とある科学の一時停止   作:ガイドライン

42 / 84
王様ゲームと命令と一番目

「それでは王様ゲームをしようと思いますが

ただやるだけよりルールを決めたいと思います」

 

「変なルールならやらないわよ」

 

 

 

 

 

「大丈夫ですよみーちゃん

王様ゲームにおいて無理難題な命令をしないこと

実行出来る内容で命令を実行できないときは

強制的に次のゲームの「被害者」になってもらいます」

 

「…………マトモな提案ね……」

 

 

 

 

 

 

「そうですか??

どうしようかと悩んでいたんですが

命令を実行できないときは僕が考案した

飲んだら元気になるドリンク

「赤マムシ・ウコン・大葉・ハワイアンブルー(原液)・紫いも・ビターチョコのミックスジュース」

をイッキ飲みという提案が…」

 

 

「一生濃い霧の中で悩んで迷ってなさいよ‼!

ってか、よくそんな恐ろしいもの思い付いたわね‼!!!」

 

 

 

 

 

 

 

そうですかね??と不思議そうな表情をする

頭を抱えた御坂だが周りの皆も同じように

ため息や苦笑いなどをしている

 

 

 

 

「それではこれはてーとんに飲んでもらうことにして「ふざけんな!!なんで俺がそんなもんを…」黙って下さい「ゴフッ!!?」それでは早速割り箸を引いてください」

 

 

 

話に割り込んできた垣根の口に

特製ミックスジュースを流し込む時崎

垣根に対する容赦のない行動に

誰も口を開くことなくただ床で苦しんでいる

鍵の姿を見ても全員知らん顔で割り箸を引く

 

そう全員が悟っているのだ

「ここで助けようとするなら自分に被害が」と

幸い死ぬほどのものではない事と

「今までの行い」を考えれば助ける義理はない

 

 

ここにいる全員が何かしら垣根の被害にあっている

そうして確実に罰を与えられる時崎に任せる

これが暗黙の了解で決めたのだった

 

 

 

 

「では王様は誰ですか??」

 

 

 

「私ではありませんわ」

「初春はどう??」

「私でもないです」

「お姉様はどうですか??

とミサカはチッと舌打ちをしながら問いかけます」

「私も違うわ」

 

 

「私も違うわね

浜面あんた王様だったらその割り箸渡しなさい」

「何でだよ‼

俺だって命令したい事があってだな…」

「浜面が王様だと超不安です」

「浜面が王様の時は皆でもう一度割り箸を引いて

やり直すのが一番な訳よ」

「………よろしくね」

「唯一の癒しの滝壺まで!!?」

 

 

「私も違うんだよ‼」

「上条さんに王様が回ってくる事はありませんからね

………はぁ、不幸だぁ………」

 

「誰も名乗りをあげないなんて…」

「おい、まさか赤印の割り箸入れ忘れたのかァ??」

「あっ、僕ですね」

 

 

 

 

「「「「お前かよ!!!!!?」」」」

「さすが時崎さんです~☆」

 

 

 

 

 

時崎に飛び付こうとした食蜂を

黒子が食蜂に触れた瞬間に瞬間移動(テレポート)させ

倒れている冷蔵庫に抱きつくような形で激突した

勢いはそれほどなかったとはいえ

鼻を強くぶつけた食蜂の鼻は赤くなっており

笑顔であるがピクピクと頬を揺らしながら

バックからリモコンを取り出して

 

 

 

 

 

「白井さん、いい加減にしてもらわないと

貴女の頭の中をぐちゃぐちゃにかきみだして

一生トラウマを抱えた人生力を

プレゼントすることになるけどいいかしら☆」

 

 

「貴女が無闇に時崎さんに抱きつこうとするです

私は害虫(貴女)から時崎さんを守るためにやったこと

あまりしつこいようですとその体を

コンクリートに植え付けて差し上げますわ」

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴ!!という効果音が似合いそうな睨み合い

お互いにとんでもないことを言ってはいるが

そんなこと出来ないこともお互いに分かっている

そこに彼がいるからだろう、嫌われたくない

だとしても引けないものがある

……………ようは女の意地というものだろう

 

 

 

 

 

「………麦野、超参戦しなくていいんですか??」

 

「はぁ??

