊下の端に寄せて
まるでゴミを一ヶ所に集めてゴミを回収してもらう
そんな日常的な感じで対処して部屋に戻った
「………時崎って、容赦ねぇよな……」
「………怖えぇ……時崎、恐ろしい………」
改めて時崎の恐ろしさを知り
そして結局指定時間に間に合わなかった
垣根と一緒に一時間以上外で待機させられた
ちなみに妹達や佐天・初春や打ち止めが来たが
どういうことか上条達がいるのに
気づいている様子もなく部屋に入った
まさかの時崎の
乗り移ったのかと思うぐらいに………
新訳11刊、良かった~~‼!!!
とんまとみーちゃんにそんな過去があったとは
まあ、ここでネタばらしみたいなことはしません
といってもみんな読んだでしょうけど(笑)
ようはこの過去話をこの小説に反映しません
というかまた新たにストーリーを考えるなんて
というより操祈は時崎Loveなので‼!!!