なに言ってるんだてめェは??」

 

 

「だって愛しのと」ビィーー

「い、い、いきなり攻撃とか死んじゃうって訳よ!!!!」

 

「あぁ、死ねやコラ

なに狂ったことを言いやがるんだ」

 

 

「麦野があんな顔するなんてな……」

「麦野の恋、応援する」

 

「よしてめェら……

ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」

 

 

 

 

あちらこちらで騒ぎだしたリビングで

はぁ~とため息をついた時崎は

床に手を付いて無表情であるその目に光を宿す

その瞬間に動き回っていた麦野達や

睨みあっていた黒子達や

それを見ていた一方通行達全員が止まった(停止)

 

 

 

「か、体が……」

 

「な、なんですかこれ!!!!??」

 

 

 

誰もが戸惑う中、一人だけ冷静に時崎に

鋭い目線で問いかける一方通行

 

 

 

「おい、何をしやがったてめェ??」

 

「そういえば皆さんが経験するのは初めてですか

僕の力は皆さんが知っているように一時停止(サスペンド)

こうして動きを止めることが本来の力ですが…」

 

 

 

 

すると背筋が寒くなった

いや違う、本当に寒さを感じているのだ

クーラーの効きすぎというわけではなく

まるで「冷凍庫」に入れられたような

急激な寒さで誰もが凍えている

 

 

そんな中、誰もが動けない状態なのに

たった一人だけ、異能を殺すことが出来る

その右手の持ち主である少年は

問答無用で、その右手で時崎の頭を叩いた

 

 

 

 

 

「なにやってるんだお前は‼」

 

「……やっぱりとんまには効きませんか……」

 

 

 

「俺は何をしているんだって聞いてるんだ時崎!!!」

 

「……特に何もしてませんよ……

それに()()は副作用なものなので

すぐに落ち着きますから問題ありません」

 

 

 

 

そう言って指をパッチンと鳴らすと

止まっていた時間は再び動きだし拘束が解けた

それと同時に冷えきっていた室内も元の温度に

誰もがホッとしているなか、一人まだ震えている

 

 

 

 

「なにしてンだてめェは??」

 

「……ウルセェ…トラウマなんだよ……くそが……」

 

 

「はぁ、なに言ってるンだ」

 

「とにかく俺に構うな!!!

……しばらくしたら元に戻る」

 

 

 

 

別に一方通行にとって

垣根がどうなろうとどうでもいい

ただコイツがらしくないことをしていたからだ

そして恐らくコイツにトラウマを与えたのは

 

 

 

 

(……コイツにトラウマを……

こんな奴でも第二位なんだぞ……

………一体何を植え付けやがったんだ…てめェは…)

 

 

 

 

 

その視線の先には御坂や上条達が

「いつもいつも度か過ぎるのよ‼」

「もっとやり方があるだろうが!!!」と

ガミガミと言われながらも平然と聞いている時崎

 

 

すると一方通行の視線に気づいたのか

話を終えて一方通行の元へ時崎は

 

 

 

 

 

「どうしたんですかあーくん??

僕が皆に取られて嫉妬しましたか??」

 

「相変わらず何をいってるだてめェ…

それよりゲームはどうするだァ??」

 

 

 

 

「………あーくんも興味あったんですね、意外です」

 

「命令出来るからな

確認するが無理難題じゃないなら何でもいいだよな」

 

 

 

 

「はい、そうですね」

 

「なら、「てめェの隠していること」について

洗いざらい話せと命令しても問題ないよな」

 

 

 

 

 

真剣な言葉、眼差しで時崎に問いかける

相変わらず無表情の時崎だが

 

 

 

 

「そうですね、問題ありませんね」

 

「そうか、なら……」

 

 

「でも、それはあーくんが」

 

 

 

 

真剣な言葉に、真剣な眼差しに

時崎もこたえるように一方通行に向かって

 

 

 

 

 

 

「赤印の割り箸を引いて、尚且つ

僕の番号を「見つけることが出来た」場合です」

 

 

 

 

それと同時に時崎は一方通行の目の前から消えた

何度も体験してあるがそれでも驚いてしまう

周りを見渡すとすでに時崎は

御坂達も元へ戻って普通に話していた

 

 

 

 

 

(……くそが……)

 

 

 

 

 

時崎の言葉になんの根拠もない

王様ゲームといえば運勝負である

だから絶対ということはないのだが

時崎がそれをいうと

どうしてか無理だと感じてしまう

 

 

かといって諦める一方通行ではないが

 

 

 

 

 

 

「それでは王様からの命令です

いま赤印を持った人はこれからの命令は

無理難題だろうが実力行使を許可します

そして、これと似た命令は以降は認められません

命令を実行出来ますか、はい、出来ます」

 

 

「「「「「ふざけるなアアアアアアァァァァァァ!!!!」」」」」

 

 

 

 

 

王様ゲーム、一番目が意外にお得。







ちょっと考えていました前回のお話
というか、てーとんが誰がヤられたか?という
スピンオフ的なものを書こうと思いましたが
スピンオフというより簡潔なものを書きます
では、どうぞ。




……………………………





「さっきのテレビ、第二位に当たってたけど…」

「そんなこと超どうでもいいですよ」



「どうでもいいって……
怖いもの知らずって訳よ」

「一方通行に向いているのをわざわざ私に
向ける必要なんてないことですし
テレビも壊れてませんので超心配なしです」





………………………



以上です!!!!!

……えっ、短すぎ?
アハハハ、気にしない!気にしない‼
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。